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数学のルート

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3/26 18:22
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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はるる

高1 埼玉県 一橋大学経済学部(70)志望

現在、一橋大学経済学部を目指している新高校2年です。 現在、1Aは青チャート、2Bは黄色チャートを使っているのですがチャートの後の参考書を何にしたらいいか悩んでいます。 もしよろしければ、おすすめの参考書、問題集とその勉強法を教えていただきたいです。

回答

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アルデンテ

一橋大学社会学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。一橋大学社会学部のアルデンテと申します。数弱の多い社会学部ですが、僕は数学が得意科目だったので回答させていただきます。参考になれば幸いです! 当たり前ですけどこのアプリで質問に回答している私たちのようなただの大学生は、一般的に塾などで紹介されている参考書すべてをやったことがあるわけではないし、参考書の分析などもしていないので、使うべき参考書に関しては本当に正しい回答をできているかは分かりません。ですが、参考程度に自分の経験例をあげたいと思います。 僕の場合、数学は主に3つのレベルのものを使い分けていました。そして一気にすべての単元を完成させて過去問に入ったのではなく、単元ごとに完璧にしていきました!(こっちのほうがより勉強の効果をすぐに感じることができるので、モチベ維持に繋がるかな、と思います。) 1つ目は、網羅系参考書。僕の場合は、学校で配布されたFocusGoldという参考書を使っていました。 2つ目は、入試レベルの問題集。各大学の実際に出題された入試問題を取り扱ったものです。僕の場合は、FocusGoldの例題の後にある章末問題やSTEPUP問題、巻末についている難しめの問題をやりました。また、ニューグローバルβなども学校で配布されたので使っていました。
3つ目は、一橋の過去問。ここがゴールです。定期的に自分の到達度を測るために解いていました。ゴールと自分との距離を測るのに使いましょう。 これら3つをどのように使い分けていたのか説明します。 まず、過去問を解きます。「え?早くない?」って驚く人もいると思います笑。でも過去問はゴールと自分との距離を測るために使うべきだと思っています。特に勉強を始めたての頃は、正しい方向性に向かって進み始めることが大事です。どこに向かっていくのかまずは「向き」を整えます。そのために一度ゴールの位置を確認しておきましょう。 過去問を解いた上で、自分の足りなかったところを書き出します。またどこを伸ばしたいか(具体的にはどの単元で完答したいか)を考えます。次にその単元を網羅系参考書で完璧にしましょう。網羅系参考書は入試の基礎でありながら、ここができると大体の一橋の問題なら解けるように、あるいは方針は思いつくようになるでしょう。そして、基礎が完璧になったら、入試レベルの参考書で、基礎をどのように応用するかを学び、基礎になかった解放については丸暗記します。 最後に過去問を解きます。これで自分がやってきたことが成果として出てくると思います。前に解いた時と比べると、かなりできるようになっているのではないでしょうか?
この手順を他の単元についてもやっていきます。 大事なのは3つのレベルとそれを使う目的です。自分が今何をしたいのかでやることを変えましょう。 「最近やっていることが合っているのか分からなくなってきた…」と思えば、過去問でゴールを確認して勉強の方向性を改善しておくし、 「入試解いてみたけど基礎が足りない!」と思えば、網羅系参考書に戻るし、 「基礎はできてきたから、それの使い方をトレーニングしたい!」とか「もうちょっと基礎にはない解法をストックしておきたい」と思えば、入試レベルの問題に取り組んでみましょう。 僕が一度受験をして感じたことは、「過去問は貴重なものと思わなくていい」です。 僕は高校2年生の夏頃に過去問を解くかどうか迷って、今解いてしまって直前期に解くものがなくなってしまったらどうしよう、、とか考えていました。けど、それは間違いでした。直前にはもちろんたくさん過去問を解くことが大事ですが、それよりも今この時期に方向性を整えておくことがもっと大事でした。今過去問を解くことは決して無駄ではなく、むしろ直前期に解くよりも有益です。 以上、長くなりましたがぼくが数学に対して考えていたことはこんな感じです。要するにはるるさんの質問に対する回答は、入試問題レベルの問題集を買う(orチャート式の巻末にチャレンジしてみる)or過去問を解いてみる、です!
