英文解釈の優先順位
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
フトシ
早稲田大学を目指す高校一年生です。
最近YouTubeで
『英語長文を読むのに必要なのは、ネクステージのような解くための力をつける英文法書ではなく、読むため力をつける英文解釈であるため
単語熟語を終えたら英文法ではなく英文解釈をやった方がいい』と言っている人を見ました。
一般的には、単語→熟語→英文法→英文解釈→長文読解 の順番が推奨されています。
果たして英文法よりも先に英文解釈をやるべきでしょうか。
また、英文解釈をやる意義やどんな内容なのか教えていただけると幸いです。
回答
あるみ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
文法と英文解釈、どちらを先にやるべきか、ということですか、先にやるべきは、文法1択です。英文解釈とは、難解な文、例えば主語や、述語が分かりづらい文を読むのを練習するための勉強です。文を主語、動詞、目的語、補語に分け、一語一語がどのような役割をしているかを精確に読み解きます。例えばですが、文中でdoingが出てきた場合、名詞的にも、副詞的にも、形容詞的にも取れます。これがどの用法なのかを、根拠を持って言えるような練習をするのが解釈の勉強です。つまり、学習した文法が文章の中でどうやって使われているのかを学ぶのが解釈と言えるでしょう。
以上のことを踏まえると当然、文法が先にあり、解釈が後にあるとわかるでしょう。
また、解釈は、文法の実践であるとともに、長文の補助的な役割であるため、英語学習において必須というわけではないです。そのため、難解な和訳が必要な大学を志望しないならば、省いてもよいものです。早稲田大学は、学部によって問題が大いに異なるので、ぜひ自身でみてみて確かめてください。
おすすめの参考書としては、高1から始めるとなると、入門英文解釈の技術70がおすすめです。文法が一通り身についたら挑戦してみてください。
コメント(1)
フトシ
確かに解釈する段階に至るまでに英文法を知っておかないと話にならないですね。
夏のうちに英単語熟語英文法を固める意識がやっとできました。ありがとうございます。
もう一つ質問なんですが、『英文解釈の技術70』の前に『動画でわかる英文法』を使うのはどうしょうか。