捨てる勇気がない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
neguse
普段の演習、過去問、模試で時間が足りません。
〈前提〉
勉強だけの時間管理ができないというより、普段の生活でもできません。小さい頃から時間にルーズで、今も、朝ご飯を食べるのも、5分前になって、ヤバいとかけこみ、食べ終わらずそのまま行くような生活をしている日が多いです。
〈普段の勉強〉
勉強に関しても、設定していた帰る時間から1時間ずれることもあり、その時、友達に(その友達と帰る約束をしていたわけではありませんが、)「時計見たほうがいいよ?最後は英単語帳にするとか考えたら?模試間に合ってない人みたいで滑稽だよ」ときつく言われてしまい、その友達は模試の英語で質は悪い(正答率は低い)けれど最後まで読み、それを"読み終わった、解き終えた"と解釈するタイプだったので、「理系は世界史と違って1問をよく考えることが大切なんだよ、質が伴ってなかったら意味がない」などと苦しい言い訳をしたものの、よくかんがえてみれば図星すぎて、自分の愚かさを痛感しました。
やはりその友達のやり方が正しいのでしょうか。
また、じっくり考えて思考力がつき、数学ができるようになったので、この問題の思考パターンを抑えないと受からない、と後先考えず、短絡的に考えてしまう癖がついてしまったのだと思いますが、なかなか改善方法が思いつきません。
タイマーで測っても、焦りが全く無く、途中で投げ出したら意味がないと思ってしまい、20分追加しては考えて、答えを熟読し、考え、、を繰り返し、時間ガン無視でやってしまいます。
時計やタイマーを見て焦るにはどうすればよいでしょうか。
〈模試や過去問〉
普段より焦りはあるものの、
数学の120分だと、
時間はまだあるから考えられる→沼にはまる→ここが解けなければ先に行けない→点数なくなる→怖い→考えよう
を繰り返し、考えて解ける(先の問題が詰む)のも、解けなくて諦める(先の問題の(1)(2)あたりなら解ける)のも五分五分くらいです。
英語の90分は、
まだ始まったばかりで長文しんどい→頭に入らないけどちょっとずつ解ける(時間浪費)→内容一致や空所補充の沼にはまる→配点大きいから捨てられないよな→結局間違ってることも多い
「捨てられない」という意識に囚われているのが原因なのは自覚しているのですが、どうすれば、意識を変えて、一番点数が稼げる方法で解き終えることができますか?
回答
ねこ先生
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは😊
現在一橋大学社会学部1年の者です!
私は一橋大学社会学部を第1志望に受験勉強をしてきたので、必ずしも早稲田教育第1志望の質問者様と同じ勉強方針ではないかもしれませんが、何か参考になる部分があればと思い回答させていただきます🙇♀️
私もまさに質問者様と同じように何事にも時間がかかりすぎてしまうタイプでした。大学生になった今も変わらず時間がかかるタイプです。(←単純に遅いこと以外に焦りがないことも問題)私は質問者様の捨てられない怖さ・意識ではなく、凝ってしまう・完璧を目指そうとしてしまうので少し異なるタイプかもしれません。こんな私の経験が信用できるか不安かもしれませんが、時間管理(普段も演習・試験中も)の改善方法について紹介していきます。
【普段】
私も時間にルーズというか焦りが全くないタイプで、勉強では特に復習にとても時間がかかりました。暗記系の科目は授業の復習で予定していた勉強時間が終わってしまうことがほとんどでした。
なので私は復習するものに優先順位を付けて絞って勉強する方針を取っていました。復習の密度はあまり変えず、正答率の高い問題・テストは振り返りをほぼせず、低いものに全振りすることが多かったです。
自分の今一番勉強すべきものに優先して時間をかけるのは間違ったことではないと思います。効率は気にしながら時間をかけて苦手を克服するのは大切です。
【演習・試験中】
質問者様の書いてるような「ここまで時間かけて点数取れないのはまずい、ここは取らなければ」という気持ちとてもよく分かります。私も英語の演習をする時など時間超えてでもしっかり考えようと思ってしまい、15分オーバーで解くことなどありました。
最初はそれでもいいと思います。早く早く終わらせようとし過ぎて適当に解く癖が付いたら受験直前の点数アップの限界が生まれるかもしれないので。過去問演習などで最初はオーバーしてもいいから少しずつ早く解けるようにしていきましょう。ただ、今後の目安になるように時間オーバーする時はどこまでが制限時間内の解答なのか印をつけておきましょう。
