UniLink WebToAppバナー画像

長文の読み方

クリップ(6) コメント(1)
1/18 17:00
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

きのこの山

高1 岐阜県 名古屋大学経済学部(63)志望

高1です。英語の長文を読むときに、最近はスラッシュを入れて読むことをやっていて、ある程度模試でも長文は出来たのですが、英語の先生が[共通テストなどは量が多いため速読して、設問の近くだけ読んで答えるようにしていかないと余裕ありません]と言っていました。自分も今日速読して長文解いてみたのですが、[速読]に意識しすぎて文の要旨が掴めずボロボロでした。また、時間はいつもの倍かかってしまいました。それでも[速読]のやり方に変えて"慣れ"ていくべきでしょうか?

回答

回答者のプロフィール画像

reo

東北大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
英語の速読力アップや長文の読み方についてですね! まず共通テストに関してですが、確かに難易度は年々高くなりつつあり、速読力を意識した勉強を継続した上で試験に臨む必要があるのは確かです。しかし、問題に関しては全て読んだ上で回答するのがセオリーですし、部分的に読むのは本番の最終手段です。 私の話にはなりますが、共通テストの問題が全て読めるようになったのは高3の10月、全て理解した上で設問や回答に臨めるようになったのは直前期の12月でした。ですので、焦らず少しずつ力をつけていきましょう。 まず、英単語、熟語、文法の理解度が速読のためには直結します。 文章を読む中で扱われている単語や熟語は全て覚えていますか? 高校の授業で解説された文法は全て理解出来ていますか? これらに少しでも不安があるようであれば、早く読めるようにはなりません。 少しでも読みながら熟考する時間が発生してしまうようであれば、共通テストの全ての問題を読み切ることは出来ないでしょう。 ただし、必要となる単語や文法のレベルはかなり低いです。 少なくとも、一般受験を志す受験生にとってはつまずいてしまうレベルではありません。 英単語帳であればターゲット1200やシス単2章までを完璧にし、学校指定の文法書を覚えた上で共通テストの過去問や予想問題を計10回以上解いてみてください。恐らく、ほとんど読み切ることはできるようにはなるでしょう。またこの段階で、共通テストの慣れの部分をクリアしているはずです。
次に読解の技的な部分ですが、スラッシュを入れることを意識しながら読むのは悪手です。スラッシュを入れないと読みにくい場合、必要に応じて柔軟にスラッシュの有無を無意識レベルで判断できるようになれれば、それは非常に効果的な読解法になります。 私であれば、カンマがある文章や一文が長い文章にただ闇雲にスラッシュを入れるのではなく、文法・文構造的に要素が分かれる部分(長い主語や要素が多い目的語に当たる部分等)に必要に応じてスラッシュを入れます。読みやすくなるようであれば、カンマ部分等にも入れてはいました。 最後に、音読を強く勧めます。 ただダラダラと音読するのは無駄です。 一度読んだ文章、例えば学校の英語長文の授業で扱われた文章に、スラッシュや括弧を使って文の要素(主語、述語、目的語、補語、その他主節や従属節等)を明確にし、各段落の働きや知らなかった単語・熟語の意味をメモし、重要な文章にはマーカーを引き、 「その文章を読まなくても、メモ書きだけでもはや文章の大まかな流れが分かってしまう」くらいの書き込みを行い、習熟度の深いレベルまで落とし込んだ教材を用いて、頭をフル回転させ、一言一句全ての意味を取りこぼさない位の集中力で音読します。 そうすることで、なんとなく集中力を引き上げなくても良い部分と重要な部分が瞬間的に判断できる力がついてきますし、メリハリをつけた読み方が出来るようになり、英語をいちいち日本語に訳しながら読むのではなく英語を英語のまま理解する感覚が手に入ります。これが、速読にとっては1番の武器になります。 そして、たくさんの問題を扱った経験値と、単語帳等で鍛えた暗記を活用して挑むのが2次試験です。また、これが長文の読み方になるのです。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(1)

きのこの山
1/18 17:17
回答ありがとうございます。英語を英語のまま理解するために、スラッシュを入れなくても文構造が見抜けるようにしていきます!!!

