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no+比較級について

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5/28 22:43
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hung

高卒 大阪府 早稲田大学社会科学部(70)志望

とても困ってます! 比較級の範囲でno+比較級を勉強していまして、基礎100と呼ばれる参考書にはno+比較級→最上級と書かれています。(p158、79題目) 例)There is no better policy than honesty.(正直より良い策はない→正直は最善の策) しかし、スタディサプリ関先生の英文法ハイレベル(後編、p58)で 例)He is no more intelligent than a monkey.(彼は猿と同様に頭が悪い→彼は猿並みに頭が悪い。) と書かれており、頭がゴチャゴチャになってしまいました。 同じno+比較級でも前文はThere is 構文だから最上級で訳すことができ、後文がクジラ構文だから最上級で訳さないということでしょうか? わかる方助けて下さい!!

回答

ケイシス

早稲田大学創造理工学部

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前者のno 比較級は最上級ということは完全に忘れましょう。意味がないです。 私は関先生の講義を受けており、その講義ないでは2つの矢印に注目しろ!とのことでした。 (以下の説明は数年前にきいた私の記憶に残っている部分なので多少間違いがあるかもしれません。ご了承ください。) まず、1つ目の矢印はno→比較級の部分です。比較級の否定をしているので、この部分をその逆の意味で訳します。 例えばno moreであればmore(多い)の反対の意味なので少ないと訳します。 2つ目の矢印はno→c(補語)の部分です。 この部分の否定になります。 no→intelligent知識がないという感じです。 例文を訳すと He is no more intelligent than a monky. 「彼は知識がない、猿と差がないぐらいの」→「彼は猿と同じぐらいばかだ」 There is no better policy than honesty. 「真実より、策はよくない」→「真実は最善の策である」 2つ目の例文は格言のような感じなのでしょうか? 少しわかりにくいですがこんな感じです!

ケイシス

早稲田大学創造理工学部

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東進

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コメント(1)

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hung
5/28 23:19
疑問は残りますが、このような構文にこれから出会うことがあれば関先生の矢印2つで読んでみて、無理なら最上級で試すようにします。 ありがとうございました。

よく一緒に読まれている人気の回答

記述模試で点を落とす 英文和訳と説明問題の対策
あるぶるさん、こんにちは。 今回は英語の和訳問題、説明問題の大きく2つに分けて解説していければと思います。 ◎和訳問題 なぜいつも和訳で減点されてしまうのでしょうか。逆に、"減点されない"和訳とはなんでしょうか?まず初めに、"減点されない"和訳というのを説明したいと思います。 ★"減点されない"和訳 ①原文と違わない(構文把握、単語) ②原文なしで分かる(文脈) ③日本語として正しい ①、減点の多くはここです。構文がとれてなかった、単語の訳を間違えた、などなどキリがないです。単語を間違えれば当然減点されますし、構文も取れていなければ減点されます。 ②、単語、構文は分かっているのに点がこない。それは文脈がとれていないからです。試しに、次の一文を訳してみてください。 I don't like him because he is rich. どのように訳したでしょうか。 ・彼は金持ちなので私は彼が好きではない このように訳しましたか?これは正解です。ですがこのようにも訳せるのではないでしょうか。 ・彼が彼を好きなのは彼が金持ちだからではない これも正解です。これは所謂"否定の範囲"というやつですが、何が言いたいかというと文脈で英語の訳はいくらでも変化するということです。これだけでなく代名詞が何を指すのか、なども意識しなければ当然減点対象です。 ③、傍線部中に"black-and-white television"と出てきたらどう訳しますか?当然、"白黒テレビ"と訳すと思います。