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アルデンテ

一橋大学社会学部

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プロフィール

一橋に受かることだけを考えて独力で入試問題を分析し、独学で勉強をしてきました🔥 →→結果、合格最低点+109点で楽勝の合格💮 自分が受験勉強中考えていたことや受験の後悔をみなさんに還元したい!という思いから、このアプリをやらせていただいています🙏 →→ファン登録やクリップしてくれるとまじで喜びますし、モチベーションになります!

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(2)

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はるる
3/26 20:15
なるほど...。そのような過去問の使い方もあるのですね!とても参考になりました!ありがとうございます!!
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アルデンテ
3/27 11:09
頑張ってください!!応援しています!!

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数学の参考書ルート
勉強お疲れ様です。数学の参考書ですが、私は青チャートしかやっていませんでした。 その理由として、目標は受験問題を解けるようになるということです。私が受験勉強をしていて、最も数学の力が付いたと感じたことは過去問演習、受験問題を使った演習でした。そのため、まずは青チャートのⅠAⅡBⅢCを完璧にすることを目標にしても遅くないと思いますよ。数学は演習量を重ねていく必要があるので、難しい問題を解きたい気持ちも分かりますが、典型的な問題を完璧に解けるようになることが最優先事項だと感じます。 一つ、青チャートのおすすめの使い方があるので、良かったら参考にしてみてください。 ポイントは、①日付②理解度を記入することです。理解度とは、◎(完璧に解けた)〇(計算ミスをしてしまった)△(解説をみたら分かった)×(よくわからない)など、自分でわかるように印をつけてみてください。そして、それが全て最高評価になるまで繰り返します。期間をあけても問題文を見ただけで、答えをだす方針が分かるようであれば、その問題は完璧と言えます。 他の参考書を行う場合は、過去問演習と同時に行うことをお勧めします。もし、どうしても苦手な分野があるのであれば、「1対1対応」などで、その単元の苦手を克服してみるのもいいと思います。もし、全体的な演習が青チャートで足りないと感じていたり、時間が有り余ったりするようであれば、「標準問題精講」がおすすめです。レベルは「1対1対応」と同じかそれよりもやや高いレベルであるので、東京工業大学(科学大)の合格には必要なレベルになります。私は塾講師をやっていて、生徒の苦手分野が発覚した際に利用しています。特に1対1対応では、苦手分野を克服し、過去問で苦手な範囲が出てきたときにも、しっかりと正解に近い解答を書くことができていました。ぜひ使ってみてください! 数学が得意科目になると、合格により近づけます!検討を祈っています。
東京工業大学物質理工学院 たこし
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一橋社会志望 数学の参考書の進め方
こんにちは! 数学の勉強について、2点お話しします。 ①文系最高峰と言われる一橋数学のレベルでも、典型的な解法の充実が最も大切です。一橋大学の数学は一見すると解法が全く思いつかないような問題でも、図式化したり具体的な値を代入して考えてみたりすることで基本的な問題に帰着することがよくあります。基本的な問題に帰着というのは基本レベルの網羅系参考書に載っているような考え方で最後答えに辿り着けることがあるということです。そのためには基本的、典型的な解法にすぐ反応できるようにしておく必要があります。(具体的に典型解法とは青チャートのコンパス3個分ぐらいのイメージです。)このレベルの解法は網羅系参考書で何度も何度も繰り返すべきだと思います。覚えるというと暗記してるだけのように思われがちですが、仕組みや原理を理解した上で典型的な解法については考えるよりも先に体が動くぐらいまでやり込むべきだと思います。