現在の学力と志望校の差
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
にゃ
早稲田大学社会科学部志望の高校三年生です。
6月の東進模試の結果が返ってきました。
英語R 60
英語L 58
現代文 95
古文 27
漢文 34
世界史 36
という絶望的な点数です。社学は英語が特に難しいのに60点しか取れませんでしたがこれが過去最高得点です。他教科も得意と言えるものは無く、どこから手をつけたらいいか、どのように固めていったらいいかわからないです。
早稲田志望の中ではかなり劣っているのは自覚していますが早稲田大学を諦めきれません。
モチベーションや優先すべき勉強のアドバイス頂きたいです。
回答
小林拓海
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ご相談いただき、ありがとうございます🙇‼︎
にゃさんのなかでは今回の模試の結果は芳しくないという感覚なのかなと思うのですが、共通テストは癖があるので特別な対策をそんなにしていない状況でその点数ならそんなに悲観する出来ではないと個人的には感じます🤗‼︎むしろ、現代文をはじめ国語の出来をみますと、あの問題で8割近く取れているのはすごいと感じます💪‼︎文章から何がなんでも早稲田に受かりたいという気持ちも伝わってきていますし、これからの取組を工夫することで、早稲田に受かる可能性全然あるのではないかと個人的には思いました。
まずモチベーションの面で僭越ながらアドバイスさせていただくとすると、スポーツ科学部と教育学部C方式を併願し、総合問題で差をつける作戦を取る、という方法をおすすめします。学部の選択肢を拡げてみる、ということですね‼︎スポーツ科学部は共通テストの英語+国語と総合問題の組み合わせで受験ができるのと、共通テストで要求される得点率が他学部に比べて低い&今年は入試改革で小論文が総合問題に変わって対策の負担が増えたことで回避する人が増える可能性あり、ということで、チャンスが増えると思います。
また教育学部c方式は一見国公立向けの受験方式に見えますが実は違っていて、①共通テスト部分の配点は小さく、総合問題の出来で逆転可能、②数学や理科もあるが、志願者が定員の7倍未満しか集まらなかった場合足切りはないので酷い点数でも足切りさえ通過すればこっちのものである、③他学部ならいる東大、京大、一橋志望の強力なライバルが併願して来ず、どちらかといえば、筑波大、横国大、東京学芸大志望で早稲田併願する層との戦いのため、相手関係が楽である、という理由からこちらもチャンスがある入試だと思います。上記検討いただくことで、早稲田との距離が決して絶望レベルで離れているわけではないということを確認できると思うので、モチベーションにしていただけたらと思います。
そのうえで優先すべき科目ですが、これは明らかに英語と世界史だと思います。特に英語はにゃさんの本命である社学でも配点が大きいですし、他大でも世界史は最悪受けずに済むところがありますが、英語は避けて通れないことが多いので、まずは英語からだと思います。
英語は制限時間なしでもう一度今回の模試の英文を読み直してみて内容が取れるか、問題が解けるかを試してみてください。それで普通に解けて満点近く得点できるのであれば、原因は速読だと思います。一文一文の内容がそもそも読めていない(精読力不足)なのか、一文一文の内容は取れるけど速さが足りない(速読力不足)なのかでやるべきことは変わります。
精読力不足なら英文解釈の勉強を頑張ったり、単語帳を見直して基本的な単語がきちんとアウトプットできているかを見直してみていただけたら幸いです。
一方速読力不足なら音読が有効です。英文音声の付いている教材を使って、長文の音読を繰り返し、完璧に理解した英文をネイティブ音声のスピードで声に出して読みながらより早いスピードで頭の中で英文が日本語に変わっていくような感覚になるまで完璧に音読を仕上げていただくのが最短の勉強法になると思います。
参考にしていただけたら幸いです🙇‼︎
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