しかし英語を直訳すれは"黒白テレビ"のはずです。これが"日本語として正しい"ということです。 英語の訳に意訳、直訳などというものはなくて、すべては上の3点です。上の3点がクリアされていれば減点されることは絶対にありません。とくに②、③は以後気をつけてみてください。 ◎説明問題 説明問題については、回答作成の手順を解説したいと思います。 ★説明問題の回答作成手順 ①該当箇所の発見 ②字数調整 ③文末表現チェック ①、説明問題で点がこない大半はここが間違えています。説明問題の基本のキは該当箇所の発見です。どの模試の解説を読んでも、どの過去問を解いても、ほぼ必ず回答の根拠となる"該当箇所"があります。ここを外せば点はまず来ません。ですが心配することはありません。逆に言えば、該当箇所さえ発見してしまえばあとはそこをうまく訳すだけです。見つけた瞬間、"しめた!"と思ってください。 ②、多くの説明問題にはこんな条件がついているのではないでしょうか。"𓏸𓏸字以内で" "𓏸𓏸字程度で" これらの条件は、"ヒント"です。問題作成者がこのくらいかな、という目安をつけてくれているということです。これは該当箇所の発見に大きく役立ちます。また、"𓏸𓏸字以内"とは"-1割~ちょうど"、"𓏸𓏸字程度"とは"±1割"が一般的です。 ③、ここで減点されてはもったいない。 「~な理由はなぜか」ときたら「~だから。」と書かなければいけないし、「~とはどういうことか」ときたら「~ということ。/~こと。」と書かなければいけません。最後に必ず文末表現のチェックを行いましょう。 和訳、説明問題はこれさえ押さえれば必ず得点源になります。ぜひ今回紹介したことを頭に入れたうえで模試などの解き直しを再度してみてください。こうすればよいのか、というのが分かるはずです。 応援してます、頑張ってください。
一橋大学商学部 yoko
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比較の英文和訳
はじめまして! 比較はよくパターン化されて参考書とかに載っていますが、パターン丸暗記してもいざ実践してみると何が何だか分からないですよね。 私はこれといった参考書に出会わなかったので、私なりの理解のコツを紹介させていただこうと思います。 比較を抑えるコツは一旦文法を離れて状況を整理することです。もちろん文法を無視して読み進めていいという意味ではなく、状況を理解してから文法を元に構文を取って解釈していきます。 状況は具体的に①主体、②対象、③項目、④結果の4点で構成されます。詳細は以下に記述しますが、これはあくまで私個人の理解なのであまり鵜呑みにしすぎないでください(特に表現とか)。 まず①主体から。主体は注目されているものです。英文的にいうと主語に当たります。例文を上げると、 He is taller than me. (彼は私よりも背が高い) でいうHe(彼)です。 次に②対象ですが、比較対象のことです。比較という以上主体となにか別のものを比べています。その何かです。先の例文でいうme(私)です。 ここで注意なのが、主体と対象は概念的に近しいものということです。例えば、私(I, me)と言葉(word)は概念として全く異なるものなので比較されにくいです(状況によってはありうる)。 次に③項目です。項目は採点基準みたいなものです。 例えば先の例文だと、彼を私と比べている訳ですが、どういう点で比べているかということです。ここだと「背の高さ」になります。 先の「主体と対象が概念的に同じ」という説明ですが、より正確に言うと「同じ採点ができる」かどうかです。「彼」と「私」はどちらも「背の高さ」で採点できます。しかし「単語」は「背の高さ」で採点できません(単語という概念に身長はないですもんね)。 逆に言うと、全く異なる概念同士でも同じ採点ができるとしあと対象の関係になれます。例えば、 His face was more blue than sky. (彼の顔は空よりも青かった) という文において「彼の顔」と「空」は全く異なる概念ですが、「青さ」という採点ができるので主体と対象の関係になってます。 最後に④結果です。これは単純で、採点の結果です。 1番初めの例文でいう、「どちらが背が高かったのか」です。この文だと主体の「彼」の方が背が高かったので、「more tall→taller」となっています。もし私の方が背が高かったら「less tall」になっていたか主体と対象が入れ替わっていました。 以上4点でした。 例文では普通の比較級でしたが、同等比較級や最上級でも同じ考え方で理解できます。同等比較級だと④結果が「同じくらい」となります。最上級だと②対象が集団になります。 この4点を抑える癖をつければ、比較の英文和訳も迷わないかと思います。 もし意味が分からないとかもっと詳しく説明して欲しいとかあればコメントやメッセージください。 これから暑くなっていきますが、負けずに頑張ってください!
