現役生のため時間がありません至急お願いします🙇♀️
あいさんはじめまして。受験生の11月も終わりかけのこと時期、一番焦りが出てくる時期かと思います。あいさんの慶應に対する想いと決意が伝わりましたので、ぜひお力になれればと思います。今回は「受かる力」についてお答えいたします。
本回答の構成は以下のとおりです。
①受かる力とは
②受かる力をつけるために具体的にすべき事
①受かる力とは
結論、受かる力がある人というのは、至極当然ですが、「当日合格点を取ることができる人」です。模試でいくら点を取ろうが、本番まで全く勉強せずに勘だけで解答しようが、「当日合格点を取る」ことさえできれば合格なのです。何が言いたいかというと、あいさんの現状を悲観する必要はないということです。今成績が良くなくても、当日できれば良いのです。だからまずは決して諦めないで下さい。
②受かる力をつけるために具体的にすべき事
あいさんが受験当日までにすべき事は、「慶應が求める実力と今現在のあいさんの実力のギャップを埋めること」です。
じゃあそのギャップを埋めるために何をしたら良いか聞きたいというのがあいさんの質問の趣旨だと思います。しかしながらこれに解答することはできません。なぜなら、あいさんの実力の現状を正確に把握することが不可能だからです。もちろんいまの偏差値を聞いても実力は把握できません。あいさんの偏差値だけでは、得意な分野や苦手な分野を知ることはできないし、模試を受けた時点の偏差値と今の偏差値は変化するからです。現役生なら尚更。
まずは、慶應の問題解いたことはありますでしょうか?もしなければ今すぐに2年分解いてみてください。そして、自分の点数と合格点のギャップを調査して下さい。また、それだけではありません。出題方法(記述かマーク式か)や出題分野もしっかりチェックです。
そして、「自分に今何が必要か」を見極めて下さい。受験勉強の真の難しさはここにあります。この見極めをしていない人は間違いなく落ちます。
私は早稲田生なので、早稲田の日本史の話を例に出しますが、早稲田受験生でよくありがちなのが、東進の一問一答を完璧に覚えてきて完璧だと思っている人がいることです。東進の一問一答は星無しマークまで覚えれば、非常に高いレベルの「穴埋め」能力が得られます。しかしながら仮にその状態で問題を解くとほぼ確実に良い点は取れません。なぜなら、早稲田日本史に必要なのは、複数の文章から正しいものを選ぶ形式だからです。必要な能力のベクトルがズレている訳です。
受験勉強は難しい問題が解ける人が受かるのではありません。自分に足りないものを補完しきった人が受かるのです。ですから、今一度、今の勉強(参考書)が本当に必要か見直してみて下さい。英語のルールズはなぜ1.2.3と全てやっていますか?1を買ったからなんとなく2と3もやっていませんか?熟語帳はなぜ速熟を選びましたか?(ちなみに私は早稲田に不要だと思ったので、熟語帳は一冊もやりませんでした。)本当に今の参考書の使い方が正しいかどうかもです。ネクステは何周も回していますか?2周3周4周としていくときに、一度正解したところを何度も解いたりしていませんか?
もう二度と間違えないだろうという問題は当たり前ですがやる必要は皆無です。(たまに忘れていないかどうかのチェックは必要です)単語帳の2冊目は本当にまだやらなくていいのですか?おそらくですが今すぐやるべきです。単語帳の基礎が固まっていない、つまりターゲットを覚えきっていないのなら、覚え方のアドバイスです。覚え方には人それぞれありますが、参考までに。例えば覚えたい単語が1000語あったとします。1日目は1〜100を覚えて1〜100をテストします。テストの方法は赤シートで隠して意味を言ってからチェックするだけです。しかし、全問正解するまでです。間違えたら1番から戻ってやり直します。つまり1番から連続で100問正解するまでやります。「連続」が大切です。2日目は1〜200までやります。これを繰り返して、10日で1000語覚えられます。よく1日目は1-100、2日目は100-200とやる人がいますが、これは忘れやすいやり方です。私の方法は最初こそ時間がかかりますが、忘れにくいと思います。また、100語でなくても50でも30でも構いません。
つらつらと書き連ねてしまいましたが、改めて言います。非常に厳しい言葉にはなってしまいますが、自分で何が足りないかを分析をして下さい。それができればあとは実力を補完していくだけです。必ずや合格できるはずです。あいさんの合格を祈っています。最後までお読みいただきありがとうございました。