質問の答えとしてはまずは確実な理解を心がけた後は忘れることをあまり気にせず、繰り返すことが大切だということです。忘れてしまうのは確かに根本的な理解が不足している場合も考えられますが、基本レベルの問題は何より繰り返しましょう。 ②夏に到達したいレベルについては、もちろん理想は偏差値も高ければ高いほどいいと思いますが、社会学部志望であれば夏前あるいは夏休み中に青チャートのコンパス3個分までが確実に備わっていればそこからの過去問演習や2次試験レベルの演習で伸ばすことが可能だと思います。何より重要なのは基礎をおろそかにしないことです。実力の足りなさや問題の難しさに動揺したり焦りを感じたりして難易度の高い演習にすぐに移ろうとはせず自分の進行度と向き合って基礎を固くすることが大切だと思います。 +α 典型解法の充実の重要性について書きましたが、一橋大学の数学は過去問演習が大きな意味を持ちます。過去と似た問題や似た考え方が出ることが今までかなりあったからです。もちろん網羅系参考書などで全ての範囲をおさえることを目指すとともに、早めの過去問演習で傾向を掴み、社会学部であれば特に出る単元にある程度集中して対策することも現実的なプランだと思います。一橋数学では、整数、確率、平面図形、空間図形、数列、微積などが頻出です。 また、質問とは直接関係ありませんが演習を解いていく上で1つのノートを作る勉強が個人的に効果的でした。そのノートには演習をやる中で間違えた部分をまとめておくものですが、間違えた問題とその解法などを書くのではありません。数学で難しいのは解法の一手目が思いつかない時全く歯が立たないことだと思います。そのため、問題を解いてて解法が思いつかず解答などをみた時にどうしたらこの一手目を思いつくかまでしっかり考えてそれをノートに書いておくのです。一手目を思いつくヒントになる問題文の文章や設定とセットで、一手目の考え方をメモしておくことで少しずつ「一手目の考え方」を蓄積していくことができ、後で見返すのにも便利です。
早稲田大学商学部 みかんZ
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東大理系数学で合格点を取るには
こんにちは😃! 数学の進め方についていくつか私の経験からアドバイスするので参考になれば幸いです 現在、青チャートを使っての基礎の復習とニューグローバルレジェンドをしているということで基礎の部分が疎かになるということはないように思います。 ところで、東大数学の過去問は何年でもいいので解いたことはありますか?もし一度も解いたことがなければ解いてみましょう。過去問を早い時期から解くということはとても重要です。今の自分との距離が分かり、この先どういう勉強をすれば良いのかの指針になります。 まずは、数3を終わらせて高校数学の範囲を一周しましょう。そして次に難易度の高い参考書に手をつけていきましょう。(もしかしたら個別指導の方や、河合塾の方で今後やるべき参考書をおすすめされるかもしれませんが)私は一対一対応という参考書と上級問題精巧をやりました。一対一対応は、受験で頻出な問題に対するテクニックや純粋に難しい問題があります。上級問題精巧は各大学の過去問で良問に入る部類の問題を集めたものです。解説もかなり丁寧に書かれています。問題もかなり載っているので数学力が身につくと思います。ただ、上級問題精巧はある程度難問にとりかかる力がないと問題に対して何にも手をつけられず解説を読むだけというあまり実力が身につかない恐れがあります。なので、一対一対応を終わらせてから上級問題精巧を解くことをお勧めします。 過去問についてはなるべく早い時期から解いていきましょう。先ほども言った通り東大との距離を測ることは合格するにおいてとても大事です。私は受験生の時は6月くらいから解き始め、東大受験までに30年分解きました。こだわりが無ければ昔の過去問から解くのをお勧めします。やはり入試直前に直近の過去問を解きたいです。早く解きすぎて、入試直前にとく過去問がなくなるということだけは避けましょう。ただ、昔の、特に1990年代の過去問は少し難しい問題が多いので注意しましょう。 たくさん話したのでまとめます。 ⭐️まずは高校数学を一周しましょう。そして一対一対応を始めます。なるべく夏前には一周はさせたいです。夏までには過去問を始めましょう。一対一が終わってからは上級問題精巧を解き始めましょう。 自分の中で数学への勉強の向き合い方が確立されているのは素晴らしいです。この調子で頑張っていきましょう。第一志望合格を心から願っています。頑張れ!!