京都大学農学部 31
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英文解釈の和訳が理解出来ない
いくらお手本とは言え、言葉のかかり方や最後の「人間」という訳が不自然でひっかかりますね😅 和訳:学生は、自分が下した結論が、知的で誠実な他のどの学者が同じ事実に直面した場合でも、正しいと認めるものに確実になるように、客観的で公正でなければならない。 これならば理解できるでしょうか?? any+名詞は肯定文では どの〇〇も と訳すことが出来ると考えていいと思います。つまり、any other intelligent and honest scholarというのは、知的で誠実な他のどの学者も=知的で誠実な他の学者全員、というわけです。言葉のかかり方が厄介ですよね、、 訳が難しいのは当然で、決して質問者さんのが頭が悪いわけではないとおもいます(^^) 固い直訳で意味が通じにくいときは、頭を柔らかくしてその文のニュアンスを別の言葉で自由に表現するといいと思いますよ😄
九州大学文学部 るな
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河合模試終わりです人生最悪です
ひとまず、落ち着いてください。お気持ちは痛いほどよく分かります。我々も、「模試は解き直しが一番大事、点数や判定はあまり気にするな」ということを、しばしばお伝えしてしておりますが、これは確かに語弊のある言い方です。点数や判定に一喜一憂すること自体がダメなのではなくて、厳密には「点数や判定ばかり気にしてしまい、結果が返却されたときに点数や判定を確認して、それに一喜一憂するに終わるだけではいけない」という意味です。これは、「彼はポジティブだけど、自分はそうではないから」とか「彼女は根が明るいから模試が悪くても次へと進めるんだ」とかのような、個人個人の根本的な性癖の問題ではありません。確かに、本番で点を取らなければ意味がないという点では、模試はあくまで自分の学習の現状を知るための手段に過ぎません。とはいえ、その模試でより高い得点や判定を狙い、目標を立て、その準備をしてきているのは事実です。そうである以上、彼らとて、模試でうまくいかなければ悔しさで苦虫を噛み潰すような心持ちになるのは同じです。しかし、それでもその失敗と向き合うことができるのは、偏に、次のことについて、理屈的にであれ感覚的にであれよく理解しているからです。すなわち、失敗することそのものよりも、その失敗から学ばないことの方がよほど愚かなことであるということについてです。模試というのは、「模擬試験」という名の通り、本番試験の一種のリハーサルです。どんな番組、どんなステージだって、基本的に本番前には一度リハーサルをします。「本番では、いったいどんな(パフォーマンスに支障を来すような)問題が生じるだろうか」ということをなるべく正確に把握するためには、なるべく本番に近い環境下で同じことをやってみるということ以上に良い方法はないからです。だから、事前にリハーサルをして、そこで「これはだめだな」というような問題が見られた、あるいは十分に予見されるときにはそれを本番前に対処する必要があるわけです。これは受験でも同様です。受験では本番で合格点が取れなければ意味がありません。しかし、本番ではどんな問題が出るか分かりません。だから、本番でどんな問題が出ても対応できるように、得点を妨げる原因(つまり、失点原因)が何であるかを事前のリハーサルでなるべく把握しておいて、本番までに対処しておく必要があります。模試が役割をもつとすれば、主にこの点についてでしょう。なので、模試で失敗すること自体は愚かなことではありません。それよりもよほど愚かだと言わざるを得ないのは、その失敗から学ばず、本番でも同じような失敗で貴重な1点をどんどん犠牲にしてしまうことです。模試の得点や判定はもちろん気にします。それが最も簡潔に自分の学力とその位置を示す指標だからです。前回よりも点や判定が下がれば、単純にその指標値だけを見れば、その間に行っていた勉強は全く無に帰することになってしまいます。だから、得点が下がった、判定が下がったというときには、誰だって悔しいし、ときには無力な自分に怒髪が天を突くことさえあります。