文系の就職について
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12/15 16:55
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
shumpei
高2 東京都 立命館大学総合心理学部(58)志望
高2男子です。
偏差値56の都立高校から文系の私大を目指そうと思っていて、最近少し疑問に思うところがあります。
大学のパンフレットやサイト見る限り、文系の学部は専門性が低く、就職先も公務員や民間企業の営業が多いなと思いました。
最近は就職難だと聞くし、入ってもブラックなケースが多いとも聞きます。
正直、文系に進んで良いのか不安です。
その点理系は機械工学や建築、医学など専門性が高く、それなりに需要があり就職にもさほど困らないのではないかと思うのですが、今のうちから理転すべきですか?
建築(意匠系)には興味があります。
数学や物理は、学校のテスト勉強をサボっていて点数は良くないです。
回答
師範
慶應義塾大学法学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
就職に関して言えば当然にして理系の方が強いでしょうね。そもそも技術職や研究職は理系の採用しかありませんし、最近では商社など本来文系のフィールドでも理系の活躍が目立っています。
僕は法学部4年でもう就活は終えましたが、就活しててもやっぱり理系の強さは痛感します。グループ面接で自分以外全員理系の院生だった時は自己紹介の時点で負けを確信しました。理系だから就活は楽勝、とは言いませんが、文系は誰でもみんな苦戦します。
ただ、僕が思うに就活のことだけを考えて文理や学部を決めるのはもったいないなと思います。大学はただの就活予備校じゃありません。「自由の学府」です。自分が本当に興味があって学びたい、やってみたいと思うことをするために進学先を決めた方がいいだろうと思います。
興味があって自分から前向きに一生懸命頑張れば自ずと成果はついてきますし、そういう主体的な姿勢というのは企業の大好物です。自分の興味を追求した主体的な行動力をしっかり言葉にできれば面接官も大喜びです。
それに言ってしまえば、就職(転職)なんて人生いくらでもできますが、大人になってから大学で学び直すってのはなかなかハードルが高いでしょう。(大きな企業なら会社のお金で留学させてくれますが、相当優秀な人に限られるでしょう。)
まとまりがなくダラダラ書いてしまいましたが、要するに、本当に自分がやりたいことをするために文理・学部などを考えると良いでしょう。高校生や大学1,2年の頃から就活就活とあまり考える必要はない。というのが僕の意見です。
批判、反論はたくさんあると思うので、ぜひ他の先輩らにも聞いてみてください。
コメント(1)
やましゅん
12/16 8:50
ご回答ありがとうございます。
何故か今まで「やりたいこと」が、そのまま「仕事」になると考えていたところがありました。
でも、そうなることはとても珍しいケースだと思うので、とりあえず今は自分の学びたいことを優先して進路選択をしたいと思います。
非常に貴重なアドバイスありがとうございました。