UniLink WebToAppバナー画像

現代文 小説 解き方のコツ

クリップ(2) コメント(0)
9/12 15:52
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

あつや

高1 福岡県 神戸大学志望

高校一年生です。僕は模試では評論はある程度取れるのですが、小説は解き方のコツが掴めず、なかなか点数が取れません。なので小説の解き方のコツを教えて欲しいです!

回答

回答者のプロフィール画像

まー

東北大学教育学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
これは評論でも言えることですが、とにかく書いてあること以上に深読みをしないことが大切です! 特に小説では主人公になりきってしまう人が多いです。この場面で(自分は)こう思ったといった主観的な感情に流され、それに相当する答えを出してしまうと点は取れません。 イメージとしては、小説の中のストーリーを上から見ているような感じです。あなたは登場人物ではなくその空想的な世界を見ている人です。 仲の良かった友人としばらくお別れする場面。 多くの人は悲しかったり寂しい感情を持つと思います。 しかし、主人公が極めて薄情で、またはそれ以上に他のことに気を取られていてそこまで悲しかったり寂しい感情を抱いていないのであれば、主人公はそう思っている人だと認識して読まなければなりません。 その主人公の感情や移り変わりは、小説の中では抽象的な表現や比喩的な表現をされることが多いです。 そのような点に着目して、何を示しているのか理解しながら読んでいく必要があります。 そういった意味でも、とにかく書いてあることから読み取る!それ以上を読み取ろうとしないことを意識してみてください!
回答者のプロフィール画像

まー

東北大学教育学部

72
ファン
10.1
平均クリップ
4.7
平均評価

プロフィール

東北大学 教育学部在学中。 浪人経験あり。 受験で酸いも甘いも経験していることが売りです。 成功と失敗の両方を経験しているからこそ、伝えられることがたくさんああります。 受験科目は英語、国語、数学ⅠA、数学ⅡB、日本史B、倫理、政治・経済、生物基礎、地学基礎 得意科目は英語と日本史 苦手科目は理科基礎 【合格した大学】 東北大学 教育学部 慶應義塾大学 文学部 明治大学 政治経済学部(7科目センター利用)、法学部 立教大学 法学部 学習院大学 法学部 法政大学 法学部、経営学部(7科目センター利用) 立命館大学 法学部(7科目センター利用) 成城大学 法学部 国立組にしては私大も数多く受けている方なので、国立との両立や国立志望からみた私大の問題のイメージ等をお伝えできるかと思います! もちろん、オンラインで学習指導や勉強計画等の指導も行なっております。 塾講師でアルバイトしていた経験もございますので、是非そちらもご検討ください! 皆さんからのご質問には、懇切丁寧にお答えするようにしております。それから、なるべく現実をお伝えするように意識しております。是非ご気軽にご連絡ください!       皆さんのお力に少しでもなれればなと思っております! 本気で頑張る受験生を応援しています! よろしくお願いします!

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(0)