しかし、模試の結果がいくら良かろうと本番で点が取れなければ意味がないし、反対に模試の結果がいくら悪かろうと本番で点さえ取れればいい。ならば、本番での得点を妨げる失点原因が何かをその模試の結果から分析して、本番までにこれを克服しておくことの方が、得点や判定が高いということよりも遥かに価値があるはずです。このことをよく理解しているからこそ、復習ノートでも何でも作って、解けなかった問題や間違えた問題について、次同じ問題が出たときにはちゃんと解けるように、この場でしっかり理解しておこうという展望をもつのです。これはポジティブであると言えなくもないですが、決して楽観的ではありません。底にある、本番でもきっと同じような問題で同じようなミスをするだろうとの考えを見れば、むしろ悲観的な展望から生まれるものです。模試の復習等をしない人の方がよほど楽観的です。あるいは無鉄砲と言っても過言ではないでしょう。模試では失敗しても次がありますが、本番では失敗しても次はないからです。 さて、あなたはどうですか? 「どんなに頑張ってもこういう馬鹿な間違いでいつも80点台後半、90点以上には届きません」とありますが、試験時間の最後数分ほどを使って、自分の解答を読み返したり問題文と照らし合わせたりして、ケアレスミス等ないかどうか見直してますか? 「『こういう馬鹿な間違い』が次起こらないためにどうしたら良いかなぁ」と考えてますか? お考えになっているとしたら、それをどう実践していけば良いのでしょうね? 日本史以外でも、どういった原因で失点しているんでしょうかね? リスニングは何で聞き取れないんでしょうね? 単語の発音がわからないからでしょうか? それとも、普段の勉強が読んだり書いたりばかりで単に聞き慣れてないからでしょうか? 国語は143点ということですが、まだ点を伸ばせるとしたら、どの分野を伸ばす、あるいはどういったミスをなくすのが手っ取り早いでしょうね? 次、あるいは入試本番で同じような問題が出たらどうしますか? 同じような失敗で同じような点で呆気なく終わってしまうのでしょうか? それだけは嫌じゃないですか? 河合模試で終わったからといって人生が終わるわけじゃありません。もうちょっとだけ、この大失敗と向き合うことを頑張ってみましょうよ。
北海道大学法学部 たけなわ
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模試
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色々な相談
⑴そんなわけないです。我々にとっての日本語のように小さい頃から自然と身につけば話は別ですが、母国語でない言語を後天的に言語を身につけようとする時は体型的なルールを理解しないといけません。それが文法だと考えています。大人の脳で自然に喋って聞いていれば身につくなんてことはないんです。だからルールをしっかり覚えないといけないというわけです。 なので、長文がメインだから英文法は必要ないというのはハッキリ言って大嘘です。過去に回答したこともありますが、この時期に文法が身についてて、長文が苦手な受験生と文法があまり身についていないが長文は取れる受験生なら圧倒的に前者の方が成績の伸びが良いです。後者は伸び悩むパターンが多いです。 特に早稲田の問題は文法理解してないと、間違える問題が多いと体感的に思っています。記述問題もそうです。ちょっと塾の使い方を見直した方がいいのかもしれませんね。 ⑵質問者様が行く意味があると感じるのであれば行けばいいし、ないと感じるなら行かなければいいと思います。上手いこと言ってかわしてください。 ⑶音読の意味は、英語を英語として理解することが目的の1つにあるとただ予備の先生が仰っていました。 例えば、good morningと言われた時、頭の中で「おはよう」って頭に変換しないですよね?good morningはgood morningだと捉えられると思います。これは、good morningという言葉を何回も使っているからです。 しかし、arrogantって言われてもちょっと考えて「傲慢な」って意味が出てくると思います。これは、 arrogantをarrogantで処理できていないからです。なぜかというと、そんなに使う言葉じゃないからになります。 なのでarrogantをarrogantと認識できるように何回も喋って使ってみる。これが音読で得られる効果だと思います。(これ全部youtubeでただ予備の先生が仰ってたことです) 音読をする教材は何でもいいと思います。個人的には長文の問題集を解いて、答え合わせ・復習するタイミングでやるのが効率的だと思います。
