早稲田の国語 今からの伸ばし方
クリップ(39) コメント(1)
11/12 8:43
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
まるちゃん
高3 千葉県 早稲田大学社会科学部(70)志望
私は早稲田の文キャンの本キャンは国教と政経以外全て受けます。
現代文はそれなりに力を入れてきてMARCHもだいたい解けるのですが、早稲田の過去問をやっていると点数のばらつきがひどく、難易度は分かりませんが最近は現代文で半分ちょいしかとれません。社学でも3問は間違えてしまいます。社学では9割は必要だと思うので、どうしても落とせません。現代文と格闘するをやった後に早稲田の国語をやり、過去問をやっているのですが、1度センターや格闘に戻った方がいいのでしょうか?
また、過去問を解く時の復習方法、特になにを意識すべきことや、伸ばし方、要約の有無など教えていただきたいです!
お願いします🙏🙇♂️
回答
ネギタコ焼き
慶應義塾大学文学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
おはようございます。日々の勉強、おつかれさまです。
慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。
よろしくお願いします。
今回は、①今後の対策 ②過去問の復習の際に意識すべきことと具体的な復習法 について書いていきたいと思います。
①今後の対策
・今後どのように対策していくかは、質問者さんが過去問でどのような原因で点数にばらつきが生じてしまっているのかで変わってきます。
・例えば、解答根拠が曖昧な状態で選択肢を選んでしまっているならば、解き方・読み方を復習すべきですし、語彙がわからず手がかりが見つけられなかったなら、現代文単語帳を見直すべきです。
・つまり、なぜ点数にばらつきが生じてしまうのか、その原因を分析し、特定するところから始めていただきたいということです。
・原因がわからないと、次につながらず自分に合った問題の際には点数が取れるけど、そうでないときは…となってしまい、質問者さんの悩みは根本的に解決されません。
→その意味で、原因分析は非常に重要な作業です。
・原因分析のコツとしては、正しい論理に基づくプロセスを意識することです。
・現代文に限らず、読解系の解法には以下のような正しい論理に基づくプロセスが存在します。
①問題の理解《問題で何が問われているのかを把握》
②解決の手がかり・糸口を探す《①をスタートとして着眼点を探す》
③解答根拠の発見と決定
④解答
→記述問題ならば、問題の要求に合わせた解答を③をもとに作成。
→記号問題ならば、解答根拠と選択肢を丁寧に照合し、解答を選択。
・漢字や語句知識以外の問題の間違いの原因は、ほぼ全て上記のプロセスのどこかに内在しています。
・早稲田の場合、当然②→③に原因があることが多いですが、④の選択肢と解答根拠の照合が原因であることも少なくないです。
・原因分析ができたら、その原因に見合った対策をしていきましょう。
→例えば、問題理解から糸口を探す過程に原因があったとしたら、それは読み方・解き方の問題ですから、現代文と格闘するを復習するといった具合です。
・もし原因分析をしたけど、具体的な対策がわからないという場合は、個別に聞いていただければ、できる範囲でアドバイスします。
②過去問の復習の際に意識すべきこと、および具体的な復習法
・意識すべきことは、ズバリ上記の正しい論理に基づくプロセスです。これは、復習のときだけでなく、問題を解く際にも意識していただきたいです。
・間違えた問題や解答根拠が曖昧だった問題等の解説を読む際には、「どこに着目し、どこを根拠に答えを導き出したか」という視点を持つようにしてください。
→このことは、とりもなおさず、上記のプロセスを意識せよということです。
・この点を具体的な勉強法に落とし込むと、以下のようになります。
(a)いつもどおり問題を解く。
(b)答え合わせ
(c)間違えた問題や解答根拠が曖昧だった問題について、解説を上記の①〜④のプロセスに当てはめながら熟読。
(d)(c)の手順を行った問題を自分の言葉で解説する。
→自分の言葉で解説することで、正しい解き方を自分のものにできる。(←自分の言葉で解説するためには、解説をしっかり理解していなければならない。)
→同時に、わかったつもりを防げる。
(e)解けなかった問題の原因分析をする。
(f)原因に見合った対策を実行する。
・以上のように復習をすれば、正しい解き方・考え方が身につきますので、早稲田の問題でも得点率のばらつきも徐々に解消していくはずです。
・これは余談ですが、過去問は解説がしっかりしている駿台の青本又は角川の黄色本(今年は見かけませんが…)を使いましょう。プロセスをたどるためには、詳しい解説が不可欠なので。赤本しかないのなら仕方ないですが…
→このことは、過去問題集に限らず問題集についても同様です。
以上です。残り3か月、様々な不安と闘いながらの受験対策となり大変かとは思いますが、悔いの残らない受験になるように全力を出し切ってください。頑張って!
それでは失礼いたします。
ネギタコ焼き
慶應義塾大学文学部
120
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4.8
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プロフィール
・河合塾での一浪を経て、慶應義塾大学文学部に進学。 ・受験科目は英語、国語、世界史、小論文(慶應)。 ・他に早稲田、中央、学習院などにも合格。 ・当アプリの元ユーザー ・回答は不定期。個別相談OK。 ・脳科学・心理学の知見や自分の経験などをもとに、実効性と丁寧さを意識した回答を目指します。
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コメント(1)
まるちゃん
11/12 17:15
ありがとうございます!まずは分析してみます!