コメントで回答者に感謝を伝えましょう!相談者以外も投稿できます。

よく一緒に読まれている人気の回答

小説の解き方
はじめまして。 小説を解く時に鍵になってくるのは、やはり「心情」だと思います。それ以外の部分は今回触れません。賀喜さんは評論は得意とのことで、これ以外は問題なく解けることと思って話をします。もし聞きたいというのならば、まだ質問していただければお答えします。 さて、小説を解く際に出回る文句で「登場人物の気持ちになれ」というのがあります。結論から言います。これは嘘です。こんなことしても解けるものも解けませんし、別に作問者はそんなこと求めていません。 小説と言えども、試験です。試験である以上客観的な採点基準があります。そこに「俺がこう思うから○」とか「私はそう思わないから×」などとされていてはたまったもんではありません。 何が言いたいかと言うと、小説を解く際に重要となってくるのは、その時登場人物がどう思ったかではなく、なぜそう思ったかです。感情は人それぞれです。同じ状況に置かれても100人いたら100通りの感情があります。作中にて登場人物の心情が明らかにされていない時に、それを名文化しようとしても無理があります。結局のところ主観は明文化出来ないのです。しかしそのなんらかの感情を抱くに至った経緯・背景もっと言えば抱いた結果起こした行動は明文化できます。そこは客観的な部分であり、採点基準になりえます。 まとめます。小説で心情を聞かれた時、その登場人物が何を考えたか想像するのではなく、その感情を抱くに至った経緯・背景そしてその結果として起こした行動を把握し、外堀を埋める形で解きます。心情はそこに大きな矛盾がない程度で問題ないです。むしろそれ以上踏み込むと上述した通り主観になってしまいます。 この解き方(というより読み方)を押さえておけば、マーク式・記述式問わず心情問題は解けます。 具体的な勉強方法ですが、やはり量をこなしてなれることが一番だと思います。おすすめとして、大手予備校の出している模試の過去問があります。大手予備校は模試の出来にプライドをかけているので良問が多く、何より解答が充実しています。下手な解答を書くと業界で舐められるので笑。 また、センターや二次(もし使うなら)の過去問は直前期用に取っておくべきだと思います。よく予想問題集が売られていますが、過去問の方が確実です。傾向云々はありますが、変に傾向の博打をするぐらいなら最低限の傾向だけ押えた方がいい気がします(個人的な意見ですが)。 とりあえず、1回試して見てください。もし合わないとか意義が理解出来んとかあれば、やめても構いません(少なくとも私は試験の本質的な部分だと思って説明しましたが)。大切なのは自分が試験で点が取れるかなので。 今コロナで色々煩わしいとは思いますが、負けずに頑張ってください!
京都大学農学部 31
9
0
現代文
現代文カテゴリの画像
小説、エッセイの読み方
みっきーさん、こんにちは😀 一橋大学商学部の〆さばです。 確かに小説やエッセイのパートは論説文に比べると点数が安定しませんでした。 結論から言うと論説文とやり方は同じで求められる要素を文章中から見つけ出すだけです。 ですが、小説の場合はストーリーの方に頭がいってしまい、純粋にキーワード探しに集中することができなかったり、恣意的な解釈をしてしまうことが起きやすいために苦手にする人が多いです。点数のばらつきが大きいのもそのためです。 対策としては感情移入をしないよう意識することです。文章中から必要な要素を見つけることがあくまで目的です。自分の感情に最も近い回答を選ぶことを求められているのではないと認識する必要があります。 例えば、この場面ではこう考える「はずだ」→だからこれが答えだ こういう解答のプロセスをとっていると点数のばらつきが大きくなります。(高い時は高いが低い時は目も当てられない) 一方で理想的な解答方法としては ここにこう思ったと書いてある→だからこの記述に最も近いこれが答えだ こういった解答のプロセスが理想です。 小説の、特に内容が面白い時は文章に釘付けになってしまうこともありますよね。ですがそれでは作成者の思う壺です。極端なことを言えば必要な要素さえ見つけられれば良いのですから全てのストーリーを把握する必要はないのです。(主人公のその後なんて考えるようではどうしようもないです) これに関しては慣れるしかないと思います。ですのでセンター形式の問題集を用いて演習を重ねていくのが一番です。また、時間があるようでしたら要約の練習をしてみるのも効果的だと思います。以前の回答で要約のメリット等について書きましたのでそちらを参照していただけると幸いです。 質問等あれば気軽にコメントください😀 では、受験勉強頑張ってください!
