地理の共テ対策、見当つきません
こんにちは!
では、地理の学習方法について書いていきたいと思います!
地理は暗記も必要ですが、質問者さんのおっしゃるとおり、知識を用いた演習が必要になります。
⚠地理=暗記ではないので注意してください!!
初めに地理の学習方法についてです。
地理は先ほど述べたように暗記だけでは太刀打ちできません。
💡以下3点が重要となります
・ 特徴を押さえる
・ なぜそうなるのか、理屈を知る
・ 関連事項も押さえる
例えばケッペンの気候区分について。
地中海はCs,日本はCfaなど場所と名前を一致させる一問一答形式では共通テストで対応できませ
ん。
BSについて書きますね。
BSは降水量が250〜750ミリであり、乾燥した地域です。赤道低圧帯の影響を受ける期間があるため、短い雨季がありBWよりも降水量があります。
このように理解しておくと、知らない地域の気候を問われても推測できるようになります。
さらに関連事項としてBSの特徴に草原が広がるということがあります。草原はやがて枯れ、土の栄養となるため肥沃な土地が広がります。これがチェルノーゼムであり、小麦の栽培に適しています。
トピックはBSと1つのことではありますが、ここまで押さえると気候の問題、農業、土壌に関する問題などに対応できます!
💡問題を解く際にはこれらをパズルのように組み合わせて解けばいいのです。
去年(2023年1月)の共通テスト、大問4、問題番号20を例にします。ぜひ見ながら読んでください。
ここでは、インドや中国の地図から指定された地域に該当する選択肢を選ぶ問題がありました。ここではヒントとして耕地や草地、森林などの割合が書いてあります。
この問題を解くには、選択肢の地域における気候がわかればよいのです。そうすれば植生を探ることができます。
例えばBにおける気候を考えるとします。
この地域は内陸にあり、緯度から推測するに年間を通して中緯度高圧帯の影響を受けそうです。つまり、乾燥した地域であると推定でき草地や裸地の多い④であると決定できます。
このように、知っている知識や考え方を組み合わせながら解くのが高得点のかぎになります。
日頃からなぜそうなるのか?と自分にききながら学習してください。時には友人に説明するのもありですよ!
地理は問題の種類によって解き方というものがあります。演習をして解く感覚を身に着けてくださいね。その材料として、共テの過去問題集を使うのもいいですし、学校教材を使ってもかまいません。
復習のときに、その答えになる理由を説明できるようになるとかなり手応えがでてくるとおもいます。
なにか質問や相談があれば気軽に聞いてくださいね😊