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化学基礎の問題が分かりません!解き方を教えてください。

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12/11 4:25
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aka

中学 広島県 大阪大学経済学部(65)志望

10%の希硫酸(分子量98)19.6gを中和するのに1.0 mol/Lの水酸化カリウム水溶液が何ml必要か。

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yuya

東京工業大学物質理工学院

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H₂SO₄ + 2KOH→ K₂SO₄ + 2H₂O 希硫酸の水素イオン[H+]のmol数と水酸化カリウムの水酸化物イオン[OH-]のmol数が同じになった時に中和されるよ! mol数ってどうやって出すか覚えてるかな? *希硫酸について 分子量っていうのはもともと1molあたりの重さだから、希硫酸19.6gのmol数は19.6÷98=0.20molだね! でも、これ10%の希硫酸なんだよね。だから19.6gのうち1.96gが希硫酸であとは水だね。 だから正しくは1.96÷98=0.020molだね! *水酸化カリウムについて 希硫酸の[H+]0.020molと同じ量の水酸化カリウムの[OH-]を用意しよう! 2KOHだから2倍、つまり0.040molの[OH-]を用意するにはどうすれば良いかな? 1Lつまり1000mlで1molだから、何mlで0.040molになるかは自分で考えてみよう!
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yuya

東京工業大学物質理工学院

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【経歴】 公立中学→私立滑り止め高校(都立落ち)→現役東工大→東工大大学院→来年度就職 「受験期に無理な勉強やストレスで何度も体調を崩しました。自分のような人を減らせるように受験生の力になりたいです。」 「ファン」→「メッセージ」で相談乗ります❗️ 連絡ください🙆‍♂️ ※現在指導は募集していません

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コメント(2)

aka
12/11 5:36
お忙しい中ありがとうございました! 理解できました。
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yuya
12/11 7:03
理解できた?それは嬉しい😭 また何かあったら質問してね!

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鉛蓄電池 充電後の電解液濃度を求めるには
こんにちは! 北海道大学1年のひなたです! 早速本題に入ります。 質問文からどの物質のどんな濃度を求めるかわからないのでここでは溶質Aの質量パーセント濃度を求めるとします。 他の濃度の求め方は最後に記述しときます。 まず、「質量パーセント濃度」の定義を確認しましょう。 濃度というのは溶液100g中に含まれる溶質の質量gとういうことですね!式にすると (溶質の質量g / 溶液の質量g) × 100 つまり、溶液と溶質の質量を求めばいいのです! まず溶質から考えましょう! 元々あった物質量から足し算引き算をすれば良いだけです。反応して他のものになったならその分引き算をし、何かが反応してその物質になったなら足し算をすれば良い。鉛蓄電池では反応式から求めることが多いですので単位は全てmolで合わせてその後にgにした方が楽です。 次に溶液を考えましょう! 問題にもよりますが一番大事なのはやっぱり変化量を考えることです。質量が増えたならならその分引き算をし、何かが反応して質量が増えたら足し算をすれば良い。問題文をヒントにして満遍なく考えましょう。(具体的な考え方はいろんな問題があるので一概に言えないです、すみません) 二つの値を求めて計算すればおしまいです。 他の濃度も同じことやります。 まず定義を考えて、求めたいものを明確にする。 そして問題文よりその変化を計算して濃度を求める。問題文から必ず求めれるので頑張ってください! 大事なのは求めたいものをはっきりさせるのと問題文から何が変化したかを考えることです! 以上です。理論化学を苦手にしている人が多いですが理解すれば安定します。ゴールをはっきりし、何が起こってるか理解すれば化学は怖くないです!頑張ってください!
