東大理科2類勉強時間配分について
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4/26 17:01
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
たいき
高3 静岡県 東京大学理学部(68)志望
高3の東大理科2類志望の者です。
東大は受験科目が多く時間配分に迷っています、今は苦手科目である地理と古典をメインでやりつつ、自分が好きな数英を平行してやっています。
しかし文系科目は使うとはいえ配点が少ないことからあまり時間をかけすぎるのはよくないでしょうか?また、理科はこの時期どれくらい、どのような勉強をしたらいいでしょうか?
今の学力は、東進の共通テスト模試で偏差値、国語50.2英語63.2数学75.0物理60.0化学47.1地理37.8で東大E名大C早慶D判定で
駿台全国模試で国語43.0英語56.2数学67.5で東大D名大A早慶B判定です
回答
てこ
東京大学理科一類
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
理科一類のものですが、問題の中身、配点、合格最低点等もほぼ同じなので参考になるかなと思い書かせてもらいます。
まず結論から言うと、国英をもう少し勉強しても良いのかなと思います。
手元にあった僕の高校の二年秋の時の模試結果(駿台全国模試)が、偏差値で数学68.4,英語72.2,国語62.5で東大B、早慶A判定でした。たいきさんのものと比べると、数学はほぼ同じですが国英で少し差がある、といった感じでしょうか。
また、東大入試の配点ですが数英が120点、国語80点、理科は60点×2と理系なのに国語の配分がかなり大きいのが特徴です。ですので、国語で周りに引けをとると数学理科で挽回するのは難しい気がします。(なんたって周りは東大理系の受験者なのですから、その人たちよりさらに理系科目で点を取ろうというのは至難の技でしょう。)
ですので、もう少し国英に時間を割いても良いと思います。特に古漢は、文法事項、単語を完璧にすればすぐに点が伸び、結果国語も点が伸びると思いますので、ここからさらに数学などを伸ばしていくより効率的に点数の上積みが狙えるでしょう。100点満点のテストで、80点の科目を90点にするより50点の科目を60点に伸ばした方が楽なのと同じような感じです。
そして最後に理科について。高3のとき、僕は夏休み前までに基礎問題を、夏休みに標準応用問題をひたすら解いて、秋から過去問に入りました。「秋から過去問って遅くね?」と思うかもしれませんが、周りの現役で受かった子も秋から過去問に入る人が多かったように感じますし、僕もこれで入試当日までに仕上げることができました。ですので、焦ることなく基本問題、標準問題、応用問題と市販の参考書で実力を積んでから過去問にいってください。焦って土台もないまま過去問に移っても時間の無駄です。じっくり実力をつけてから移りましょう。
長くなりましたがここまでです。ご参考になれば嬉しいです!
コメント(1)
たいき
4/29 8:14
丁寧にありがとうございます!
とても助かりました!