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東大の数学

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3/11 14:38
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

ns

高2 神奈川県 東京大学理科一類(68)志望

東大理一を目指している高二です。 数学について質問があります。 参考書は青チャート→一対一とやって今スタ演に取り組んでいるのですが、模試の成績が全統で64程度と全然上がりません。 このまま上がるのを信じて勉強を続けていくべきなのでしょうか?おすすめの勉強法や参考書、アドバイスなどいただきたいです。

回答

しろ

東京大学理科二類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。勉強お疲れ様です! 東京大学理科二類のしろです。 まず私は一浪で東大に入り、数学は正直苦手でしたが、1年でなんとか本番の数学の点数を31点から63点にあげ、模試でも安定して合格者平均点をキープすることが出来ました。それを踏まえてアドバイスを聞いて頂けると幸いです! まず、全統模試の数学の偏差値が64程ということは、青チャートと一対一の基礎が抜けてると思います。実際、全統模試の数学は標準問題が多く、時間は厳しいものの周りの東大受かって言った人は偏差値70以上は安定していました。そこで、まず先に進めて行くより、青チャートの問題が全て完璧に出来るようにした方がいいと思います。ここで、「完璧」とは、全ての例題を見た瞬間に解法が思い浮かび、その問題が何を問うているか、どのような問題に応用されうるか(exerciseや練習問題を確認)を全て出来るようにすることです。これが出来たら、数学の基礎が出来上がって全統模試偏差値70以上(駿台模試偏差値60以上)が安定していくと思います。 次に、この基礎が固まったら何をすべきかについてです。実際最近の東大数学は難化傾向が続いており、基礎力だけじゃ太刀打ちできない問題がいっぱいあります。私は、青チャートの完全習得を終えてから、「真解法への道」という参考書を完璧にしました。この参考書は個人的にとてもオススメで、ぱっと解放が思い浮かばない応用問題についてその解き方や考え方を詳しく説明されており、普通の参考書では省かれるような、作問者の頭の中や問題を解く時どのようにしたらその解法が思い浮かぶかが丁寧に書かれており、基礎レベルと入試レベルの橋渡しになりました。他にも、「上級問題精講」をやりました。実際先程述べた「真解法への道」は問題数が少なく演習量が足りないと思ったので、「上級問題精講」をやりました。多くの問題が載っており、解法への道で身につけた数学力を運用していくのにいい手段でオススメです。ここで注意点なのですが、これらの参考書をやるに当たっても、どのような考え方をしたらその解法にたどり着くかなどを全ての問題に対して合理的に説明できるようにすることによって数学力が身について来ると思います。また、青チャートの巻末にある総合問題も問題のレベルが高く問題演習におすすめです。 次に東大数学についてです。先程述べましたが、東大数学は難しくなっており、0完でも合格している理一生も何人か見てきました。でも、どの年度のセットを見ても確実に1問は青チャートレベルの問題の解法を組み合わせたら解法が思い浮かぶ問題が存在し、それをきっちり合わせることによって合格にぐっと近づきます。(計算は大変かもしれないが)このように、基礎の問題に対する考え方を洗練させることが難しい東大入試でも重要です。私も青チャートをやってる時は、こんな簡単な問題ばっかりして本当に役に立つのか?とずっと思っていましたが、それをこなした後は世界が変わったように、東大の過去問や模試の解放の思いつきのレベルが格段に上がりました。どの科目でも言えることですが、このようにまずは基礎を完璧にすることが大切です。
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コメント(1)

ns
3/14 6:47
回答ありがとうございます! ご指摘のとおり基礎の再確認をやろうと思います。 真解法への道は使ってみたいと思っていたので基礎がおわったらやってみようと思うのですがいつぐらいまでに真解法への道は終わらせるべきでしょうか?