北海道大学総合教育部 ひなた
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化学基礎からが全くわからない
こんにちは。 molの計算がよくわからない為に、その後の計算(中和やph、電池の問題など)も解けないという推測のもとに回答しますね。そうではなく、単元ごとに意味のわからない部分があると言うことであれば、個別にご質問なさると良いと思います。 まず、モルを難しく考えすぎてはいないですか? 6.02×10^23個=1 mol にしよう!と決めただけです。12個で1ダースと同じですね。 そして、同じ原子を6.02×10^23個集めると、[その原子の原子量]g になります。 同じ原子を6.02×10^23個集めたときの重さ、といちいち書くのは面倒なので、モル質量と呼びましょう。単位は1molで○gを分数にして g/mol ですね。 炭素の原子量が12とします。いま、炭素が24 gあります。炭素の原子は何molありますか? 簡単ですね、2 molです。個数でいえば2×6.02×10^23個ですね! (分子の時は少し気をつけて下さい。水素の原子量を1とします。水素ガスが4 gあります。このとき水素原子は4 mol存在しますが、水素ガス(分子)は2 molです。) このくらいは分かってる!とお思いかも知れませんが、mol計算が苦手な方は単位変換が苦手な印象です。計算の時、単位同士も掛け算、割り算していますか? もっとハイレベルな部分でわからないと言うことでしたら申し訳ありません… molができれば、phや化学式も解けるはずです。 電気分解などは多少慣れが必要ですが、一個の原子から何個の電子が出るのかを知っていれば後は比の計算ですから、こちらも大丈夫だと思います。 最後に参考書ですが、私自身はあまり役に立ったと思えたことがありません。読んだ時は分かった気になるのですが…。結局、自分の言葉で説明できるように頭を使って理解するしかないと思います。参考書はその補助に使うものだと考えて、頑張ってください!
北海道大学工学部 かんな
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無機の勉強法
こんにちは。東京科学大工学院のプロトンです。無機化学は反応式だったり、製法が多すぎて、覚えるのが大変ですよね。今回は少しでも覚えやすくなるようなコツを話したいと思います。 まず、無機化学を勉強していく上で暗記に100%頼っていると途中で詰みます。理解とともに覚えるように心がけましょう。 私が受験生時代に使っていた参考書は 福間の無機化学の講義(Doシリーズ)です。ほんっとうに分かりやすいので一度手に取ってみてください。 無機化学で出てくる反応式は、限られています。 ・中和反応 ・酸化還元反応 ・酸塩基の反応 ・揮発性酸遊離反応 ・熱分解による反応 ・沈殿生成反応 こんなところかと思います。あとは、気体の製法で少し覚えるべき反応式があります。 反応式を作るときに、覚える必要があるのは、反応前後の物質と係数です(酸化還元反応では、酸化数も数える)。 反応前後の物質と係数を覚えていれば、慣れてくると自分で作れるようになります。 例えば、水酸化ナトリウムと塩酸の中和を考えます。 反応前の物質はNaOHとHClで、係数はどちらも1です。反応後は中和されて、NaClとH₂Oができます。 これが分かれば、反応式が書けます。 NaOH+HCl → NaCl+H₂O より複雑な反応式になっても同じ方法でやりましょう。特に、酸化還元反応の半反応式を覚える際には、反応前後の状態を覚えている必要がありますので、必ず覚えましょう。 また、先程述べましたが、酸化還元反応では酸化数を数えます。酸化数とは、化合物やイオンの状態で、中性の原子と比べて電子をどれだけ失っているかを示しています。 例えば、H^+であれば、水素原子と比べて電子を1個失っているので酸化数は+1になります。 また、CO₂ の C に着目すると、電子配置が、::O::C::O::(これだと電子配置が上手く表記できないのでご了承ください)となります。 