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現代文のコツ

クリップ(51) コメント(1)
8/2 14:19
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

みー

高2 東京都 東京医科歯科大学歯学部(59)志望

私は現代文が苦手です。なかなか模試でも良い成績が出せません。問題によって偏差値の差が激しいです。現代文はよくセンスと言われますが私はセンスがないんでしょうか? 現代文を得意にするために使った方が良い参考書や勉強法などを教えていただきたいです。よろしくおねがいします!

回答

ティーガー

慶應義塾大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
センスで解ける現代文は高校受験までです。大学受験からはそれ相応のテクニックというものがあります。 ①まずは設問に目を通す ⑴設問文のみを見るもの 傍線部説明、語句挿入、文章の要旨、抜き出し問題などなどです。ここでこんな問題が聞かれるのかーと分かってから読むのと読まないのとでは効率が大違いです。ですが、ここで細かな選択肢の内容まで見てしまうと、間違った内容の選択肢に文章の内容を持っていかれ、正確な読解を阻害します。だからあくまで設問文しか見ません。 ⑵中身まで見るもの 脱文挿入、段落整序、接続語補充などは、選択肢など含めて全て事前に目を見通し、得られるヒントはできるだけ集めてから文章を読み始めます。 ②語彙力を上げる こう書くと外国語か何かみたいですが、現代文でも語彙力は大事です。現代文は読めてしまうのでなんとなくわかったきになっているんですが、実は正確には理解できていない単語などもあるはずです。そういうのは市販の「現代文 キーワード」的な参考書で一通りカバーしておきたいです。文章を読む背景知識もつくでしょうし。 ③段落を意識 段落というのは、意味もなく分かれているわけではありません。かならずその段階ごとの意味や役割があります。なので段落相互の関係といったものを意識してやるだけでもだいぶ読みやすさが変わってると思います。あるいは、段階ごとにその要約をしてどこかにメモっといても良いです。内容の整理に役立つでしょう。 参考書は別になんでも良いと思います。過去問でも良いし、塾に通ってるならそのテキストでも。大事なのは、何をやるかではなく、どうやるか、なので。現代文においては。
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コメント(1)

みー
8/3 5:56
ありがとうございます!とても参考になりました!

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現代文のコツ
センスで解ける現代文は高校受験までです。大学受験からはそれ相応のテクニックというものがあります。 ①まずは設問に目を通す ⑴設問文のみを見るもの 傍線部説明、語句挿入、文章の要旨、抜き出し問題などなどです。ここでこんな問題が聞かれるのかーと分かってから読むのと読まないのとでは効率が大違いです。ですが、ここで細かな選択肢の内容まで見てしまうと、間違った内容の選択肢に文章の内容を持っていかれ、正確な読解を阻害します。だからあくまで設問文しか見ません。 ⑵中身まで見るもの 脱文挿入、段落整序、接続語補充などは、選択肢など含めて全て事前に目を見通し、得られるヒントはできるだけ集めてから文章を読み始めます。 ②語彙力を上げる こう書くと外国語か何かみたいですが、現代文でも語彙力は大事です。現代文は読めてしまうのでなんとなくわかったきになっているんですが、実は正確には理解できていない単語などもあるはずです。そういうのは市販の「現代文 キーワード」的な参考書で一通りカバーしておきたいです。文章を読む背景知識もつくでしょうし。 ③段落を意識 段落というのは、意味もなく分かれているわけではありません。かならずその段階ごとの意味や役割があります。なので段落相互の関係といったものを意識してやるだけでもだいぶ読みやすさが変わってると思います。あるいは、段階ごとにその要約をしてどこかにメモっといても良いです。内容の整理に役立つでしょう。 参考書は別になんでも良いと思います。過去問でも良いし、塾に通ってるならそのテキストでも。大事なのは、何をやるかではなく、どうやるか、なので。現代文においては。
慶應義塾大学法学部 ティーガー
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現代文
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なんとなくで解いてしまう