よく一緒に読まれている人気の回答

長文の読み方
英語の速読力アップや長文の読み方についてですね! まず共通テストに関してですが、確かに難易度は年々高くなりつつあり、速読力を意識した勉強を継続した上で試験に臨む必要があるのは確かです。しかし、問題に関しては全て読んだ上で回答するのがセオリーですし、部分的に読むのは本番の最終手段です。 私の話にはなりますが、共通テストの問題が全て読めるようになったのは高3の10月、全て理解した上で設問や回答に臨めるようになったのは直前期の12月でした。ですので、焦らず少しずつ力をつけていきましょう。 まず、英単語、熟語、文法の理解度が速読のためには直結します。 文章を読む中で扱われている単語や熟語は全て覚えていますか? 高校の授業で解説された文法は全て理解出来ていますか? これらに少しでも不安があるようであれば、早く読めるようにはなりません。 少しでも読みながら熟考する時間が発生してしまうようであれば、共通テストの全ての問題を読み切ることは出来ないでしょう。 ただし、必要となる単語や文法のレベルはかなり低いです。 少なくとも、一般受験を志す受験生にとってはつまずいてしまうレベルではありません。 英単語帳であればターゲット1200やシス単2章までを完璧にし、学校指定の文法書を覚えた上で共通テストの過去問や予想問題を計10回以上解いてみてください。恐らく、ほとんど読み切ることはできるようにはなるでしょう。またこの段階で、共通テストの慣れの部分をクリアしているはずです。 次に読解の技的な部分ですが、スラッシュを入れることを意識しながら読むのは悪手です。スラッシュを入れないと読みにくい場合、必要に応じて柔軟にスラッシュの有無を無意識レベルで判断できるようになれれば、それは非常に効果的な読解法になります。 私であれば、カンマがある文章や一文が長い文章にただ闇雲にスラッシュを入れるのではなく、文法・文構造的に要素が分かれる部分(長い主語や要素が多い目的語に当たる部分等)に必要に応じてスラッシュを入れます。読みやすくなるようであれば、カンマ部分等にも入れてはいました。 最後に、音読を強く勧めます。 ただダラダラと音読するのは無駄です。 一度読んだ文章、例えば学校の英語長文の授業で扱われた文章に、スラッシュや括弧を使って文の要素(主語、述語、目的語、補語、その他主節や従属節等)を明確にし、各段落の働きや知らなかった単語・熟語の意味をメモし、重要な文章にはマーカーを引き、 「その文章を読まなくても、メモ書きだけでもはや文章の大まかな流れが分かってしまう」くらいの書き込みを行い、習熟度の深いレベルまで落とし込んだ教材を用いて、頭をフル回転させ、一言一句全ての意味を取りこぼさない位の集中力で音読します。 そうすることで、なんとなく集中力を引き上げなくても良い部分と重要な部分が瞬間的に判断できる力がついてきますし、メリハリをつけた読み方が出来るようになり、英語をいちいち日本語に訳しながら読むのではなく英語を英語のまま理解する感覚が手に入ります。これが、速読にとっては1番の武器になります。 そして、たくさんの問題を扱った経験値と、単語帳等で鍛えた暗記を活用して挑むのが2次試験です。また、これが長文の読み方になるのです。
東北大学文学部 reo
6
2
英語
英語カテゴリの画像
速読できない
難関大学を受験される方で同じような悩みを持っている方は多くいらっしゃいます。 原因としては二次試験で出題される長文は構造が複雑なものが多く、精読が必要になるため、その対策を中心に行なっているが故に共通テストレベルの簡単な英文を速読する力がつけられていないからです。 早稲田大学ですと共通テストレベルの長文と二次試験の長文の対策は別物として考えた方がいいでしょう。 共通テストを受験して高得点を取りたいのであれば、速読練習は基本的には必須となります。 速読練習のやり方ですが、まずは単語と文法を完璧にしてください。単語に関してはターゲットで十分ですので全ての単語を一瞬で意味が分かるレベルまで完成させてください。 その後は長文(センターの過去問や共通テスト模試)で音読を行ってください。 音読の方法は意味が頭で理解できるスピードで時間を測りながら行います。回数の目安は30回程度ですが繰り返すうちにタイムが伸びなくなると思います。そのタイムがあなたの最速タイムとなりますので、タイムが伸びなくなるまでが目安回数だと思ってください。 基本的にはこれを3ヶ月程度行えば共通テストレベルに関しては時間内で確実に解き切れるレベルの速読力は身に付きます。 最後になりますが、共通テストレベルの長文に解釈はほとんど必要ありません。複雑な構文は使用されておらず、単語と文法が身についていればほぼ正確に読み取れます。 そしてこの速読練習を行うことによって英文を読むスピードが早くなり、早稲田の二次試験でも全体的に長文を早く読むことができるようになり、重要な箇所に関しては精読するといった形で問題を解くことができるので、決して無駄な勉強方法ではないと思うので参考になりましたら是非実践してみてください。