C原子は、電子数が4ですが、二酸化炭素だと、Cは8個の電子を周りに抱えている状態です。なので、4個多く電子をもらっているので、酸化数は+4になります。 このように、酸化数を数えられるようになれば、半反応式は無双できます。 沈殿生成反応はご存知の通り、イオン結晶同士をとかした時に別の組み合わせで、溶けにくい物質が沈殿する反応です。 例えば、Ba(OH)₂と K₂SO₄の反応があります。ともにイオン結晶であり、水に溶かすとイオンとなります。 しかし、バリウムイオンと硫酸イオンは、反応して水に溶けにくい硫酸バリウムとなって沈殿します。これが沈殿生成反応です。 無機の反応の中でもこれは比較的覚えやすいかと思います。 沈殿が生成されるかは、何と何が反応するかによって変わってきますが、これは私が使っていたゴロ合わせを伝授します。 〈Cl¯との反応〉 銀(Ag+)のなま(Pb²+)※はげ(Hg+)狂ってる(Cl¯) 銀のなまはげ狂ってる 〈SO₄²¯、CO₃²¯との反応〉 そ(SO₄²¯)こ(CO₃²¯)まで、 バ(Ba²+)カ(Ca²+)にする(Sr²+)な(Pb²+)※ ※鉛(なまり)はPb そこまでバカにするな 〈CrO₄²¯との反応〉 苦労(CrO₄²¯)して買った銀(Ag+)のバ(Ba²+)ナナ(Pb²+) 苦労して買った銀のバナナ これらの語呂合わせを参考に覚えちゃって下さい。 以上、無機化学の反応式を覚えるコツ&語呂合わせ(一部)を紹介しました。如何でしたか。受験は大変ですが、楽しく勉強していきましょう。応援しています!
東京工業大学工学院 プロトン
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中和滴定に電離度がなぜ関係ないのか
それは確かに私も不思議に思っていました。 私は化学の専門家ではないので、あくまで一つの考え方として見て下さい。詳しいことは、化学の先生などにうかがったほうがいいと思います。 後々習うとは思いますが、物質は電離するとき、電離平衡というバランスをとります。たとえばアンモニアでは、 NH3 H2O ⇌NH4 OH- となります。 矢印が両方向にあることからも分かると思いますが、反応は右にも左にも進みます。NH3とNH4 ,OH-の濃度の比が一定になるように反応が起こります。 塩酸を加えると、H とOH-が反応して、H2Oが生成します。すると、OH-の濃度は減少するわけです。そうなると先ほどの電離式の左右の比が崩れてしまうため、それを補うように反応が右に進みます。すると、アンモニアがさらに電離します。 これが続いていくと、アンモニアは続々と電離していき、最終的には全て電離することになります。 こう考えると、少し納得がいく気がします。 ちなみに、電離度というのは、先ほどの電離式のそれぞれの濃度の比から導き出された値になります。高3になると、その算出の仕方も学ぶと思いますので、楽しみにしておいて下さい。
東北大学医学部 つねとも
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教材と戦略
回答させていただきます。ただ、私は受験生時代にサイトで紹介されていた暗記量を減らす方法を使っていたため、その方法を解説するサイトのリンクを貼らせていただくという形にさせていただきます。ご了承ください。 ・酸化還元、電池の暗記  酸化還元については、酸化剤と還元剤にはどんなものがあって、反応でそれらが何になるかは丸暗記する必要があります。(例:濃硫酸→二酸化硫黄)ただ、半反応式を全て覚える必要はなく、元の物質が何になるかさえ知っていれば半反応式を組み立てることができます。私は受験生時代、次のサイトを見てやり方を理解しました。 (https://kimika.net/r5hanhannousiki.html 化学のグルメ-半反応式・酸化還元反応式(作り方・覚え方・問題演習など))  また、電池についても上のサイトで全て事足ります。既に授業動画で予習されているということなので、事前知識込みで見ていただくと非常に分かりやすいです。 ・構造決定の学習法 構造決定はやればやるほど点が伸びますし、できるようになるとパズルみたいで楽しいのでとにかく量をこなしてください。