数学 解答は解説そっくりに書くべきか
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10/10 4:00
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まるまる
中学 東京都 東京大学文科一類(68)志望
数学の練習問題を解くときの解答の書き方について質問です。
現在中高一貫校に通っている中3生です。
数学は三角関数、場合の数や確率を勉強しています。
体系数学3という教科書、問題集で勉強しているのですが、回答はどのように書けば良いでしょうか?いつもは解説(解答)そっくりな回答を書ける様に、どんな簡単な問題でも記述で書いています。
しかしこの方法だと時間がかかるし、同じような問題が何回も出てくるため、同じことを書き続けなければならないので、最近非効率ではないのかと思うようになりました。
でも一方で、式だけ書くと問題を根本から理解した気がしないのと、記述の問題に対応出来ないのではないのかという不安もあります。
回答は簡潔に式だけでも良いのでしょうか?
長文で申し訳ないです。
この相談には2件の回答があります
まるまるさん、こんにちは。
早くからこの点に意識が向いているのは素晴らしいことです。解答を解説そっくりに書くべきかという悩みは、効率と理解の深さという二つの重要な要素に関わる問題であり、特に受験生にとって避けて通れないテーマです。結論から言えば、最初は解説そっくりに書き、慣れてきたら省略するというバランスの取り方が最適です!
◎記述練習は内容理解と国公立対策の「要」
まず、特に国公立大学を目指す上で、記述の仕方を早くから練習するのは非常に大切です。記述式の答案作成は、単に答えを出す作業ではなく、「なぜその解法を選び、その計算が何を意味するのか」という論理の飛躍がない説明を他者に伝える訓練です。このプロセスは、数学の内容を根本から深く理解することに直結します。模範解答に近い完全な記述をすることで、定義や定理を正確に使う論理的な思考力が養われ、入試本番で答えが間違っていても部分点を確実にもらうための減点されない答案作成能力が身につきます。最初は時間がかかると感じるかもしれませんが、これは論理的思考力という最も重要な数学的基礎力を鍛えるための投資だと考えてください。
◎効率的な学習のための「作業化」と「省略」
一方で、簡易な計算(とても典型的な確率の計算や三角関数の計算など)を、毎回全て解説通りに記述するのは非効率的です。これらの定型的な計算や公式の適用は、作業的に解けるようになることも非常に重要なことです。基礎的な計算は素早く正確に処理できるように反復練習し、「考える」のではなく「手を動かす」作業として自動化することで、難しい応用問題に思考のリソースを温存できるようになります。したがって、記述と効率のバランスを取るため、まずは「なぜそうなるかの原理を理解した上で一度完全に記述してみて」ください。完璧な記述の型を身につけたら、それ以降似たような問題の記述は省略するのもよいでしょう。ただし、問題の核となる思考過程や場合分けなど、論理の飛躍と見なされやすい部分は、慣れても省略せずに明記する習慣をつけましょう。
余談:参考書のスムーズな移行を
最後に余談ですが、学校で配られた体系数学3は網羅的な教科書・問題集ではありますが、大学受験対策としては効率が良いとは言い難い場合があります。東大を目指すなら、本格的な記述練習と網羅的な知識の習得のために、できるだけはやめに青チャートやFocus Goldなど、網羅系参考書を始めるのがオススメです。これらの参考書は解説が丁寧で、受験数学の全パターンを効率よく学ぶことができ、記述の練習台としても最適です。体系数学を終えるのを待つ必要はありません。自分のペースで並行して進めるなどして、受験に直結する学習へとスムーズに移行していきましょう!
頑張ってください、応援しています。
一橋大学商学部 yoko
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yoko
一橋大学商学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まるまるさん、こんにちは。
早くからこの点に意識が向いているのは素晴らしいことです。解答を解説そっくりに書くべきかという悩みは、効率と理解の深さという二つの重要な要素に関わる問題であり、特に受験生にとって避けて通れないテーマです。結論から言えば、最初は解説そっくりに書き、慣れてきたら省略するというバランスの取り方が最適です!
◎記述練習は内容理解と国公立対策の「要」
まず、特に国公立大学を目指す上で、記述の仕方を早くから練習するのは非常に大切です。記述式の答案作成は、単に答えを出す作業ではなく、「なぜその解法を選び、その計算が何を意味するのか」という論理の飛躍がない説明を他者に伝える訓練です。このプロセスは、数学の内容を根本から深く理解することに直結します。模範解答に近い完全な記述をすることで、定義や定理を正確に使う論理的な思考力が養われ、入試本番で答えが間違っていても部分点を確実にもらうための減点されない答案作成能力が身につきます。最初は時間がかかると感じるかもしれませんが、これは論理的思考力という最も重要な数学的基礎力を鍛えるための投資だと考えてください。
◎効率的な学習のための「作業化」と「省略」
一方で、簡易な計算(とても典型的な確率の計算や三角関数の計算など)を、毎回全て解説通りに記述するのは非効率的です。これらの定型的な計算や公式の適用は、作業的に解けるようになることも非常に重要なことです。基礎的な計算は素早く正確に処理できるように反復練習し、「考える」のではなく「手を動かす」作業として自動化することで、難しい応用問題に思考のリソースを温存できるようになります。したがって、記述と効率のバランスを取るため、まずは「なぜそうなるかの原理を理解した上で一度完全に記述してみて」ください。完璧な記述の型を身につけたら、それ以降似たような問題の記述は省略するのもよいでしょう。ただし、問題の核となる思考過程や場合分けなど、論理の飛躍と見なされやすい部分は、慣れても省略せずに明記する習慣をつけましょう。
余談:参考書のスムーズな移行を
最後に余談ですが、学校で配られた体系数学3は網羅的な教科書・問題集ではありますが、大学受験対策としては効率が良いとは言い難い場合があります。東大を目指すなら、本格的な記述練習と網羅的な知識の習得のために、できるだけはやめに青チャートやFocus Goldなど、網羅系参考書を始めるのがオススメです。これらの参考書は解説が丁寧で、受験数学の全パターンを効率よく学ぶことができ、記述の練習台としても最適です。体系数学を終えるのを待つ必要はありません。自分のペースで並行して進めるなどして、受験に直結する学習へとスムーズに移行していきましょう!
頑張ってください、応援しています。
yoko
一橋大学商学部
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プロフィール
駿台模試第1,2回 英数共に偏差値70前後 第一回京大実戦 英語67.7(全体78位) 第一回京大オープン 英語65.9(全体104位) 一橋オープン 英語66.4(全体95位) 一橋本番レベル模試 数学70.8(全体73位)
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メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)
まるまる
10/10 12:50
Yoko 様こんばんは!丁寧な回答をありがとうございます!!ずっと悩み続けていた事だったのですがYoko様のおかげで解決しました!!
余談についても教えてくださりありがとうございます!これからも気を引き締めて頑張ります!!!