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東大数学で高得点を取りたい
こんにちは! 高3迎える段階で青チャート終えられてて素晴らしいペースですね! まずいきなり結論として僕のオススメのルートを書くと 数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの完全攻略、数学Ⅲの完全攻略(駿台文庫)→過去問(『東大数学で1点でも多く取る方法』、安田亨著がオススメ)、入試数学の掌握(必要に応じて並行的に) という順番で勉強するのがいいと思います! 東大数学を解くために必要な力について説明した上でそれぞれの参考書の特徴などを以下僕なりにまとめさせてもらったので、良かったら読んでみてください。 まず、東大本番に向けて身につける必要のある力を便宜上以下のように分けさせて頂きます。 ①問題文を読んで出題意図を把握し、方針が立てられる。 ②問題に合わせて適切な解法を選んで組み合わせられ、計算や証明の道筋が立てられる。 ③確実に計算を実行しきる。 (3段階に分けてみましたが、問題によって②は①か③に吸収されがちなのでご了承ください) ①に関しては実際に過去問や東大レベルの難問に たくさん取り組んで、しっかり頭を使ったり手を動かして考えることが重要です。数学が得意な人でも東大レベルの問題を前にすると、誘導がなかったりあっても意図が読みづらい等で、そもそも何をしていいかわからないという状態に陥りがちです。この辺は本物を前にあれこれ考えて、幅広い視点や柔軟な思考力を養っていくしかないです。 ②はおそらく青チャートを終えた所でだいぶ身についておられると思いますが、自力ではまず思いつかないけど、入試数学の世界では常識化されてしまっているような解法等(逆像法など)が結構あるので、まずそこを適切な参考書で埋めてから東大の過去問に入るのがよいかと思われます。 ③は基本練習あるのみですが、自分のケアレスミスの傾向を分析してミスを減らしたり、計算テクニックを学んで速度を上げることも重要です。基本的にここも青チャートでかなり身についておられると思います。 以上踏まえまして、ルートとしては②、③を問題集、参考書で仕上げた後、①を過去問演習(もしくは特殊な参考書)の中で身につけていくという形が良いかと思います。 東大数学で高得点を目指すためのオススメの参考書について、実際僕が使っていた参考書についてやって欲しい順に紹介させて頂きます。(おまけとして世間一般的に有名なものをその他としてご紹介します) ■数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの完全攻略、数学Ⅲの完全攻略(2冊)駿台文庫  国立、早慶レベルの難問が並べられていて、しっかりと入試数学の常識化している解き方を網羅できます。問題集の特徴としては問題数は必要量に留めてあり、比較的短い時間で②、③の力を仕上げられます。自力では中々できないかもしれませんが、解説が非常に丁寧でびっしり書かれているので、1周目はすぐ解説を読んでしまってもいいと思います。 〈その他同じレベルの参考書〉 ・ やさしい理系数学 ・ ハイレベル理系数学 ・ 標準問題精講 ・ 上級問題精講 ・ 数学スタンダード演習 ・ 新数学演習 ■入試数学の掌握(総論編、各論錬磨編、各論実戦編)  東大、京大の問題が多く、その他難関国公立大の問題が並んでいます。参考書のレベルとしては受験数学最高峰で、東大医学部とかを目指す人が使うレベルです。これが完璧になれば東大数学で8割以上目指すことも可能だと思います。これも問題自体は少なく解説が丁寧でびっしりなのでオススメです。中々過去問以外で身につきづらい①の力をかなり養うことができ、②もほぼ完璧に身につけられます。ただ必ずしもここまでやるべきかはわかりません。 ■過去問  当たり前じゃんと思ったかもですが、これが地味に落とし穴なんです。過去問ってもちろんどの本でも問題は同じですが、解説の分かりやすさと再現性が執筆者によってかなり差がある印象です。赤本が一番有名ですけど、正直解説があまり良くないと感じました。 安田亨という人が書かれた「東大数学で1点でも多く取る方法」がオススメです。非常に受験生の目線に寄り添って書かれている印象でした。この人の解説動画とかもYouTubeで調べたらちょっとでてきます。参考書の執筆者の名前を調べたら動画が見れたり、評判がわかったりするので、今後他の科目においても参考書選びの際には著者名を検索してみるといいと思います!
