青チャートの学習内容が定着しないまま進めすぎた
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
あいうえお
高一です。数学の学習に青チャートを使用しています。
まだ一周目の途中ですが、学習を進めるにあたって、1周目はサラッとやって全体を見て、2週目から理解できるまでとにかく丁寧にというふうにやろうとは考えています。
しかし、進めることにこだわりすぎて、ある程度の定着がされてないまま進めすぎているのではないかと不安になっています。
今やってる単元からでも、最初に戻ってやり直すべきでしょうか?
回答
jaime
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
京都大学に通っているものです。
1年生のうちから受験を見据えて勉強しているのであれば、
不安があるのなら、
1番初めからやり直しても充分間に合うと思います。
自分も3年の夏に結局チャートを一周以上する計画を立てていたくらいです。
定着しているかどうかは、
いくつかご自身の勉強法があると思いますが、
自分はどうやって勉強をしていたかを軽く紹介します。
自分は解いた問題をまずは仕分けする作業をしていました。
〇→いつ聞かれても瞬時に解法と過程が思いつく問題
△→解けたけど、もっとスマートな解き方があった、苦戦した問題
☓→解けなかった問題
問題を解いたらまずこの3つのどれかを分類していました。
定着とは、
チャートの全ての問題が〇の問題に分類されるようになることを指すと自分は思います。
△や☓だった問題は、
翌日や3日後1週間後などに
定期的に見直しをして、
この問題は解くときには
こんなところでつまずいた
この解法が浮かばなかった
など解いたときのことやポイントは
克明に覚えていればいるほどいいです。
そうして何回も見直していくうちに
〇の問題と同等レベルに解けるようになってくると思います。
自分で定着したと感じたら〇をつけると良いと思います。
これで定着率を可視化することで、
漠然とした不安がなくなっていくと思います!
ここでさらに少しだけ踏み込んだ話をします。
自分の経験だと、
数学はそういったチャートなどの基本問題たちの複雑な組み合わせから応用問題はなっていると思います。
当然、入試当日にチャートと全く同じ問題など出ることはありません。
しかし、
終わったあとに解説を見てみると
全て自分の知っていた知識だった、
なんてことはよくあります。
つまり、
基本問題をおさえるフェーズ
とは別に、それらをうまく使う練習もしなくてはなりません。
その練習の一つとして、
自分なりに応用問題を分類してみるということを自分はしていました。
もちろん復習するために〇か☓かの分類はしますが、
それとは別に、
チャートのどの解き方を応用したものなのかをチャートにメモすると良いと思います。
例えば、
チャートの例題31の解き方で
東大の2020年の第3問が解けるのなら
(ほんとに適当な数字です)
チャートの例題31付近に
東大のその問題がこれの応用であることをメモします。
そうすることによって、
その基本問題は
どのようにひねられることが多いのか
を自分の経験として積むことができるので
似たような応用に対して適応できるようになっていきます。
これからたくさんの数学の問題を解いていくと思いますが、
それらの問題のすべてを吸収する気持ちで、
どんどん経験をためていくといいとおもいます。
本題からズレてしまってすみません。
勉強がんばってください!
コメント(1)
あいうえお
ご解答ありがとうございます!
定着とその先までお教え頂けてとても参考になりました。
○や△をつけていくやり方は表を作ったりして受け継ごうと思います
ありがとうございました!