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数学基礎を高校1年のうちに定着させるために

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6/22 23:26
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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鈴花

高1 栃木県 名古屋大学文学部(60)志望

自分は文理選択を文系に選択しようと思っている高校1年です。得意、不得意が激しく、文系教科は授業を楽しく、理解しながら受けることが出来るのですが、数学、物理に関しては全く持って理解できません。それがテスト結果に顕著に現れていて、もっと数学に関して努力すべきだとは思っていても、解法を丸暗記するのもあまり得意でなく、どうすべきか悩んでいます。テストも近く、赤点は絶対に回避するために、どのような勉強が自分の為になるでしょうか。自分が持っている教材は4STEPと青チャ(基礎数)です。どちらが数学が苦手な人にとって良い教材であるか教えていただきたいです。我儘な相談ですみません。どうか回答お願いします…。

回答

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りょー

東北大学経済学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。東北大経済学部1年のりょーと申します。 早速ですが回答に移ります。 文系選択にするつもりとのことですが、もし国立大学を目指すとなったら数学は必須となります。苦手でも得意でも、受ける必要が出てきます。正直、私立大を目指さない限り、文系であっても数学から逃げることは難しいかもしれません。そこで、とりあえず物理に関しては一旦置いておくとして、数学に関して回答します。(文系なら物理は捨てることができます) 数学は、問題の意図を理解できるかどうか、が鍵となります。私は、数学が苦手といっても、段階があると思っています。公式の意味がわからない、いつ公式を使うか分からない、解く道筋がわからない、解けるけどケアレスミスをしてしまう、などといったように人によって様々です。質問者である鈴花さんが、どの程度すうがくができるかは分からないのでなんとも言い難いのが現状です。 もし、定期テストで赤点を回避したいならば、50点60点を目指す勉強をしましょう。赤点をギリ回避する30くらいを目指すのは危ないと思います。 数学の勉強としては、インプットとアウトプットが大切です。インプットでは、試験範囲を確認して、覚えなければならない公式や数式を覚えます。その時に、いつ、どこで使う公式なのか、何を求めたい時に使うのかを把握するのが大切です。今持っている教材の青チャートは、インプットに最適です。例題を見て、どんな問題で公式を使うのかを知ること大切です。そして、次にアウトプットをします。青チャートにも問題が載っていると思いますが、圧倒的に問題量が多いのは4STEPなどの問題集なのでそっちをやりましょう。分からなかったら答えを見て、どうやって解くのかを理解することが大切です。1回で解けなくても、何周もして、テスト本番までに解けるようになればいいと思います。正直、青チャートの問題を理解できて解けるようになれば定期テストは大丈夫だと思います。4STEPと青チャート以外にもし数学の問題集を買うならば、定期テスト範囲に特化した単元別問題集をおすすめします。(文系に進むのであれば正直あんまりいらないかな、と思います) 少しでも参考になれば幸いです。
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コメント(1)

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鈴花
6/24 8:24
丁寧な回答ありがとうございます! インプットと、アウトプットですね!50〜60点を目安に頑張ろうと思います!

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数学基礎を高校1年のうちに定着させるために