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文系数学で高2のうちにやっておくべきこと
私も青チャートを使っていました! 基本的に、高2だろうと高3だろうと勉強法は変わりません。 青チャートが解ければ、他の問題は怖くありません。 以下、勉強の極意です。 1.まずは一通り例題を解き、公式の使いどころを覚える。(基本問題) →数学には解法パターンがあります。こういう問題が来たら、こういう方法で解く、というのが反射的にわかる、身につく、というところまでもっていきます。 この時、公式がわからない、理解できないときは教科書を開いて理解するようにしましょう。 2.例題の下にある問題を解く(標準問題) →わからなくてもすぐに答えなどみずに、10分は考えるようにしましょう。この時色々な公式や解法が頭に浮かべば、知識は身についている証拠です。 逆に標準問題で手も足も出ないなら、教科書に立ち返りましょう。 ここまでできれば、定期テストや模試である程度の得点は見込めます。(青チャートなら国立大やマーチレベル) 3.章末問題を解く(応用、発展問題) →数学を得点源にしたい人、難関国立大や早慶を狙う人は最終的に解けるようにしましょう。 このレベルだとさまざまな公式を合わせて使う、複合タイプの問題になります。 この問題をやるときは、「自分がどこまでわかっていて、どこからがわからないのか」をしっかり把握するようにしてください。復習するときはできないところの例題などを見返し、できるようにしましょう。 これが解ければ模試の大問もほぼ完投できます。 このように、大事なことはとにかく、 理論を理解する ことです。 闇雲にやって量をこなすのではなく、丁寧に時間をかけて勉強してください。
名古屋大学工学部 けろちゃん
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文系数学
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応用問題を解けるようになるには
各大問の最後の問題は大抵それまでの小問をうまく利用すれば解けます。例えば、整数問題などで最初に具体的な数値を求めたりさせることがありますが、あれは実験によって何かしらの法則を見つけさせることが目的であることも多いです。小問が何のために設置されているか意識的に考えてみるのも良いと思います。 逆に完答できたのはなぜか、どういう思考をしたのかを研究するのも良いと思います。 また、問題量をこなすようになれば、自然と問題の解法が浮かんだりもしますので、焦らず演習を積んでください。以下おすすめの問題集です。 新数学演習 難易度高め。入試問題の難〜最難レベルを扱っています。問題量も多めですので演習量を積むにも良いです。 大学への数学 東京出版の月刊本。巻末の学力コンテストの難易度は凄まじいですが、挑戦してみるのもいいかもしれません。また、大数模試(スタンダードコースか最難関コースのいずれか)が掲載されており、最難関コースは難易度も適切で制限時間も設定されているので、模試を解く感覚でやってみてください。 青本 東京大学へのパスポート(駿台文庫)という東大実戦の問題集があります。同じようなものが河合塾からも出ています。 過去問 東大の数学50ケ年(聖文出版)などがあります。コロナ禍で倒産したので、Amazon等のみで入手できる可能性があります。50年分、前期と後期の分が掲載されています。解答はありますが、解説は付いていないのでわからないところは先生等に聞くといいかもしれません。 参考になりましたでしょうか? 模試で解けなかった問題は解説を見て、応用可能なポイントを理解するように心がけてください。また、普段は、難易度の高い問題を何日かかけて考えてみたり、他の解法を色々思い浮かべてみたりしても良いと思います。
京都大学医学部 Yu
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理系数学
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数3の基礎問題精講と網羅系問題集について
