興味ないことの暗記が苦手すぎる。
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最底辺
理系の高校一年生です。
私は興味ないことの暗記が苦手です。
例えば社会。暗記をしようとして教科書を読んでいても途中でやめたくなり、数学に手を出してしまいます。ですが、理科系のものはすぐに暗記できたりするので暗記自体は苦手ではないと思います。理系脳で暗記を制した先輩方のアドバイスが聞きたいです。
回答
さんま
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興味ないことが暗記しにくいのは自分もそうなのでよく分かります。
肺チョコさんは、理科系の暗記はできるので、因果関係が感じられないものが暗記しにくいのかもしれません。生き残るために脳は因果関係のあるものを覚えるよう進化してきた、と以前何かの本にも載っていました。
そこで、因果関係を使った暗記の仕方を、世界史・英単語を例に説明していきます。
〈世界史〉
年表で因果関係を表すことができます。
ノートをの横方向に主要な国名・地域名・派閥名などで分割し、縦方向は上から下に年代が進むように区切ります。
オーストリア | セルビア
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1914.6 ←(サラエヴォ事件)←
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↓(報復)↓
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1914.7 →(宣戦)→
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↓(第一次世界大戦勃発)↓
上の図のように、国同士の交流や侵略・攻撃などを矢印で表し、事件同士の因果関係も矢印で表します。
年表を書くのがめんどくさければ、年代を省いて事件や国同士の関連を矢印で表してもいいです。
〈英単語〉
単語をパーツに分けて、パーツごとの意味をつなげて覚えます。
例えば、interactという単語はinterとactに分けられます(方法は下の※へ)。
interは辞書に接頭語として載っています。意味は「間、相互、中間」です。一般道路と高速道路の「間」にあるインターチェンジもここからきていますね。
actは「行動する、行為」という意味です。辞書によってはactを含む単語が覚えやすいようリストアップされています。このリストから、exactという言葉もactをパーツに持つことが分かりました(詳細は下の☆へ)。
パーツに分けたものをもとに戻します。
inter「相互」+act「行動する」=interact「相互に作用する、交流する」
因果関係が見えて覚えやすくなったのではないでしょうか。
そしてこの方法は、同じパーツを持つものをついでに覚えられるのも魅力です。例だと、interactをパーツに分ける作業で、interchangeとexactも覚えることができました。
学校の英単語小テストの範囲を毎回必ずこの覚え方をしていた私の友達は、いつも満点を取っていました。
(※)分け方は、辞書の説明欄か、ネット上の検索で分かります。
辞書だと下の方に(→act)と出ます。ネット上の検索でweblioというサイトを見ると、例文の下に、INTER‐+ACT というように載っています。
(☆)ex「外に」+act「行動する」=exact「(余計なものを)外に追い出す→完全に行う→正確な」
コメント(1)
肺チョコ
ありがとうございます。
因果関係ですか...意識したこともなかったです!!
これからは意識して暗記の効率をあげたいです!ありがとうございました!!