大阪大学工学部 T.T
35
5
英語
英語カテゴリの画像
速読できない
共通テストの長文、意外と長くて最後の方時間が足りなくなりますよね。私もこの時期は結構ギリギリでしたが、勉強を続けて本番では満点を取ることができました。 まず、使用している参考書ですが今のままで十分だと思います。これらの参考書を繰り返し繰り返し解いたり覚えたりしてください。勉強の進め方ですが、長文に触れる頻度が少ないかなと思います。共通テストレベルの簡単な文章を出来れば毎日、少なくとも週に3回くらいは解くようにしてみましょう。駿台模試レベルの難しい文章は週1回くらいで大丈夫です。解いた長文は分からない単語や熟語、構文のチェックをした後、最低5回は音読してください。付属CDなどがあればシャドーイングやオーバーラッピングなどをおすすめします。この時に頭の中で和訳しながら読むようにしてください。そうすることで、読むスピードが格段にアップし、さらに意味を理解しながら読めるようになります。 長文を解く時のポイントですが、 ・先に設問を読んでから本文を読む ・設問ごとに本文を読む ・本文全体を読んでから問題を解く などの方法があると思います。これは人それぞれ合う合わないがあると思うので、実際に自分で試して1番合う方法を探してみてください。本番ギリギリになって解く方法を変えるのはだいぶリスキーなので、今のうちに確立させるようにしましょう。ちなみに私は、共通テストの場合、最初の短くて易しい文章は本文全体を読んでから一気に問題を解き、最後の方の難しくて長い文章は設問ごとに本文を読むようにしていました。 参考になれば幸いです。応援しています!頑張ってください!
大阪大学外国語学部 こりん
9
2
英語
英語カテゴリの画像
速読できるようになるには
こんにちは!早稲田社学2年の者です!少し長くなってしまいますが音読についてお話しさせていただきたいので是非目を通してみてください☺️ まず音読とは何故やるのでしょうか?それは「英文の意味を前から理解する」ためです!その練習に音読は最適なのです。 長文を速く読むためには英文を前からスラスラと読み理解しなければいけません。試験中に後ろから前に帰っていたりしたら時間が無くなってしまいます。その点で音読は長文を読む練習に最適なのです! 音読は正しい方法でやれば確実に英語の力が上がります。ですが残念なことに間違った方法でただがむしゃらに音読をしているがために成績が伸びない受験生が多くいるのも事実です💦では正しい音読の方法とはなんでしょうか?それを今から説明して行きます! 正しい音読とは ①読んでいる時に、文章の意味や構造を正しく把握していること。 ②できるだけ速く読むこと。 です。逆にこれらのどちらかを満たしていなければ間違った音読をやっているのかもしれません。順に考えていきましょう。 まず①に関して。たまに意味を理解していない単語や文章をひたすら声に出している人がいますがもちろんこれは全く意味がありません。なのでしっかり英文の意味を理解しながら音読をしましょう。理想は、読みながらそのスピードで意味や構文を同時に理解できることです。かといっても最初からそんなことできないよという人もいるでしょう。そんな人は、まずはじっくり黙読して意味や構文を把握した上でそれを思い出しながら音読をしましょう。英文をコピーしてそれに単語の意味や構文を書いてみるのがオススメです! 次に②に関して。 音読は処理速度を上げるという意味もあります。 少しずつ英語を読むスピードを上げる ↓ だんだんスピードに慣れていく ↓ 英語を理解するスピードが上がる このようなステップでやっていきましょう! かなり長くなってしまいましたが音読に関してはこんな感じです!分かりにくい部分があったらごめんなさい🙏後少し頑張ってください!第一志望に合格したら想像以上の景色が待ってます。応援してます😃
早稲田大学社会科学部 umeadi
575
20
英語
英語カテゴリの画像