受験勉強お疲れ様です。 結論から述べると、目的と段階によりますが、基礎問題精講と1対1シリーズの2冊で、基礎から標準レベルの、数学Ⅲの一通りの解法パターンは習得できる(※ただ基礎問題精講だけでは解法パターンは網羅できていないかな)と思いますし、一旦まず数Ⅲを一通り学習するというのであればそれで十分ですが、東工大を目指す上では別の観点から、多少馬力不足な気がします。また数Ⅲを学習する際は、数Ⅲの性格をよく知った上でやるのが効率も良いですし、得策かと思われます。僕の受験体験から数Ⅲに関して2点特徴を挙げます。 1点目、入試問題の数Ⅲは、おおよそ、傍用問題集に乗るような基礎的標準的な問題から、誰も完答できないような難問奇問まで多岐に渡ります。数1A2Bの場合には難問奇問はあまり出ません。ですが、最難関大を狙う学生たちはやはりレベルが高いため、難度の高い問題(過去問で言うレベルCやD)でも部分点ぐらいは狙ってきます。ですので、標準問題を反復するだけでは足りません(もちろん標準問題の反復は大事ですが)。もしAkiさんが一通り数Ⅲの標準問題を解けるようになったのなら、少し難度の高い問題や思考が必要な問題にも触れる必要があります。 2点目、数Ⅲは1A2Bに比べて計算量が著しく多いです。特に東工大は工業大学であるがゆえ、数Ⅲの出題では極限と微積が大部分を占めており、計算量も日本のどの大学に比べても類を見ないほどです。その一方で、基礎問題精講や1対1、チャートなどは解法パターンを習得することに主眼を置いているため本物の入試数学(特に東工大の数学)とは少々趣が異なります。つまり計算は軽めです。 以上2点からアドバイスを述べますと、基礎問題精講と1対1で解法パターンの習得は十分です。チャート式などに手を出す必要はあまりないと思われます。それよりかは、東工大レベルの息の長い計算力と思考力を少しでも鍛えるためにも、上記2冊で解法パターンの習得が済んだのならば少し上のレベルの問題を解く方が良いです。おすすめとしては、それこそ東工大の過去問に触れてみるのが一番手っ取り早いです。もちろん受験生の身としては過去問は残しておきたいのも分かりますが、結局は過去問は直近の5〜10年ぐらいをやれば十分ですので、直近10年だけ残しておいてそれより前の過去問を問題集のように解くのが得策です。他には上級問題精講・やさしい理系数学(←簡単ではない)、理系プラチカ数Ⅲなども東工大等の最難関大受験生にはおすすめです。これらの少し上のレベルの問題を解くことで負担の大きい計算力と息の長い思考力を鍛えましょう。 ちなみに1A2Bは難度の高い問題ばかりを解くよりは標準的な問題をこなす方が良いです。 長ったらしく拙い文章で申し訳ありませんが、僕のアドバイスが少しでもためになれば幸いです。 東工大の数学はやはり難しいです。ですが、そのレベルの高さにめげずに、むしろ数学極めてやるぐらいの勢いで、晴れて合格を掴み取って欲しいです。頑張ってください!
一橋大学経済学部 たぐふく
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理系数学
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「国立医学部医学科に受かるためには」
こんにちは!目標としていた偏差値帯が似ていたため、解答させて頂きます! まず結論としましては、高2終わり頃の全統模試の偏差値で、国語60、英語数学65~70を目指しましょう。 順番に解説します。 まず国語について。国語は模試では記述ですが、受けるのか共通テストのみだと思います。ですので、そこまで固執することなく、できれば数学と英語に時間をかけたいところです。しかし、古典に関しては知識面のインプットに時間がかかるため、やっておく方がいいです。今持っている教材で構わないので、古文単語や古典文法、漢文の句形と単語は隙間時間でいいので覚えていくようにしましょう!全統模試では数問知識問題が出題されるはずですので、そこで落とさないレベルまで仕上げられるとベストです。 あとは模試の復習を必ず行うことを意識してください。問題集的なのはまだ大丈夫です。古典の知識面が仕上がってきたら、国語の偏差値は60まで伸びます。 次に英語です。英語は単語と文法を確実に固めることを最優先にしましょう。もしそこまで終わっていれば、基礎英文解釈の技術100を仕上げるのがオススメです。 全統模試では様々な形式の問題が出題されると思いますが、長文で得点を稼げるようにしましょう。土日などに時間があれば定期的に長文を解くのもいいです。