東京大学工学部 清水
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受験直前までの数学の進め方
こんにちは。質問の意図は数学の参考書ルートということで、塾に頼らず数学を完成させた私の経験からアドバイスさせていただきます。 数学を学ぶ上での心構えですが、数学は単なる解法の暗記科目ではなく、特に京都大学のような高いレベルの入試では誘導が少なく、丸暗記だけでは対応できません。数学とは、決まった答えに対してさまざまな道具を駆使し、論理的に解を導き出す科目です。実際、京都大学の過去問に取り組むと「何をすればいいのかわからない」という問題に直面することが多いと聞いています。 何度も耳にするかもしれませんが、必要なのは自分が信じる参考書を完璧にすることです。ここでいう「完璧にする」とは、エビングハウスの忘却曲線に従い何度も復習することであり、いろいろな参考書に手を出すよりも遥かに効果的です。たとえばFocus Goldは非常に有用な教材で、全ページを完成させた後も定期的に見返すと良いでしょう。解いているときに、詰まった解法が書かれている部分にマーカーを引いておくと、後で見返しやすくなります。 実際の改善点 大学受験の数学の勉強は主に三つのステップに分かれると考えます。 一 解法を理解し、自分で運用できる武器を増やすこと。 二 その解法を実際に運用する練習、つまり思考力を鍛えること。 三 第一志望校の過去問に取り組むことです。 質問者さんは春休みに第一のステップを終わらせる予定とのことですが、その部分は問題ありません。ただし、学校で配られた教材であるメジアンは推奨できません。解説が詳しくなく、レベルもFocus Goldに似ているため、一つの教材に絞ったほうが遥かに効果を得られます。もし学校でやる必要があるなら、その部分には最低限の努力にとどめ、有効な時間の使い方を心がけてください。また、何かしらの入試問題集と書かれている部分ですが、ここでは第二のステップ、つまり思考力を鍛える部分が重要です。私のおすすめは「ハイレベル数学完全攻略」です。 ハイレベル数学完全攻略の紹介 ・数1A2Bと数3Cの二冊構成で、各巻約40問程度の問題が収録されています。 ・一見、問題数が少ないように感じるかもしれませんが、各問題は有名大学の過去問から選ばれ、重要なテーマについて詳細な解説が付いています。 ・フォローアップ問題も充実しており、理解を深めながら横の広がりも学べます。 ・Focus Goldと京都大学の入試をつなぐ難易度です。 ・最初は戸惑うこともあるでしょうが、わからない点は先生に確認しながら進めれば大丈夫です。 「ハイレベル数学完全攻略」を3周ほどすることで(1、2周目は全問、3周目は間違えた問題を中心に)、体系的に思考法を鍛えられます。私自身は学校配布の網羅系参考書であるFocus Goldを2周し、その後「ハイレベル数学完全攻略」を3周、さらに「鉄緑会東大数学問題集」に取り組んで現役合格を果たしました。ハイレベル数学完全攻略の持つポテンシャルは保証できるので、ぜひ書店で実物を確認してみてください。問題に対する答えだけでなく、どのようなアプローチを取ればよいかを丁寧に解説しているため、解法の糸口が見えないという状況が格段に減るはずです。 過去問演習についてですが、京都大学の問題は実際に時間を測って取り組むべきで、せか京は過去問演習ではなく問題集、参考書として使うのが効果的です。実際に使用するかどうかは自分の実力と残り時間、他教科との塩梅をみてください。過去問に取り組む際は、鉄緑会京大数学問題集か駿台の青本がおすすめで、必ず時間を測って解くようにしましょう。 