こんにちは。東北大経済学部1年のりょーと申します。 早速ですが回答に移ります。 文系選択にするつもりとのことですが、もし国立大学を目指すとなったら数学は必須となります。苦手でも得意でも、受ける必要が出てきます。正直、私立大を目指さない限り、文系であっても数学から逃げることは難しいかもしれません。そこで、とりあえず物理に関しては一旦置いておくとして、数学に関して回答します。(文系なら物理は捨てることができます) 数学は、問題の意図を理解できるかどうか、が鍵となります。私は、数学が苦手といっても、段階があると思っています。公式の意味がわからない、いつ公式を使うか分からない、解く道筋がわからない、解けるけどケアレスミスをしてしまう、などといったように人によって様々です。質問者である鈴花さんが、どの程度すうがくができるかは分からないのでなんとも言い難いのが現状です。 もし、定期テストで赤点を回避したいならば、50点60点を目指す勉強をしましょう。赤点をギリ回避する30くらいを目指すのは危ないと思います。 数学の勉強としては、インプットとアウトプットが大切です。インプットでは、試験範囲を確認して、覚えなければならない公式や数式を覚えます。その時に、いつ、どこで使う公式なのか、何を求めたい時に使うのかを把握するのが大切です。今持っている教材の青チャートは、インプットに最適です。例題を見て、どんな問題で公式を使うのかを知ること大切です。そして、次にアウトプットをします。青チャートにも問題が載っていると思いますが、圧倒的に問題量が多いのは4STEPなどの問題集なのでそっちをやりましょう。分からなかったら答えを見て、どうやって解くのかを理解することが大切です。1回で解けなくても、何周もして、テスト本番までに解けるようになればいいと思います。正直、青チャートの問題を理解できて解けるようになれば定期テストは大丈夫だと思います。4STEPと青チャート以外にもし数学の問題集を買うならば、定期テスト範囲に特化した単元別問題集をおすすめします。(文系に進むのであれば正直あんまりいらないかな、と思います) 少しでも参考になれば幸いです。
東北大学経済学部 りょー
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文系数学
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なんとなくで解いてしまう
こんにちは😃 現代文を解く上で最も大事なことはその文章が何を言いたいのかということを掴むことだと思います。 特に評論文などは筆者の主張が言葉を変えて、何回も登場してきます。だから、キーワードとなる語や繰り返し出てくる語にはチェックを付けて読んでいました。 また、二項対立で論じられている文章では一方の事柄については普通に線を引いて、もう一方の事柄については波線を引いていました。同じように筆者の中でプラスの事とマイナスの事も後から見て分かるように違うマークを付けて区別していました。共通テスト模試は時間制限も厳しく、丁寧な読解はなかなか厳しいですが、練習の中で主張の言い換えを見つけたり、対立軸を意識する事が大事になってくると思います。あと、当然ですが接続詞や文意を変えたりする表現には気をつけて読みましょう! なので、現代文を解く上で身につける力としては、その文章の言いたいことをできるだけ早く見抜くことです。 なかなか難しいことですが、これに関しては問題演習をして経験値を積むしかないです。実際にペンを持って言葉と言葉をつなげたり、文章にマークや線を引く練習をしていくことが最初の内はベストだと思います。 とにかく、自分の中で筆者の意見や考えが分類できていることが分かり、整理されていれば大丈夫です🙆‍♂️ また、完璧に筆者の言いたいことが分からなくても全然オッケーです。あくまで、問題に正解することがやるべきことで、主張を理解するのはそのための足掛かりですから。 あと、選択肢を消す際に数字や記号のところを消すのではなく、間違っている箇所に印を付けるクセも大切です。一発で答えが出せる設問もありますが、共通テストレベルの問題でもイヤらしい問題が多く、その場合消去法でしか消せない時があり、わずかな違いが大切になってくるからです。 それから、質問者さんがどのような形で現代文を取り組んでるか分かりませんが設問を先に読んで問われることを先に分かっておくことは共通テストの現代文を速く解く秘訣だと思います。選択肢までは見ないですが、共通テスト特有の図表やグラフの問題は先に見ておくと結構すぐに解けることがあります。 最後に、私もいつもできたわけではないですが、自分と文の筆者、そして作問者の3者を問題を解く際に意識してました。なぜこの文章を大学側が出し、ここに傍線部を持ってきているのか、共通テストであれ、個別入試であれ国語という入学試験である以上必ず意味があるはずです。問題を作っている人の意図や大学側の伝えたいメッセージを考えながら俯瞰して読めことができるようになれば現代文に関しては大丈夫です。 現代文の読解は人それぞれなので私の読み方が必ずしも正しいとは限りませんが、是非参考にして下さい! 受けておいた方がいい模試に関しては河合塾の早慶レベル模試や代ゼミの早大入試プレなどです。 やはり冠模試は実際の受験者が多く受けるので、自分の立ち位置を知る上で非常に役に立ちます。 また、質問があればぜひ聞いてください!