国立の2次試験は長文がメインですので、長文を軸にして英語は勉強してみてください。全統模試では長文で8割程度を目指すといいです。 あとは文法の問題を落とさないよう、定期的に文法の復習もしましょう!文法問題と長文問題で8~9割程度の得点ができれば、偏差値65には達するはずです。 最後に数学です。数学はできれば偏差値70を目指したいです。そのため、青チャートの例題をまずは完璧にするようにしてください!問題を見て30秒以内に解答の方針が浮かぶようになる、これが全問できるようになれば大丈夫です。これを完璧にすれば偏差値65程度までは到達します。これにかなり時間がかかるかもしれませんが、徹底するといいです。 これが終わって余裕ができれば、プラチカをやるのがいいと思います。応用力をつけましょう。個人的にですが数3の理系プラチカは解説がやや分かりにくいので、別の参考書でもいいと思います。(ハイレベル理系数学の完全攻略などがオススメ) この段階はかなり苦戦すると思いますが、これを完璧にすると70まで到達できると思います。時間がかかりそうであれば高3まで回してやっていきましょう。 理科に関してですが、本格的な演習は理科が多く模試に入ってくる高3からで大丈夫です。セミナーの問題をできるだけ何周もして、苦手な分野や強化したい分野を重要問題集を使っていく、という流れがいいと思います! 長くなりましたが、実際自分はこれで高2の時に国語67、数学75、英語71の偏差値まで到達できました。部分的にでも構わないので、よかったら参考にしてみてください!
九州大学経済学部 riku
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不安
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癌になって浪人することになりました。
勉強お疲れ様です! 上智大のTEAP利用型の受験って感じですかね?率直に良い感じに勉強進んでいるなぁと思いました!その中で少しだけアドバイスをしたいと思います。 まず古文についてです。古文上達基礎編が難しいようですが、この参考書は前半に文法の解説が、後半に読解問題が載っていると思います。おそらく後半ページができないのかなと思います(前半ページができないなら、一つ前の参考書へ!)。古文読解の基本ですが、全訳や本文全体を完璧に理解する必要はありません。あくまでも設問を解くにはどうしたら良いかを意識しながら問題を解いてほしいと思います。ただ、古文上達基礎編はその辺の解説が薄いので少しやりづらいかもしれませんね。シンプルに古文の読解慣れをしていないのであれば、旺文社の全レベル①②あたりをやって、「どこを読んだら答えが出るか」を意識する読み方に慣れるのもありだと思います。一応確認ですが、古文単語は完璧にしてくださいね!時間に余裕があったら、古文常識あたりを入れておく上智大受けるならアドバンテージになりますね。 次に日本史についてです。非常に良い流れかと思いますが、最悪実況中継がなくても良いかなと感じます。ですが、時間的にも余裕があると思いますから、演習の中で金谷だけでは不十分だと思ったら追加でやってほしいですね。そして、ぜひ通史が終わったら演習をしてほしいです。実況中継や一問一答はインプット系の参考書ですので、アウトプット系の参考書をやってほしいです。イチから鍛える日本史必修編や日本史基礎問題精講が共テ~日東駒専レベルを網羅していておススメになります。その後に実力をつける日本史100題や過去問をやってほしいなと思います。 歴史総合については後回しになるかなと感じています。今は情報や参考書も少ないので、日本史がある程度完成してからでも全然間に合うかなと思っています。 最後に英作文についてです。最適なのはハイパートレーニング自由英作文編かなと思います。英語の要約問題も載っているので。そのほかには演習教材としては英検準一級の過去問は役に立つかなと思います。たくさん演習して、自分の中の表現のストックを増やしてほしいと思います。できれば、添削してくれる人が近くにいると良いと思います。 全体的なペースとしては、7月前にはこれらの参考書を終えて上智大の過去問で50%以上は取れるかな?といったペースだと思います。とは言っても計画は崩れるものですから、定期的に計画も見直してほしいです! あっという間の1年です、最後まで頑張ろう!
