参考書ルート
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難関大に受かる男
高2の九州大学医学部生命科学科志望の者です。偏差値は1年生の最後の進研模試で偏差値60です。現在、基礎問題精講の1Aを解き直しもいれながら進めています。最後の方の問題まできて間違えた問題も解けるようになってきたのですべて終わったら次の参考書に入りたいと考えています。そこで次に取り組んだ方が良い参考書と受験までの参考書ルートを教えてほしいです!よろしくお願いします!
回答
沙汰
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
次に取り組む参考書は、青チャートやfocusgoldなどの網羅系がいいでしょう。
理由としては、基礎問題精講ではカバーしている範囲が九大の水準からすると足りないからです。
取り組み方は、青チャートを例にとると、まず問題だけで解こうとしてみる、5分ぐらい時間がたっても、解き方のとっかかりすら見えない場合は、その問題に印をつけ、指針を見て解いてみる、それでも解けない場合は、答えを見てなぜその解き方なのか理解して次に進む。(場合によってはノートに書きだしてみる)
ここでポイントとして一つ、解法が理解できない場合は、誰かに解説してもらうのも一つの手ですが、それでも理解できないこともあるのでその場合は割り切って丸暗記すると効率的に勉強を進めることができるでしょう。
上記のサイクルが一単元終わったら、何も見ずに解けた問題以外の解き直しをしましょう。解けた問題は印を消して、解けなかった問題はそのことがわかる印(付箋でもわかれば何でも)をつけ、それが一単元終わったら、また解けなかった問題を解きなおします。これを解けない問題がなくなるまで続け、その単元を完璧にして、次の単元に進みます。
この時、二回目でも解けなかった問題の印はそのままにしておき、その参考書を完璧にしたときに、もう一度解き直しをして、完璧にします。
これを1A、2B、3とすれば、大体の問題の解法は頭に入っている状態になるでしょう。
自分はこの勉強法で高三の10月の河合進研模試の数学の偏差値が42(得点的には36/200)から九大に合格しました。
(自分の場合は、9月の終わりに上記のことが終わったので、解法を応用できるようになるまで少し時間がかかりました。そこからは学校の問題集がいろいろな大学の過去問だったので、それで解法を扱えるようになりました。)
上記のことが終わった後は、かなり時間がたっていると思うので、特に参考書などは買わずに、学校で配られる問題集と九大の理系数学25ヵ年という本があると思うので、それをこなしつつ、特に間違えた単元や、九大の傾向を把握し、頻出する単元などの復習をすると良いでしょう。
する参考書は少ないですが、やることは多く、さらに国立で二次試験では理科も入ってくるので、ほかにすることが膨大なので、そこにも時間を費やさなければならなくなるでしょう。
「質より量」といわれることもありますが、だらだら量をこなすのではなく、質を求める勉強することをお勧めします。(上記の勉強は量があるので)
一見時間はあるように思えますが、国立は私立よりもやることが多いので、高三の夏休みから逆転合格なんて夢は見れないので、このモチベーションを保って、頑張ってください。
学部が違うので会うことは少ないでしょうが、後輩が入学してくるのを楽しみにしてます。
コメント(4)
難関大に受かる男
回答ありがとうございます!
取り組むにあたって数学にどれくらいの時間をかけましたか?他の教科との時間配分も知りたいです!
沙汰
質問ありがとうございます!
数1A、2Bはあんまり気にしてなかったので、数3だけになるんですが、高3の夏休みあたりに終わらせて、1日の勉強の半分弱を占めていたので1日5時間くらいで、計200時間くらいですかね。
数3が特に難しかったのもあって時間かかった感じなので、合計500時間くらいあれば終わると思いますよ。
沙汰
1日の勉強時間は11時間くらいです。
沙汰
自分は高3の夏までに他の教科は数学より余裕があったので半分くらい当てることができました。
逆にそれまで数3を放置してたツケでやらなきゃならなかったって感じですね。