ただし、構造式は問題の指示に従って書くように意識してください。これを習慣づけると理不尽な減点を防げます。  既に新演習に手を出されているということで、ある程度骨のある練習問題として東北大学の有機をおすすめします。東北大学の第3問は伝統的に構造決定が出題されますが、非常に問題の質が良いです。難易度で見てもちょうど良く大問の中で勾配があるため、基礎知識の定着と思考力の養成にうってつけです。 ・無機の暗記  イオン化傾向列を使うと覚えやすい部分があります。例えば、イオン化列で横並びの亜鉛鉄ニッケルは濃硝酸と反応して不動態を形成するというように、イオン化列で近い位置にあるものは近い性質を持ちます。また、色の暗記では既にされているように資料集を読んで写真で覚えるのがよいです。 ・理論の計算  溶解度については、出した質量が溶液のものなのか、溶質のものなのか、溶媒のものなのかを考えて解いてください。  例えば、食塩の溶解度が20g/水100gであれば、食塩:水の質量比は1:5ですが、食塩:溶液なら1:6になります。これを混同すると正解できなくなるので気をつけましょう。  気液平衡については、気体の量を体積でなく物質量で捉えると混乱しにくいです。ヘンリーの法則では標準状態基準の体積を考えることがありますが、分かりにくいので全て物質量で統一してしまいましょう。(物質量に直すとき、分数のままにしておくと多少計算が楽) ・合成高分子の暗記  そもそも京大には合成高分子は大問としてはほとんど出題歴がありません。しかし、理論の方でイオン交換膜が出題されたりはするので、そこは暗記必須です。ただ、結局共通テストには合成高分子は出題されるので、その対策として繊維やゴムについて覚える必要はあります。  合成高分子はそれまでの化学よりも更に生活に身近になります。身の回りのものと結びつけて覚えてみましょう。例えば、アラミド繊維は強度が非常に強いため防弾チョッキに使われているといった感じで、物質の種類、性質、使用例を一気に暗記してしまいましょう。  また、反応機構に触れると、ほぼ例外のないパターンがいくつかあるだけなので無機に比べて楽に覚えられるはずです。 ・各分野の学習比、京大化学の傾向  まず、京大化学は大問4つ(2科目で180分、1課目なら90分)で、大問1は理論と無機の複合か純粋な理論、大問2は純粋な理論、大問3は有機、大問4は高分子(ほとんど天然高分子)が出題されています。これは10年間変わっていません。  全体を通して、知識を前提に思考力を問われています。記述問題だけでなく、グラフを選択したり、範囲外の内容(マルコフニコフ則やラウールの法則など)を誘導付きで出題してきます。また、数値計算の煩雑さもありますが、物理の問題のように文字のままで計算する問題が多くあり、慣れが必要です。  京大化学では、まず有機と高分子で得点を稼ぐ必要があります。比較的難易度が低く、そうでなくても誘導が丁寧なことが多いです。有機は構造決定と立体化学、高分子は糖ペプチドアミノ酸が多く出題されます。  理論は、結晶構造、電離平衡、気体が多く出題され、中でも結晶は出題頻度が高いです。  無機は全く出題されない年もありますが直近は3年連続で出題されています。対策を怠ることはできません。  以上を踏まえると、有機>理論>無機の順で重視したほうがいいと考えられます。比率に関してはなんとも言えないですが、高2から化学を勉強されているということで、受験前には全分野完成する(化学で7〜8割が目指せる)と思われます。なので比率というよりは不安な分野を都度穴埋めするぐらいでよいでしょう。  最後になりますが、暗記分野は演習をこなしていくうちにいずれ覚えていくと思ってください。演習の比重を大きくしていって、最終的に過去問にまで到達できるようにしましょう。健闘を祈ります。
京都大学工学部 黒澤
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化学式 イオン式 書き方
