英文法完璧にしたはずなのに忘れてる
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ゆー
東大文II志望の高二です。
今年の一月に英文法のネクステージという参考書を仕上げました(自分の中で完璧の定義は、すぐ問題が解けて説明できるレベルまで仕上げること)
が、いま長文をやっているのですが、たまに「このasの用法なんだったっけ」や、ネクステージに書いてあった慣用表現を忘れてしまい、模試で落としてしまったりしています。この場合一旦長文をやめて文法に戻るべきでしょうか
回答
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はじめまして!
単刀直入に言わせていただくと、いざ実際に文章と向き合って用法が出てこないようだと「完璧」とは言えないですね。きつい言い方になってしまい申し訳ありません。
ただ同じ「完璧」でも種類があって、「解説に書いてあったことを丸々思い出せて」解ける&説明できるのと、「書いてあることはともかく文法ルールを思い出せて」解ける&説明できるがあります。前者は膨大な記憶量が必要ですが、後者は最低限で済みます。
具体的には、例文を丸暗記するのではなく、ルールを理解するという方法です。具体と抽象。具体的な例文を片っ端から覚えるのではなく、抽象的なルールを理解すれば個々の文章でも応用が効きます。つまりどんな文書でも理解できるように噛み砕いて頭に入れます。
なので文法に戻るというより、この方法でもう一度復習して「完璧」に仕上げてはどうでしょうか?
そうすればもう一度一から文法に戻る必要はないかと思います(意識の問題と言われればそれまでですが笑)。
また、長文から離れない方がいい理由がまだあって、実戦的な理解は実戦でしか身につかないからです。ちゃんと理解できたかどうかは実践的な長文読解を通さなくては確認できず、また鍛えることもできません。
なので、長文を続けるか文法に戻るかの質問の答えですが、同時並行はどうでしょうか?
長文読解をしながら文法の理解も進める。
一つ考え方なんですが、長文読解は長文読解で大切ですが、長文読解を文法の確認の場として見るというもありです。
問題演習というのは体系的に学んだものをアウトプットして、自身の知識や技術に穴がないか確認する作業です。長文読解を通して自分の文法の理解が間違っていないかor実用的なものかを確認すると良いかと思います。
以上、文法に特化した解説をしました。ただ実際の試験において点数配点が高いのは長文です。そして文法というのは、文法問題ももちろんありますが、長文を読むための前提知識の一つです。それだけやればいいというものでは無いですが、避けても通れないものです。
もし的外れな話になっていたら申し訳ありません。
もし何かあればメッセージしていただければと思います。
これから暑くて辛い時期になりますが、集中力を切らさないよう頑張ってください!
コメント(3)
あいうえお
簡潔な回答ありがとうございます!
承知しました!
あいうえお
続けて質問失礼します。
長文読解ではなく英文解釈を今している人も文法と同時並行がいい感じですか?
31
むしろちょうどいいかもしれません。
例えばasに出会った時ちゃんとasの用法が頭に入っているか確認できます(ただ例文とその訳が出てくるかではなく、例えば接続詞なのか副詞なのかとか)。