慶應義塾大学経済学部 Ryo
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模試
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もう何をしたらいいかも分からないです
ひなさん、お久しぶりです。 すごく辛い心境が伝わってきました。何かお力になれればと思います。 今回は、 ①英語を復活させるための具体策 ②過去問最低点にいつ到達すれば良いか ③併願校選び の3点で回答します。 ①英語を復活させるための具体策 英語という科目は過去問を解き始めてある程度するとスランプに落ちる人が多々います。私もその1人でした。急に長文が読めなくなり、頭に入ってこなくなる感じです。もしそうでなければ今からの話は的外れなのでスルーしていただいて結構です。または別途コメント欄等で再度ご質問頂ければと思います。 長文が急に頭に入らなくなった、読めなくなったという症状の場合、その原因候補の一つとして、読むスピードの上げすぎが挙げられます。過去問に慣れてくると、急激に解く時間を短くしようとする傾向があります。その理由は今の時期の実力では規定の時間内解ききれないからです。今そのような状態ではないですか?または解ききれてもどんどんとスピードアップしようとしてはいませんか? この症状を改善するための本質は、スピードを適正化し、しっかりと根拠を持った状態で解答を導き、正答率を上げることです。 具体的には簡単な長文問題を確実に解く訓練をするとよいでしょう。センター試験を使うと良いと思います。センター試験の問題は専門家が長い年月をかけて作るので、問題の作りが非常に精巧です。受験のエッセンスが詰まっています。また共通テストのようにポスター読み取りなど無駄な部分がありません。 センターは簡単だからと軽視しがちですが、センター試験ほど良質な問題はありません。どの参考書よりも素晴らしい問題だと私は思います。 最初は規定の時間で良いので、発音問題を除き、1ミス以下を毎回確実に取れるようにすると良いでしょう。解く際には一問一問解答の根拠を持ってください。解答根拠となる部分には線を引くなどして丸つけの際に自分がどんな思考プロセスだったかを明確にします。 センター試験のような基礎なレベルの問題を用いるのはここに理由があります。早稲田のような文章だと難解で解答根拠が非常に見つけにくく複雑な場合があるからです。ゆえに練習に適切ではありません。中には解答根拠がはっきりとしないものがあったりします。予備校でたまに答えが割れるのはこれが原因です。また、センター試験では解答根拠がはっきりしない問題は99%ありません。それもセンター試験を用いる理由の一つです。 この訓練をすることによって、読むペースを適正化し、正答率を上げることができます。これができるようになったらもう一度過去問に戻ってみて下さい。きっとスピードは今よりも少し落ちますが、根拠を持って解答するクセが改めて身につくと思います。それにより、正答率は上がるはずです。正答率が上がったらまたゆっくりと読む速度を上げていくと良いでしょう。 ②過去問最低点にいつ届けば良いか 結論、本番当日です。12月時点で最低点を取れていなくても何ら不思議ではないです。むしろ年内に最低点が取れるなら、志望校のレベルを上げても良いくらいかもしれません。(少し言い過ぎかも)現役生の成績が“最も”伸びるのは1月後半から受験当日までの期間です。今までやってきた積み重ねの複利が最大化するからです。私も明治の政経を受験しましたが、この時期明治政経英語の合格点は取れていませんでしたよ。だから落ち着いてやっていきましょう。 ③併願校選び ひなさんは現在、早稲田以外の受験校はと中央法、明治政経の2学部のみのようですね。 はっきりと申し上げて、明治政経と中央法では併願校としてレベルが高すぎると思います。明治政経は言わずもがなMARCHトップレベルですし、中央法も茗荷谷キャンパス移転に伴い今までよりも難易度が上昇することが見込まれています。 私は受験校をもう少しもう少し幅広くするべきだと思います。金銭面で問題なければ、最低限MARCH下位学部、また理想は日東駒専まで受験することです。 しかしながら、早稲田、明治、中央以外には行きたくないという主張も非常によく分かります。ですが、明治政経と中央法に受かっていない状態で早稲田を受験するのと日東駒専どこか一校でも合格を持った状態で早稲田を戦うのにはメンタル面で大きな差があります。 絶対に行かないから受験しないのも分かりますが、早稲田受験に向けたメンタル維持のために受けることを強く推奨します。 受験校を増やしても、受験対策はほぼ増えません。日東駒専やMARCH下位学部は一月が終わるまでに過去問を1年ずつでも解けば大丈夫です。早稲田の対策をしていれば当たり前に解ける問題ばかりだと思います。 受験校増加のデメリットは、試験日程が多くなることです。ですがそれも受験慣れに繋がります。行けば分かりますが初めの方の受験は緊張するものです。何度も受けていくと慣れます。早稲田には慣れた状態で試験に臨んだほうが良いです。 