正しい音読のやり方
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
めんつゆ
高2の者です。ぼくは毎日速読英単語とビジュアル英文解釈の本文を音読しています。
本文にSVOなどを振って10〜15回やっていますが、正しい方法か不安です。
正しい方法と回数の目安を教えていただきたいです。
回答
ryo02
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まず音読をする目的は理解しているでしょうか?
なんのために音読をするのか、これをしっかりと理解した上で正しい方法を考えることが重要です。
音読は様々なメリットがありますが、大抵は速読のために行いますね。
では、なぜ音読が速読の練習になるかわかりますか?
それは、音読をすることによって、英文を左から順番に理解していく癖がつくからです。
例えば、今日のNewYorkTimesにこんな文がありました。
「The answer will depend on what really drives price increases.」
これを一度も読み返すことなく、左から順番に読んで理解できますか?
受験生なら、ほとんどの場合難しいかもしれませんね。
和訳は、「答えは実際に価格を押し上げているものによる」となりますが、多分2、3回読み返さないと訳せないのではないでしょうか?(1回で理解できるよ、簡単だよこんなもん、という方、ごめんなさい)
音読をすると、これを読み返さずに、左から順番に1度読むだけで理解できるようになります。
そうすると、読み返さなくて良い分、速く読めますね。
これが速読です。
さて、ここまで理解できた方なら、正しい音読法には何が必要かわかりますよね?
それは、ただぼーっと声に出して読むだけではなくて、「意味を理解しながら読む」ということです。特に「なるべく読み返さない、戻らない」ことが重要です。
SVOなど文型をふる理由は、「意味を理解しながら読む」ことを助けるためです。長い文章でも文型がふられていると理解しやすいですからね。
なので、音読は一度でも全文和訳をしたことがある文章で行うと効果的です。
そして正しい回数ですが、何回だと思いますか?
答えを聞くのではなくて、ここまで読んだあなたならわかります。考えて見ましょう。何事も考えるくせをつけてください。ここまで言えば、頭のいい人なら正解を言わなくてもわかるはずです。
正しい回数は、「読み返さずに左から順番に読んで意味が理解できるようになった回数」ですね。
わからないことがあればメッセージでもいいので相談してくださいね。
頑張ってください!
コメント(1)
めんつゆ
ご丁寧な回答ありがとうございます!アドバイスを参考に頑張ります。