夏休みの間の化学
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はく
夏休みが後10日ぐらいで終わるんですが、理論は終わりそうなんですが、無機と有機があまり出来なさそうなんですが、大丈夫でしょうか?
それとも基礎だけでもやっておくべきでしょうか?
回答
rockyyy
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初めまして。rockyyyと申します。僕も一時期は基礎工学部を志望していました。
結論としては、もちろん無機と有機はやっておいた方がいいに越したことはありません。しかし、理論をこの夏で終わらせただけでもだいぶ自信を持っていいと思います。これから無機と有機に手を出しても阪大基礎工学部の記述試験には十分に間に合うと思います。
なので、これからは、残った夏休みの期間で無機と有機を基礎だけでも理解しておくことを考えましょう。もしあまりできなくても大丈夫です。そして夏休みが終わったあとは、理論は基礎問題から応用問題までひたすら解いてやり直しをしていくと良いと思います。それと同時並行で無機と有機の勉強をしましょう。これから具体的にそれぞれどのような勉強をしていくと良いのか僕の個人的な意見を述べるのでよかったら参考にしてください!
無機
それぞれのイオンや物質の性質を覚えておくことが大前提です(反応やイオンの色など)。なので僕のお勧めとしては、教科書はもちろん資料集があれば資料集の内容をひたすら暗記することが良いと思います。資料集は無機分野において非常に重要なものなのでひたすら読み込みましょう。それである程度覚えることができたと自分で感じることができたら、無機の問題に手を出すと良いと思います。そこでまた新しく知ることがあると思うのでそれを忘れないようにノートに記したり、色をつけたりしましょう。定期的にそれを見直す習慣つけると忘れにくいです。
有機
反応や鏡像異性体、シス・トランス異性体などの基礎知識を覚えたと思えたら、有機は問題がたくさんあるので、ひたすら問題を解いてやり直しをすると良いと思います。有機は無機よりも問題をたくさん解くことが鍵であると思っています。有機は問題によって難易度の幅が広いので、様々な問題を経験しておくことで徐々に「あ、これはこのパターンの問題ね」と思えて解きやすくなってきます。それが有機においては非常に重要です。
また、阪大基礎工学部は、有機も無機も難易度の高い問題を出してくることが多いと思います。しかし、基礎知識や構造決定問題の解き方が身についていれば必ず解けるようになっているので大丈夫です。基礎知識は特に学習を怠らないようにしましょう。
以上になります。追記で阪大は理論の難問を出してくることが多いので、理論は徹底的に応用問題を解いておくといいと思います。受験応援しています!頑張ってください!!
コメント(1)
はく
すごく丁寧にありがとうございました、頑張りたいと思います。