また、これは余談ですが、早稲田慣れというのもあります。早稲田の受験は2月下旬に集中するので、他大学の受験を終えた状態で早稲田受験を迎えることになると思います。その際、受験慣れしたつもりでも、やはり本命の大学、自分が丸一年捧げてきた場所に来ると、他大学とはまた別の緊張に襲われることがあります。人間緊張すると本来の実力を発揮できないことがあります。それは避けたいものです。 今年の早稲田受験日程は教育、商、社学の順に、19日、21日、22日です。もし教育学部で緊張によってペースが崩れてうまくいかなかったとすると、ドミノ倒し的に商、社学と崩れる恐れがあります。 そこで、金銭的余裕があれば文化構想学部も受験すると良いでしょう。文構の試験日は例年早く、今年は12日です。教育学部と1週間離れています。文構で早稲田の緊張に慣れてしまえば、他3学部は安心して受けられます。 また、文構は試験問題が他3学部とは傾向が異なります。よって、時間がなければ、もしくは行きたくなければ、文構対策は不要です。あくまでも早稲田に慣れるために行くと良いと思います。 前回もお話ししましたが、きっとひなさんなら大丈夫です。ぜひ最後まで走り抜けて下さい。 合格を祈っています。
早稲田大学社会科学部 kobayash
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英語
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志望校に受かるにはどんなことを優先するべきか
こんにちは! 毎日勉強してるのに成績が伸びないのって本当に辛いですよね………😢 質問の回答ですが、少し捻った問題には歯が立たないとのことなのでもしかしたら基礎が完璧にできていないのかもしれません。 そこで何をすればいいのかというと、 数学と理科 質問者さんの2択からは外れてしまいますが問題集で教科書レベルの問題をこなすことで基礎固めをするのが第1だと思います! やっぱり授業で習うだけでは知識は定着しなくて、問題を解くことで知識が定着したり自分のわからない部分が洗い出されたりします。 そうやって基礎がしっかり固められたらその次に教科書の発展問題レベルのちょっとした応用をやるみたいな感じでちょっとずつ問題のレベルを上げていきましょう。 ちなみに青チャートが全部解けると阪大医学科でも普通に受かると思います。 自分は東北大学医学科ですがチャートの難易度4以上の問題は基本歯が立ちませんでした。 英語 長文が苦手とのことですが長文が解けないとき何が苦手でその文が読めないのかを分析してから学習するといいと思います! おそらく原因は単語力、熟語力、文法力、読解力のどれかだと思います。(もちろん2要素以上が足りないこともあります) ではその足りない能力を補うためにどうすればいいかですが、 単語力に関しては単語帳で覚えることが重要になりますが、これも易しめな単語帳(語彙レベルが2000〜4000語のもの)から始めて、覚えられてきたら語彙レベルが4000〜6000語の単語帳を使って覚えましょう。 自分の場合1冊目がターゲット1400、2冊めがターゲット1900でした。 熟語力に関しては、4000語レベル(CEFRでB1程度)ぐらいまではあること前提にはなりますが同じく熟語帳を使って覚えるといいと思います。4000語レベルまで語彙がない場合は易しめな単語帳で単語を覚えてから熟語帳に取り組みましょう! 自分はシステム英熟語を使いました。 文法力に関しては、英語表現(今は名前違うかもしれませんが英文法を学ぶ授業です)で習ったことを定期テストとかの時にきっちり復習していくと自然と文法力がついていくと思います。 自分は学校配布のチャート式英文法を使って勉強をしていました。 読解力については、その英語を全部日本語に直したら正直かなり簡単に問題が解けると思うので上3つの要素を克服しつつ毎日問題を解いて慣れることで自然と付きます。 大阪大の場合二次で国語社会はないと思うので共通テスト対策としての勉強法をさらっと書きます。 国語 現代文 毎日問題を解いてなれるのが一番早いと思いました。特に共通テスト形式の場合慣れないと全く点数が取れないので慣れは重要です。 古文漢文 古文は単語力を必要とする点が英語と似ているので単語帳で単語力を上げると良いと思います。そこまで単語力のレベルは高くなくていいと思うので古文単語帳は一冊でいいと思います。 古文漢文どちらにも言えることとしてやはり文への慣れは必須なので毎日でなくてもいいですが問題を解いていくといいと思います。 社会 僕は地理だったので地理の勉強法を書きます。 地理は暗記量が少なかったので定期テスト毎に該当範囲をきっちり勉強していれば共通テストで90点周辺は取れました。 復習本当に大切です。 全体に言えることとしては基礎を固めてそこからステップアップするのがいいということです! あとは国語英語に関しては慣れはかなり重要です! 今の時点ではなかなか厳しい位置にいるかもしれませんがまだ頑張れば現役合格が間に合う時期だと思うので頑張って下さい!!