最後に、現役で絶対に合格したいという受験作戦についてですが、直前まで数学を詰め込むのは避けるべきです。しかし、数学をおろそかにするのも良くありません。直前期はノルマとして、過去問演習以外で1日2問、少なくとも1問は質の高い問題を解き、その解答の軌跡を記録することが大切です。私はそれを「ハイレベル数学完全攻略」で実践しました。現役生は理科の完成が遅れがちですが、最後の最後で理科は大きく伸びる傾向にあります。数学は不安定で上がりにくい科目なので、数学の結果に一喜一憂せず、他の科目で安定した点数を取る実力を培うことも忘れないでください。 応援してます
東京大学工学部 Hiro_uts
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理系数学
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青チャートか大学への数学か
京都大学文学部に所属している者です。 まずは大学への数学をやることをおすすめします。そして、初見で方針を立てることが難しいと感じた問題に出会った時に、その分野の青チャを見直すことで基礎に立ち返るみたいな使い方がいいと思います。答えをぴったり合わせるための計算力ももちろん大切になってきますが、いまの時期はなるべく多くの問題に触れることがなにより大切です。大学への数学は様々な大学から良問を集めているので、それを利用して解法の引き出しを増やすことに取り組んでください。 "基礎固めが大切なのか迷い"とありますが、発展した問題に取り組む過程でも基礎固めは十分にできます。むしろ、基礎が問題のなかでどのような使われ方をするのかを理解することができる分、実用的な知識がつきます。 一橋大学に合格した高校同期は、数学で差をつけることが大事と言っていました。いまの時期から大学への数学に取り組むことができるのはかなりのアドバンテージになると思います。応援しています、がんばってください!
京都大学文学部 えるぽん
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文系数学
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数学の先取り
初めまして!東北大学工学部1年のKanと申します。 勉強法というと人それぞれかと思うので、まずは参考書について紹介しようと思います。 結論から申しますと、先取りでおすすめなのはチャート式やFocus Goldなどの網羅系の参考書です。学校で配られたならそれを使うと良いと思います。 初学となると、基礎をインプットしながら問題演習をしていくことが定着に繋がるので、これらの参考書に沿って学習していくことをオススメします。 チャート式やFocus Goldには、問題ごとに「考え方」の欄があるので、この問題がきたらこう解く、のようにパターンが整理されて行くと思います。例えば、「三次方程式の実数解の個数を求めよ」ならば「(極大値)×(極小値)の符号を調べる」のように、解法のストックを増やすことができます。もちろん数Cの先取りも可能です! 数学の問題を解くときに、思いつくかどうかわからないひらめきには頼りたくないですよね。ならば「見た事のある問題」を増やせば良いんです。これらの参考書を使うことで「見た事のある問題」が増えるので、高3生になっても役に立つ知識の土台が固められると思います。 もし数学に自信があるならば1体1シリーズにも挑戦してみてください。こちらはさらに高級な解法を扱っているので、解法のボキャブラリーが増えること間違いなしだと思います。 勉強法について、僕の個人的なもので良ければ伝えますので、必要でしたら教えてください!