早稲田大学商学部 やかやかさん
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不安
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書いてあるじゃん
 筆者の主張を判別するために意識すべき点についていくつか書こうと思います。 ①断定的な表現について  例えば、「勉強において有酸素運動がもたらす恩恵は大きい。」という文と、「勉強において有酸素運動がもたらす恩恵は大きいのである。」という文では、後者の方がより断定的な表現です。断定的な表現は、それだけその分の内容に強みを持たせる働きがあり、文章の書き手からすれば、自分が読者に伝えたい内容ほど、無意識にそれを強めるべく断定的な表現を使ってしまいます。私も実際、大学でレポート課題を何度も課されては書いてきましたが、最も伝えたい結論部分などは無意識に断定的な表現を使ってしまいます。なので、「~なのである」「~のである」「~なのだ」といった、断定的な表現があったら、筆者の主張はここではないかと疑ってみましょう。 ②接続詞について  例えば、(A)「朝食を食べることによって、外部からの刺激を受け、目が覚める」、(B)「一日三食をちゃんと食べることが健康維持には大事である」、(C)「咀嚼は一定のリズムで体を動かすリズム運動のうち最も手軽なもので、これにより、脳内にセロトニンが分泌され、目覚めも良くなり頭もすっきりする」という3つの文章があったとします。これだけでは、どの文も重要性においては同じで、このうち筆者が最も言いたいことは何かということは判別がつきません。しかし、この後に(D)「したがって、朝食は毎朝食べるべきである」と続いた場合はどうでしょうか。「したがって」という因果関係を表す接続詞があることによって、たちまち(A)、(B)、(C)はいずれも(D)を導くための布石に過ぎないことになります。実際の評論文では、例えば(A)という一つの根拠を書くためにも、具体例やさらに(A)自体を導くための根拠などを示し、一つあるいは複数の段落を丸々使って書かれることも多々あります。なので、その情報の重要度や文章全体における役割がなんであるかを意識して読まないと、長い文章に当たった時ほど筆者の主張を見落としやすくなります。これを防ぐために、文と文との間の接続詞に注目し、両者の関係、そして文章全体の構造に常に焦点を当てることを心がけましょう。このほかにも、「要するに」「つまり」など、それ以前の内容をまとめるはたらきの接続詞にも注意しましょう。長い文章ほど、筆者自身が所々で何を言いたいのかをまとめてくれることには大変ありがたく感じます。 ③逆接の接続詞には特に注意  以下の二つを比べてみましょう。 (a)「彼は秀才だが、運動はからきしだめだ。」 (b)「彼は運動はからきしだめだが、秀才だ。」 「彼は秀才だ」という情報と、「彼は運動はからきしだめだ」という情報の伝わる強度が、(a)では後者の方が強く、(b)では逆に前者の方が強く感じると思います。このように、読者にとって逆接の後の情報はそれより前の情報よりも強く伝わります。この性質を利用して、筆者は自分が伝えたい情報を逆接の後にもって来たり、「もちろん~である」と反対意見に譲歩したうえで、「しかし~」と逆接を使って自分の主張を強めたり(譲歩逆接構文)する工夫をします。なので、逆接の接続詞が来たら、その後に書かれている内容にはより一層の注意を払いましょう。  余談ですが、このように、情報に順序をつけることによって、その伝わる強度に違いをもたせる表現の技巧を、香西秀信さんは『レトリック探究法』内の「事実は『配列』されているか?」において、「順序のレトリック」と称して細かく説明されています。興味のある方は読んでみると面白いかもしれませんね。 ④本文の構造について(主に統括のしかた)  筆者の主張とその根拠が、「(主張)なぜなら、~(根拠)」と書かれるか、「(根拠)したがって~(主張)」と書かれるのかといった違いです。