東北大学医学部 きやなが
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不安
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文理選択でとても困ってます
文理選択は私も相当悩みました。 大学生になった今だからこそ見えてきた世界もあるので、それを踏まえつつ質問者さんも加えて、これと同じような悩みを持つ人にもアドバイスをさせて頂きます。 ①大学受験・大学のレベルからの視点 ②得意・不得意からの視点 ③興味からの視点 ④就職からの視点 ⑤大学生活の視点 これらに分けて考えてみます。 ただし、私は文系であるということをご理解下さい。 ①同じ大学でも、やはり入学のしやすさを考えると文系の方が有利なのは間違いありません。 高校までとは異なり、大学入試の対策の難しさも、理系の方が高校のカリキュラム的にきついものがあります。 高校によっては難関大学では必須とされ得る数3、物理、化学の内容が受験直前になってしまう場合もある理系に比べて、文系の内容が終わらないという事例はほとんど聞かれません。そのため、理系の方が対策が難しくなってしまう上、理解が深まらないままの受験になってしまう可能性もあります。 【どうしても○○大学に行きたい!】という、学部の拘りよりも大学の拘りがあるのであれば文系をオススメします。大学の拘りがないのであれば(例えば、どうしても旧帝や早慶、GMARCH、日東駒専と言われるような略称付きレベル帯などの拘りがない)、文理は他の部分で悩むべきです。 ②中学や高校1年生までの勉強の得意・不得意だけで文理を決めてしまうのはかなり勿体無いような気がします。数学や理科、高校の物理基礎や化学基礎が苦手だから文系にするだとか、英語や社会の暗記、国語の読み方はフィーリングに任せていて、苦手意識があるから理系にするという決め方は、かなり危険です。 と言うのも、文理選択までの段階での得意不得意なんて、言ってしまえば『たまたま偏ってしまった勉強時間の影響を受けてしまっている』だけであって、これから勉強すれば(早ければ数時間の勉強で)その科目の苦手意識がなくなり、すぐに好きになる可能性もあります。なんなら、中学校の頃の先生の好き嫌いもかなり影響するのではないでしょうか? 手短に話しますが、私は高校数学が非常に苦手で、学校内でも下位10%に入っていました。理科基礎も全てに自信がなく、かと言って世界史や日本史も同じく下位10%だったので、得意不得意で文理選択を考えると、どちらの選択も怪しいような気がします。 しかし受験の結果としては、理科基礎共テ84%、数学82〜3%、社会は64%(文系なのに)、二次試験でも数学は学科内上位になりました。 文理選択後にどのように勉強をするか、どれだけ勉強するかで、苦手なんてすぐに克服できます。むしろ、今苦手意識があるのは、その科目から逃げてるだけの言い訳に過ぎないのです。 現状の得意不得意では考える必要はないと思います。 ③ ①〜⑤の中では、私としては最も重要な点かなと思います。 後述しますが、大学受験の受験期を乗り越えられるようなモチベーションを生み出すのは、結局のところは『興味』です。 自分は大学生になったら何を勉強したいのか? 逆に、学歴だけ手に入れられれば正直ラクをして卒業したいのか? 色々と興味と言ってもあるかなと思います。 例えば、『農業』に興味があれば、単純に考えれば農学部を志望するかもしれませんので、理系という選択になるかもしれません。 ただ、農業の観点から歴史や宗教上の違いを考えたいのであれば文学部、農業に関わるルールを知りたいのであれば法学部、農業や農家・収穫からの利益や経済の流れまで考えたいのであれば経済学部、農業の伝承から教えるという視点を勉強したいのであれば教育学部になります。これらは文系です。 農業に関わる機械の開発やデータとして考える農業を学びたいのであれば工学部ですし、理学部であれば地球や自然、大地という視点で農業を考えられます。農業薬品は薬学部で学べるかもしれません。これらは全て理系です。 あなたが一番興味があって、今後も消えないであろう興味とは一体なんですか? それを一度考えてみてください。 ④就職という点で考えると、やはり理系の方が強いイメージはあるかと思います。 理系の技術職就職ではエンジニア等々の就職先があり、ある程度の大学であれば、研究室から直接の推薦を頂ける場合もあります。 理系出身者の方が平均年収も高いというデータもありますし、漠然とお金を稼ぐというモチベーションで考えると、理系の方が良いのかもしれません。 ただし、所謂"勉強をしなくても合格できてしまう大学"という大学が日本の大半を占めているわけであって、そういった大学に進学する高校生は圧倒的に文系中心です。 その意味で、絶対と言い切れるくらい"文理で比較すれば進学者割合的に理系に希少性が付与されてしまう"のであって、平均年収も高くなっているとも考えられます。 私が就活をした際も、"10年働けば文理なんて全く関係ない。