東北大学工学部 Kan
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理系数学
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フォーカスゴールドのすすめ方(高1 1A)
こんにちは、一橋法学部の2年です。 まず1つ言わせてください。駿模試で一橋B判定とかすごい! 最終的にD判定までしか取ったことないので…。 こんなこと言うと回答の信頼性が薄れますが、わっちょさんすごいよ、っていうのをお伝えしたかっただけです。 さて、ではご質問にお答えします。僕もちょうどフォーカスゴールド(以下、FG)使っていたので。 ①「FGに載っているすべての問題を解けるようにすることが、一橋大学を受験するのに必要」というよりは、「FGに載っているすべての問題について『把握』することが、一橋大学を受験するのに武器になる」というのが僕のイメージです。青チャやFGといった類の、数学の参考書の役割は、単元学習時と演習時で異なります。単元学習時(今のわっちょさんですね、どんな単元があるのか勉強している段階)は、教科書の補助として、また問題集としての役割があります。メインは教科書や授業のノートです。一方、演習時(学年が進んで、過去に勉強した分野の問題をガリガリ解いて練習する段階)には、解法集として、いわば攻略本としての役割を持ちます。問題集を解くときに、「この類の問題ってどうやって解くんだっけ(例えば二次方程式の判別式ってどうやって使うんだっけ)」と思ったとき、該当するページを見て、問題や解答を振り返りながら思い出す、といった使い方です。大事なのは、この演習時の攻略本としての使い方をする時間の方が長く、また重要度も高い、ということです。ほんと受験の直前まで使いますからね。長くなってしまいました。ということで、受験まで見据えた時に重要になるのは、「すべての問題について解けること」よりも、「すべての問題について把握していて、そのページを見ることで今までに解いた問題、間違えた問題、解法のポイントなどを自力で解説できるほどに記憶を結び付けられている」ことになります。本番は自分の頭だけが頼りですから。 ちなみに、FGでも十分おすすめできますが、解説に物足りなさを感じていれば、「New Action Legend」という参考書も、ぜひ一度本屋で立ち読みしてみてください。FGや青チャよりも、もっと解法の根本に力点を置いた問題集です。(中学受験で例えるなら、青チャやFGは「ここに補助線を引けばこうやって解けるよ」と解説するのに対してこの問題集は「なぜここに補助線を引こうと思えるのか」についても説明してくれているようなものです。) ②わっちょさんのおっしゃる「すべての問題」がどこまでを指すのかわかりませんが、練習問題も一通り理解されているということですので、「Step up」に挑戦してもいいかもしれません。章末まで行ったらすごい。プロフィールの得意科目を、ぜひ数学に書き換えてください。少なくともstep upまでは、現実的な目標だと思います。時間的な話ではなく、難易度的に。 ③上述の、数学の参考書の役割の話とも関連しますが、FGにおいて最も重要な部分は、例題とその解説、そしてその問題と結びついたわっちょさん自身の演習の記憶です。今はまだ単元学習の段階ですから、該当ページを見た時に出てくるべき記憶を構築している段階になります。なので、今重要なのはむしろさらなる問題のインプットです。その点から言えば、復習にあまり時間をかけても仕方ないかもしれません。しかも、高3生と違い、まだ授業の記憶も新鮮でしょう。そうなれば、むしろ重要なのは難問に手を付けた後です。意外に解けたとしても、手も足も出なかったとしても、必ず関連するトピックの例題、解説、練習を振り返ってください。解いた難問と、例題のページを紐づけるためです。それを重ねながら、わっちょさんオリジナルの復習、答え合わせの仕方を編み出していってください。ただし、念のため難問に手を付ける前に、パラパラとページをめくってみてください。内容を覚えているなら結構ですが、記憶の定着度が7割程度を下回っていそうなのであれば、そちらを優先しましょう。難しい問題はその後。 長くなってしまい申し訳ありませんでした。繰り返すようですが、わっちょさんはまだ高1。受験本番まであと2年と1か月あります。余裕はたっぷりです。おっしゃる通り一橋数学は文系最難関と言われていますが、基礎を疎かにしては解けるものも解けません。焦らず、自分に合った勉強の方法や生活のルーティンを探りながら、まずは「Step up」程度の問題にとどめておく方が賢明だと思います。(余裕ならどんどん進んでいいけどね) また何かあれば質問してみてください! 寒さにお気をつけて。
