単語や文法、長文の勉強する順番や比率が分からない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
泉研
高校2年生です。シス単は殆どマスターしていて、英検準一級にギリギリ受からなかったくらい、河合模試で偏差値65弱の実力です。
武田塾のYouTubeチャンネル等で英語の勉強順を調べてみると、
まず単語や熟語、次に文法、英文解釈、長文...といった順番で勉強しろという風に書かれている事が多いのですが、単熟語を完璧にしたら次は文法を完璧にして...という順番では無くて、単語も文法も解釈も同時並行で進めていかないといけませんよね?
もちろん優先順位が違うのは分かっているのですが、どの分野をどこまで進めたらどのレベルのどれに入っていったら良いのか...みたいな指標が分かりません。
単語はそれなりに入ってる自信があって、文法も仮定法までは終わらせたのですが、英文解釈はそもそも最近まで存在を知らなかった、長文も全く解いていないという状態です。文章が下手でごめんなさい。どうすれば良いでしょうか。
回答
pokopoko
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!Pokopokoと申します。勉強お疲れ様です!
英語の勉強の進め方ということですね。
英語は問題1つ解くだけでも語彙力、読解力、記述力など多くの異なる力が必要とされるため案外勉強計画の立てづらい教科だと思います。なので、私の思う勉強計画についてお伝えさせていただきます!
☆単語
単語はもちろん学習すればするだけ受験上優位になるのは間違いありません。しかしながら、学び続けようとするときりがないのも事実です。そのため、私はターゲット1900orシス単レベルの単語帳を1冊完ぺきにこなせれば必要十分だと思っています。
もちろん復習は大事なので、忘れないようにたまに振り返りながら、多義語で抜けている訳があればそれらも覚えることを意識しながら復習できれば完璧です!(多対1で覚えることでもし忘れていても思い出すきっかけをつくりやすいので)
当然早慶、京大、東大などの最難関大学に志望変更されるのであればより高いレベルの単語帳を検討する必要があります。ただ、大阪大学ならシス単を完成させるだけでも完璧です!
時期に関しては、単語は特に早ければ早いほうが良いですが、質問者さんの場合はこのままのペースで続けてもらえればOKです!
また、熟語も単語と同時平行で構いません。ただ、阪大を受験するうえでは優先度としてはとても高いというわけではありません。実際私は基本的なもの+模試や過去問の演習で出てきたものを軽く覚えたくらいで熟語帳にも手を出さずに受かることができたので、あまり心配しなくても大丈夫です!
空き時間に気軽に進めましょう!
☆文法
こちらも順調に進めているようなので問題ないかと思います!
目安としては3年生にあがるまでに2,3周して大体はいけるよ~って感じにしておけたらその後が一気に楽になります。
それができたらあとは解釈や、長文の中でわかんなかったときに復習していけばなにも問題はありません。
☆長文
これに関しては様々な意見があると思いますが、個人的には早いうちから取り組んでいってかまわないと思います。
もちろん最初から難易度の高い過去問などに触るのではなく、学校で配られるような簡単な教材で行ってください。というのも、そういった優しめの教材であれば英文解釈で要求されるような高度な文構造の読み取りなどが含まれていることが少ないからです。
中学や、高校初期に習ったような簡単な倒置や省略は含まれているかもしれませんが、特に障壁になることはありません。
ここで意識してほしいことは特になく、とにかく長い英語の文に親しんで、慣れることを目標に行ってください。
ただし、長文に対する強い拒否感や、なんでこうなるの…みたいな疑問が多発した場合は先に
解釈をある程度行ってからにするのをおすすめします。
質問者さんの場合は英検準一級に手が届きそうなくらいとのことで、だいぶ簡単すぎるかもしれませんが、関正夫の英語長文ポラリス1などは解説もわかりやすく、長文入門期にはかなりおすすめです!
時期としては今すぐにでも週に1,2つでいいのでコンスタントに長文に触る時間を作ってみるとよいかなと!
☆英文解釈
恥ずかしい話私は高3になるまで英文解釈という分野を知らなかったので一切心配しないでください!笑
英文解釈はある程度文法を習得してから取り組むことをお勧めしています。というのも、英文解釈の本質は文法が実際の文章ではどのように関わってくるのかを体系的に学習することにあります。
文法を学ぶ前に取り組むと「なんでかわからんけどこの時は倒置が起こる」みたいな背景にある文法理論を用いないただの暗記になってしまいます。
しかし、文法を1周したあとに学び始めることで文法力と長文力を同時に高めることができます。
そのため、少なくとも文法1周して全部の分野を「そういえばそんななんあったな~」と思えるくらいになってから手を出すようにしてください。高2の秋、冬くらいに始められればかなり優秀かと!
参考書は英文解釈の技術シリーズがおすすめです。量も多すぎず少なすぎずでちょうどよく、網羅性も高いです。最初は基礎と書いてあるものを買って、問題なければそれを。むずかしくてわからん!
ってなったら入門と書いてあるものを買ってからステップアップしていく感じでためしてみてください!
微力ながら応援しています!無理のない範囲で頑張ってください!
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