一橋大学商学部 〆さば
12
0
現代文
現代文カテゴリの画像
小説の登場人物の心情の記述
小説で求められる能力は文学的才能ではありません。 読解力と論理的思考力です。評論文と同じです。 小説を趣味で読む時に物語の展開にハラハラしたり、主人公になり切って一喜一憂するかと思います。そういった読み方では大学入試の小説で点を取る事は難しいです。 主人公その他の登場人物には特徴があります。その特徴を客観的に分析し、この登場人物の性格ならこういった場面でこういった感情になるだろうなどと論理的に考える事が重要です。 ハラハラした展開でも強靭な精神力を持った登場人物は動揺しません。 戦争を体験している登場人物は戦地で人を殺めており、自分に幸せになる資格がないと思ってるパターンもあります。 このように登場人物毎に違う性格や考え方を客観的に分析して自分の主観を排して登場人物の心情を理解しなければなりません。 登場人物の性格や特徴が分かる表現に殊更注意し、問題文の要求にそれらを踏まえて論理的に答えられるかが勝負です。 解答の根拠となる心情は必ずしも本文中にあるとは限りませんが、登場人物の性格、特徴からして必然的にこう思うであろうということは必ず本文中から分かるようになっています。 解答を作成した後自分の主観が入っていないか確認し、本文中から誰もがその解答を導き出せるか考え、論理に飛躍がないか考えてください。 その後解答を確認し、自分の解答と客観的に、論理的に導き出された模範解答を比較してどの程度の読み取りが客観的かつ論理的なのかという感覚を少しずつ磨いていくと良いと思います。 自分の解答でも正解となるのかは中々自分で判断出来ないと思うので学校の先生に確認するのも有効な手です。 主観を排して客観的論理的に小説を読み思考する能力は問題演習でしか習得出来ないと思います。 また自分の受ける大学学部が求める論理的思考力を養う必要があります。 上記2点の理由から自分が受ける大学学部の過去問を遡れるだけ遡りながら主観を排して客観的論理的に小説を読解する力を養うのがベストかと思います。
慶應義塾大学法学部 前右府殿
6
0
現代文
現代文カテゴリの画像
センター小説の対策
お答えします! ゾエゾエさんは小説の語り部に自分を溶け込ませて、自分がまるでその語り部であるかのような視点に立ってはいないでしょうか?これは小説でやってはいけないことの1つです。語り部に自分を同一化すると、「私ならこうする」「僕ならこうする」と個々人の解釈で話を捉えてしまいますね。これが作者や作問者の意図との乖離を生みます。 つまり、大切なのは第三者の視点で小説を眺める事です。 それと、小説ではよく登場人部の心情が問われると思います。その問いの心情が のものか-のものかも考えてみてください。その -にあった心情描写が必ず文の中に含まれているはずです。そこをいかに見抜くかが鍵となってきます。 つまり、大切なのは心情の変化に着目する事です。 最後に大切なのは小説そのものを楽しむ事です!ただの問題文として考えるのじゃ楽しくないじゃないですか。だから、ぜひ内容も楽しみながら、でも感情移入はせずに問題に挑んでみてください。
早稲田大学文学部 グラス
16
0
現代文
現代文カテゴリの画像
助けてください(現代文)