こんにちは!東工大一年のたまちゃんです。 質問の意図がイマイチわからないのですが、私が思ったことを書きます。 周期表の第3周期を例にとりますが、第1族のナトリウムは+1のイオンになりやすいです。2族のマグネシウムは+2のイオンになりやすいです。これは最外殻原子の数がそれぞれ1個と2個のためです。同様にして13族は+3になりやすいです。しかし、最外殻電子が3個ということは+3になりやすいと同時に-5にもなりやすいということになります。最外殻原子が3つならば、そこに5つ電子を加えれば、合計8個となり閉殻となるためです。よって14族は+4,-4になりやすいです。これは典型元素では、成立しますが、遷移元素では成立しません。 これが分かると、少し覚えやすくなるかもしれないです。(知っていたらすみません) 例えばH2OはHは+1になりやすく、Oは-2になりやすいのでトータル±0となります。CO2なら、Cは+4になりやすく、Oは-2となりますので、トータル±0となります。H2SO4なら、Hは+1になりやすく、Oは-2になりやすいです。Sも-2になりやすいのですが、裏を返せば、+6になりやすいという事です。Sを+6とするとトータル±0となります。 この方法は例外もあるのですが、酸化数を調べる時に用いる方法です。 ただ、イオンなどはやっていくうちに覚えられるものです。声に出したりして覚えましょう。 硫酸なら「エイチツーエスオーフォー」と声に出して覚えましょう。自分でリズムを刻みながら声に出すと、より覚えやすくなるかもです笑 意外とすぐに覚えるものなので、心配なさらなくて大丈夫だと思います。
東京工業大学第三類 たまちゃん
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化学を得意にするにはひたすら演習なのか?
演習の際、用意している教材は問題集のみでしょうか? もしそうなら、必ず教科書や図録を見ながら取り組みましょう。 教科書や図録を使わずに学習をする人は、丸暗記に陥りがちです。 解説が的を絞ったことしか書いていないからです。 以下詳細な回答です。 *丸暗記では勝てない *暗記の心得3カ条 *人に教えて理解を深める *まとめ ------------ 【丸暗記では勝てない】 京大の化学は丸暗記で挑む人を叩きのめす構造になっています。 基本的な事柄に対しても「なぜか?」を理解して説明できる力が必要です。 大問1…酸化還元や物質の構造に関する問題 大問2…溶液や気体の化学平衡に関する問題 大問3…有機化学に関する問題 大問4…高分子化合物に関する問題 が例年のパターンです。 計算問題や有機化学のパズルは一見論証と関わりなさそうですが、立式導出過程を問題文から理解するということが必要になってくるので、丸暗記が習慣になっている人は苦戦を強いられます。 ----------- 【暗記の心得3カ条】 駿台化学科の石川正明先生は、 「論理性」 「意味性」 「感動性」 を大切に理解暗記していきましょう、と指導されています。 「論理性」 何故そうなるのかを説明できると、自信をもって理解暗記できます。 (例) 過マンガン酸イオンが、酸性溶液中で酸化剤としてはたらく半反応式 MnO4(-) 8•H( ) 5•e(-) → Mn(2 ) 4•H2O これは何故このような式になるのか、自分なりにわかりやすく説明できるようになっている人の方が自信を持って暗記できます。 教科書と化学図録を用いて詳しく調べながら学習を進めると良いです。 「意味性」 それを理解すると何が得られるのかを知ると、理解暗記する意欲が増します。 例) ステアリン酸×3とグリセリンから成る油脂は分子量890で、これを覚えておけば高分子化合物の分子量絡みの計算が速くなる。 「感動性」 面白い、すごい、ひどい、と心動くことで暗記しやすくなります。 例) 「水兵リーベ僕の船…」に代表されるような語呂合わせ。 ------------ 【人に教えて理解を深める】 重要問題集で自分が出来た問題でも、誰かにわかりやすく解説することは出来ますか? 「論理性」「意味性」「感動性」を意識して、人に教えてみてください。 これは僕が実践してきた化学勉強法です。 友達同士で質問し合いっこしましょう。 特に模試の復習でこれをやると効果的です。 ------------ 【まとめ】 問題集 教科書 図録で演習。 人と教えあいっこで理解を深める。 京大相手に丸暗記では太刀打ちできない。
