才能と努力
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8/13 14:28
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
直人
高卒 大阪府 早稲田大学志望
受験に才能ってありますか。
僕は浪人で一年間必死勉強しましたが第一志望に届きませんでした。まだまだ努力が足りないんだと思い、この一年人の1.5倍の努力を目標にしています。
この浪人になって現役時代には諦めた早稲田を再び志望しました。
そして過去問を夏休みに解いたところ、ボコボコにされてます。
このまま努力しても才能を持った人、地頭のいい人に勝てるのか、
少し努力しただけでものすごく実力のつく人に勝てるのか、と心配になります。
何か元気の出るエールをください。何としても早稲田に受かりたいです。
回答
マーシー
早稲田大学文学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まず、これは個人的な意見ではなく客観的な事実ですが、一定レベル以上の難関大学に合格するために必要なのは、勉強の量ではなく質です。
正しくない、あるいは質の良くない努力を山のように積み重ねたところで決して合格はできません。そこが野球などとは違うところです。自分の実力からして必要な努力を重ねることで必然的に勉強時間も定まってきます。いわゆる根性論的にあらがじめ「〜時間やる!」と決めて、そのノルマを達成することに満足し、勉強法そのものを見返さないと失敗をくりかえします。
例えば英語ですが、やみくもに長文問題をやって音読する前に、その時間を全て削り、モノになるまで単語、熟語帳を繰り返すことが先決です。文法は細かな文法問題を問われる学部を受けないなら、センター第2問で2ミスくらいまでに抑えらるよう、ネクステあたりを一通りやるだけで充分です。基礎を固めたら、必ず解釈をやりましょう。解釈をやらないと難関大学の長文を速読も精読もできるようになりません。ポレポレがオススメです、難しいですがいい参考書だと言えるようになるまでやりこんで下さい。過去問は解き方の研究のために早めに目を通してみてもいいでしょうが、長文問題集や過去問を実際解くのは冬期、時間に余裕ができてからで充分です。また、早稲田レベルの選択科目の難易度になると、逆に確実に差がつく(つけれる)のは選択科目なので、「私文は英語命」という通念に縛られすぎ、選択科目をおろそかにしてしまうと確実に負けます。
コメント(2)
直人
8/13 23:49
とても参考になります!自分の足りていないところを見直して、重点的に潰して行こうと思います!がんばります!ありがとうございます!
マーシー
8/14 8:05
補足ですが、ちょっとの努力で実力がつく人というのは、効率の良いやり方を見抜けているだけで、自頭とかは関係ないです。はたから見ればそう見えるだけです。毎年「〜時間もやったのに受からなかった...」、「〜時間しかやってないけど受かった」に二極化するのはこういうわけです。
頑張ってください。