高2英語共通テスト
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アッキー
高2です。先日、共通テスト形式の模試を受験したところ、速読力が圧倒的に足りず、最後の大問6を丸々落としてしまいました。結果としては大問1から5までの正答率がそこそこだったお陰で65点と今までに3回ほどやった共通テストの英語と変わらない点数が取れたのですが、自分に速読力があれば8割ぐらいとれたのではないかと思うと悔しいです。また、普段の河合塾の模試などでも時間ギリギリになってしまうことが多いです。そこで共通テストへの慣れと不足に感じている長文の演習を兼ねてこの夏休みに、時間を計って共通テストの大問を1日1個やろうと思うのですが、先輩の意見を聞きたいです。よろしくお願いします!
補足としてですが、今までにやった共通テストリーディングは全て60点から70点ぐらいをうろちょろしてる感じです。
回答
だわ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
お疲れ様です。北大に通う私がお答えします。
まず一言。
ちょっとまったー!!
それと、大問5までの正答率たかい!!
すばらしい!!
(果たしてどこが一言なんだろうか)
真面目に回答します。
この段階の高2生は共通テスト模試にまだまだ慣れていないと思います。
焦る気持ちはよくわかるのですが、共通テスト形式の演習に入るには時期が早すぎます。
意外かもしれませんが高3の早くとも夏までは共通テストの対策は特に必要ないんです。
質問者さんの気にしている速読力なんですが、私の高校時代の恩師の言葉を借ります。
『「解釈の正確性の追求→スピードの追求」は成り立っても逆は成り立たない』
質問者さんの正答率をみる限り、スピードを重視して一文一文をきちんと解釈できていない、読み飛ばしているなどはないと思います。
しかし、この時期から共通テスト形式の演習を始めることは正確性を犠牲にして解くスピードを上げていく可能性について懸念があります。
まだ必要ないと書いたのはこのためです。
質問者さんのように、しっかり読めているが時間が足りないという人は適切な演習と慣れで速読力をつけていくことが可能です。
私は夏休みを使って北大の過去問の長文を周回することをおすすめします。
最初は各大問30分で、慣れてきたら25分。
イメージは大問1,2合わせて50〜55分です。
うまく振り分けて2題を解き切りましょう。
単語のレベルがあまりにも厳しいと感じる場合は手持ちの問題集を利用してください。その場合同時並行で単語学習もできるとよいです。
(500〜700語程度の長文は15〜20分です)
北大レベルの長文を25分で解けるまで鍛え上げると、共テの長文は自然と時間内に収まるようになってきます。
私の通っていた塾の教室長の言葉です。
『共テ英語は6割〜7割の壁を突破するまでの勝負。ここを超えたら8割後半〜9割が安定する。』
厄介なのが共テ英語を伸ばすのに必要なのは共通テスト対策ではなく二次対策だということです。(ここで伸ばしきれなかった得点を高3の演習で伸ばすのが王道ルート)
現段階で高得点を維持できている質問者さんは二次の対策をするのが最善と思います!
息抜きで共テの長文を解くのはありです。
その場合大問6の演習をおすすめします。
a,b合わせて24分が目標です。
北海道は短い夏ですががんばりましょう。
同じ北海道出身者として応援しています。
コメント(2)
アッキー
回答ありがとうございます!
先輩に倣って、この夏は北大の長文に取り組んでみようと思います。
質問続きになって申し訳ないのですが、もう一つお願いします。
北大の英語には最後に会話文の穴埋めがあると思います。そのために文法問題集に載っているような会話表現はやるべきでしょうか。いつか、通して過去問に取り組む時のために知っておきたいです。
だわ
実は大きく得点が開くポイントの一つが最後の大問の穴埋めです。
ビンテージなどを使って対策してください。
ただし、品詞の理解を問う問題が熟語を問う問題よりも多く出ます。
こちらは日頃から英文解釈を意識することで対策が可能です。
いかがでしょうか。