こんにちは😃 現代文を解く上で最も大事なことはその文章が何を言いたいのかということを掴むことだと思います。 特に評論文などは筆者の主張が言葉を変えて、何回も登場してきます。だから、キーワードとなる語や繰り返し出てくる語にはチェックを付けて読んでいました。 また、二項対立で論じられている文章では一方の事柄については普通に線を引いて、もう一方の事柄については波線を引いていました。同じように筆者の中でプラスの事とマイナスの事も後から見て分かるように違うマークを付けて区別していました。共通テスト模試は時間制限も厳しく、丁寧な読解はなかなか厳しいですが、練習の中で主張の言い換えを見つけたり、対立軸を意識する事が大事になってくると思います。あと、当然ですが接続詞や文意を変えたりする表現には気をつけて読みましょう! なので、現代文を解く上で身につける力としては、その文章の言いたいことをできるだけ早く見抜くことです。 なかなか難しいことですが、これに関しては問題演習をして経験値を積むしかないです。実際にペンを持って言葉と言葉をつなげたり、文章にマークや線を引く練習をしていくことが最初の内はベストだと思います。 とにかく、自分の中で筆者の意見や考えが分類できていることが分かり、整理されていれば大丈夫です🙆‍♂️ また、完璧に筆者の言いたいことが分からなくても全然オッケーです。あくまで、問題に正解することがやるべきことで、主張を理解するのはそのための足掛かりですから。 あと、選択肢を消す際に数字や記号のところを消すのではなく、間違っている箇所に印を付けるクセも大切です。一発で答えが出せる設問もありますが、共通テストレベルの問題でもイヤらしい問題が多く、その場合消去法でしか消せない時があり、わずかな違いが大切になってくるからです。 それから、質問者さんがどのような形で現代文を取り組んでるか分かりませんが設問を先に読んで問われることを先に分かっておくことは共通テストの現代文を速く解く秘訣だと思います。選択肢までは見ないですが、共通テスト特有の図表やグラフの問題は先に見ておくと結構すぐに解けることがあります。 最後に、私もいつもできたわけではないですが、自分と文の筆者、そして作問者の3者を問題を解く際に意識してました。なぜこの文章を大学側が出し、ここに傍線部を持ってきているのか、共通テストであれ、個別入試であれ国語という入学試験である以上必ず意味があるはずです。問題を作っている人の意図や大学側の伝えたいメッセージを考えながら俯瞰して読めことができるようになれば現代文に関しては大丈夫です。 現代文の読解は人それぞれなので私の読み方が必ずしも正しいとは限りませんが、是非参考にして下さい! 受けておいた方がいい模試に関しては河合塾の早慶レベル模試や代ゼミの早大入試プレなどです。 やはり冠模試は実際の受験者が多く受けるので、自分の立ち位置を知る上で非常に役に立ちます。 また、質問があればぜひ聞いてください!
慶應義塾大学経済学部 Ryo
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模試
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現代文できません独学です(泣)
塾で教えてる中で私が見る限りの現代文ができない理由を羅列します。 ①語彙力、背景知識不足 →これが一番多い原因な気がします。漢字は解けても、文章にある語句の意味を正確に理解してないってことが多いです。(例えば、パラダイムとか帰納、演繹、ア・プリオリとか)語句の意味がわからないと、文章の意味を掴めないばかりでなく、選択肢中にある言い換え表現もうまく掴むことが出来なくなってしまい、それが原因で選択肢を選び間違えるということが起こってしまいます。 また、背景知識に関してです。これは英語にもよくあることなのですが、例えばルネサンスがテーマの文章が出てくると、世界史選択の目線としてはなんとなくどのようなパターンの結論を導くか予想できます。このように背景知識のあるなしは現代文の成績に繋がると言えます。 ②傍線部周辺の情報に囚われすぎている →現代文において、問題になっている傍線部周辺に答えがある可能性は高いです。しかし、必ずしもそうとは限りません。 特に共通試験やセンターの問題は「ここまでの内容を正確に読み取れているか?」という内容の問題ばかりです。なので、「答えを拾う」作業よりは、「該当箇所までの段落の趣旨は何なのか」を掴むことの方が正しい回答に直結します。 傍線部周辺だけを見ていると、まさに「木を見て森を見ず」状態になってしまう訳です。 以上の2つが非常に多いです。というか、この2つができれば、現代文はできると思います。 なので、以上の2つを意識して取り組んでください。その際はがむしゃらに量をこなすのではなく、復習に時間をかけてください。 「この文は全体で何が言いたいのか」 「どのような技法(対比とか)が使われているのか」 「なぜこの選択肢は違うのか」 「どこを直せばこの選択肢は正しくなるのか」 「なぜここから意味を読み取れなくなってしまったのか」 などをしっかり理解できるまでが復習だと思っています。 一応、おすすめの参考書も書いておきます。 ①の原因→Z会のキーワード読解 ②の原因→現代文読解力開発講座 が個人的にお勧めです。頑張ってください!