一橋大学法学部 どもてぃ。
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文系数学
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文系数学で高2のうちにやっておくべきこと
私も青チャートを使っていました! 基本的に、高2だろうと高3だろうと勉強法は変わりません。 青チャートが解ければ、他の問題は怖くありません。 以下、勉強の極意です。 1.まずは一通り例題を解き、公式の使いどころを覚える。(基本問題) →数学には解法パターンがあります。こういう問題が来たら、こういう方法で解く、というのが反射的にわかる、身につく、というところまでもっていきます。 この時、公式がわからない、理解できないときは教科書を開いて理解するようにしましょう。 2.例題の下にある問題を解く(標準問題) →わからなくてもすぐに答えなどみずに、10分は考えるようにしましょう。この時色々な公式や解法が頭に浮かべば、知識は身についている証拠です。 逆に標準問題で手も足も出ないなら、教科書に立ち返りましょう。 ここまでできれば、定期テストや模試である程度の得点は見込めます。(青チャートなら国立大やマーチレベル) 3.章末問題を解く(応用、発展問題) →数学を得点源にしたい人、難関国立大や早慶を狙う人は最終的に解けるようにしましょう。 このレベルだとさまざまな公式を合わせて使う、複合タイプの問題になります。 この問題をやるときは、「自分がどこまでわかっていて、どこからがわからないのか」をしっかり把握するようにしてください。復習するときはできないところの例題などを見返し、できるようにしましょう。 これが解ければ模試の大問もほぼ完投できます。 このように、大事なことはとにかく、 理論を理解する ことです。 闇雲にやって量をこなすのではなく、丁寧に時間をかけて勉強してください。
名古屋大学工学部 けろちゃん
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数学の予習について
予習に向いている参考書を用いるやり方、青チャートを使って予習をするやり方、どちらも挙げてみますね。一橋志望ということであれば、後者でできると、時間を短縮できいいかなと思います。 ○予習に向いている参考書を用いるやり方 →スバラシク面白いと評判の初めから始める数学 僕自身は使っていなかったのですが、周りの友人がよく使っていました。教科書レベルやそれよりもっと分かりやすく書かれているため、詰まるところは無いと思います。また、そこまで時間もかからないため、集中して取り組めば短い時間で取り組めるはずです。 これが終わったら青チャートの例題をとにかく解いていけばいいです。 ○青チャートを使って予習をするやり方 僕自身は教科書で先取りを行い、章が終わる度にその章に対応する青チャートの部分を解いていました。教科書は章末問題までは解かず、練習問題だけです(というのは、章末問題は学校で解くことも多かったり、青チャートの問題と被っていたりするからです)。 教科書が終わったら、一通りその章の内容を見直したあと、青チャートのコンパス1~2の例題に絞って解いていきましょう。これが解ければ公式の運用などの基礎は大丈夫です。それがおわれば、コンパス3~4の問題に取り組みます。このレベルからかなり難しくなりますが、入試問題、特に一橋数学では覚えておかなければならない基礎の典型問題になります。1周目は頭を使い、コンパス1~2のあの解法が使えないかなと意識しながら解いて見ましょう。10分ほど考えて分からなければ答えを見て大丈夫です。「解答の意味をよく理解しながら」、最終的には問題を見て直ぐに解法が出るレベルまで覚えれるようにしましょう。 ちなみに進め方ですが、コンパス1~2が終わったら直ぐに次の章の教科書を進めるやり方、コンパス3~4が終わってから次の章に移るやり方、どちらでもいいです。コンパス3~4の方が大事なので、時間があれば後者の方がいいです。なお、コンパス5ですが、最初は飛ばしても大丈夫です。一通りチャートの内容が終わり、1レベル上の問題集をやるときにやりましょう。 参考になれば幸いです!
九州大学経済学部 riku
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文系数学
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