長文を速く読めるようになりたい
よく勘違いしてる人が多いのですが、長文を速く読むために必要なのは 【多くの語彙力を身に付ける】 ことではなく 【既知の語彙力をいかに速く情報として取り入れるか】 です。 例えば、サッカーを考えてみてください。 【試合で活躍したい】 という大きな目標を達成したいとします。 この時どうすれば最短でこの目標を達成出来るか、を考えた時に大体の人はまず 【今できる技術の精度を一つ一つあげる】 その上で 【試合の中で習得した技術を応用する】 という方法を考えると思います。 英語を速く読むことも同じで、まずは 【センター試験レベルの単語、熟語を日本語を介さずに理解できるようにする】 その上で 【MARCH、早慶レベルの単語、熟語を習得しつつ長文を読む】 というのが1番手っ取り早いです。 ただ、最初から速く読めるわけがないので、徐々にスピードを上げていってください。 以上が質問に対する回答になります。 補足なのですが、先ほどのサッカーの例などのように僕が尊敬している先生は何事にもアナロジーを用いて理解を助けて下さってました。 今後何か困ったことがあったら一度頭の中で似た事象を探してみて、アナロジーを使ってみてください。
慶應義塾大学商学部 deijuau
55
1
英語
英語カテゴリの画像
現代文 読めていたのに読めなくなった
はじめまして。 とりあえず評論文についての説明をします。もし小説も色々聞きたいとなったら、メッセージかなんかでお話します。 「評論の問題が解ける」のには、①読める②解けるの2段階あると思ってます。連番さんは過去には解けていたとのことなので、②解ける段階に問題があるのかもしれないし、もしかすると①読める段階に問題があるのかもしれません。読んでみてから判断をしてみてほしいです。 ①読める について。 もちろんここで言いたいのは、本文を日本語として理解できるかだとか漢字が読めるかなどではありません。ここで大切なのは「論理構造」です。 まず知って欲しいこととして、作者には主張があります。その主張を伝えるためにその評論文を執筆しているはずです(もちろんこの世の全ての評論文が必ずしも主張があるとは言い切れませんが、少なくとも試験で扱うものはあります)。ここからが大切で、その主張をただ感情的にぶつけても、読者はなかなか理解してくれない。そうなった時に使われるのが「論理」です。「論理」によって筆者の主張は構造化され、解像度が上がり、より客観的な評価ができるようになります。 さて、その「論理」には大きく分けて3種類あります。反復と対比と因果です。 主張とは筆者の言いたいこと。人間言いたいことは何度も繰り返してしまいます。それは筆者も例外ではありません。文中で何度も繰り返します。それが反復です。しかしただ同じ文章をつらつらと連ねても読者には伝わりません。反復は表現、構造を変えて行われます。字面や接続詞をただ追っていても反復は見抜けず、筆者の主張には届きません。「この文章の内容は前の段落で言っていたことと同じことだな」と気付けることが大切です。 また、ただ同じ視点から主張を続けても説得力に欠けます。人間10人いれば10通りの立場・価値観があるので、主張の角度を変えないといけません。そこで便利なのが対比です。自分の考えや立場とは違う考えや立場を用意し比較させることで、絶対的な評価から相対的な評価に切り替え、自分の主張に正当性を帯びさせます。これは経験則ですが、大抵は二項対立です。 主張する際、そういう結論に至った経緯や理由を述べた方が理解がされやすいです。そこに因果は相性がいいです。「なぜそう思ったのか」「そう考えた結果どうなるのか」、これらを書き加えることで共感を与えやすくなります。因果には接続詞がポイントになりますが、ただ接続詞ばかり追えばいいという訳では無いので注意です。 以上3つの論理パターンを把握しながら文章を読み進めます。これを行って筆者が何を言いたいのか、どのように考えているのかを理解することが「読める」段階です。 連番さんも筆者の主張を論理的に読むことができていたのか確認してみてください。別にここまでしっかり明文化されている必要はなくて、感覚的にでも理解できていれば問題ないと思います。 ついでに説明しておくと、逆接には気をつけましょう。Yes,but方という論証方法が確立されているように、人間には逆接の後に大切なことを言いたくなる習性があります。なので、上で接続詞ばかり追っても内容は読めないとは言いましたが、逆接の接続詞には反応する癖をつけましょう。