高2駿台模試の直前対策の仕方
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
あひる学生
第3回駿台高2模試がそろそろあるのですが
①駿台模試の難易度と傾向
②どのような対策をすれば良いか
③自己採点や解き直しなどのやり方
について教えていただきたいです。
回答
ryu031ki
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
質問に答えさせていただきます!東京大学理科一類現役合格の者です!
➀駿台模試の難易度と傾向について
問題レベル感としては旧帝国立大学レベルだと思います。特に数学が手応えのある問題がある印象です。傾向はそれを踏まえて②対策に書きますね。
②どのような対策をすれば良いのかについて
英語:100分 長文50点×2、英作文50点、文法20点、リスニング30点
長文に関しては、傍線部に関しての設問を随時解いていく形式になっており、スピードを意識するのであれば先に軽く設問に目を通しておき、その傍線部にたいしてどんな質問があるのかを事前に把握しておくといいと思います。また、空欄補充は接続詞や指示語、固有名詞に注目すれば解きやすいとおもいますよ!
傾向としては東大や阪大の問題に似ているので目を通してみてもいいかもしれませんね。読解力は瞬時にどうにかできるものではないので、日々単語・語彙力、文法力を鍛えてください。
英作文に関しては、自由英作か和文英訳かによって向き合い方が異なります。
自由英作の場合は、簡単な英文で文法ミスのないように注意して書きましょう。
和文英訳の場合は、単純な直訳は注意が必要で自然な英文を書くことが重要です。しかし、これには
コツというより日々の練習で鍛えていくものなので、一長一短ではどうにもならないです。
英文法はネクステージやビンテージなどで苦手分野など重点的に学習しましょう。
リスニングは正直そこまで難しくないので落ち着いて聞くようにしましょう。
数学:大問4構成で、大問1は答えのみの回答の小問集合、大問2~4は記述問題です。
当然ですが、小問集合はスピーディに解きましょう。また記述問題はできるだけ白紙で出さないよう
にしましょう。
普段の勉強では、問題を解く際はできるだけ記述で、一問20分ほどで解く練習をしましょう。
時間内でのパフォーマンス力が重要です。
国語:問題の難易度自体はそんなに難しくないのですが、記述問題が多いので難しく感じてしまうかもしれません。
とにかく文章を要約する力を身につけておけば記述に対応できると思います!
おすすめの参考書は「上級現代文Ⅰ」です!この参考書では文章を読む上での背景知識や要約する力を鍛えてくれます。
③自己採点や解き直しなどのやり方
自己採点は記述式なのでそこまで厳密に行う必要はないと思いますが、模試を解いた1週間以内には
一通り解答例を確認し、特に解けなかった部分は重点的に確認するようにしましょう。
そして結果が返ってきましたら解き直しを行い、答案と採点を見て解答例との比較、また模試受験時と現在の自分の答案とを比較してみることで成長を可視化できると思います!
また自分の模試復習ノートを作成して、間違えた問題を集め、解答作成においてどこでつまずいたのかの記録を残しておくと良いと思います!
高3になると駿台模試の難易度が格段に上がるので、高3に向けた勉強のモチベーションにつながるようにしっかりここで良い結果を残せるように頑張ってください!
応援しています!
コメント(1)
あひる学生
とても丁寧な回答ありがとうございます。模試まであまり時間がないこともあり、教えてくださったポイントの中から自分なりに優先度の高いと思うものから対策していきたいと思います。ありがとうございましたm(*_ _)m