何がなんでも東工大に受かりたい
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
あらき
現在高3の受験生です。志望校は東京工業大学理学院物理系です。塾もないような田舎の高校に在籍しています。
この前進研模試の結果が出たのですが、
数学 90点(200点満点)
英語85点(200点満点)
物理30点(100点満点)
化学40点(100点満点) という結果でした。判定は当然E判定です。このままでは絶対に受かる気がしません。
こんな僕でも残りの月日をどう過ごせばどのような勉強をすれば、可能性が見えてくるのかアドバイスをお願いしたいです。
回答
しがない物理学徒
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
正直のところ進研模試でその点だと、あと半年で合格するのはほぼ不可能だと思います。ただ浪人すれば良いとかそう言う問題ではなく根本的な学習方法に問題があるかもしれません。
一度これまでの学習を振り返ってみるのをおすすめします。具体的には、これまで1日に何時間この科目をやっていて、この分野はこれくらい出来るけど、この分野はこれくらい苦手だとか科目ごとの達成率を計算してみると得意な部分と苦手な部分がはっきりするので自分がするべき勉強内容が分かると思います。
科目別で対策を立ててみましょう。
英語に関しては、ターゲット1900レベルまでの基礎的な単語知識は全て覚えておきましょう。また、東工大では和訳など文法の理解力も求められるので、関係詞や分詞構文などは常識レベルに理解して日常的に正確に文章を読む力を身につけてる必要があるでしょう。また、長文では制限時間に対して文章量が多い年があるので早く文章を読めるような訓練が必要になります。
数学に関しては、各分野の定義を正しく理解し、定理や公式が自分の力で証明できるようになるまで学習する必要があります。また、各問題を解けるからそれでいいと終わらせず、他に解法はないかと手を動かす習慣をつけましょう。これらを繰り返すことで複数分野の融合問題が出ても見た目にビビることなく問題に挑戦できるようになると思います。
物理に関しては、まずは力学を徹底的に勉強してください。力学は物理法則の根幹にある分野です。運動方程式の意味を正しく理解できていないと電磁気学を勉強するのが辛くなるでしょう。高校範囲の熱力学はすぐに身につけられるので得点源です。落とさないように状態方程式や熱力学第一法則を自在に使えるようにしましょう。困ったらPV図から答えを導くのも良いでしょう。波動に関しては三角関数の扱いがうまく出来ないと理解できないと思います。しっかり復習しましょう。
化学に関しては、とにかく基礎固めをしましょう。私も進路志望を変えた影響で化学は半年も勉強できませんでしたが、まずは有機化学の基礎事項は全て抑えましょう。同じ問題を使って何度も復習するだけでも効果があると思います。そして、理論化学の基礎的な計算問題は物理と比較すれば圧倒的に簡単なので基礎問題は落とさないように訓練しておきましょう。無機化学も同様に基礎固めだけはしておきましょう。化学は基礎さえできれば共通テストで8割切らない科目なので、努力すればすぐに結果がついてくると思います。頑張ってください。
また、東工大は2次比率100%ですが630/900を割って足切り喰らっては意味無いので国語や社会にも少しは気にかける必要があるでしょう。
英語、物理、化学は予備校に頼ってたのでおすすめの教材がありませんが、数学に関しては東京出版の一対一対応の数学で問題を解きながら定義や定理を掘り下げていくのが1番近道だとは思います。ただし、一対一対応の問題は普通に入試でも標準からやや難問レベルなので合わないかも知れません。まずは、手元にある参考書なり教科書や問題集をできるようになりましょう。
それでは健闘を祈ります。
コメント(1)
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