もちろん意味の無い逆接もあるので注意です。 また実践的なコツとして、記号化というものがあります。私が実際に運営やっていたものとしては、筆者の主張に線を引き、対比は記号をつけ、因果は矢印を引いてました。読みながらやることで、頭が整理されて読みやすくなるのはもちろん、問題を解くために戻って来た際に非常に分かりやすいです。記号化のやり方は自由(私のやり方を真似なくていいです)、あらかじめ自分のルールを作っておくことが大切です。演習の段階から癖をつけておけば、本番でも同じようにすることでルーティン化され焦りが緩和されます。試してみてください。 ②解ける について。 「読める」ようになったからと言って安心しては行けません。読んだ内容を伝える必要があります。そして問題に何が問われているか把握する必要もあります。 評論に問わず国語は「答えが1つにならない」とよく言われます。否定はしません。しかし試験科目である国語は、試験で扱う以上採点基準があります。それを満たしていなければ減点されるし、全て満たせば満点となります。現代文で点を取る時に重要となってくるのは、この採点基準を知ることです。 評論の設問はある程度パターン化できます。ここでは頻出の内容説明問題と理由説明問題の2つについて触れます。 まず内容説明問題。よくあるのが「傍線部はどういうことか説明せよ」です。「どういうことと言われてもわからん」と思うかもしれません(私が受験を始めた時もそうでした)が、もちろんここにも採点基準はありません。言い換えるならば、答えなくてはいけないポイントがあります。そのポイントを探すコツが実はあります。それは「その本文を読んだことがない人が読んでわからない箇所」です。これ意外と知らない人が多いです。例えば指示語。本文から切り抜かれた指示語なんて説明なしでは分かるわけがありません。あとは一般的な意味ではなく限定的あるいは独自的な意味で用いられている言葉(個人言語と言ったりもします)や比喩などです。見つけたら文章を内容に則って初見さんにも分かるように説明する、これが解答プロセスです。 次に理由説明問題。よくあるのが「傍線部のように言うのははなぜか」です。結論から言うと、この理由説明問題には「論理の飛躍」があります。逆に言うと「論理の飛躍」の無いものには理由の説明ができないです。例えば「リンゴは赤い」という文章に対して「なぜか説明しろ」と言われてもこれ以上何も言えません。しかし「リンゴは青い」と言われたら、意味が通りません。これを理解するには、「リンゴは〜であり、…であるので、青いと言える」という説明が本文にあれば意味は通ります(思い付きで書いたので具体例が出せませんでした)。これが「論理の飛躍」です。それを解答に盛り込むこと必要があります。 恐らく言われればわかるとは思うのですが、どのようにやればいいのかなかなか分からないと思います。そこで、何かしらの問題演習をするとは思うのですが、解答解説をじっくり読むことをオススメします。問題演習は解くことに意識が行きがちですが、知識が得られるあるいは自分のやり方に修正を入れられるのは解答解説を読んでいる瞬間です。特に本試や模試の過去問をおすすめします。本誌の解説は各予備校が、模試はその模試を主催している予備校あるいは企業がその名をかけて出版しているので、内容にかなり気合が入っています。したがってツッコミが入らないような問題なのはもちろん、解答解説がめちゃくちゃ充実しています(ただ赤本は別です あれは内容も薄いし間違いだらけです)。無難なのは大手予備校の出している過去問集でしょうか。 また実践的なコツとして、下書きすることもオススメします。別に解答欄に書く内容を丸々書くのではなく、ポイントや主述だけをまとめます。何を書くかよりもどの順番に書くかを整理するのに便利です。 長々と書きましたが、分からないことの多いと思います(理解力がないと言いたい訳ではなく、恐らく私の説明が不十分なので)。分からないこと、聞きたいことがあったらメッセージをください。できる範囲で答えたいと思います。 コロナで大変な1年だったとは思いますが、あと少しです。負けずに頑張ってください。応援してます。
京都大学農学部 31
59
9
現代文
現代文カテゴリの画像
早稲田合格のために英語でこれからやるべきこと
