単なる問題演習でも記述?
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
めいるん📚
京都大学医学部医学科志望の高2です。
1対1で演習を進めているのですが、解く際に記述をしていません。
裏紙などに計算をして、答えが合っていたら次へ進み、間違っていたら解説の読み込みをしています。
今のうちから記述を意識して問題演習を行った方が良いのでしょうか?
ちなみに1対1が終わり次第理系プラチカ、上級問題集、黄色本に入る予定です。
回答
ryu031ki
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
はじめまして!ご質問にお答えさせていただきます、東京大学理科一類の者です!
京都大学医学部志望ということので数学は全問記述ですよね。志望校が記述式の問題の場合は一般的には記述になれるために普段から練習していくべきではあります。
ただ、毎回毎回記述していては時間がかかってしまい、色々な問題に触れていきたい今の時期では焦ってしまいますよね。
そこで私が行っていた記述対策の勉強法をご紹介しますね!
まず第一に、余程直感的な解き方をしていない限りは記述を書くのには苦労しないはずです。苦労するとすれば、定理や独特の記述形式が定まっている場合です。例えば、「計算式は分かるのにこの定理の名前なんだっけ?」、「メネラウスだったか、チェバだったか?(現在の私です、情けない笑)」や独特の記述形式としては軌跡と領域の問題の最後の定型文(一方逆にこの領域内のすべての点はこれらの条件を満たす)等です。これらは覚えておくしかないので、そういうものは自分で洗い出して整理しておくと良いでしょう。
次になぜ記述形式に慣れておく必要があるのかといいますと、記述をすると圧倒的に時間が足りないためです。たいていの場合、大学入試の数学の問題は一題20分ですので、記述なしの計算用紙などでは最低15分以内に解き切れなければ間に合いません。なので私は普段問題を1題解く際は、ミニストップウォッチで15分設定して、それ以内に記述なしで解ききることを目標にしていました。
また、どの計算式や図、グラフを書くのかを常にイメージしながら普段から解くようにするとなおよいでしょう。参考書の解説などみる際は、どの計算式や図、グラフを書かれているのかを意識してみてみるといいと思います!
そのほかには、文字の定義や条件を忘れずに記載するなどが注意事項としてあるかと思います。
以上のようにすれば記述対策としては問題ないかと思います!
志望校の問題を解く際は本番をイメージして、時間を計って記述式で解いてみて、時間が足りなかったのならその要因を自己分析するべきです。
私は志望校以外の問題でも2週間に一度の頻度で、適当に6題参考書から選び、東大の解答用紙を印刷して、厳しめに一題15分の90分を時間制限として記述式テストを行ったりしていました。
各大学の記述用の解答用紙はネットなどで調べるとでてきますので、モチベーションアップのためにも有効な手段だと思いますので是非!
最後に、記述式のいい点は部分点が狙えるところです。なので模試の解説などを見る際は、どういった部分が書けていれば部分点がもらえるのかを意識して見ることで、解ききることができなくても数点をもぎとることができるようになると思います!
受験本番では数点が命取りですので頑張りましょう。
応援していますね!何か他に質問があれば何なりとおっしゃってください!
コメント(1)
めい📖
ご回答ありがとうございます!
私もたまにチェバとメネラウスの定理とで混乱します(笑)
ご回答者様がおっしゃるように、どのような情報や図といった材料を用いて記述をするのかを考えながら、日々取り組んでまいります。