早稲田大学商学部 やかやかさん
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現代文
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現代文 過去問復習はどうすればいいのか
まずは、①〜③の復習は非常に効果的だと思うので、それはそのまま継続してください。 その上でお勧めしたいのは「要約又は論理構成図を書く」ことです。 一般的な現代文の場合、英語のように一文一文を正確に読むというよりは、文章全体を見て何がどのように論じられているのかを読み取る方が大切です。なので復習の際には時間をかけていいので文章全体の論理の流れを明確にしてみましょう。 例えば150字くらいで要約を書く場合、以下のステップでやると良いでしょう。 ⑴段落ごとの要旨を1,2行でまとめる(小要約) ⑵小要約を全て繋げる ⑶重複する内容を消したり日本語を整えたり こうすることにより、段落と段落の関係性も自ずと整理できるので、多少言葉が難しくても内容が入ってきやすくなるでしょう。現代文のために2冊目の単語帳をやる必要は僕もないと思います。 文語文に関しては、あまりに意味がわからない文は文構造から捉え直しても良いでしょうが、基本的には不要でしょう。それよりも、文と文の繋がりを意識すると良いでしょう。前の文と後の文がどういう繋がりかたをしているのか、順接か逆接か、それとも補足なのかなどです。 その上でもし時間に余裕があれば、一般的な現代文と同様に要約をまとめて論旨を捉えるのも復習としてはアリです。  
慶應義塾大学法学部 師範
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過去問
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現代文ができないので英語ができない
初めまして。 答えさせていただきます。 まず、 英語長文の和訳の意味がわからない これはあるあるです。 みんな言ってましたし英語教師も難関校の内容は日本語すら難しいと仰っていました。 そして小説は読めるけれど評論は読めない。 原因は読解力ではなく背景知識不足かと思われます。 現代文はテンプレがあります。 私も受験勉強始めた頃は問題以前に文章が全くもって理解不能ということがめちゃくちゃありましたが、受験期には あー、そのパターンね と思いながら解けるようになりました。 テンプレについては1番下に書いておくのでよければ参照してください。 現代文ワード集などに手をつけてみるとかなり変わると思います。 私のおすすめは、有名ではありませんが Gakken 現代文読解のテーマとキーワード です。 ネットにページが載っていますし、書店に行って見てみてください。寝る前に読むだけで背景知識が身につきます。 英語は情勢に関する基礎知識が必要かと思います。 少子高齢化や差別、教育や世界史などです。 苦手なジャンルをメモして特徴を掴めると改善に繋がるかもしれません。 また、長文を振り返ってみると何の話だったか忘れるというのも非常にあるあるだと思います。 段落ごとに少し要約を書いておくことをおすすめします。 訳や解説を見た時に、その部分が理解できていたかわかりますし。 理系国公立受験ということで教科数も多く、大変かと思われますが、現代文は分析をしっかりすることで伸びる教科だと思っています。 得意になれば忘れることもないです。 頑張ってください!!! 過去に 現代文の復習法 に回答しておりますので、良ければご覧下さい。 テンプレについて 現代文はたいてい比較です。 ①現代 近代 中世 古代 ②日本 ヨーロッパ アメリカ これらの比較が多いです。 ①は、 現代は便利ですよね、でも近代、中世、古代 (のどれか)の方が実は優れていたんです。現代はその良さを忘れている。 という現代を上げて落とすパターンが多いです。 ②は、 単純な国同士の比較と、日本を批判して書くパターンがあります。 どういうテーマで比較するのか、は先程のおすすめの参考書に書かれています。 余談ですが 理系の現代文の難易度を知らないのですが、 私文で難しい文章の特徴は、 比較として出てきた事柄の違いがわからず、混同してしまう。 というものです。こういう時は棒線と波線などで文章を分けて読んでいくと混同しません。 長くなりました。お力添えになればと思います。
慶應義塾大学文学部 ぬぬ
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英語
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現代文が読めなくなった