直接見ていないので、推測でのアドバイスになりますが、ご容赦ください。 ①②④⑦ →まず注意しなくてはいけないのは共通テストと早稲田の問題は全く異なることです。共通テストは所謂、情報処理の力(速読力とも言われるかもです)が必要とされますが、早稲田は読解の深さが求められていると思ってます。これは現代文も同じです。 そこから察するに恐らく、 共通テストのような情報が羅列してある文章は理解できるが、早稲田のような深い読解を必要とする問題が解けない →内容を完全に理解し切れてないのだと思います。 つまり、ちょっとキツイ言い方になりますが、英語に限らず読解力がネックになっているのではないかということです。故に意識すべきは速読力ではないと思われます。むしろ、丁寧に読む力です。 例えば、文構の文挿入は感覚でするのではなく、しっかり根拠があります。現代文の空欄に穴埋めする問題や並び替え問題と一緒で、指示語や接続詞など様々な部分を考慮して入れるものです。なので、現代文を読む時と同じように、英文を読んでみてください。 しかし、これは私の単なる推測に過ぎないので、おすすめの練習法・原因分析法としては、 ①まず、時間を気にせず過去問を解いてみる ② ・点が取れた場合→原因は速く読めないこと→過去問を何度も解き、問題傾向を掴むことや音読など ・点が取れない場合→原因は恐らく読解力なので英語に限らず丁寧に読む力をつける ※パス単準一までやっているとのことなので、語彙力不足の線は除外しています といった形で対応すると良いと思います。  ③ →残念ながら、優先順位をつけてやるしかないと思います。しかし、過去問を繰り返すことで点数が上がりやすいのは教育、商、文、文構の4つだと主観的には思ってます。特に商に関しては私も受験生時代に大体10年は解きました。最初は文の読みやすさの割に点を取れないので不思議だったのですが、何度もやって行くうちに点数がどんどん上がっていったので、やはり過去問ゲーの色が強いと思います。 ⑤ →英語を文章通り丁寧に読まなくてはならない時、解釈は軽視できませんのでやる価値はあるかと思います。というか、やってて分からないところが少しでもあるならばやる価値はある程度は存在すると思います。 また、商学部の問題には英文和訳が良く出ますが、点を取り切るには解釈の練習は有効だと思います。 ⑥ →単語選択問題は、 ①最初から意味だけで絞れるならそれで答える ②意味だけでは絞れない、又は知らない時に文脈から推測 という形で私は進めていました。 また、文構と商はパス単準一級で十分だと思います。 ⑦ → ・お勧め参考書に関しては、ぶっちゃけ特に強く勧めたい物はないです。強いていうなら早稲田の英語シリーズや、読解力を鍛えるためならば、現代文ではありますが、現代文読解力開発講座です。 ・意識すべきことは、 ①とにかく過去問を腐らずやり続けること ②複雑な英文は現代文だと思って取り掛かること の2つです。 以上長くなりましたが、読解力が原因のくだりなどは直接みていないので私の推測でしかありません。良いと思った所のみ取り入れてください。応援してます!あと日本史もちゃんとがんばってください!
早稲田大学商学部 やかやかさん
73
15
英語
英語カテゴリの画像
音読をしても内容が頭に入らない
はい、お応えします(・∀・) まずは音読というより黙読に関して話します。黙読は音読の効率を上げるために必要ですなことです。質問者さんは分からない構文などが出てきたところだけ読んでいるそうですが全体を黙読した方がよいです。 理由は黙読の後に音読をすると内容も比較的入りやすく、速く読めるからです。 最初から音読をして内容が入らないのは誰しも同じです。なので最初は黙読をしてその時点で内容を大体頭にいれます。黙読でも最初を理解するのは難しいです。なので最初はゆっくりで全然構いません。何度も何度も繰り返して黙読してください。 ある程度慣れてから音読に移ると非常にスムーズに読めて速度力も上がります。音読に移るタイミングですが黙読でスラスラ読めるくらいになったら移ると良いと思います。そうすれば音読にも支障は出ません。 黙読を何回かして段々読むスピードを速くするだけでも速度力はある程度上がります。他にも単語が覚えられたり結構効果はあるんです。もちろん音読した方が効果は大きいですが。 なのでぜひ黙読をじっくりやってみて下さい。 自分は黙読を大体どの文章も20回から30回してました。自分をそのくらいしないと音読するのがたどたどしくなってしまってました。実際に効果はでて速度力はつきました。でも結構時間がかかるので焦らずじっくりやってください。時間はまだまだあります。 音読のやり方については質問者のやり方がとても良いのでそのまま続けて頑張ってください!