早稲田大学政治経済学部 ヨシムラ
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時間の使い方
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数学 標準〜難問題ができない
こんにちは! 少し難しくなると解けない、というのはよくわかります。私もそうでした。私も簡単な問題は得意だったのですが、難易度が上がると全然解けなくなりました。なのでお気持ちはよくわかります。 私の場合は、難しい問題を解いて慣れようと思い、新演習を買ってやりました。新演習の難しい問題は東工大レベルの問題になります。ですが、簡単な問題も含まれており、半分ほどは標準レベルの問題になります。なので、質問者様のレベルだと全く解けないということはないと思います。 ですので、新演習のような難しめの問題集をやってみては如何でしょうか。ただ、新演習は解説が割とあっさりしています。詳しめの解答・解説が欲しいならばやさしい理系数学などのような問題集の方が良いかと思います。私の場合は、解説が詳しいと読むのが面倒だったので、新演習が合っていました。新演習は一対一と同じ出版社なので、一対一と解答のテイストは似ています。 また、これも東京出版ですが、大学への数学もオススメです。大学への数学は月刊の雑誌の形式となっており、月によって扱う分野が変わります。例えば2021年の7月号は座標平面を主に扱っています。8月号は数列を取り扱ってます。このように、月によって扱う分野が変わるので、苦手な分野の号を買ってみても良いかもしれません。例えば、確率が苦手なら、確率が扱われている月のものを買います。苦手な分野の強化にはうってつけの参考書・問題集だと個人的には思います。 私は難しい問題に慣れようとして、難しい問題を解いていったわけですが、この方法で数学の偏差値は10以上上がりました。勿論、色んなやり方があると思いますので、私の方法はあくまでそのうちの一つの方法です。この方法を試してみて、違うなと思ったらやめていただいて良いです。また、参考書・問題集の好き・嫌いもあると思うので、書店で色々見てから購入した方が良いと思います。 東工大の数学は難しいですが、配点が高いため最も重要な教科と言えます。頑張って下さい!!
東京工業大学第三類 たまちゃん
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理系数学
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急に数学が出来なくなってしまった
はじめまして。 数学が最も苦手で、かなり悩んだ経験があるので、お力になれればと思います。 エリさんの相談を読ませていただきました。 勉強の段階としては、インプットを一通り終わらせ、アウトプットの勉強をしていたが、一度立ち止まって振り返り、再びアウトプットに戻られた状況、ですね。 まず、基礎に一度戻り、確認された所、素晴らしいです! 僕は受験が近づくにつれて、不安な感情に駆られて、基礎に戻れなくなってしまうという失敗をしてしまいました。これからもその姿勢は大切にして欲しいです。 さて、本題に入りますが、問題が解けない時期ありますよね。よく分かります。 どうして解けないのでしょうか? 原因を分析してみましょう。そこにおそらくエリさんの数学力を伸ばしていくヒントがあります。 問題を解く過程を分解して考えます。問題を解くためには、 1.問題文を読み、設定、ゴールを理解する 2.設定に応じて、実験をする、図を書く、など、手を動かす 3.手を動かすうちに、いくつかの方針が思い浮かぶので、最善の方針を決定する (ex.パラメーターは長さにするのか、角度にするのかなど)←経験に左右される段階かも 4.実際に同値変形や計算を行い、答案を作り上げていく(どうもうまく行かなそうと見切りをつけたら、3に戻る) 5.計算ミスや論理的整合性のチェックを行う という、大まかに分けて5つのプロセスを踏むと思います。 自分の経験上、出来に波があったのが、2と3です。そしてここができないと答案には何も書けませんから非常に重要なフェーズです。 方針決定って、直前にどんな問題解いたかとかで大分思考が影響されがちで、適切な解法を選択できるようになるには経験が必要です。