私は理系ですが、現代文が非常に得意で、模試などでも偏差値60は切ったことがほとんどありませんでした。本番で現代文を使った東京大学でも51/80という高得点(普通は35点くらい取れば良い)を出せました。 これは、倫理、政治・経済を選択しており、背景知識があったからだと思います。(特に倫理) 背景知識をつけるには、過去問の解説を読んだり、現代文キーワード(駿台や河合塾が出してるもので良いです)やそれこそ倫理や政治経済の教科書を理解するのが良いと思います。ただし、暗記しては意味がありません。始めはなんとなくでも良いから、暗記ではなく理解をしてください。 背景知識があれば、選択肢も論外なものを選びやすくなりますし、たまに問題の長文を読まなくても解けることさえあります。更に、現代文や英語の長文が面白く感じるようになります。(少なくとも私はそうでした) 国語は努力しても身に付かないというのは嘘です。 ただ、小さくてもコツコツやる必要があります。短期間に努力してもあまり成果は上がらないので、根気を保って努力しなければなりません。 しかし、内容も楽しんで読めるようになれば、努力も苦ではなくなりますし、今後の人生も豊かになるでしょう。 是非頑張ってください。
早稲田大学先進理工学部 なー
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現代文
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現代文が読めないです
成績不振の原因は色々ありますのでピンポイントで特定するのは難しいです。しかし現代文の力は大きく分けて3つあると考えて良いでしょう。反対にその3つのどれかが欠けていたら成績に影響を与える可能性があるので参考までにお聞きください! 【1つ注意点】 現代文が元からできる自称凡人の天才は自分なりのやり方を確立してこれをやればみんなできる!と豪語します。しかし、そういう人に限って上手く言語化できていないし再現可能性がとても低い天才特有のやり方なので惑わされずに定石どおりに勉強しましょう。 【現代文を安定させる3つの力】 現代文は「語彙力」と「論点力(テーマ)」と「設問力」の3つの力を体系的に伸ばす事で成績が安定する科目だと断言できます。 まず「語彙力」について。語彙力は現代文キーワード集や漢字帳などを覚える事で身につくものです。結局この力が全ての基礎となり最重要なので怠らないようにしましょう。早稲田では言葉の意味をダイレクトに問う設問も散見されます。また、物の見え方は言葉を知れば知るほど細かく厳密になります。より詳しい読解を得るためには出来るだけ言葉を知りましょう。幸いな事に大学受験では知るべき言葉が決められています。キーワード集や漢字帳を完璧にして現代文を細かく見ましょう。 2つ目に「論点力」です。これはテーマ力とも言い換えられるのですが、難関大受験のためには必須と言えるでしょう。先ほど「物の見え方は知れば知るほど細かく厳密になる」と言いました。これは記号論という頻出論点を知っていたらピンと来るはずです。このように頭のいい人は頭のいい人がわかりやすいように(僕が頭いいみたいになっててすみませんが便宜上って事で🙇‍♂️)学術的な論点を物事の起点として評論を展開します。すなわち、記号論や近代化やナショナリズムなど頭のいい人たちが知ってて当然でしょ?と考える論点は評論を読む上では必須なんです。それらを知っていれば展開がある程度予想でき理解に困る事はほとんどなくなるはずです。大学側もそのくらいは知っているでしょ?というスタンスで出題しています(興味があれば『教養としての大学受験国語』で出題者側の視点も見れるので参考までに)。 3つ目に「設問力」です。これはとりわけ難関大に必要な力です。難関大学では、空欄補充や論述、脱文挿入などやや解くのが面倒な設問があります。早稲田レベルの内容一致問題も対象です。そうした設問を初見で自力で解こうとするとどうしても時間がかかってしまいます。時間が命の試験である以上そう言った設問の事前対策は必須なのです。それぞれの設問の解き方などは長くなるのでここでは省きますが念頭に置いといてください。 最後にこれら3つの力を”体系的“に身につけることが大切であると覚えておいてください。語彙と論点を覚えてすぐに文章を読み設問を解くのです。同時並行的に伸ばして行くことに意義があるのです。なぜか漢字と論点は完璧に覚えているのに問題が解けない人が多くいます。その人は問題を解く量が圧倒的に足りておらず覚える事だけで満足してしまっているのです。そうした頭でっかちにならないためにも”体系的“な学習を心がけてください!!