人間性や人生経験、コミュニケーション能力や働き始めてからの専門性の方が大事だ"というお言葉も頂いていますし、よほど"将来は○○になりたい!"という夢がなければ、就職という点で文理は決めなくて良いのかもしれません。 ただ、文系の専門的な職業として挙げれるとすれば、法律関係(法学部)や会計(経済・経営学部)、通訳・翻訳(文学部)くらいになってしまうというのは事実です。理系の方が【就職につながる専門性】はあるかもしれません ⑤大学生活を大学の勉強中心にするのではなく、課外活動やアルバイト、その他の活動も積極的に行いたいのであれば文系がオススメです。授業を中心に、その他の活動はせいぜい1つくらいまでになっても構わないのであれば理系でも問題ありません。(もちろん個人差はあります) やはり、理系の方が卒業までは桁違いに厳しいイメージがあります。 単位取得に関しても、理系はほぼテスト中心です。文系であれば、一部科目はレポート提出もあり、前もって進めることもできます。高校生までのテスト勉強や勉強習慣を続けることができる自信があるのであれば理系をオススメしますし、余暇時間も比較的臨むのであれば文系が良いのかなと思います。 課外活動として、留学に興味があるのであれば断然文系がオススメです。大学のカリキュラムや制度も文系の方が整っているのは確かです。 以上が文理選択の際に考慮すべき点かなと思います。 『これだと結論が無いじゃないか(笑)』 そう思ったかも知れません。 そうなのです。 最終的に重要なのは、 『勉強のモチベーションが湧きやすい選択』をとることなのです。 好きな科目であれば勉強のモチベーションは湧きますよね? 目指したい大学や学部、大学生活でやりたいこと、将来なりたい姿、勉強したい内容... 全てを考慮した上で、辛い受験期も乗り越えられるであろう軸のあるモチベーションに繋がる最善手を取ってください。 長くなってしまい申し訳ありませんでした! みなさん、参考にしてください! (例えば私の事例: 勉強するなら将来の社会でも役立つことがやりたい←そうでないと受験は乗り越えられない気がした ↓ 英語が一番それに当てはまる科目な気がする ↓ 国語、特に現代文もやっていて損はない気がする ↓ 文系? だとしたら学部は? ↓ 正直まだ悩みたい、なんなら大学生になってから専門を決めたい。法律や経済にはそこまで興味はない ↓ 文学部...? でも入学時点で学科まで決められるのは嫌だ。 ↓ 東北大の文学部なら、1年生に専門を決める期間が設けられている!  これならまだ悩めるし、その時までには今よりも豊かな経験と思考能力があるはず! ↓ 東北大学文学部を目指そう。だから文系にしよう! となり、文系にしました!)
東北大学文学部 reo
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不安
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もう何をしたらいいかも分からないです
こんにちは!一週間遅れの解答でもっと病んでるかもしれないけど、息抜き程度に読んでね。まずはじめに、過去問で一喜一憂するのだけは絶対にやめよう。もちろん悔しくなって、めちゃくちゃ病んでしまうのは正直わかる!でも1年間、誘惑を断ちきって血の滲むような努力を重ねてきたのに、目標の途中で立ち止まってしまうのはあまりにももったいない。ひなさんは間違いなく努力しているけど、結果が目に見えなくなることだって絶対にあるから、戦い続けよう! 日本史と国語が得意なのはとてもいいことだと思うし、ひなさんの大きな武器なのは間違いない。英語も過去問の点数を見るに自分がおもっているほどできない訳ではないと思う。自分は英語が大の苦手だっていう思い込みが、ひなさん自身の努力や自信を否定しているような気がする。タイムリミットが迫っていることは自覚していると思うから、過去問にウェイトをおいてやっていくといいと思う。自分が出来なかった長文は何度でも解いて、答案が暗記できてしまうくらいまでやり込むべき。実際自分もそのくらいまでやりこんで、段々自信がついてきた。1文をしゃぶりつくすくらいまでやれば、いつの間にか頭のぐちゃぐちゃとおさらばできるはず。とにかく嘘の自信でもいいから、頭がぐちゃぐちゃにならない状態を取り戻そう。早稲田の教育と商は5割いくかいかないかくらいを現時点でとれているのなら間違いなく遅れはとってない。でも、教育も商も英語の難化が顕著で、最新の過去問を解くときはメンタルがやられないようにしてほしい。中央と明治は6割台にのっているのは素晴らしいから、何度も言うけど自分がやってきたことを信じよう。国語と日本史が得意なら英語は7割乗ればメンタル安定なんか関係なく確実に受かる。最後に、ひなさんは今までの努力がプレッシャーに変わるタイプの子だと思う。でもその誘惑を断ち切った努力の1年を信じてあげてもいいと思う。焦りと恐怖で勉強が手につかないかもしれないけど、この一年で大きく人生が変わる。頑張れ!