(ここが悩まれている所なのかなと思われます) そして、この段階のトレーニングは問題演習を通じてしかできないんですよね、、 (ここの部分のトレーニングをできるようなサービスを開発したいなと思っている所です) 現状、ここの部分の能力を養うには、問題解く時に、「この問題は解けるように’作られている‘」と強く思いながら、ある程度時間をかけて試行錯誤していくほかないように思います。 精神論ってやつですね笑 ここで、受験本番までを考えた時の、今(7/31)の位置付けを考えましょう。 受験当日は、時間制限の中で、今まで見たことない問題と向き合う時間になります。そのために、過去問を使って、時間感覚、問題の難易度の感覚を養うトレーニングをこれから積んでいかなければなりません。 では、問題と向き合って、あれこれ考えらる時期はいつなのか。それが夏の期間だと思います。つまり、エリさんの悩みは長い目で見た時に必要な過程の一部であり、焦ることではないということです。 他の科目とのバランスがとても難しいとは思います。(文系の方本当に尊敬です、) しかし、ここは一つ、乗り越える壁なんじゃないかと思います。 入試問題って難しすぎるんです笑 だけど、自分の頭で考えた問題が増えれば増えるほど、確実に当日のエリさんのパフォーマンスは上がります。 ここまで長くなってしまい、論点がぼやけてしまったので整理すると、 ・今の時期にアウトプットで悩むのは成長過程の一部で、順調に勉強が進んでいる証 ・入試問題は難しい、が必ず解けるように作られれてることを忘れない ・だから、一問一問と向き合ってみる という事になります。 問題の答えが合っているから数学の勉強が順調という訳ではないし、逆に問題の答えが合っていなかったとしても、試行錯誤して考えられたのならばそれはいい勉強と言える。 受験期ってどうしても0か1かみたいな2進法的な考え方に陥りがちです。少し視野を広げて、本番最高のパフォーマンスを出すための、最善の過程を選択をするにはどうすれば良いかと言うことを考えていきましょう。 それでも不安は拭えないと思うし、辛いですよね、、 僕は寝る前に瞑想をして、メンタルヘルスの調整してました。参考になれば。 長くなって申し訳ありませんでした。 応援しています。
東京工業大学工学院 みずき
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文系数学
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受験までのスケジュールについて
京大文学部所属のvenusと申します。よろしくお願いします! 質問者さん的には、網羅系を「終わらせる」というのは、参考書をとりあえず一周することではなさそうですよね。恐らく、例題なら問題を見てすぐに解法が思い浮かぶ、くらいのことを想定されていると思います。 私の意見としては、高2のうちにそのレベルに到達していれば十分だと思います。 私の場合は高3春に京大の過去問を解いてみて、文字通りほとんど手が動か(せ)なかったかったので、夏休みに青チャートで、京大の頻出分野を中心に、徹底的に基礎復習、苦手克服を行いました。結果、秋の冠模試では、完答までは行かなくても、ある程度方針が見えるくらいには成長しました。なので、私の場合は遅れすぎかもしれませんが、それでも、基礎固めを完了させることが、応用問題に手を出すよりも先んじるべきです。この基礎固めが早ければ早いほど、応用的な力の養成に時間が使える、ということです。 では、網羅系を終えた後にちょうど良い過去問、という話ですが、 まず、自分の志望校の過去問には一回取り組んでみてください。京大だと私ほどではなくても結構ショッキングな結果になるかもしれません、が、そのショックが糧となります。 志望校の壁の高さを知り、それを超えていくためにどういう学習をすべきかの道のりが分かるので、合格に直結する効率的な学習ができるようになります。 その上で、ちょうど良い過去問ですね。 まず、地方国公立、例えば私の地元にある富山大学の問題は、網羅系を完璧にしてあれば、正直満点に近い点数を狙えます。これで定着度を測ってみるのが一つ。 それと、腕試し的に良いと思うのは、北大・九大〜金沢大辺りです。個人的なおすすめは千葉大。問題に癖がなく、誘導にうまく乗れれば、「学んだことを使っているな」と実感できる良問が多い。レベル感も良い。 ただし、上に挙げた大学のほとんどは京大対策としては微妙です。京大は基本的に誘導がないので。