早稲田大学社会科学部1年 KK
347
9
英語
英語カテゴリの画像
早稲田英語の参考書と進め方が知りたいです!
質問者様、お疲れ様です。早稲田大学社会科学部の一年生です(自分も世界史選択です。) 英語を武器にしたいとのことですが、仰る通り英語が出来なければ落ちる、英語が出来れば合格がみえてくるのが早慶入試です。そこで自分の経験を交えながら回答していきます。 覚えておいてほしいことは英語はやればやるほど伸びる科目です。さぼれ必然的に学力は落ちます。では一体何をやればいいのか。それは単語•熟語、文法、長文読解に帰結します。この三分野が三位一体となって能力を伸ばしていくのです。何当たり前なこと言ってんだと思われるかもしれませんが、実行できている人は少ないです。 単語•熟語:LEAPという単語帳を使っているそうですが、完璧な状態に仕上がっているのなら素晴らしいです。 厳しい事を良い申し訳ないのですが、本当にその単語帳の全ての英単語を見て、すぐ意味が言えますか?その状態に仕上がったら2冊目に入っても良いと思います。 ちなみに自分は高1から高2まではターゲットを使っており少なくとも30周はしたであろうと思われます。そして高3からはリンガメタリカという単語帳を使って同じく完璧に仕上げました。ここで重要なのは月に3回4回は一冊目の単語帳(自分であればターゲット、質問者様であればleap)も覚えているか総チェックすることです。 人間すぐに忘れます。意味をすぐに言えなかった単語には付箋をつけて後日隙間時間に付箋のところを開き意味を言えたら剥がすというチェック作業を繰り返していました。 熟語は自分は解体英熟語を使っていました。何を使うかは関係ありません。熟語帳は一冊で結構です。単語帳と同じ要領で意味をすぐに言えるまで何度も繰り返してください。 ここでポイント!長文問題の設問(特に穴埋め形式)では英熟語自体が分かれば解ける問題も多数あります。そのため日本語訳だけでなく日本語訳→英熟語という形でも言えることは重要です。 文法:まずはじめに問題演習形式の参考書はネクステ一冊だけで十分です。ましてやまだ高2の11月12月という時期に新たな文法問題集に手を出すのは早計です。というのもネクステは文法問題を幅広く扱った網羅的問題集です。 回答根拠を本当に全て言えますか?答えが自分で思いつくからって解説ページを読み飛ばしていませんか?じっくり解説ページと向き合い紹介されている熟語も覚えてみてください。 そこまで完璧であれば文法演習参考書は必要ありません。 しかし!! 文法概説書を読み込むことは長文読解力を上げる上でも重要です。文法概説書はおそらく学校でも買ったと思われますが、問題集ではなく解説書?(例えば、助動詞、仮定法、不定詞、動名詞などが解説されたもの)のことです。これはごく基礎的なことも含まれますが後半にはasの複数の意味であったり、様々な構文も解説されます。どんなものかわからなければ例えばクラウン総合英語という参考書を大きい書店でパラパラと見てみることをお勧めします。(クラウン総合英語は自分が読んでいたものです。)見てみて、もしお持ちでなければ買ってみてください。 使い方は章ごとにじっくり読み込んでいくだけ。例文も付いているので音読すること。こうした文法概説書を読むことで文法の本質的理解につながり文法問題が解けるだけもなく熟語や構文の知識向上に繋がります。 したがって英文解釈の参考書は必要ありません。 長文読解:多くの受験生が長文が読めないと嘆きます。自分もそうでした。しかし、長文とらは一文一文の集合。一文とは単語と熟語、そして調味料として構文•文法の集合です。 つまり、長文読解が出来ないということは単語、熟語、文法、構文が身についていないということなのです。 長文読解問題をどんどん解いていきたい気持ちは痛いほど分かります。でも、こうした単語、熟語、文法、構文が不足していれば解き進めることに意味はありません。むしろ時間の無駄です。基礎を疎かにしては何事も為し得ません。 