京都大学工学部 クウルス
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反復か量か
結論から述べますと、新標準演習を用いて、体系化してください。その後すぐにでも『化学の新演習』を解き始めてください! 新標準演習は網羅されており、受験期に入るまでにはものにしたいレベルです。おそらく、今の段階で1周したということは無機、有機範囲も終わっているということで、一般の受験生から見たらかなりのアドバンテージを取っています。化学は結局7割知識・3割思考で、磐石な知識の上に思考が積み重なります。磐石な知識の形成には、体系化が不可欠です。逆に、体系化さえ出来れば7割は知識なので入試でも7割以上の点を期待できます。 受験期に私も解きましたが、東大化学は特別難しい問題は見られず、基礎・標準的な問題をいかに淡々と早く解き進められるかが重要です。逆に、グダった時点で理科2科目がパーになります。では、淡々と早く解き進めるためには何が必要か。それは体系化した知識に加えてそれらを常識化する工程が必要です。後者の常識化する工程はこれから受験期になるとインプットアウトプットする機会が沢山あるので今は考えなくていいです。大事なのはこの春休みに、全範囲履修済みのアドバンテージを活かして全ての知識を体系化する作業に入ることです。物理は根本原理の理解のために質の高い学習とそれなりの時間が必須ですが、化学は結局知識を網羅し体系化すれば受験勉強終了です。 体系化の手助けとして1つ方法を述べます。参考になれば幸いです! それは、単元ごとに、「ペン1本、白紙1枚、自分の脳1つだけで説明する」ことです。参考書など何も見てはいけません。誰が見ても分かりやすく、かつ簡潔に説明するのです。そうして書かれた説明こそがその単元の「根本・原理」であり全てそこから始まるのです。これを意識するとただ漠然と問題を解いて演習量を稼ぐのではなく、目的を持って勉強出来ると思います。 最後に、なぜその後すぐにでも新演習を解き始める必要があるかと言うと、全部やるとするなら単純に量が多いからです。その分新演習を全問解けるくらい完璧にすると日本の大学入試の化学において困ることがないです。むしろ化学を武器に無双できます。化学は数学や物理と違って、やることが決まっており必ず成果が出る(知識が大半だから)科目で、英語と違って時間がかからない(やることが決まっているので、やろうと思えばいくらでも早く完成できます)科目です。たとえ苦手意識があろうと、やることが決まってるので点数が取れるのです。数学や物理、英語が苦手な人より何倍もマシなんです。 この季節休みで化学知識を体系化しましょう!応援してます!!
東京工業大学生命理工学院 rikun.st
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共通テスト化学基礎最短勉強法
過去10年分の過去問(センター試験)の全ての問題を自力で解けるようになるまで繰り返し解くことをおすすめします。 そのときに意識すべきポイントについていくつか説明させていただきます。 ①1周目は解ける問題と解けない問題を分類する まずは過去問を解いて、自分が解ける問題は何か、解けない問題は何か、を分類するところから始めてください。 この分類は大まかで大丈夫です。 「モル計算は解けるけど酸化還元が苦手…」などで大丈夫です。このようにして自分の得意不得意を明確にすることが、過去問1周目のときに意識してほしいポイントです。 すでに1周目が終わっている場合は、解き終わった問題を見ながら、ここはできたな、ここはできなかったな、と思い出してください。 ②自分が苦手な分野の問題を、教科書や参考書を見ながら解く 1つ目のポイントで明らかになった苦手な分野の問題を用意(センター試験の過去問や問題集など)し、それらの問題を教科書や参考書を見ながら解いてください。 この作業を行うことで、教科書や参考書から知識をインプットできるようになるだけでなく、同時に実際に問題を解くためすぐにアウトプットすることができます。 ③過去問の2周目、3周目…を行う 苦手な分野の問題が少しずつできるようになってきたなと感じたら、過去問の2周目、3周目…を行ってください。 おそらく1周目よりできる問題が増えているはずです。しかしそれでもまだ解けない問題もあるはずです。そのような問題は再び②に戻ってください。 このように、②と③を繰り返し行うことが非常に大切です。 上記の流れで勉強をすすめていけば、9割を取ることも可能だと思います。 あとは、共通テスト入試では過去のセンター試験であまり出題されていない範囲も出題されることがありますのでその分野に関しましては、学校の授業や塾などでカバーしてください。 ただし、①②③の流れは一緒です。 以上になります。 ぜひご参考いただければ幸いです。化学基礎9割、応援しています。頑張ってください。
大阪大学工学部 yoshi
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東大化学対策
「理論、有機ともに終了しており」というのがどのレベルまで終了しているのかが分かりませんが、重要問題集のA問題レベル(入試頻出問題レベル、MARCH以下レベル)はスラスラ解けるレベルと仮定して書きます。 まず、有機化学の分野では構造決定の練度を上げていきたいですね。普通の構造決定の問題が出た場合、なるべく時間をかけたくないのである程度構造決定に慣れてきたらスピード重視で演習しましょう。 高分子を勉強する時は、天然高分子を先にある程度できるようにしてから合成高分子に入りましょう。 アミノ酸、糖類の問題は構造決定と似た感覚で解けるので、構造決定に慣れた状態で、暗記事項をしっかり頭に入れて演習すれば大して苦労しないと思います。 最後に合成高分子ですが、基本的に暗記です。 計算問題もありますが、暗記をした上で解けば化学というより中学数学に近いような計算なので慣れれば面倒なだけで簡単です。 理論化学については、まず、重要問題集のB問題(MARCH~早慶、旧帝レベル)は解けるようにして、その後、化学の新演習のようなレベルの高い問題集を買い、進めましょう。個人的な意見ですが、どんな化学の難しい計算問題も典型問題を組み合わせて難しく見せてるだけだと考えてるので、理論化学は問題を解いて慣れあるのみだと思います。 無機化学に関しては、これはもう暗記するしかないのですが、化学の新研究という参考書には色々本質的なことが書いてあって少しは楽しく暗記できるかもしれません。 それと「化学 無機」というアプリがあり通学時など隙間時間にやると覚えられます。僕もこのアプリで無機化学は覚えました。 一通り問題集が終わって化学に慣れてきたら、東京大学を始め、難関大学の過去問を解いてみるといいと思います。 東京大学の化学は2020年以前と今では難易度が全然違い、昔の問題は今と比べかなり簡単です。 東京大学の他におすすめの大学をまとめておきます。 ・京都大学 ・東京工業大学(計算問題) ・東北大学(有機化学) ・横浜市立大学(有機化学) また、早慶の問題も良問とはいえないものの演習の練習にはなります。 滑り止めで受ける予定があれば解いてみてもいいと思います。 最後に、絶対に覚えておきたいテクニックの紹介ですが、 ステアリン酸が3個くっついてる油脂の分子量は890 これは覚えましょう。 これを覚えると 分子量888の油脂→ステアリン酸×3の油脂より水素原子が2個だけ少ない(脂肪酸に不飽和結合が1個ある) 分子量886の油脂→ステアリン酸×3の油脂より水素原子が4個だけ少ない(脂肪酸に不飽和結合が2個ある) 分子量862の油脂→ステアリン酸×3の油脂よりCH₂が2個だけ少ない のように油脂の構造決定が格段に早くなります。 何言ってるのかわかんねえよって思ったら「油脂 分子量 890」と検索してください。 僕より分かりやすい説明をしてくれてるサイトがあると思います。 拙い文章ですみませんでした。 頑張ってください!
早稲田大学創造理工学部 おしろ
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