英文が急に読めなくなった
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
wuk
自分は、筑波大学人間学群障害科学類志望の高三です
最近、英語の長文が前に比べて全然読めないようになってしまったのですが、何か原因はあるのでしょうか
あるのなら、その原因と対策を教えていただきたいです
一応単語はシス単を毎日やっています
回答
keke
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
一橋経済学部の1年生です。
自分も同じ経験をしたので是非参考になればと思います。
自分は4月から受験勉強を初めて5割にも届かなかった英語は9月頃には9割に到達しました。しかし9月の終わりから過去問演習を始めた後、英語が全く読めなくなるという経験をしました。授業中配られる簡単な英文もスラスラと読めなくなり、正答率も6割ほどになってしまいました。
英語の先生にじっくりと相談に乗ってもらったり、自分で何故なのかをじっくりと考えたりしました。その時に出た原因を共有させていただければと思います。
①単語力
私は4月に購入した「パス単準1級」で受験まで乗り切りました。(2月に速読英単語やリンガメタリカも買いましたが音読、リスニング用として使いました)夏休みまでに八割程度の単語を完璧に覚えたつもりでした。しかし過去問演習が始まってから単語帳をやる時間が無くなり、確認すると抜けてる単語がかなりありました。そこで毎日単語帳をやるという対策をとることにしました。試験まで毎日単語は続けたものの、大きな改善に繋がったかと言われれば少し疑問が残ります。
また、単語は毎日やっているということなので単語が抜けて英語が読めなくなったのではないと思います。
②速読への意識の強さ
共テ演習や過去問演習が始まってくると否が応でも速読を意識せざるをえません。自分に合ったペースで読めてるうちは良いのですが、単語は覚えた!と思っているからこそ単語単語を追うだけなりがちです。その英文の単語が全部分かるからこそ、文章の意味を理解するというプロセスを通り越してその英文が読めるか読めないかという判断を頭の中でしているだけだと気がつきました。対策としては一日の音読の量を増やしました。ただ音読するだけではなく、文章を読みながらその意味を浮かび上がらせるという練習をひたすらしました。何度も何度も音読を繰り返すと、意味を理解できる自分の速読の限界を体で理解することが出来ます。自分はどのスピードで読むべきなのかを体に覚えさせました。
この音読は試験本番まで続けましたが、とても意味のある勉強法だと思います。
③読解力の不足
英文を読むことには現代文と同じく読解力が必要です。しかし英語→日本語というプロセスを重視するあまり英文全体を論理的に読むということを忘れがちです。現代文と同じように文章を論理的に読むことが出来れば、その文章が何を言いたいのかを理解することが出来ます。そこで超超オススメの参考書が「英文読解の着眼点」です。自分をスランプから救ってくれた本と言っても過言ではありません。知名度はないですが、ものすごくいい本です。自分はスランプになって過去問を一時中断して10月はこの参考書にじっくり取り組みました。先生と相談する中で、こういう参考書があったらいいないざという本を探し続け、そこでやっと見つけた本です。英文を論理的に読むプロセスを教えてくれます。難易度はとても高いと思います。が、この本をやりきったあとはスランプというものは完全になくなっていました。
1文1文を読むという段階から文章全体を読むという段階に進歩することができ、自分の英語のレベルが確実なものになったと実感することが出来ました。
スランプの原因は人それぞれです。英語の先生などにアドバイスを求めることも非常に意味のあることです。ただこれだけは言えるのですが、スランプを抜け出そうと必死にもがいて、あがくことは大変重要です。そこを抜けた時には新たな世界が広がっていると思います。
焦りや不安がどんどん増していくと思いますが、自分をじっくり見つめ直すチャンスです。頑張ってください!応援しています!
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