早稲田大学法学部 さむらい
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英語
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「数学を根本的に理解するとは」
数学を根本的に理解する。 という勉強方法は、言葉で説明すると少し難しいので、ほんの少しだけここでやっていみたいと思います。 例えば、弧度法の中で「ラジアン」というのが出てくると思います。これは、「2π = 360°」を基準に考えよう。という風に習ったと思います。このラジアンを使って、扇形の弧の長さを求める公式で、「L = rθ」というのがあります。 皆さんの中に、この式を覚えているだけになっていて、意味を理解していない方はおられるでしょうか? これは、小学校の時に習った、「円周の長さは2πr」というものを使っています。 どういうことかと言うと、「円を4分割した形である扇形のこの長さを求めよ。」という問題があった時、 小学校で習った式を使うと、求めるのは円周を4等分した長さなので、 ¼ × 2πr = ½πr ラジアンを使って解くと、中心角 90° は、ラジアンでは ½π なので、L = r × ½π = ½πr よって、答えはどちらの式を使っても、½πr になりました。 中学の知識では、L = 2r × π × 角度 / 360° 高校数学では、L = rθ どちらの公式でも求められますが、公式で見ると、弧度法を使った方が分かりやすいですよね。 という感じです。 公式をただ覚えるだけでなく、意味を理解しながら使えるようになる。ということが、根本的に理解するということになります。 先程の例で言うと、ラジアンというものはどういう意味を持つのか。ラジアンを使えるようになると、計算がどう変わるのか。というのを理解しておく必要があります。 これは、ほかの公式でも当てはまります。 例えば、加法定理の公式: sin(a+b) = sin(a)cos(b) + cos(a)sin(b) これを使って2倍角の公式を作ります。 sin2a = sin(a+a) = sin(a)cos(a) + cos(a)sin(a) = 2sin(a)cos(a) 例えば、等差数列の和の公式: S = ½n(a + l) (a:初項、l:末項、n:項数) これに、末項:l = a + (n - 1)d (d:交差) を代入すると、 S = ½n(2a + (n - 1)d) これが教科書に乗っている和の公式の2つになります。 こんなん知ってるよ。という方もいるかもしれません。ただ、これが数学を根本的に理解するということになります。 もう少し難しい話に行くと、 ・解の公式ってなんであの形なの? ・平方完成ってなんでするの? ・円の方程式の意味は? ・微分と積分の関係は? ・ベクトルって何? などなど…… キリがないので、この辺りにしておきますが、 要するに、公式の意味を理解することで、数学を本質的に理解しよう。という訳です。 しかも、これらは全てほとんどの教科書に載っています。理解しようと思うと、教科書を読めば大体のことが分かります。 数学を根本的に理解すると、問題を解くときに答え方がパッと思いつきやすくなると思います。さらに、公式の丸暗記では、時間が経つと忘れてしまうかもしれませんが、理論的に覚えていると、脳の構造的にも忘れにくくなるということもあります。なので、この勉強方法をオススメする方はたくさんいますし、私もこのやり方で勉強しました。 ただ、人によっては向き不向きがありますので、これを絶対に使った方がいいとは私は言えません。 実際に、私もこれで苦手だった数学が、だんだんと解けるようになったので、興味があれば、是非やってみてください。 長文失礼しました。是非参考になればと思います。
大阪大学基礎工学部 tomato-juice
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文系数学
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証明や導出がすごい気になってしまう
三味線さん、はじめまして。 お気持ちはすごく分かります。 たしかに解答の細かいところに疑問を持ったり、その都度公式を導出していると参考書の進むペースは遅くなってしまいますが、その分、質は高くなると思うので全然良いことだと思いますし、むしろそうするべきだと思います。 よく言われる「数学は理解」という言葉は、なぜその公式を使ったのか、なぜその解法で解くのか、なぜその変換を行うのか、もっと細かいことで言うと、なぜその順に解答を記述するのかといったことを理解することです。 「数学は暗記」という言葉もたまに聞きますが、これは単純に英単語みたいに暗記すると言うことではなくて、どうしてこの解法を使うのかを理解した上でどうゆう問題が出たらどの解法を使うのかを暗記すると言うことです。 仮に理解の過程を飛ばして暗記だけすると、少し問題の形が変わっただけで解法が思い浮かばないということになってしまいます。 そして理解を深めるためには、三味線さんのように細かいところにも疑問を持って問題を解くのが一番の近道です。公式は導出ができる方が理解度ははるかに上がりますし、たまにある公式の導出に基づいた問題なんかも出題されることもあります。 また質問文中のことで触れると、なぜ置換積分はこうゆう形でするのか、一次独立とは何か、解答に使われている言葉の意図、こういったことに疑問をもって考えるのはとても良いことだと思います。確認しても忘れてしまうのは人間なので仕方ないことで、確認してその時に理解したことをノートなんかに纏めておきましょう。次に同じような疑問が出た時にノートを見返すことで少しずつ定着して力になっていくはずです。 私の場合だと2.3回では定着せず、5回とか10回その都度見返すことで定着し始めた感じだったので、忘れているから力になっていないと焦らずに、自分のペースで頑張ってください! 応援しています☺️