はじめまして。 現代文には評論と小説があります。それぞれのコツと対策について述べてみました。 まずは評論について。 評論ができるようになるには2段階あると思ってます。以下で説明します。 ①読めるようになる。 簡単に説明します。 難しい言葉や文字の多さに圧倒されることがあると思います。それに惑わされず、情報の流れを追うことが大切になってきます。情報の流れ方には大きくわけて3種類あります。反復と対比と因果です。 筆者には言いたいこと(主張)があって、それを伝えるためにその文章を書いています。人間言いたいことは何度も繰り返してしまう。筆者も人間である以上主張を何度も繰り返します。しかし同じ形では文章にならないので形を変えます。それが反復です。また同じ視点から主張を続けても説得力に欠けるので、対比させます。対比させた上で自分の主張の正当性を訴えます。大抵は二項対立です。さらに自分の主張の理由を説明することで、読者に納得させやすくします。これに因果は相性がいい。 したがって字面に囚われず、今情報がどのように流れているのか抽象化し、脳内で記号化しながら読む必要があります。この文と前の文は反復なのか対比なのか因果なのか。情報を抽出する訓練をしましょう。これができるようになったら自然と文章の言ってることがわかってくると思います。ただ全てがそうではなく、導入部分や余談といった重要な情報がほとんどないもあるのでそこは緩急をつけて読みましょう。 私がやっていた記号化のコツとして、1番の主張に線を引き、対比は記号をつけ、因果は矢印を引いてました。読みながらやると頭が整理されて読みやすくなります。あらかじめ自分ルールを作っておくと安心します。やってみて下さい。 あと一つ、逆接には気をつけましょう。Yes,but法なんてものがありますが、人間逆接の後に注目しがちです。筆者もそれを使ってきます。逆接の後には重要な情報が待っています。それが主張(あるいは主張し始める合図)だったり、今後キーワードになる定義だったりと一概には言えませんが、要注意です。 ②解けるようになる。 評論を苦手にする受験生は多いと思います。私もそうでした。よく数学や理科と比べて「答えがひとつじゃないから答えようがない!」と嘆いたものです。しかしこれは間違いで、試験科目である以上採点基準があります。それを満たしていなければ減点されるし、全て満たせば満点となります。現代文で点を取る時に重要となってくるのは、この採点基準を知ることです。 ありがたいことにこの採点基準というものはある程度パターン化しています。それをここで全部紹介は出来ないので、学ぶ方法を教えます。私も受験生の頃そのような内容が充実している参考書を色々探しましたが、なかなか望むものが見当たりませんでした。結局一番良かったのが、模試の解答です。 模試は大手予備校や企業が出している訳ですが、その名前を出している以上変な問題は出せません。したがってかなり質のいい問題が出されます。ここで質がいいとは、例えばセンター模試ではセンターの傾向により即しているということではなく、解答プロセスが分かりやすく解答が充実しているという意味です。変な知識やひらめきが必要な問題はいわゆる悪問であり、模試で出されると凄く業界から嫌がられます(よく予備校の先生が愚痴ってました笑)。また日本全国ですごい数の受験生が見るので、より客観的で妥当性のあるプロセスで解答が導かれます。そのプロセスはたくさんの人が見て納得できるように丁寧に書かれています。よって初学者は模試の過去問を読んで、採点基準はどのような箇所に与えられるのか、それぞれの採点基準はどのように解けばいいのかを身につけていくのが効率が良いと思います。引き出しを増やしましょう。 次に小説について。 何よりも大切なことですが、小説の読解は「登場人物の気持ちになれ」という文句が常套句になっていますが、あれは間違っています。共感性は求められていません。そろそろ共感性なんて人によってバラバラです。そんな曖昧で主観的な基準は求められていません。求められているのは、状況分析能力と至極一般的な思考回路です。以下で説明します。 まずは話を場面ごとに区切ります。場所が変わったり登場人物の出入りがあったら場面が変わります。場面が変われば状況が変わるので、一旦区切られます。次に着目したい登場人物の置かれている状況や背景をチェックします。主に外的なものをチェックします。その外的な何かがその登場人物に起こり、心情に何らかの影響を与え、それが言動となって現れます。したがってここで必要なのは、登場人物に起こった外的な何かの状況把握と結果起こした言動です。 よく登場人物の感情から考える人がいますが、先にも述べたように、必要ありません。人によってどのように感じるかは様々です。統一できません。