時間がないなかで効率よく勉強して成績を上げるには
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
みるく
吹奏楽部に所属している高2女子です。
所属している吹奏楽部はとてもブラックです。私の学校は進学校と言われているところですが、高校入ってから部活に打ち込みすぎていわゆる落ちこぼれになってしまいました。現在高2ですが、第一志望の富山大学薬学部薬学科は進研模試ではE判定を取ってしまいました…。
もともと吹奏楽をしたくて高校に行っている、という感覚だったので1年生のときは成績が悪くてもそこまで気にならなかったのですが、1年の冬あたりからどうしても薬学部薬学科に行きたいと思うようになり、勉強と部活の両立に悩んでいます。
部活は基本休みは月に1,2回あるかないかで平日も夜遅いです。また、私はメンタルが弱いと言われているのですが、部活で精神的につらくなって勉強が全く手につかない時もあります。でも吹奏楽は大好きなので部活も一生懸命やっていたいです。
できるときは2,3時間集中できるのですが、忙しかったり精神的にしんどかったりすると30分とか1時間の時もあるし全くやらない時もあります。この状況を変えて、現役で第一志望に合格したいです。
どうしていいのか分からず、不安で仕方ないです😭
読みづらい文章でごめんなさい🙇♂️
ちなみに現在の成績は、進研模試で3教科合計で偏差値59です
勉強の仕方や時間の作り方、精神面など、助言いただけると嬉しいです🙇♂️🙇♂️
回答
けんさん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
はじめまして。ご質問を読んだ上で、以下の3点について僕なりの考えを述べさせていただきます。
①効率の良い勉強法について
誰にでも合うような「絶対的」に効率の良い勉強法は存在しないと考えています。一方、あなたにとって適切な(いわば「相対的に」)効率の良い勉強法は必ず存在します。以下ではその一例について記しておきます。
・時間帯
人の体質というのは個人差があります。早朝に集中力が高まる方もいれば、朝早くは起きられず、むしろ夜のほうが集中できるという方もいます。
・教科のバランス
入試で使用する科目には個人差があります。基本的には配点割合が大きいものに時間を割くべきでしょう。しかし、得意・不得意にもまた個人差があります。
上記2点を関連付けて言えば、例えば、「数学は苦手だから集中できる朝早くに勉強しよう」とか、反対に、「英語は得意だからスタートダッシュとして朝早くに勉強しよう」と考えることもできます。考え方は無数にあって、どれを選択して実行するかは勉強する人次第ということになるでしょう。
②勉強時間について
勉強の効率を上げる・勉強の質を高めるためには、やはり、量をこなすという過程を避けては通れません。最初にしてほしいことは、「1日のうちに自分の時間がどれだけあるのかを計測してみる」ということです。僕の場合、通学時間と帰宅後の自由時間を「自分の時間」として計りました。「自分の時間」以上に自分の勉強をすることは(当然ですが)できません。
「24時間中の2時間」と聞くとなんだか少ないように思われるでしょうが、(例えば「自分の時間」が3時間だった場合)「3時間の2時間」では、それなりに勉強したと思えるのではないでしょうか。このように、勉強へのモチベーションを維持するという意味でも、まずは「自分の時間(勉強ができる最大の時間)」を知ることが大切です。
高校の3年間の中で、2年生というのは最も勉強に集中できない学年だと考えている方は多いと思います。1年生は「新たな環境で頑張ろう」という気持ちを抱くことが多いですし、3年生は受験を控えているので頑張らざるをえません。僕が強調したいのは、「2年生で勉強へのやる気が起こらないことは当然であり、それは全く悪いことではない」ということです。
自分のできる範囲で勉強量をこなし、自分にとって最適な勉強法を把握しましょう。
③部活動について
2年生は部活動では中心的役割を担う学年です。真剣に部活動に取り組む方ほど、部や仲間のことで頭がいっぱいになってしまうのは自然なことです(僕もそうでした)。
僕が高校時代に所属していた部活動の練習頻度は週6でした。みるくさんほどの練習頻度ではありませんが、勉強時間が容易に確保できたわけでないことはご理解いただけるかと思います。また、部長を務めておりましたので、心身ともにストレスはありました。それでも部活動が大好きで、とにかく頑張った記憶はあります。人間としても大きく成長できたと思います。
受験勉強との関連で最も大切なことは、「『私はこんなに頑張った』と胸を張って引退すること」です。そのためには部活に日々全力で取り組むべきだと考えます。僕はとある事情で周囲よりも長い期間部活動を継続しており、引退したのは高3の7月でした。「俺はこんなに頑張ったんだ」と胸を張って引退できたので、受験勉強への切り替えもスムーズにできました。その結果、秋のテストではクラス1位をとることができました。(具体的な勉強法等については、①で個人差があることを述べましたので、この回答上では省略させていただきます。)
②でも述べましたが、2年生の方が十分な勉強ができないことは当然であり、それは全く悪いことではありません。このような状況でも頑張ろうとするみるくさんのような方は、群を抜いて勉強への意識が高いと思います。それだけでも素晴らしいことだと思います。どうかご無理のない範囲で頑張ってください。応援しています。
以上です。
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