早稲田大学政治経済学部 ユニ
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現代文
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現代文が全然できない!
過去の解答のコピペですが、貼っておきます。 ------------------------------------------------- 塾講師をしていて感じた、現代文ができない時の原因を羅列しておきます。まずはそれらを潰しましょう。 ①語彙力、背景知識不足 →これが一番多い原因な気がします。漢字は解けても、文章にある語句の意味を正確に理解してないってことが多いです。(例えば、パラダイムとか帰納、演繹、ア・プリオリとか)語句の意味がわからないと、文章の意味を掴めないばかりでなく、選択肢中にある言い換え表現もうまく掴むことが出来なくなってしまい、それが原因で選択肢を選び間違えるということが起こってしまいます。 また、背景知識に関してです。これは英語にもよくあることなのですが、例えばルネサンスがテーマの文章が出てくると、世界史選択の目線としてはなんとなくどのようなパターンの結論を導くか予想できます。 このように背景知識のあるなしは現代文の成績に繋がると言えます。 ②傍線部周辺の情報に囚われすぎている →現代文において、問題になっている傍線部周辺に答えがある可能性は高いです。 しかし、必ずしもそうとは限りません。 特に共通試験やセンターの問題は「ここまでの内容を正確に読み取れているか?」という内容の問題ばかりです。なので、「答えを拾う」作業よりは、「該当箇所までの段落の趣旨は何なのか」を掴むことの方が正しい回答に直結します。 傍線部周辺だけを見ていると、まさに「木を見て森を見ず」状態になってしまう訳です。 以上の2つが非常に多いです。というか、この2つができれば、現代文はできると思います。 なので、以上の2つを意識して取り組んでください。その際はがむしゃらに量をこなすのではなく、復習に時間をかけてください。 「この文は全体で何が言いたいのか」 「どのような技法(対比とか)が使われているのか」 「なぜこの選択肢は違うのか」 「どこを直せばこの選択肢は正しくなるのか」 「なぜここから意味を読み取れなくなってしまったのか」 などをしっかり理解できるまでが復習だと思っています。 上記の2つの原因を潰す際におすすめの参考書も書いておきます。 ①の原因→Z会のキーワード読解 ②の原因→現代文読解力の開発講座 が個人的にお勧めです。 上記①②の原因を潰してから、レベル5以上や過去問を取り組むことをお勧めします。 それではがんばってください!