したがって私たちがすることは、上の外的な何かが起こった状況から登場人物が起こした言動を結ぶに「矛盾しない」心情を考えるまでです。大切なのは「一般的に矛盾しない」ことです(サイコパス的な思考回路は論外ですが…)。「僕ならこう思う!」は問われません(そんなもの採点基準に出来ないからです)。私たちが人間的な感情回路を発動できるのはこの瞬間だけです。予備校では「心情はあっさり、外堀でがっつり」と教わりました。特にマーク式ではそうですが、心情にこだわっていては解けきれないことが多いので注意です。 小説の問題の多くはこの一連のプロセスから出されることが多いです。頻出なものとしては、心情に変化が起こった原因が違ったり、状況から言動を結ぶ心情が余りにの不自然などがあります。これもパターン化しているので、問題演習を通して引き出しを増やしましょう。 小説も評論と全く同じ理由で、模試の過去問で対策するといいです。これは評論も同じですが、しっかり解答解説を読みましょう。間違っていた問題はなおさらですが、合っていた問題もまぐれじゃなかったか確認する必要はあります。問題演習で一番実力がつく時は解いてる時でも丸つけしている時でもなく、解答解説を見ている時です。 以上です。ざっくりまとめてみました。アドバイスっていうよりも1から教える形になって長くなってしまいました。申し訳ないです。かなりざっくりなので、よく分からない部分もあると思いますが、何かあったらコメントの方にお願いします。 それではコロナで色々と煩わしいことが多いとは思いますが、頑張ってください!
京都大学農学部 31
59
3
現代文
現代文カテゴリの画像
小説文の読解
東京大学文科一類の1年生(男)です。 質問者さんが受験本番の試験形式をどのくらいご存知なのか分からないのですが、東大の二次試験では小説文は出題されません。評論と随筆のみです。随筆と小説は似ているようでいて別物なので、随筆の話はここでは割愛させていただきます。 つまり、小説対策となると、共通テストにターゲットを絞ることになります。 自分は最後のセンター試験世代で、共通テストがセンターからどう変わるのか今ひとつ把握できていないところもあるのですが、記述問題の導入がなくなった以上は基本的にさほど変わらないと思います。センターでは、小説を読んでいるときに多少感情移入してしまう節もなくはなかったのですが、基本的には本文中の根拠を客観的に掴み、その上で選択肢にチェックをかけて正解を選ぶだけで点数は取れます。極端な表現のものは大概ダミーの選択肢、などの定石はよく聞かされるかもしれませんが、結構厄介で怖いのは「本文不在の根拠」や「因果関係の歪み」です。どこにも書いてないのに「ああ、そうかもな」とうっかり考えてしまう選択肢は要注意です。本当にそうか?と全てを疑う気持ちで。100人が見ても誰もが「ここの部分はこれしか解釈のしようがないでしょう」と言える選択肢でないと、基本的に正解になり得ません。 ここで、「筆者の考え」で読むのにはどうすれば、という質問でしたが、結局大事なのは「出題者がどう考えているか」です。筆者自身が作問しているわけではないので、極端な話、問題を解く上では筆者の意図などあまり関係ないのです。出題者とは、万人が文章を解釈してもここに関しては同じ解釈になるはずだから、万人の解釈を代表する、そんな代表者なんです。でも選択肢を見てから考えると結構ダミーに惑わされるのも事実です。選択肢を見る前に、自分なりの答えを本文中から考え、それから選択肢を見ましょう。そうすることで、客観的な読解を心がけて下さい。自分自身も、高1の時点でセンター国語が72/200点だったのが、本番ではこのやり方で186/200点まで伸ばせました(最後の方の模試では195/200だったこともあります)。苦手を得意にするにはこの解き方がベストだと思います。 2つ目の「因果関係の歪み」も意外と盲点ですね。そもそも時系列がおかしかったりしても、本文を全て読んでから問題を解くと、意外と選択肢に騙されて記憶があやふやになります。これも独りよがりにならないよう、しっかりと本文を読み返して下さい。 東大対策は時間がかかるので、高1からの着手は決して早すぎることはありません。先手必勝の受験で、合格を勝ち取って下さい。ご健闘をお祈りしています。
東京大学文科一類 キビタキ
