計画通り進まない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
snoopy
こんにちは、現在高2で東大の理科一類を目指しています。
塾には通っていなくて、1年ほど前にある東大の方に東大に入るための勉強計画を立ててもらい、それに沿って勉強をしています。
ですが、今までに一度もその計画通りに勉強が進められた事はなく、毎日計画から遅れていっています。
学校の担任の先生にこの事を一度相談したところ、1日にやる量が多すぎで、計画を見直した方が良いのではと言われました。
しかし、計画を立てていただいた東大の方曰く、東大に入るための最低限の量だと言われていて、量を減らそうにもそのせいで東大に落ちるのが怖くて減らせない状態でいます。
(計画を立てていただいた東大の方は活動を休止してしまい、計画の立て直しをお願いすることができなくなってしまいました…)
1日の勉強時間は、学校のある平日は1日に4時間ほど勉強をしていて(これでは足りないと思うのでこれから工夫してあと2時間ほど増やしたいと考えています)、何もない休日は8〜10時間ほど勉強しています。
この先どのように勉強をしていくのが良いのでしょうか。毎日が不安で仕方がありません。
回答
むほほ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。計画通りに勉強できない経験は自分もしたことがあるので、そのもどかしい気持ちはよく分かります。そんな時に自分が実践していた対策法を紹介します。
まず初めに、一日の勉強計画を立てる時に安直にやるべき事をピックアップして、何時から何時まで数学のこの分野やって、何時から何時まで……みたいにやっていませんか??これは間違ってはいませんが、効率が悪いです。処理能力や要領の良さは人によって違います。担当してもらった東大生の要領の良さは知りませんが、文章を読む限りsnoopyさんよりも良かったのかもしれません(こればかりは本当に分かりませんが)。それが悪いこととは全く思いませんし、別の戦い方もあるのでsnoopyさんも東大合格も全然狙えると思います。
では、どうすればやるべき事が終わらない状態から抜け出せるのかですが、それは『優先順位をつける』という方法です。東大生に立ててもらった計画をベースに考えてもらって結構です。そもそも人間が持つ資源(時間を含める)には限りがあります。この予算制約の中で最大限の勉強をするときに、自分がやりたい全てのことをやることは不可能に近いです。そこで、自分が一日で絶対に終わらせるタスクを決めます。そのタスクが終わったら自分の好きな勉強をします。これだけです。こんなんで本当にいいの?と思うかもしれませんが、これでいいんです。ここで大切なのは最低限やるタスクの量をなるべく少なくすることです。(2時間〜3時間程で終わる量にする)脳科学的にも、長時間勉強したところで実際に集中出来てる時間は4時間程です。この4時間をあまりやらなくてもいい勉強に当てるのは効率が悪いですよね。この限られた時間を本当に自分の成績をあげるのに必要な部分に注力することが大切です。あんまり信用ならないかもしれませんが、意外とちゃんと効果があります。分野は違いますが、実際に優先順位を付けることは限られた時間の中で物事を進める際にはよく使います。例えば、災害現場では負傷者の救助に優先順位を付けて最大限の命を救う方法を取ります。(この方法をトリアージと言います)限られた時間の中で成績をあげる操作も同様に”トリアージ”が効率を追い求めるなら必要です。
では具体例です。まず、自分が数Ⅲと化学が全然終わってないとします。この時、最低限のタスクを数Ⅲの青チャート10問と化学のセミナー1章にします。自分にとってはこの量は青チャートで1~2時間、セミナーで1時間ほどなので2~3時間で終わる量でした。このタスクが終わったら、残りの計画でやるべき課題である物理の重要問題集と学校の課題をするなど終わらせるなどします。平日は大体これだけ出来たら満点です。(学校で内職をする場合はもう少し残りの課題を増やしてもいいかもしれません)やるべき課題は自分の勉強の進度と処理速度によるのでタイマーで常に時間を測る癖を付けておいてください。これは試験の際にも役に立ちます。残りの課題は日によって変えても全然いいと思います。休日は少し多めに残りの課題をやるようにするといいですが、東大を狙うならば満遍なくやることが大切です。
