勉強の仕方について
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3/25 11:47
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sea gull
高3 東京都 慶應義塾大学志望
単語を覚える時、長文を解釈する時などノートにひたすら書いて覚えるのは正直効率が悪いのでしょうか?
ある人には、ペンを持たずに声に出すだけの勉強が良いと言っていて正直どれがいいのか分かりません。
私は単語や文型をふるときに全部ノートにひたすら書いて今までやってきたのですが、正直点数に繋がってる気がしません。毎回こんなにノートに書いて勉強しているのにって思ってしまいます。文法の勉強においても、一文を丸々写し、訳を書いての繰り返しで頭に入ってきてはいますが、実際のところ英語の能力が上がっているのか不安です。
単語の勉強はこれ!文法はこれ!長文はこれとといったおすすめの勉強法があったら教えてください!
回答
ネギタコ焼き
慶應義塾大学文学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。
結論としては、学習内容によってペンを使うか使わないかを使い分けるべきです。それぞれ分野をどのように取り組めば、成果が出るのかを自分の経験を踏まえ、書いていきますね。
1、単語・熟語
これは、書いて覚えるのは非効率なので、見て声に出して暗記する方法に変えましょう。単語や熟語は、繰り返し暗記していくことによって定着していくものなので、書いて覚えるやり方だとどうしても繰り返す回数が減ってしまい、なかなか定着しません。
[単語・熟語の暗記法]
1000個の単語を覚えなければならないと仮定します。
①1000個の単語を100単語を1パートとして、10のパートに分ける
②1パート目を3日間、赤シートを使い、単語を見たらすぐに意味が答えられるようになることを目標に、繰り返し暗記
③3日間繰り返し暗記したら、2パート目も②と同様に暗記していく
④これを10パート目まで行う
⑤同じ要領で2周目、3周目に取り組む
ある程度慣れたら、1パート200単語にして取り組む
2、文法・語法
これも単語や熟語と同じく、書かずに取り組んだ方が効率が良いです。
[文法・語法問題集の取り組み方]
20章ある文法問題集に取り組むと仮定します。
①1パートを5章、4パートに分ける
②1パート目を1週間かけて、全ての問題に根拠をもって答えられるようになることを目標に、問題文→自分の答え→解答→解説の順序で目を動かし、取り組む
③これ以降は、単語と同じ要領で取り組み、定着させる
3、英文解釈
これは、書いて読んでの両方を使います。
[英文解釈書の取り組み方]
50題の例題がある解釈書に取り組むと仮定します。
→1日5題のペースで取り組む
①まず例文を文構造を書き込みなら、自力で和訳を書く
②答え合わせ
自分の和訳を導き出すまでのプロセスが正しかったかという視点で解説を読み、自分の和訳を修正する
③例文を文構造を意識しながら、音読
文構造がある程度見えるまで繰り返す
④最後まで取り組む
⑤2周目からは、文構造を意識しながら、口頭で訳していく
1周目に学んだプロセスをなぞるような意識で
⑥例文を前から読んで、文構造と和訳が浮かぶまで繰り返し音読と黙読
4、長文読解
これは、問題の答えを記入するときのみペンを使用。
[長文読解問題集の取り組み方]
①問題をいつも通りに解く
②答え合わせ
③解き方の復習
どこを根拠にして、正解までたどりついたのかを意識して復習。また、どの順序で問題を解くのが最も効率がよかったかを検証すると、次につながる。
④本文の復習
文構造を意識しながら、全文の意味を理解する。
次に、文構造と和訳が浮かぶまで繰り返し音読と黙読を行う。
⑤定期的に本文を音読や黙読をすることで復習する。
かなり長くなってしまいましたが、以上になります。英語学習で大切なのは、繰り返しと継続です。上記のことをやれば、早慶合格レベルに到達するはずです。頑張ってください!
慶應でお待ちしています!
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