なので、上記の過去問が解けても、京大になると解けない、って可能性は大いにあります。例えば私がそうでした。 網羅系の後、京大の問題が解けるようになるまでのルートは色々あると思うのですが、 私の場合は『せか京』を使っていましたし、周りにも『せか京』ユーザーは多かったです。 もう一つ考えられるのは『プラチカ』です。私はやってないんですが、最難関(東大京大一橋)の受験生には相当ウケが良いようです。それに、京大特化ではないので、志望校変える可能性がある場合にも良いと思います。ただ、めっちゃ難しいので上記3大学以外は文系では要らないと思います。 以上、網羅系とその後についてお話してきました。先ほど、京大と網羅系の間に乖離がある感じのニュアンスを出してしまったかもしれませんが、実は京大でも、使ってることは青チャレベルっていう問題が毎年2つくらいは出ます。それで、数学で5割取れてれば他の受験生に大きく差をつけられることはないので、いかに基礎が大事かがお分かりいただけると思います。 網羅系参考書はその後のハイレベルな数学の礎となりますので、ぜひ丁寧に取り組んで完璧にしてください。質問者さんの健闘を祈っています!
京都大学文学部 venus
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文系数学
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馬鹿が東京工業大学に合格したい
こんにちは!たまちゃんです。 カナダの授業もするということで少し変わった学校ですね。また、独学でやらなければいけない科目もあるということで、大変だと思いますが、頑張って下さい。 まず、国語に関してですが、東工大の場合、2次試験に無いためほとんど勉強しておらず、よくわかりません。すみません。 数学はチャートで良いと思います。チャートで基礎〜標準の問題は解けるようになると思います。その後に標準問題精講や1対1対応の演習などをやると良いと思います。また、あまりオススメしている人がいませんが、大学への数学という本もオススメです。大学への数学は月刊誌になっており、毎月発売されます。毎月異なった分野のものが出版されます。例えば、5月号は「整数」に関するもので、6月号は「確率」に関するもの、みたいな感じです。これは毎月買う必要はなくて自分が苦手だと思う分野のものを買えば良いです。私の場合はベクトルが苦手だったので、ベクトルのものだけ買ってやりました。難易度は基礎(センター試験よりも少し簡単)から応用まで幅広くあります。大学への数学の良いところは一分野に特化しているところです。苦手な分野の問題をたくさん解きたいとき、一般的な問題集を買っても全分野あるので、苦手な分野の問題があまり無かったりします。しかし、大学への数学だと、一分野に特化しているので、その分野の問題が沢山解けます。そこがメリットです。デメリットは解説が結構あっさりしていることです。ある程度の知識が無いと解説をあまり理解できないかもしれません。 英語は、単語は鉄壁をやれば大丈夫だと思います。文法や英文解釈をやりましょう。文法はある程度分かってるなら、やらなくても良いです。文法問題が出題されるわけではないので。文章が読める程度の知識が有れば大丈夫です。英文解釈の本は私は構文把握のプラチカという本を使ってました。これは学校指定の本だったので使用しました。個人的には割と良かったかなと思います。ただ、他の東工大生に聞くとプラチカを使ってる人はいませんでした。英文解釈の技術100やポレポレをやっている人が多かったですね。まぁただポレポレはやり過ぎな気はします。東工大の場合、そこまで複雑な構文は出題されないので、そこまでレベルの高いものではなくて良いと思います。英文解釈の本は沢山あって、中身も似通ったものが多いため、自分の好きなものを選べば良いと思います。 化学は問題集は今持っているもので良いと思います。参考書が必要なら個人的にオススメなのは鎌田の理論化学、福間の無機化学、鎌田の有機化学です。鎌田の理論化学は使用していませんが、書店で見て割とわかりやすいなと思いました。福間の無機化学と鎌田の有機化学は結構お世話になりました。私が無機化学や有機化学を授業で習った時、何を覚えれば良くて、何は覚えなくて良いのかがわからなくて、先程述べた2冊を購入しました。この2冊は何を覚えれば良いのかが書かれているので、学習しやすかったです。