4
2
現代文
現代文カテゴリの画像
ベネッセでやらかしました
 評論は筆者の主張を読み取りましょう。基本的に断定表現(である、など)を押さえます。本文全体の流れを掴むには接続詞に注目するといいです。解答はなるべく抽象化して書きます。つまり、具体例を書けと書かれていない限り、具体例は解答に含まないようにします。練習としては、問題演習が効率的です。問題を解いた後は自分でその文章を要約してみるといいと思います。  小説は登場人物を整理し、それぞれの心情の変化を把握します。そのためには心情語に印をつけながら読むこと、情景描写に注目することが必要です。小説は要約はあまり有効ではないと思います。  古文、漢文も、登場人物とその関係を整理します。そのためには単語だけの理解では不十分です。敬語や他の文法事項なども押さえてきましょう。登場人物を四角で囲いながら読むと多少整理しやすくなります。リード文が意外とヒントになることもあるのでリード文は必ず読むようにしましょう。
名古屋大学教育学部 バナナ
6
0
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文の勉強方法
初めまして!私は現代文はずっと平均点でしたが、勉強法を変えたことで共テ約9割、二次も約7割取ることができたので、その方法を共有させていただきます。 まず失点の要因へのご回答からいたします。 評論では読解に時間をかけすぎているとのことですが、同じ箇所を何度も読んでいることや一回読むだけで15分以上かかっているといったわけでない限り、現時点でそんなに気にすることではないかと思います。演習を重ねていくうちに自然と早くなっていくかと思いますが、強いてポイントをコツを言うなら読むスピードに緩急をつけてみると良いかもしれません。例えば論説文の典型例として、抽象的な説明→具体例を用いた補足といった形を見るかと思います。この場合抽象的な説明の段階で何を言いたいか理解できているのであれば、具体例はさほど必要ありません。そのため、自分の理解があってるか確認できる程度に速読できるわけです。このような読みの緩急はやってみると良いかもしれません。 次に物語文で登場人物の心情を読み解けないとのことですが、一度物語文を物語文としてではなく、論説文として読むことをお勧めします。当たり前ですが、論説文には筆者の主張とその論拠があります。そこを軸に回答をしているかと思いますが、これは物語文でも同じことが言えます。ただ筆者の主張が登場人物の心情であり、論拠が風景描写や人物の描写などで比喩的に表現されているだけです。つまり解き方も唐突に風景の話や人物の行動に言及しだしたら、そこから心情を推察すればいいわけです。 次に私が行った対策の仕方をご紹介します。 まず評論のスピードに関してですが、これは演習を積むしかありません。問題を解き慣れる、論説文を読み慣れる。これが一番効果的かと思います。ただし、ただ解くのではなく間違えた問題や時間のかかった問題の解説をしっかり読んで理解することが大切です。解説から解き方のポイントを学ぶことで次から注目すべきポイント、逆に手を抜いていいポイントを見抜くことができます。とにかくトライアンドエラーです。 次に物語文の心情把握問題ですが、これも演習を積んで、解説を読むことが基本になるかと思います。解説から描写に隠された心情を学ぶことができ、次に似たような描写が出た時に対応できるようになります。もし息抜きの時間など空いた時間があるようでしたら、明治、大正の純文学作品を読んでみるのも良いかもしれません。心情描写がとても綺麗で細かいので、そういった作品に今まであまり触れていなく、単に心情描写に慣れていないとのことでしたら効果がなくはないと思います。ただもうすぐ受験生だと思いますので無理にとまでは言わないくらいのレベルです。 おすすめの参考書ですが、演習ができればなんでもいいと思うのでもし学校で配られたものがあったり、3年生から学校の国語の時間が問題演習になる可能性もありますので、そこで用意された問題を解く程度でいいかと思います。秋以降は過去問を使って演習をするのがベストです。 私が共テ対策(二次の要約問題対策も兼ねていましたが京大には関係ないと思います)として購入したのが「現代文読解力の開発講座」というものです。