成績がどんどん下がる
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12/21 22:36
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
あおい
高3 東京都 東京大学法学部(68)志望
こんにちは。東大文1志望の高三です。
もともと今年の1月に東大を目指すことを決めたので余裕で合格なんていうことは思い描いていなかったのですが、勉強をすればするほど成績が下がっていてメンタルがしんどいです。
5月の第1回河合共テ模試で57.6だった偏差値が模試を受ける度に2ずつ下がっています。
このまま勉強を続けていいのか、勉強において何かを大きく変えなければならないのかも分かりません。
もし似たような体験をされた方がいらっしゃったら克服の仕方や残りの数ヶ月をどのように過ごしたら良いかアドバイスをいただきたいです。
回答
あき
東京大学医学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
模試の偏差値は大切な指標ですが、模試はあくまで「現時点での到達度」を測るものであり、最終目標ではありません。この段階でやるべきことは、模試の結果を過剰に気にするのではなく、何ができて、何ができなかったのかを具体的に把握し、次に繋げる学習をすることです。
私自身も一時期、得意だった数学で悪い点数を連発してしまい、自信をなくして試験中に焦るようになり、その結果さらに点数が取れなくなるという負のスパイラルに陥ったことがあります。しかし、先生から「お前には実力がある。数回のテスト結果なんか気にせず、むしろできない分野が見つかってラッキーだと思え」と励まされてからは前向きに取り組めるようになり、気がつけば成績も回復していました。
このように、模試の成績は過度に気にしすぎる必要はありません。むしろ、結果を次に活かすための材料として活用することが重要です。以下に模試で悪い成績を取ってしまった際の適切な対応方法を記載しますので、参考にしてください。
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【 毎回の模試の成績を活かす考え方】
1. 偏差値の見方を再確認する
模試の偏差値は、あなたの学力そのものを完全に反映しているわけではありません。特に、模試の出題形式や難易度、受験者層の影響を受けるため、1回ごとの結果で一喜一憂する必要はありません。模試の偏差値を見る際は以下を意識しましょう:
・点数と得点率を重視する
偏差値ではなく、得点率に注目しましょう。特に共通テスト形式では、満点に対する得点率が安定しているかどうかを確認することが重要です。
・得意と苦手を把握するツール
模試は、「自分が得意な分野」と「改善が必要な分野」を見極めるツールです。たとえば、毎回安定して高得点が取れる科目・分野は「武器」として認識し、苦手な部分は「改善ポイント」として捉えましょう。
2. 模試を受けた後の行動が鍵
模試の結果をそのまま受け止めるのではなく、復習や分析を通じて次に繋げることが最重要です。模試を受けた後は、以下のステップを実践しましょう:
・正解した問題と不正解の問題を分ける
不正解の問題は、「知識不足」「ミス」「時間不足」など、原因を具体的に分類します。
・ 苦手分野の克服計画を立てる
苦手な分野をピックアップし、次の模試までに解決するための具体策を考えます。
・同じ形式の問題を繰り返し解く
模試で解けなかった問題に似た形式の問題を集中的に練習することで、次回の模試での改善が期待できます。
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【現在(12月下旬)の過ごし方】
残り1か月という状況では、共通テストの過去問や形式に完全に慣れることを優先しましょう。また、模試の結果から見えてきた弱点を克服することに集中します。
1. 得点源を安定させる
模試の結果を基に、得意な分野・科目をさらに伸ばす計画を立てましょう。特に共通テストでは、得点源となる科目があると、全体の点数が安定します。
例)英語リーディングで8割を目指す場合、問題形式ごとの解答スピードを上げる練習を行う。
2. 苦手分野を最低限まで引き上げる
苦手な科目や分野は、模試で失点が多かった箇所を優先的に復習します。ただし、この時期は闇雲に手を広げるのではなく、頻出分野や基礎的な部分に絞ることが大切です。
3. 時間配分の練習
共通テストでは時間配分が非常に重要です。模試で時間が足りなかった場合は、時間内に解く練習を繰り返しましょう。以下に例を記載しておきます:
・英語リーディング:読むスピードを上げる。
・数学ⅠA:計算問題で時間を節約し、大問に余裕を持たせる。
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【メンタルの保ち方】
成績が思うように伸びない時期は、誰でも不安や焦りを感じます。しかし、成績が下がる原因は「努力不足」ではなく、「適切な努力の方向を見失うこと」にある場合が多いです。以下を心がけて、気持ちを安定させながら学習を続けてください:
1. 偏差値は気にしすぎない
偏差値が多少下がっても、それは模試の性質や受験者層によるもので、実力そのものが落ちたわけではありません。「本番で必要な力を蓄えるための途中経過」と割り切りましょう。
2. 小さな成功体験を積む
1日の終わりに「今日覚えた単語」や「解けるようになった問題」を振り返り、小さな達成感を感じる時間を作りましょう。
3. 定期的に休む
集中力を維持するためには、適度な休憩も必要です。疲れた時は、散歩をしたり、ストレッチをしたりしてリフレッシュしましょう。
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模試の結果が思わしくなくても、それは「伸びしろがある」と捉えることが大切です。この12月下旬からは、共通テスト対策に注力しつつ、模試を分析して弱点克服に取り組みましょう。偏差値は絶対的な指標ではありませんので、あくまで自分の得意・苦手を見極め、効率的に勉強を進めることに集中してください。最後まで諦めずに頑張れば、必ず結果につながります!
あき
東京大学医学部
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プロフィール
すみません、回答に対する報酬があまりにも見合っていないため、ログアウトさせていただきます。 相談してくださった皆様申し訳ありません🙇♂️ 皆様の合格を心よりお祈りしております。
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メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)
あおい
12/23 19:40
丁寧な回答ありがとうございます。参考にしながら残り数ヶ月頑張ります‼︎