京都大学工学部 さかさか
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理系数学
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数学と物理どちらを優先すればいいか
初めまして。 東北大学理学部のゆーすけです。 横国の理工学部志望ということで、その入試科目について調べてみました。 共テより2次の方が少し配点が高く、2次は数学と物化の比率が1:1だと書いてありました。 国公立志望だと、オールマイティにできないといけません。僕は数学が得意な方で物化が苦手な方でした。受験期数学をずっとやっていて物化から逃げていたので、11月あたりかなり追い込まれました。 東北大模試で両方赤点というような感じでした。 基礎がなっていなく、1、2年生のときにちゃんと勉強をしていなかったことを悔いました。 そのため僕と似ている状況であろうあなたは、物化を今のうちはやっておいたほうがいいと思います。 国公立で最終的に受験を制するのは全ての教科が満遍なくできる人です。 物化はテストの前に勉強することはもちろん、一週間ごとでいいので忘れないように復習してみてください。 インプットだけではすぐに忘れてしまうので教科書に載っている問題でいいので簡単な問題を解いてみるようにしましょう。 もちろん数学を継続することも大切です。 余裕があれば、予習をしておくといいと思います。数Ⅲを高3の5月までに終わらせられれば、あとは演習をたっぷりできます。 数学は演習が大切です。(わかっていると思いますが。) 実際教科書で問われているような問題は大学入試の2次で出るような問題のレベルではないと思います。 そのため、今の自分の数学力に満足することなく、受験への数学に標準を合わせていくことをおすすめします。 数学と物化は受験勉強の仕方が違うと僕は考えています。 数学は基礎ができてから、やっと2次の問題を解くことができます。 しかし、物化は1、2年生のうちでも解ける問題はたくさんあります。 3年生になってから物化をしようとすると結構苦労します。1、2年生のうちに貯金を作っておけば、必ず受験期に役立ちます。 よく浪人生は物化が有利といいます。それは基礎が備わっている前提で浪人期に演習を積むことができるからです。 それなら、1、2年生のうちから物化をやっておけば実質浪人生と同じアドバンテージがあるんじゃないでしょうか。 苦手なことをそのままにせず、穴が小さいうちに埋めておきましょう。 応援しています。
東北大学理学部 ゆーすけ
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数学と物理どちらを優先すればいいか
私個人としては、2年生のうちに数学は数3を除いて完成させるべきだと思います。 あなたが授業がなくても自学習だけで数学の勉強が完結するしないに関わらず、予備校で物理や化学など自学習の難しい教科を取るのは良い選択だと思います。 金銭的に複数教科受けるのが厳しい、または自学習をする時間が確保できないのであれば、私は数学より物理を取る方が良いと思います。 ここで注意した方が良いのは、物理の教え方は大きく分けて2つの流派があり、本来の物理学を基準に微分方程式を用いて法則を導く流派と、微分方程式は用いずに法則を定義のように考えてそれぞれの現象を追う流派があることです。 私は前者の教え方をする教師に予備校で教わっていましたが、多大な時間を要する上にかなりの数学力を前提にしているので授業についていくのが一苦労でした。もちろん、原理を正しく理解できるので間違いなく得意教科になりますし、大学に入った後もものすごく役に立ちます。 よほど根気がないと挫折すると思うので、あなたの性格や勉強計画をよく考えた上で物理の担当講師は慎重に選ぶと良いでしょう。 直近の模試での成績はどうでしょうか? 進研模試で偏差値70以上取るのはもちろん素晴らしいことなのですが、横国に必要な力を測るには難易度が足りないと考えられます。 横国は半分以上が2次試験での得点で合否が決まる上、数学の2次試験はそれなりに難しいので、最低でも全統記述で65、駿台全国模試で数学の偏差値55以上が取れているのが望ましいです。 もし、上記の二つの模試を受験したことがないのであれば片方だけでも毎回受けることをお勧めします。 結論としては物理は1人でやるのは難しいです。 各分野で出てくる法則は実験結果を元に得られるものなので、数学の定義とは違うので納得しづらい部分も多いでしょう。特に電磁気では磁場が絡んでくると運動が複雑になったり力の向きに戸惑うことも多いと思います。 1人でやるのはお勧めしませんが、読み物としては駿台文庫から出てる新・物理入門が簡潔に書かれているので良いかもしれません。微分方程式を使って解くって何?が分かると思います。 文章が長くなりましたが、健闘を祈ります。
九州大学理学部 しがない物理学徒
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