京大英語とは
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1/11 11:55
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
あああ
高2 鳥取県 京都大学志望
質問内容としては、
①透視図が終わった段階で京大の問題を解くことに対しての是非
②その前に挟むとしたら何がおすすめか
(③京大英語において問われている力と普段から意識すべき点)
最後の質問はお時間があればで構いませんのでよろしくお願いします。
以下、簡単な詳細
自分は現在高2で京大法学部志望です。
模試は夏以降受けていないのですが、センター試験の長文では余程のことが無い限りは5,6は満点で資料問題で失点してしまう程度の英語力です。
現在主として使用している教材は
単語:鉄壁
解釈:英文読解の透視図
文法:ネクステ の3冊だけです。
若干単語力に不安を抱きつつ透視図が3周目に突入したということで、そろそろ『世界一わかりやすい京大の英語』という教材を使って今のうちから京大英語にあたって解いた問題は自己採点をした上で添削してもらおうと思っています。
ただ、透視図をやったとはいえ、いきなり京大の英語に入るのは、どうなのだろうかと思ったので質問しました。
回答
こうしん
京都大学理学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
自分の京大受験の時の分析をもとにお話させて頂きます!
①について
(透視図を用いて学習によって英文の見方の基礎はついていると判断しています)
結論から言えばやるべきです。
理由は過去問の使い方は研究だからです!
研究といっても何をするのかというと
・どんな特徴のある文章なのか
・問題から何の力を必要とされているのか
・問題のパターンはあるか
を「事細かく」分析していきます
京大の場合は傾向にあまり変化がないので、10年分は解いて分析していきましょう
そうすれば以下の点が明らかになります
・どんな力が必要とされているのか
・その力で自分が満たしているものは何か、足りないものは何か
これを確認して、実力をつける演習→過去問に戻る→演習の繰り返しです
②について
実力をつける参考書を述べます
・英作文力
→竹岡の英作文が面白いほど書ける本
・説明問題
→英文読解の着眼点(桜井)
・英文法
→英文法の核
③について
ざっくりと書きます
僕の分析の詳細を追って知りたいのであれば、ぜひ個別にメッセージしてください!
・英作文
→英語圏の発想力を必要としている
論理的な国語の読解と、それを英文に直す知識が求められる
・長文
→対比と類比を中心とした構成主義的文章。
難解な表現を多用することで、「内容の」正しい読解を強いてくる
決して「難解な表現を読ませる」ことをもとめているわけではないことに注意
詳細について少しアドバイス
単語に不安を感じているのであれば、「シス単」推奨ですね〜
鉄壁はそこが見えないので自信がつきづらいですし、京大が求める力と噛み合ってません。
単語はそこそこ、それより構造を意識した正しい読解を身につけることが先決です。
2月3月までは過去問期間にして、その後を実力養成期間にするといいですよ!
注意として決して過去問を「本番に予行演習」というもったいない使い方をしないでくださいね!
応援してます!
コメント(1)
あああ
1/12 19:41
詳しく説明して頂きありがとうございます。
大変参考になりました!