慶應で日本史8割を取るための勉強
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
KO
慶應商学部志望の高3です。
日本史選択なのですが勉強方法が確立していません。
今は実況中継を読んで通史しながら東進一問一答で通史範囲をアウトプットしています。
山川も実況中継を読んだ後に読んでいるのですが実況中継の方が制度システムなどが分かりやすく内容も結構深いところまで話してるので山川はたまに読んでるくらいです。
夏休み前半で通史を終えてそこから実力をつける100題や標準問題精講に移ろうと思っているのですが慶應の日本史は難しいので用語集も必要だと思います。
ただ用語集をどのように使えばいいのか分かりません。
8割を目指すには何回出題されたところまで覚えればいいのかや英語との比率も難しいです。
アドバイスお願いします。
回答
わらび餅
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
初めまして。2024年度入試で慶應商学部A方式に合格した者です。自己採点では日本史は8割を超えていました(合格者には得点開示がありませんが、他教科の自己採点などの点から正確だと思います)。
日本史の勉強方法についてということですが、以下の観点で書いていこうと思います。
○インプット
私は山川の教科書をひたすら読んでいました。実況中継に関しては使用したことがないのでコメントできず、申し訳ないです。教科書も読んでいるとのことなので、参考までに教科書の使い方について書こうと思います。
私は、主に国立二次試験の記述対策として本文の文章の理解に努めていましたが、用語に関しては分からないところが無くなるまで詰めました。本文下の欄外に書いてある用語(例:北野大茶湯など)も全て覚えました。覚え方としては、青ペン(チェックペンα)と赤シートを使って反復する感じです。夏休み前半で通史を終わらせる予定ということですが、実況中継だけでなく用語集も使っているのであれば良いペースだと思います。
○アウトプット
実力をつける100題は志望校の頻出分野を主に取り組みました。この参考書や標準問題精講は用語解答の出題が多く、アウトプットの練習になると思いますが、2個ともやるのは余裕がある場合で良いと思います。使い方としては、間違えた問題や勘で正解した問題をマークして反復するのが良いです。
用語集ですが、主観的な意見として、あまりやる必要はないと思います。理由としては、詳しすぎることが挙げられます。用語集での暗記は用語の解説も読む必要があり、負担が大きすぎます。さらに、覚える量を制限しようとしても一問一答のようにレベル分けがわかり易くなっているわけではないので、用語の暗記には不向きです。そして、慶商の日本史は基本用語も多く出題されるため、用語集にある用語を多く暗記しても無駄になってしまう可能性が高いです。用語集にしか載っていないマニアックな問題は多くの人が正答できません。そこで差をつけようとするのは効率的とは言えず、おすすめできません。
ただ、満点を目指すとかになってくると、用語集の暗記などの方法が視野に入ると思います。しかし、KOさんの言う8割を堅実に取れるようにして、他教科の得点力を上げたほうが効率が良いと思います。その分、一問一答で星1までの完全な暗記を優先することをおすすめします。実体験から、8割を目指すのであればこの勉強法で十分だと思うので、安心してください。
そして、語句記述の漢字が意外と書けないということがよくあります。実際過去問を解いていても、書けると思っていたものが書けなかったことは何回かありました。書けるか不安な用語は実際に書けるか積極的に試しましょう。過去問の印象として、大問の最後の語句記述は難しい用語は出ない印象です。基本用語の正確な記述を心がけることで得点力を上げられると思います。選択問題だったら出来たのに…みたい悔しい思いをすることはよくあるので注意です。
○過去問について
過去問は1月後半に開始しました。個人的には5年分くらい解いて傾向を掴むのが良いと思います。最新のものを避けた1年分の過去問は夏前に解いてみて、夏休みの学習方針を決めるのも良いと思います。
長くなってしまいましたが、参考になったら嬉しいです。質問などあれば遠慮なく。
頑張ってくださいね!応援しています!
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