0から難関大学へ
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8/25 17:11
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
Aki
高1 岐阜県 名古屋市立大学看護学部(53)志望
私は商業高校に通っているため、普通科ほどに詳しく説明がされないし、普通科でやっている授業がないこともあります。
推薦で受験をするため二時試験はありませんが、共通テストがあるため勉強したいです!
今は古文は単語だけを覚えています。文法を学びたいですが、いつのタイミングでやれば良いのかわかりません。
漢文は手をつけていません。
わかりやすい参考書や勉強方法を教えてください。
どんなに辛くても弱音を吐きませんので、よろしくお願いします!
回答
たけなわ
北海道大学法学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
古文の文法は、実際に文章を読んでいくのに並行して学んでいくのが一番良いのではないかと思います。理由はいくつかありますが、第一には、私がそうやって古文の文法を学んだからです。私の学校では、高一のはじめからいきなり、先生から教科書の文章を印刷したプリントを配布され、それを、ノートを縦にしたときの上のページに貼り付けて余白に品詞分解と文法的説明をし、下のページには現代語訳を書くということを予習でやらされました。それ以前に、古文の文章題は仮入学の課題で既にやらされました。授業については、あまり記憶が確かではありませんが、文法をメインに学ぶ回と、文章読解を学ぶ回とを交互にやっていたか、あるいは一回のうち前半と後半で分けてやっていたかのどちらかだったような気がします。少なくとも高二からは、専ら文章読解だけを授業で扱うようになっていたような記憶があります。第二には、そのように学ぶやり方が、文法事項を学ぶインセンティブを最も感じられると思うからです。単語にしても文法事項にしても、その知識がどういうところで活きてくるのか、何のために学んでいるのかを実感できなければ、ただただ暗記するだけになってしまい、大変な苦痛だと思います。それよりも、実際に文章を読んでいくのと並行して単語や文法を学んでいく方が、目の前の文章を理解するために、それらの基礎知識がダイレクトに活きてくる場面に溢れています。そのため、学習のより深いインセンティブを得られると思います。どんな過程を辿るにせよ、最終的に到達すべき点が文章を読解できることであるのは変わらないのだから、それならば、初めから文章を読むことを通して基本的な知識も学んだいくのが、最も近道な気がしますね。最初のうちは古語辞典等も参照する回数が多いため、時間はかかると思います(私もそうでした)が、そこは辛抱すべきところだと思います。「どんなに辛くても弱音を吐きません」とのことですから、きっと大丈夫でしょうけど。以上に述べたことは漢文でも同じですが、漢文においては句形の重要さが半端ではないので、句形には絶対に漏れがないようにしておいた方がいいでしょう。参考書については、学校ですでに教科書と文法帳(漢文ならば漢文必携)を買っているなら、当面はそれらで十分だと思います。強いていうなら、勉強中には、古文ならば古語辞典を、漢文ならば漢語林を座右に置いておくことをお勧めします。「教科書や文法帳など一切ありません」という場合は、初学の段階ではなるべく解説が詳しかったり、扱う知識が網羅的なものが適しているのではないかと思います。私は古典についてはあまり自分で参考書や問題集を買うことをしなかったので、申し訳ないことに、「これがいい」というのは詳しく挙げられません。もっとも、古文単語帳は河合出版の『春つぐる頻出古文単語480』が個人的にお気に入りです。漢文については、Z会の『漢文句形とキーワード』が、基本的な知識に加えて漢文の常識や背景等も学べるので、漢文必携の副読本として良いのではないでしょうか。それ以外は特にわかりません。実際に書店に足を運び、ご自分のやる気をそそられるものを選ぶのが良いでしょう。
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