ただ、他の参考書でも構いません。受験に必要な知識は決まっていて、大体どの参考書でもほぼ網羅されているので、自分が良いなと思ったものを選んでください。東工大の化学は特殊なので、できれば早めに過去問に着手して欲しいです。あまり見かけない出題のされ方をするので、慣れが必要です。 物理は物理のエッセンス(2冊)しか参考書は使ったことがないので漆原先生の書籍はイマイチよくわかりません。すみません。本番の試験では物理基礎だけではなく、物理も要るので、参考書を買い足す必要があります。物理のエッセンスは多少難しめなので、もしかしたら独学には向かないかもしれません。ただ他に何があるのかがよくわからないです。また、問題集も必要になります。個人的には、良問の風がオススメです。難易度は共通テスト+αくらいです。これが出来たら、名門の森がオススメです。名門の森は東工大の2次試験とほぼ同じレベルだと思います。名門の森が解けるようになれば本番も恐らく大丈夫だと思います。 数学が苦手とのことですので、数学と理科を主にやってください。数学は配点が高いので頑張って下さい。また、理科は点数が安定しやすいので重点的にやると良いと思います。英語や理科は安定するので、得点源になりやすいです。数学は難易度によって左右されやすいのでなかなか安定しにくいです。私が受けた2019年は数学が難しく、合格最低点もかなり低かったです。私の知っている限りだと、数学45点(300点満点)で合格した人がいます。このように数学であまり点数を取らなくて良い場合もあります。ただ、数学が簡単な年だと、150点くらいは取りたいかなというところです。このように数学は安定しにくい科目ですが、配点が高いため重点的にやって欲しい科目です。 また、各科目の目標としては、英語100/150、数学150/300、物理100/150、化学100/150、合計450/750 になると思います。合格最低点は390〜430くらいで推移しているのでこれくらいの点数を目標にすると良いと思います。 最後に、基礎をしっかりやって下さい。基礎が固まっていないと応用はできません。基礎を固めて下さい。 また、高い目標に挑戦するのは素晴らしいです。是非頑張って東工大に入ってください。東工大で待っています。かなり長くなってしまい、申し訳ありません。また、拙い文章で読みにくかったらすみません。最後の最後に私の好きな名言を2つ書いて終わりにします。 「Kites rise highest against the wind - not with it.」(凧が最も高く上がるのは風に向かっている時である。風に流されている時ではない。) by Winston・Churchill 「A real loser is somebody that's so afraid of not winning , they don't even try.」(本当の負け組って、勝てないことを恐れて挑戦しない人たちのことを言うんだ。) 映画『リトル・ミス・サンシャイン』より
東京工業大学第三類 たまちゃん
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不安
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基礎問題精講について
慶應理工の数学の問題は東大や東工大ほどレベルは高くなく、割と基本的な問題が並ぶように最近はなって来たのでまずは焦らずに着実と基礎をガッツリと固めちゃってください。また、基礎問題精講と青チャートですが、自分的には青チャートをほんとに完璧になるまでやった方がいいと思います!自分も経験しましたが、色んな参考書に手を出すより1つの参考書を完璧に仕上げることが1番大切だと思います!!そこで問題になるのはこの参考書で慶應理工の問題までカバーできるのかということになってくると思います。そこは安心してください。そのままやり続ければ大丈夫です!慶應理工の入試は東大、東工大、京大志望の人が併願でめっちゃ受けるので高得点勝負になってくることになります。しかし、数学に関しては基礎的な問題が多いのでそこまで点差が開かないと思います。基礎を固めれば絶対に解けるのでこの夏はまじで頑張ってください💪
慶應義塾大学理工学部 そのだ
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