これは現代文の読み方を教えてくれるので、質問者様のニーズに合っているかもしれません。ただ問題の形式が選択式で、要約力にもフォーカスを当てているのでもし合わなそうでしたら、「現代文解答力の開発講座」でもいいかもしれません。こちらは記述問題がメインとなっているようです。 京大レベルになると人物の心情が巧みに隠されていて、探し出せるようになるのも大変かと思いますが、めげずに定期的に演習を積んでいればいつか解けるようになると思います。現代文は一朝一夕で伸びないので、あまり気負いすぎず、長い気持ちで付き合ってあげましょう。 頑張ってください!
一橋大学商学部 こうたろう
2
3
現代文
現代文カテゴリの画像
圧倒的に差をつける小説のポイント!
基本的に現代文では小説でも評論でも解き方は同じなんですが、小説を解く際により意識した方が良い点ということであれば、勝手に想像を膨らませないようとしないことです。 普通に小説を読むときはむしろ想像力豊かに読んだ方が味わい深く作品を楽しむことが出来ますが、試験の場合は単純に設問に答えることがまず求められていますよね。 つまり出題者はあなた自身の意見を求めているのではなく、本文から読み取れるべき情報をあなたがキチンと把握できているかを問うているわけです。 ですから、問題の選択肢などでそれっぽい選択肢があってもまずは本文に書いてあるかを冷静に分析してください。 そして小説問題の際には、評論を解く時以上に選択肢の消去法が有効です。 例えば5つの選択肢があったとして、大抵3つは文脈が破綻していたり本文とは無関係なものであることが多いです。そして2択まで絞れたら、因果関係が入れ替わったりしていないか、本文に書かれている情報をただ繋げただけで設問とは何も関係ない文になっていないか等を注意深く観察してください。 これらを意識すれば、小説問題だからといって怖がることはありません。むしろ得点源にしてしまう位の勢いでやってやりましょう。 参考になれば幸いです、頑張ってください!
早稲田大学人間科学部 たーもー
26
3
現代文
現代文カテゴリの画像
センター 小説の問題の解き方のコツ
はじめまして。 とりあえず要点だけ述べます。 小説では感情を聞かれます。彼はこの時どう思ったのか、彼女はなぜこのような行動を取ったのか等々。感情とは「主観的な」もの。すなわち人によって考えることが変わる。試験という「客観性」が問われる場には本来はふさわしくはない。でも試験では聞かれている。 結論から言うと、登場人物が何を考えているかなんて誰にもわかりません。作者も登場人物の感情をしっかり言語化できた状態で文章を書いているとは限りません。 じゃあ一体何が聞かれているのか。問題作成者も自分がわからない問題を出すようなことはしないです。すなわち「客観的に」わかることのみが聞かれます。具体的に言うと①どのような状況に陥って ②何を思って ③どのような行動を取ったのか の3点です。 ①,③は分かりやすいですが、②は主観的なことだと一見思います。しかしこの例はどうでしょうか。お菓子を貰い(①)笑った(③)という場合、考えられる感情は a.怒ったから b.嬉しかった のどちらでしょうか。b.ですよね。a.は考えにくいです。語弊がないよう言うと、合理的ではない、が正しいです。 少し屁理屈かもしれませんが、完全な客観性は存在しません。どういうことかと言うと、客観的な見方だと思われているものは、それを見ている人全員の主観的な見方がたまたま一致しているだけです。要するに1人でも多くの人の主観的な見方を共有させたものが客観的な見方となるという話です。 何が言いたいかというと、1人でも多くの人が納得できるような感情のフローが合理的な感情となり、試験ではそれが聞かれます。選択肢なら最も合理的な選択肢が、記述式なら試験官が合理的だと判断できる内容が正解となります。先程の例で言うと、あのような状況で怒ったから笑うというより嬉しかったから笑うという説明の方が納得出来る(合理的)だと判断できるからそちらが正解になったのです。 以上ですが、とりあえず小説の問題を解くための最も基本的な考え方を紹介しました。もう少し細かい内容は個別的に対応します。
京都大学農学部 31
15
0
現代文
現代文カテゴリの画像