早稲田大学商学部 やかやかさん
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現代文
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現代文 読めていたのに読めなくなった
はじめまして。 とりあえず評論文についての説明をします。もし小説も色々聞きたいとなったら、メッセージかなんかでお話します。 「評論の問題が解ける」のには、①読める②解けるの2段階あると思ってます。連番さんは過去には解けていたとのことなので、②解ける段階に問題があるのかもしれないし、もしかすると①読める段階に問題があるのかもしれません。読んでみてから判断をしてみてほしいです。 ①読める について。 もちろんここで言いたいのは、本文を日本語として理解できるかだとか漢字が読めるかなどではありません。ここで大切なのは「論理構造」です。 まず知って欲しいこととして、作者には主張があります。その主張を伝えるためにその評論文を執筆しているはずです(もちろんこの世の全ての評論文が必ずしも主張があるとは言い切れませんが、少なくとも試験で扱うものはあります)。ここからが大切で、その主張をただ感情的にぶつけても、読者はなかなか理解してくれない。そうなった時に使われるのが「論理」です。「論理」によって筆者の主張は構造化され、解像度が上がり、より客観的な評価ができるようになります。 さて、その「論理」には大きく分けて3種類あります。反復と対比と因果です。 主張とは筆者の言いたいこと。人間言いたいことは何度も繰り返してしまいます。それは筆者も例外ではありません。文中で何度も繰り返します。それが反復です。しかしただ同じ文章をつらつらと連ねても読者には伝わりません。反復は表現、構造を変えて行われます。字面や接続詞をただ追っていても反復は見抜けず、筆者の主張には届きません。「この文章の内容は前の段落で言っていたことと同じことだな」と気付けることが大切です。 また、ただ同じ視点から主張を続けても説得力に欠けます。人間10人いれば10通りの立場・価値観があるので、主張の角度を変えないといけません。そこで便利なのが対比です。自分の考えや立場とは違う考えや立場を用意し比較させることで、絶対的な評価から相対的な評価に切り替え、自分の主張に正当性を帯びさせます。これは経験則ですが、大抵は二項対立です。 主張する際、そういう結論に至った経緯や理由を述べた方が理解がされやすいです。そこに因果は相性がいいです。「なぜそう思ったのか」「そう考えた結果どうなるのか」、これらを書き加えることで共感を与えやすくなります。因果には接続詞がポイントになりますが、ただ接続詞ばかり追えばいいという訳では無いので注意です。 以上3つの論理パターンを把握しながら文章を読み進めます。これを行って筆者が何を言いたいのか、どのように考えているのかを理解することが「読める」段階です。 連番さんも筆者の主張を論理的に読むことができていたのか確認してみてください。別にここまでしっかり明文化されている必要はなくて、感覚的にでも理解できていれば問題ないと思います。 ついでに説明しておくと、逆接には気をつけましょう。Yes,but方という論証方法が確立されているように、人間には逆接の後に大切なことを言いたくなる習性があります。なので、上で接続詞ばかり追っても内容は読めないとは言いましたが、逆接の接続詞には反応する癖をつけましょう。もちろん意味の無い逆接もあるので注意です。 また実践的なコツとして、記号化というものがあります。私が実際に運営やっていたものとしては、筆者の主張に線を引き、対比は記号をつけ、因果は矢印を引いてました。読みながらやることで、頭が整理されて読みやすくなるのはもちろん、問題を解くために戻って来た際に非常に分かりやすいです。記号化のやり方は自由(私のやり方を真似なくていいです)、あらかじめ自分のルールを作っておくことが大切です。演習の段階から癖をつけておけば、本番でも同じようにすることでルーティン化され焦りが緩和されます。試してみてください。 ②解ける について。 「読める」ようになったからと言って安心しては行けません。読んだ内容を伝える必要があります。そして問題に何が問われているか把握する必要もあります。 評論に問わず国語は「答えが1つにならない」とよく言われます。否定はしません。しかし試験科目である国語は、試験で扱う以上採点基準があります。それを満たしていなければ減点されるし、全て満たせば満点となります。現代文で点を取る時に重要となってくるのは、この採点基準を知ることです。 評論の設問はある程度パターン化できます。ここでは頻出の内容説明問題と理由説明問題の2つについて触れます。 まず内容説明問題。よくあるのが「傍線部はどういうことか説明せよ」です。「どういうことと言われてもわからん」と思うかもしれません(私が受験を始めた時もそうでした)が、もちろんここにも採点基準はありません。言い換えるならば、答えなくてはいけないポイントがあります。