単語帳は見出し語のみ覚えるのではだめか?
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
こうた
タイトル通りですが、単語帳には見出し語以外にも記載されてます。自分は去年竹岡先生のleapシリーズのベーシックをもらいやっています。最初は王道の単語帳じやないからいいやと思いましたが、去年の英語の模試であまり点がとれないことに危機感を覚え、今ある単語帳を固める決意をしました。アウトプットを重ねた結果新学期そうそうのスタディーサポートで自己採点して正答率を出したら71パーセントでした。単語帳は8割程度は単語がすらすら意味が言えます。まだ完璧になっていないので、完璧になるまでアウトプットしようと考えています。完璧に単語がすらすら意味が言えたら、緑のleapにいこうと考えていますがどうですか?見出し語しか覚えておらず、それ以外は見ていません。自分はその単語のニュアンスや例文もいいのではと思います。なぜなら自分は秋田大学医学部保健学科志望で2次で自由英作文があるときにフレーズや類似語の区別をしとけば後かららくだと思ったからです。ですが、そこまで覚えるまでやってたら長文演習に早くからとりかかれないと思います。塾はオンラインの家庭教師です。その担当の先生から完璧に覚えるのにこだわらないでください。次のリープに行ってください。例文を書けるようにしてくださいと言われました。自分は単語の意味がある程度わかったらもしやるとすれば基礎的な部分のみ例文を書けるように練習すればいいと考えています。自分の我が強い人ですみません。自分は自分にとってベストな方法を模索して自分がただしいと思ったことをやる人なので。意見を聞かせてください。
回答
たけなわ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
自我が強くて良いんですよ。考えなしにこちらに丸投げしてくるより、自分なりに考えをもっていてそれをお伝えしてくださるだけ何倍もマシです。気になる点がいくつかあったので、それについて意見をお書きします。
①見出し語だけで大丈夫か
基本的には、見出し語は「最低限覚えるべき単語」という位置付けだと思います。その単語帳も、それらの単語をとくに学んでほしくて見出し語にしているわけですから、最低でも見出し語は覚えるようにしましょう。では、それだけで十分かというと、それは人それぞれだと思います。ただ、今ある単語帳からなるべく多くのものを絞り取ろうとするのであれば、見出し語以外にもわからない単語があれば、例文等で訳が書いてあるとしてもちゃんと辞書で意味を調べるぐらいはした方が良いと思います。
②例文は読んだ方がいいし書けた方がいい
例文は読んだ方がいいし、なんなら自分で例文を作るまでした方がいいのは間違いないと思います。とくに、自由英作文があるのでしたら、単語の適切な使い方を学ぶのは必須事項です。単語帳の例文は、その単語はどんな文章の中でどのように使われるのが適切なのかを最も手っ取り早くを知ることができる手段の一つです。なので、「基礎的な部分のみ」というのがどういうものなのかわかりませんが、例文は読んだ方がいいというか、むしろ例文で単語の意味と使い方を学んで覚えるのが良いのではないかと思います。
③長文演習に早く取り掛かれなくなるというのは間違い
長文演習は、単語帳を覚えてからやらなければならないものではありません。むしろ、単語帳と並行して長文演習をしていくことで単語を覚えていくのが正しいやり方ではないでしょうか。同じ単語でも、単語帳で見るときと、長文の中で見るときとは全然違います。というか、そもそも長文演習が単語帳を完璧にしなければできないのであれば、高校一年生の授業は全て単語帳で単語の勉強をすることのみに終始しなければならなくなるはずです。だから、単語帳をやりながらでも長文演習には取り組めるし、なんなら取り組んだ方がいいと思います。
コメント(3)
たけなわ
訂正
一行目、「自我」だとなんか違和感がありますね。「我が強くて……」に訂正いたします。
こうた
自分は見出し語の赤文字以外の意味も言えるようにしています。赤文字だけ覚えろという人が多いですが、自分は一つの意味を分かっても、色々な意味で長文が
かかれたら対策できないと思いからやってます。周りからたくさん意味を覚えて意味ある?と言われました。どうですか?もちろん例文も覚えるつもりですが、いきなりやるのは負担がかかるのでは考え、見出し語の意味をアウトプットし、ある程度意味が分かってきたら例文を暗記はどうですか?また、長文ですか、今の段階では長文までは手が回りません。自分としてはまずは見出し語の意味がある程度わかったら、力試しとして解くまではしなくても読むということはしようと考えています。意見聞かせてください。自分の考えを押し付けてすみません。頑固な部分もあって意見を思い付いてしまい、プライドを傷つけたかもしれませんので、申し訳なく思います。
たけなわ
私自身、受験においては一素人に過ぎないことは重々承知しておりますから、そんなプライドとか気を遣ってくださらなくて大丈夫ですよ。むしろ、あくまで一素人である私の意見に過ぎませんから、そうやって疑ってもらって、鵜呑みにされない方が私としても良いです。以下、頂いたコメントについて意見をいくつか。
①一つの意味がわかっても、長文ではその他の意味の方でその単語が使われていたら対策できないから赤文字以外の意味も覚えるというのは、あなたが正しいと思うのでそれを続けてください。大学受験用の単語帳は、過去の入試から、問われやすい単語や長文で使われやすい単語が集められたものです。そこに、赤文字以外に意味が書いてあるなら、それはどっかの大学、あるいは共通一次やセンターで過去に出されたことがあるから載っていると見るのが筋のでしょう。だとすれば、今年の入試でその意味が問われないという保証はありませんから、あなたが正しいと思います。
②私がいっているのは、例文で単語を覚えるのが良いのではないかということですが、これは、例えばborrowの意味を覚えるというときでも、ただ「借りる」と覚えるのではなくて、I borrowed this book from the library yesterday. みたいに例文を一緒に使う方が覚えやすいと思うからです。「図書館」と「本」から容易に導くことができます。ド忘れした時も、この例文を思い浮かべることができればすぐ思い出せるでしょう。そういう意味で、例文は単語の適切な使い方を知る一道具であると同時に、単語の意味を覚える際の手助けにもなります。なので、最初から例文は読んだ方がいいと私は思います。というか、単語帳の例文でハードルを感じてたら、先が思いやられますよ?
③長文を読むことに早いうちから慣れた方がいいです。というのも、単語帳を完璧にしても直ちに長文をすらすら読めるようになるわけではないからです。長文を構成する要素は単語だけでなく、文法、それから一定の主題の下での論理一貫性も長文の要素です。単語の意味は分かっても、論理的な文章を必ずしも十分に理解できるわけではないということは、私たちは現代文で嫌というほど思い知らされているはずです。なので、長文は早いうちから読む訓練を始めた方がいいと思います。で、その長文をちゃんと理解できているかどうかを確かめる基準となるのが、そこに付された問題たちです。なので、なにも最初から本番レベルの長文を読めとは言いませんから、せめて今の自分のレベルに合った長文くらいは今からでも演習をした方がいいと私は思います。