共通テスト対策の方法
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
きなこ
私は神戸大学経営学部志望の高3です。
先日共通テスト模試を受けました。文系科目は偏差値が58-62ですが理系科目が50にとどくか、とどかないか微妙くらいです。
共通テストで8割超えを目指してます。
ワークなどを1からやって勉強をしたほうがいいのか、共通テストやセンター試験の過去問を20年分ほど解いて傾向を掴んでから必要なものを解いていったほうがいいのか悩んでいます。ただ、新課程になるのでワークでしたほうがいいのかなとも思うのですが時間がないのでどうすればいいのか悩んでいます。
英単語、古典単語、文法はしっかり勉強しようと思っています。
どのように対策するのが1番効果的で効率よく点数がとれますか。
回答
ゆま
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!現在東北大学に通うものです。質問に回答させていただきます。少しでも参考になれば幸いです。
共通テストの対策ということですが、教科によって勉強法が全然違います。
まず、社会と理科です。社会と理科は教科書や参考書の内容をある程度完璧になるまで暗記したり演習したりします。どんな範囲のどんな内容が出るかは年によって様々なので、傾向というよりとにかく一問でも多く頭に入れておくことが大事です。共通テスト型の問題や共通テスト(あるいはセンター)の過去問はそんなに早くからやる必要はありません。ということで、過去問よりワークをやるべきだと思います。
※補足
質問に「1から」という記述がありましたが、それだと時間がかかりすぎるので、自分の頭にすでに入っているものは飛ばしていって大丈夫です。
※補足2
理科と情報は基礎のみですし、二次試験もなく、配点も低いので優先度は低いです。
そこまでガチで勉強しなくて大丈夫です。
次に国語と英語に関してです。古文単語や古文漢文の文法、英単語や英文法はもちろん大事なので勉強が必要ですが、演習の場数で点数があがる教科です。すなわち共通テスト型の予想問題や過去問をとにかく解きまくるほうが効率的です。ただ、国語も英語も根本は文章を読んで答えるというものですから、必ずしも共テ型でないといけないというわけではありません。文章題を解きまくってください。(その解きまくる文章題が共テ型の方が効率的ですよ!という意味です)
ただ、二次型の文章を読み、演習することで、自ずと国英の共通テストは解けるようになるというのも事実なので、そこらへんの塩梅は自分でいろいろ試してみてください。
国英は場数です。
最後に数学に関してです。
数学は二次試験と共通テストで問題の系統が大きく違います。ですから共通テストは共通テストの対策が必要になります。ただ神戸の経営ですと、二次試験にも数学がありますね。ですからとりあえずは青チャートのような二次試験にも共通テストにも対応できるような問題を完璧にしておくのに間違いないと思います。
(というのもおそらく数学の偏差値が50程度の場合ですと、もちろん基礎はある程度できているとは思いますが完璧とも言えないレベルだと思われますので上のように記述させていただきました。問題が解ける場合は上の記述は無視してオッケーです!!)
青チャートのような根底的に数学力をあげることが終われば、次は共テの演習をひたすらやりましょう。共テ型予想問題を解きまくって場数を踏みましょう。
ある程度数学力がついたあとは、完全に場数を踏んだもん勝ちです!!
※補足
共テ型の問題を解きすぎると、マークに慣れて記述できなくなります!!ですから注意が必要です。おすすめとしては、神戸の数学15ヶ年みたいな演習を先にしておいて、10月ごろから一気に共テ型演習にとりかかり、共テが終わった後に赤本をするというのがちょうどいいかと思います。
こんな感じの回答でよろしいでしょうか。
是非頑張ってください!!応援しております。
コメント(1)
きなこ
詳しく丁寧に書いていただきありがとうございました!!!参考にさせていただきます!