そのポイントを探すコツが実はあります。それは「その本文を読んだことがない人が読んでわからない箇所」です。これ意外と知らない人が多いです。例えば指示語。本文から切り抜かれた指示語なんて説明なしでは分かるわけがありません。あとは一般的な意味ではなく限定的あるいは独自的な意味で用いられている言葉(個人言語と言ったりもします)や比喩などです。見つけたら文章を内容に則って初見さんにも分かるように説明する、これが解答プロセスです。 次に理由説明問題。よくあるのが「傍線部のように言うのははなぜか」です。結論から言うと、この理由説明問題には「論理の飛躍」があります。逆に言うと「論理の飛躍」の無いものには理由の説明ができないです。例えば「リンゴは赤い」という文章に対して「なぜか説明しろ」と言われてもこれ以上何も言えません。しかし「リンゴは青い」と言われたら、意味が通りません。これを理解するには、「リンゴは〜であり、…であるので、青いと言える」という説明が本文にあれば意味は通ります(思い付きで書いたので具体例が出せませんでした)。これが「論理の飛躍」です。それを解答に盛り込むこと必要があります。 恐らく言われればわかるとは思うのですが、どのようにやればいいのかなかなか分からないと思います。そこで、何かしらの問題演習をするとは思うのですが、解答解説をじっくり読むことをオススメします。問題演習は解くことに意識が行きがちですが、知識が得られるあるいは自分のやり方に修正を入れられるのは解答解説を読んでいる瞬間です。特に本試や模試の過去問をおすすめします。本誌の解説は各予備校が、模試はその模試を主催している予備校あるいは企業がその名をかけて出版しているので、内容にかなり気合が入っています。したがってツッコミが入らないような問題なのはもちろん、解答解説がめちゃくちゃ充実しています(ただ赤本は別です あれは内容も薄いし間違いだらけです)。無難なのは大手予備校の出している過去問集でしょうか。 また実践的なコツとして、下書きすることもオススメします。別に解答欄に書く内容を丸々書くのではなく、ポイントや主述だけをまとめます。何を書くかよりもどの順番に書くかを整理するのに便利です。 長々と書きましたが、分からないことの多いと思います(理解力がないと言いたい訳ではなく、恐らく私の説明が不十分なので)。分からないこと、聞きたいことがあったらメッセージをください。できる範囲で答えたいと思います。 コロナで大変な1年だったとは思いますが、あと少しです。負けずに頑張ってください。応援してます。
京都大学農学部 31
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何回か読まないとと意味が取れない
初めまして 解決策:そのままで大丈夫です というか一通り文を読み終えてから解くのは避けた方が良いです まず、問題の最後に内容一致問題がある場合 特に選択肢が英語のものは、高い確率で本文の流れと選択肢の順番はリンクしてるので、内容一致問題なのでもちろん間違った部分もありますが、話題は掴めるので、まず1つ目の選択肢を読んで、その正誤を確認するために本文を読む、わかったら、次の選択肢の最後を確かめるために読む、、というのを続け、その間に傍線などあればその都度問いに答えるのが、長文演習では有効です また、入試問題、問題集の長文は基本的に英語のサイトや記事から持ってきています つまり、書き手が伝えたいことは結局1つなのですが、記事として載せている以上、読者に読み物としてクオリティのあるものを作る必要があるため、その主張を支える例示、対比、理由などが細やかに書かれているので、英語を学習中の僕たちには複雑に感じてしまうことがあるのです なんで、各パラグラフ(段落)ごとに言いたいことも1つ(.主張、テーマ、理由、例示、対比など)なので、そのパラグラフの役割を考えれば、途中でわからない文が出てきても これらは、非常に多くの場合パラグラフの先頭か末にあるので、そこから判断できます(例えばThere are three reasons.とくれば自明にそのパラグラフは理由について書かれていますね 考えてみれば当たり前のことしかないので、それを意識すればいいだけです) 「このパラグラフは◯◯のいいことを言ってるんだからネガティヴな内容じゃねえだろうな」 くらいの感覚で進んで構わないので これだけで大分見通しがよくなるとおもいます ゆーてこういうこと言いたいだけでしょハイハイわかってるんやで🤚くらいの余裕で文章読めれば、内容の概略把握はしやすくなります 問の根拠となる部分は精読するべきですけどね! そのために、問いに関係しそうな箇所、前述のパラグラフの役割を明示している箇所はバンバンにマークして見直したときにそこだけみれば良いという状況にするのがベストです という感じです、残りの受験勉強も頑張ってください🙏
早稲田大学先進理工学部 エムジェー
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