それぞれの大学の同じ学部における違い
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
まさ
私は今、受験校の選択に迷っています。
心理学や社会学、教育学系に進みたいと思っているのですが、色々調べてもその大学特有の強みがわかりませんでした。(まだちゃんと調べきってないのかもしれないんですが、、、)
学びたい学問がなんとなく定まっている段階で、具体的な志望校を決める時、どんなことを決め手にすればよいでしょうか?
また、具体的な例(〇〇大学の社会学部はこういう研究ができるよ!みたいな)を挙げていただけないでしょうか?
よろしくおねがいします🙇♀️
回答
YAMATO
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
学問や研究から志望学部を決めようとする姿勢、とても素晴らしいですね!
まず教育系でいうと、早稲田大学の教育学部は教員になりたい人というより、学問を突き詰めたい人がターゲットになっています。教育学科では学問としての「教育学」を学ぶことができます。生涯教育、教育心理学、教育学という3つのコースにわかれているので、興味があるところを選べますね。
英語英文学科や数学科、国語国文学科など、「教える」ということも視野に入れながら純粋に好きな学問に打ち込める学科があるのも魅力です。
研究での強みも「教育学」だけでなく、純粋に英語を研究するとか、複数の学問を横断的に研究するとかできる、幅広さ(学際性)だと思います。院まで行けば、理学博士とかも取れますからね。
京都大学の教育学部も教員を目指すための学部という感じではありませんね。
また、教育学部がない大学も教育系をやっているところはたくさんあります。一橋大学社会学部や大阪大学人間科学部、神戸大学国際人間科学部などにも教育系のコースがあります。早稲田の人間科学部でも教育系の研究をしています。
逆に教員になりたい人は、「教育大学」という名前がつくところや、教員採用試験合格率とかを大々的に宣伝している大学を選べばOKです。
次に社会学部ですが、日本の大学では「社会学部」と「社会科学部」の区別が曖昧になっているので、その両方について話しますね。
早稲田大学の社会科学部は、もともと政治経済学部、商学部、法学部の夜間部を統合してできた学部ですので、文系の実用的な学問を全部やることができるところです。教員もいろんな学問の専門家が集まっています。
研究としても、法学や経済学などさまざまな種類の論文が、雑誌掲載されるレベルで出ています。
一橋大学の社会学部も、早稲田の社学と似たような感じで、文系学問ごちゃ混ぜの学部ですね。
逆に純粋な「社会学」は文学部とかで学べることが多いです。
あとは心理学。
同志社大学や明治学院には心理学部がありますね。ない大学でも、「人間〇〇学部」とか、教育学部とか文学部とかで心理学を学べます。早稲田の文化構想学部だったら現代人間論系で心理学や教育学をやってますね。
研究に関しては、各大学のゼミ紹介、研究室紹介のページを見てみると特徴が現れていると思います。
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