学校でどんな長文を扱っているかはわかりませんが、教科書の長文だけでも十分です。文章を理解でき単語熟語構文も含めて納得したら繰り返し音読しましょう。それだけで長文には慣れます。 質問者様は新たな参考書に手を出そうとしていますが、今やっているもので本当に本当に十分です。中途半端になってしまってはいけません。各分野一冊一冊をどれだけ完璧に身につけられるかです。 英検は受けていないので、分かりかねます。申し訳ありません。 とにかく英単語、熟語、文法概説書。こうした基礎を春休み中までに他人の誰よりも完璧にすることです。長文問題を解きまくるよりよっぽど後々役に立ちます。 長文やりたい気持ちは本当に痛いほどわかるけれど、3年になったら過去問で嫌になる程解くことができます。 2年のうちに基礎を固める。長文問題集はやるとしても一冊で十分です。とにかく基礎。 入試でも最後は基礎力なんです。 想いを語るうちに長文になってしまいました。質問者様はすごい努力家だと思います。絶対夢を叶えられます。 健康睡眠に気をつけて一緒に頑張りましょう!! 最後の最後に一言。単語熟語文法概説書。やり込もう。
早稲田大学社会科学部 waseda
127
26
英語
英語カテゴリの画像
英文を英語のまま理解するには
受かる受験生と落ちる受験生の違いに関して やはり精度の問題は大きいかと思います。具体的に基礎的な参考書がある程度固まってないのに難関レベルの参考書をやったりして基礎が疎かなまま効率悪く難関レベルの参考書をやり時間を無駄にして落ちる人は多いと思います。 どの段階で成績が上がるかに関して 人によって全く違うと思います。私は単語熟語文法解釈の参考書に取り組むと同時に速単、速熟をずっと隙間時間に聴いていたのでそこで総合力が鍛えられたお陰か模試の度に偏差値が上がって行きました。 参考書に関して シス単鉄壁の2冊でも十分慶法に対応出来ると思いますが結局単語帳は同レベルなら乗ってる単語も殆ど被ってるので自分に合うもの、やり続けて苦にならないものはどんどん手を出して良いと思います。熟語帳も然りです。解体やれば自然と速熟の復習になるので合ってるものをやると良いかと。 文法問題集は私はビンテージ一冊でした。後は模試と過去問で分からなかったやつでビンテージに載ってないものは別に覚えました。 英文法語法1000は確かにやってた人多かったですが私はやってなくても慶法当日8割は取れたので必須ではないと思います。ネクステ全問解けるようにする方が優先度高いと思います。 基本はここだ!からいきなりポレポレはきついと思います。70か基礎100挟んだ方が良いと思います。100はポレポレより若干レベル低いぐらいですかね。 私は基礎100→ポレポレのルートでした。東進でポレポレに該当する授業も受けました。 英語が苦手なら基本はここだ!→基礎100あるいは70→ポレポレが基本かなと思います。 100と70はどちらかで良いしポレポレやるなら100はやらなくて良いかと。 長文に関して私は模試と過去問がメインで問題集はやってませんでした。 速単速熟速単上級を読み、ひたすら聴き、音読してたので長文問題集は必要なかったのかもしれません。 英語は私も苦手でした。 高2の夏偏差値40→センター同日6割 ここまでは基礎的な参考書しかやってません。ポレポレ、鉄壁、速単上級はまだ手を出してすらいませんでした。 センター同日6割→高2最後の模試慶法英語D判定 この時点でもまだ基礎的な参考書だけでした。 高2最後の模試慶法英語D判定→高3、6月マーク模試8割 基礎的な参考書を終え難関レベルの参考書に入ったばかりでマーク模試8割です。 こんな感じで成績上がって行きました。マーク模試で8割までは基礎的な参考書だけで行けるなって感じですかね。 私は爆上がりというよりは毎回の模試毎に順調に上がってく感じでした。 こんなんで参考になるか分かりませんが何か聞きたいことあったらコメントメッセージでどうぞ。
慶應義塾大学法学部 前右府殿
137
13
英語
英語カテゴリの画像