例えば一つの段落があった時に、段落の冒頭で主張が述べられる場合と、段落の末尾で主張が述べられる場合があります。どこに主張があるかで、さっきまで読んでいた内容が何の役割をもっているのかわからなくなる時があります。なので、その文章、その段落において、主張がどこに書かれているのか、すなわち、ひとつの大きな内容についてどこで統括が行われているのかを常に把握するよう努めることが、文章を読むに当たり重要になってきます。  以上の4点だけでも意識するだけでかなり変わると思います。これら以外にも、評論文を読むために意識すべきことはたくさんあります。上で挙げた点を含め、そのほかの点については、『現代文標準問題精講』(旺文社)に勝る参考書はないと思います。この参考書は、評論文の比重が圧倒的に重いですが、評論文を読むのが苦手だったり、評論文を読む力を極めたいという人には最強の参考書だと個人的には評価しています。私が受験生時代に使った参考書のうち、一番好きな参考書です。参考書を選ぶ際の参考にぜひ。  最後に、センスで点が取れる人は、幼少期から多くの本を読んでいたりして、その圧倒的な経験による慣れの産物なのか、無意識に重要な部分とそうでない部分が判別できてしまうという人がほとんどだと思います(私の周りではそうでした)。しかし、自分の中でちゃんと根拠をもって情報の重要度を判別できないと、自分がどのように文章を読んでいたのかが自分自身でわからないので、スランプに陥るなどしたときにそこからなかなか復帰できないことがしばしばです。そのため、センスに頼って問題を解くのは、それで満足に点が取れているうちはまだいいとしても、その実かなりのリスクを負っているとも言えます。なので、センスを磨くのではなく、実力を磨くことに重点を置くべきであると私は思います。
北海道大学法学部 たけなわ
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現代文
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5/1全統共通テスト模試
こんにちは!東北大学文学部のkitaです! お答えさせて頂きます! 国語が伸びにくいのには2パターンあると思います。 1.特定の分野(評論、小説、古文、漢文)ができない 2.模試などによって、評論が高くて古文が低い時もあれば、古文が高くて評論が低い時もある、など安定しない 1のパターンの場合は、当たり前ですがその分野を重点的にやりましょう。 ななさんのような悩みをお持ちの方の多くは、2のパターンだと思います。僕もその1人でした😅 (違ったらすみません🙇‍♂️。その時は、再度ご質問ください🙌) では、2のパターンの時どうするか、をお話させていただきます。以下では、共通テストを例に挙げさせていただますが、この考え方はどの難易度の問題でも通じると思っています。国語は、聞かれ方や聞かれる部分が学校の難易度が難しくなるにつれて、難しくなっていくと思っているので、文章自体の難易度はそこまで変わらないと考えています。これらを、参考にお読みください🙌 まずは、過去数回の共通テスト模試を分析してください。模試だけでなく、ご自身で解いた過去問や問題集など共通テスト型の問題も合わせて分析します。 そうすると、自分の苦手なパターンが分かると思います。 例えば、評論だとこの類いの話の時弱いな、とか、文章に使われている語句が難しい時弱いな、古文だと和歌があると弱い、などです。 そうすると、広い意味で1のパターンと同じようになります。ここまで来たら、やることは1のパターンと同じです。苦手なタイプの問題を解いたり、現代文単語なら現代文単語の参考書をやり、和歌なら和歌専用の参考書をやる感じです。 このときに、評論や小説は分野別にまとまっているわけではありません。 そういう際は、センターの過去問や教科書、ご自身のお持ちの参考書から似た系統の話を再度、解説を読み込んでみてください! 意外と、見えてくるものがありますよ😉 これは、共通テストだけでなく、ななさんの目指す早慶上智レベルの国語に関しても言えます。 少しでも参考になれたら嬉しいです! 最後に、ななさんの目標が達成されることをお祈りしています。 頑張ってください!!