最後にまとめですが、『優先順位をつけて、最低限のタスクを設定する』ことが大切です。あと、タイマーで時間を測りましょう。一日何かしら得たものがあるならその日は満点をつけてください。それが積み重なれば東大の試験でも点数が取れるようになりますよ。snoopyさんの参考になれば幸いです。頑張ってください🔥
コメント(5)
snoopy
御回答ありがとうございます。
私は人より処理能力が遅く、問題の難易度にもよりますが、だいたい青チャート3題ほど解くだけで1時間以上かかってしまいます。
今、1日でやらなければいけない量として、青チャート8題ほど、英文解釈6題、物理のエッセンス最低6ページ(範囲が終わるまで)と化学のセミナー1章ほどです。
私の処理速度では全部は終わらない事は分かり切っていて、自分の中でも優先順位をつけながらやっているのですが、1日にできる量があまりにも少なすぎてこのまま進めていくと、さらに遅れていって間に合わないまま受験を迎える事になりそうで不安です…。
このまま、むほほさんの仰っていたように優先順位を決めて遅れながらでも進めていくのが良いのか、やる内容を少し削るのか、勉強時間を増やすのか何をしたら良いのか分かりません…。
長々とすみません。宜しくお願い致します。
むほほ
勉強時間に関してはなるべく多い方がいいです。その方が触れる範囲が増えますからね。ただ、タスクができないストレスを抱えると、脳の容量をストレスに割くことになり普段の勉強効率が落ちます。この時期にメンタルやられると後々ヤバいことになるので、打開策としては絶対にやるべきタスクを減らすのはありだと思います。(つまり、その日の勉強についての満点の基準を下げるイメージ)かと言って、勉強量を思いっきり減らすのはよくありませんが、、、、今までの勉強量は変えず、ただし優先順位を強くつけることで効率よく成績を上げることが大切です。焦る気持ちは分かりますが、それで勉強が疎かになると本末転倒ですからね。
また、東大理系で受かるにあたって数学で稼ぐよりも、国語、英語、理科で稼ぐ方が合格可能性は高いです。そのため、今優先順位が高いものとしては理科を終わらせることです。英語と理科で80点、国語で45点取って、残りを数学で取りきる方が、数学で5冠して逃げ切るより難易度は低く現実的です。実際に自分が塾で教えている子は物理と化学に、どのようにどれくらい力を入れるかを教えたところ、理科の点数が夏から秋で20点から60~70点まで安定して上がりました。(東大の+40~50点はめちゃデカいです)数学は水物なので、本番で60~70点を安定して出すのは難しいです。すなわち、現役生なら理科と英語を特に重視すべきと考えます。
また、処理能力をあげるトレーニングとしてやっていたのは2桁同士のの足し算、引き算、2桁×1桁の掛け算、割り算を2分でできるだけやるトレーニングです。難しい計算じゃなくていいです。このトレーニングは計算速度も上がりますし、単純に処理スピードが上がります。このおかげで今も他の人よりは計算速度が早く、課題が早く終わりますwネットにプリントや問題はたくさんあると思うので一日15分ほど早く起きて計算の時間を設けてもいいと思います。
また何かあれば質問してください
むほほ
補足)もし、課題が終わらないストレスが溜まるなら、今までの一日の勉強計画から1つ抜いてください。一日ごとに優先順位の低い2つを代わる代わる勉強するイメージです。多少、進度が遅れても、身につかないまま進むよりはマシだと思います。基礎が身についていれば、後で問題演習の段階でしっかりと伸びます
snoopy
ありがとうございます😭
朝早く起きて計算やってみます!
むほほさんのお言葉ですごく安心しました。自分なりに優先順位をつけながらしっかり課題を終わらせられる様に頑張ります!
むほほ
頑張ってください🔥応援しています!