東北大学文学部 kita
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阪大英作
こんにちは。 阪大の英作は難しいと言いますよね。 でも、実は難しそうに見えるだけです。 駿台文庫の「基本英作文3000選」や「英語構文基本300選」などを使って基本的な英作ができるようになれば大丈夫です。 薄い参考書なので、理解してかつ例文を覚えるぐらいまでやり込めば相当力がつくと思います。 基本的な英作ができるようになればあとは過去問だけで十分です。 阪大なら「阪大の英語20ヶ年」が出ていると思うのでそれを使うことをおすすめします。 阪大の英作において重要なことは、そのままの日本語を英語にしようとせずに「いかに英語にしやすい日本語に変えるか」、つまり日本語から日本語への解釈です。 例えば、過去に出ていた問題でいうならば「アリを踏み潰す」というものがありました。 これを直訳しようとすると難しいですが、結局のところアリを踏み潰すとはアリを殺すことであり、わざわざ直訳せずとも「アリを殺す」という表現で十分です。 このような日本語から日本語への変換がいかに上手くできるか、発想を柔軟にして書けるかが大切です。 他によく言われるものでいうと、常に人を主語にすることを考えずに無生物主語で書けというのもそうですね。 そんな発想を練習するにはやっぱり過去問が1番です。 阪大の英語20ヶ年を使えば文学部や外国語学部のものも含めてたくさん練習できます。 もし発想の練習だけしたいというのであれば、普段見かけるような文をどうやって英語にするかを考えて日本語を変換するだけで良い練習になりますよ。 特に現代文の文章なんかはかなり難しいです。笑 自由英作も同様です。 難しい英語は必要ありません。 「自分が自信を持って書ける範囲でいかに論理的に書くか」です。 内容は大きく外れたものでなければ何でも大丈夫です。 論理的破綻や飛躍がおきないように意識して発想の練習をしてください。 慣れれば80語なんて意外とあっという間です。 こちらも過去問だけではなく、普段の生活においてぱっと言われたお題に対してすぐに発想ができるように練習してください。 お題に対するテーマ発想に30秒、論理構成を含めて日本語で文を作るのに1分、 おおよそ2分ぐらいで日本語で作れたら余裕を持って書けると思います。 長くても4分程度でできるように練習してくださいね。 参考書ではなく勉強法になってしまいましたが参考になれば幸いです。
大阪大学人間科学部 りんご
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マーク模試
こんにちは! こうしんと申します! まずは基本的な現代文の勉強法を書いておきます。その次にこれをどうセンター試験に適応するのか説明しますね! 現代文の勉強法 現代文を解く解き方は、大きく分けて、内容で解く方法と、表現で解く方法があります。 内容で解く方法 現代文の内容を理解して解く方法で、現在のところ大多数派の考え方です。駿台では、関東を中心に広まっています。 現代文には多くの場合、対比を用いて説明していると言う特徴があります。その対比を見つけて理解すれば、問題の本質がその部分を突いているので、解答ができるという考え方です。 この方法は、考え方が自然でとっつきやすく勉強しやすい、また多くの問題に一つの考え方で対処できるという利点がありますが、一方で対比を見つけるのが難しい(先天的な国語力が大きく左右する)、解答を自力で組み上げる力がいるという欠点があります。 良くも悪くも得意な人向けな印象ですね。 表現で解く方法 現代文に散らばっている表現技法を理解して、重要な部分を素早く見つけようとする考え方です。駿台では関西中心に広まっています。 現代文を書く筆者さんは、読者になにかを伝えたいと言う思いで執筆しています。そのため、読者に自分の主張である重要部分を示す必要があります。その部分を強調しているのが、表現技法です。そのため、こちらが表現技法を理解して現代文を読めば、必ず重要部分がわかり、その部分を問いている問題にも対応できるという考え方です。 この方法は、表現技法を勉強するのと、それを見つけるやり方に慣れる必要があります。そのため、勉強に関しては少し難しいという欠点はありますが、一度習得すれば間違いなく現代文で高得点を取れます。僕はこちらの方法で勉強したのですが、国語が劇的に上がりました!個人的にはオススメです。 ・オススメ参考書 いずれの考え方も著名な先生がいらっしゃり、その先生の参考書を買って勉強するといいと思います! 内容で解く…駿台 霜先生 表現で解く…駿台 中野先生 ・現代文をとくコツ(表現重視) まず現代文の読み方ですが、即効性のある注意点として、「言い換え」「主張表明」「重要視」「問題提示」「断定」「対比」「譲歩」のある表現に注意してください! 例えば、 「言い換え」なら、つまり、言い換えれば、要するに、まとめると、という言葉をチェックです。 「主張表明」なら、〜と思う、〜と考える、〜と言える、〜ではないだろうか、という言葉をチェックです。 「重要視」なら、〜が重要だ、大事だ、大切だ、必要だ、という言葉をチェックです。 「問題提示」なら、〜だろうか?という問いと、答えはーである、という答えをセットにしてチェックです。 「断定」なら、〜だ、〜である、の言葉にチェックです。 「対比」は、日本語文の場合明示されることが少ないです。なので、文章中の内容を大まかで読み取り対比を探しましょう! 「譲歩」は譲歩→否定→主張の順で話が展開します。この主張部分チェックです。 チェックした文章が、筆者の主張を表しています。これらの主張が解答の根拠になってくるので、その内容に十分気をつけてください。(必ずしも理解する必要はありません) 次に、解答です。解答は大きく二つに分類されます!「何故か」と「どういうことを言っているのか」です。 前者は、「SがVするのは何故か」という形で問われるので、「Sは、Mだから、Vする」と考えて、Mの部分を探します。このMは主張である場合が多いです。何故なら、問題作成者が受験生に問いたいのは「筆者の主張は正しく読み取れているかどうか」ですから。また、Mの部分は主語がSであることが多く、少なくともSと関係する場所にあります。ここまでくれば、ほぼ絞り込まれているので、あとは探した主張を日本語に注意してMにぶち込んでやれば「SはMだから」という解答が完成します。 後者は、もっと単純で「SがVだ、というのはどういうことを言っているのか」という形で問われるので、SとVを本文中のチェックした部分から、より具体的な言い換え表現をチェックした部分から取ってくればオッケーです。 以上が解答の大まかな構成で、加えて追加要素を入れていきます。注意する点は、「指示語、代名詞」と「主語」と「比喩」です。これらを、本文中の具体的な内容に変換していきます。 こうして解答が完成します。必ずしも理解する必要はないと言ったのは、解答は代入作業で済んでしまうからです。なんとなく理解していれば大丈夫です。 以上のことを踏まえてセンター試験現代文を見ると、非常に上の勉強法に合った内容を問いていることが分かります。 というのは、選択肢がチェックした内容があるかどうか、間違ってはいないかどうかで答えが決まっているわけです! つまり、記述問題を解く過程でポイントになっているところが、センター試験では選択肢を絞るポイントになるのです! では基礎は上に述べた通りなので、次はセンター試験で通用する簡単なコツを。 これは簡単なことなのですが、各問題が解ける範囲が特定できるというものです。 具体的には、問題とそれに対応する傍線部があれば、次の問題の傍線部までの範囲が、その問題が解ける範囲です。 例えば、問い1で傍線部Aを聞いてきたとします。問い2はもちろん傍線部Bを問います。この時問い1を解くためには、傍線部Bまでの文章を読めば問い1は絶対に解ける、というものです。 これはセンター試験現代文に代々受け継がれてきた風習のようなものですね。だから、途中途中で解くことができるのでオススメです! この基礎+コツを使えば、点数上がります!演習してぜひ身につけてください!
京都大学理学部 こうしん
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追い込み
ネガティブな言葉でいいの?笑 気が抜けてるってこと?今 とりあえず。。 ・不合格はただの親不孝者 ・たかが勉強頑張れないのはダサい情けない ・のほほんとするなよ私は1日15-20題長文やってたぞ ・社会科満点はザラというか基本 ・勘違いしすぎ模試できたって過去問できなきゃ受かるわけないだろ冷静に ・センターだけ9割をきわめた先輩、過去問対策及ばずマーチすら不合格 ・もうすぐ2019年終わるけど過去問は8-9割はいってるよね?まあいってなきゃ落ちるだけなんだけど ・浪人したら稼げるはずだった生涯賃金1年分500万弱失う ・ご両親は今日も子どもが熱心に頑張っていると信じているのに、、、おまえ今日なにやってた? ・過ぎた時間は絶対に戻らない 、、、、、なんか回答者がすっきりしたな?笑 いつも言ってることをすこしオーバーに、そしてキツい口調で言ってみました💦 いかがでしょう...😶
慶應義塾大学文学部 bethanywillams
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