はじめのうちは時間をかけて(オーバーしてでも)じっくり解いていいと思うのですが、一つだけ意識するようにして欲しいのは制限時間内に全大問に目を通すことです。手前の問題に時間をかけてしまったとしても時間がオーバーする前に必ず 最後まで 問題を見るようにしてください!場合によっては、問題前半の方が難しく後半は易しいこともあるので解ける問題が時間かけられなくて取れないのはもったいないです。本番には時間の制約があるので得点を最大化するために、臨機応変に問題に移る勇気も必要です。
〇数学
私は2次試験の数学(一橋大学は120分大問5個)で最初の40分で全問題に目を通して少し解答の糸口を探すようにしていました。最初の10分で全く何も分からないこともあって不安なときもありましたが、必ずその大問を捨てて次に移っていました。逆にどんなにノリノリに解けていても次に移って、必ず40分以内に全大問を見ました。
最初は問題を見る・少しとく→深く解いていく という流れも解き方としてアリだと思います。
〇英語
高校受験の時、志望校が長文英語だったの速読が必須でよく演習でもオーバーしていました。(たしか本番も読み終わりませんでした😅)この時に考えたスピードアップの方法として 音読・黙読 です。音読・黙読は好きな方でいいです。毎日好きな文章(私は過去問を読んでいました)を読むのですが、タイマーで時間を計って次同じ文章を読む時前回よりも早く読み終わることをルールにしました。そうしたらどんどん速く読めるようになっていきました。
大学受験の時は高校受験の速読癖がついていたのでタイマーで図ることはしていなかったのですが、毎日必ず一つは英文を読んでスピードを落とさないようにしていました。
・タイマーで読むのにかかった時間を測る
・毎日読む
この2つは速読力を上げる上で効果的だと思います。
あくまで私の一意見ですがお役に立てれば嬉しいです😊
また何か質問があれば私で良ければお答えします!
勉強頑張ってください📣
コメント(5)
neguse
返信が遅くなってしまいすみません。
時間内に目を通すより目の前のことを優先していて、オーバーしても罪悪感がなかったことに気づくことができました。今日から毎日、できるときは音読、できないときは黙読してみます!ありがとうございました😭
ねこ先生
そうですね、悩む必要はありませんが時間オーバーした部分を意識することは大切だと思います!言ってみれば今後に繋げるためのポジティブな罪悪感です。
ご自身の勉強方を見つめ直す機会になって良かったです😊
応援しています🔥
neguse
ありがとうございます!!!
もう一つだけ質問よろしいでしょうか?
昨日英語のテストがあり、長文2題と文法だったのですが、1題目は9割取れるのに対し、2題目が1割くらいでした。1題目と2題目の平均点にあまり差はありませんでした。1題目を解いたあと、文法を解き、2題目を解いたので、明らかに時間が問題だと思うのですが、1題目の正答率を下げずに時短する方法と、2題目を解いているときの間に合わないと感じたときの対処法を教えていただけると助かります!
ねこ先生
題目で9割取れて、1題目と2題目の難易度があまり変わらないようなら、時間をかければ2題目とも9割を狙えるほどの能力を持っているということですね。
①1題目の正答率を下げずに時短する方法
質問者様の場合、能力の点では時間をかければ得点を伸ばせるようです。なので、時短方法を考えてみます。
時間がかかってしまうことの原因として大きく2つのことが考えられます。
(1)英文を読むのが遅い
毎日英文に触れ速読する習慣を付けていけば時短に繋がると思います。
(2)答案を作るのが遅い
良い意味で焦りが足りていないので、悩み始めたらその問題を飛ばしたり分かることだけ解答に書いたりするような臨機応変さも必要かと思います。
もともとの私の回答でも書いたように時間をかけて正答率を上げることも大切ですが、最終的には本番では時間の制約が必ず存在するので、急いで解いた上でどれだけ点数を伸ばせるかという練習も後々に必要だと思います。
この練習としては例えば、予め解く時間を設定してしまうことなどです。長文2題で60分の試験だとして1題に30分かけるとします(←難易度に応じて配分を分けるのが理想)。その時、英文を読む時間は15/30分、解答作成の時間15/30分と最初に決めて、時間を厳密に計ってその時間内で解くようにします。質問者様が英文を読みながら解くタイプの場合なら、前半・後半の設問でそれぞれ15分ずつかけるようにします。時間が間に合わなくてもその時点で一旦終了して、そこまでで何点なのか計算し、この練習を繰り返して得点が伸びるように急ぐ意識を身につける練習をしてみても良いと思います。
②2題目を解いている時に間に合わないと感じたときの対処法
本当に間に合わない時は下線部の前後だけ読んで設問に答えるのでも良いと思います。それだけでも解ける問題も中にはあります。ただ、これは少しでも得点を稼ぐための方法なので一種の最終手段です。
時間をかけて点数をしっかり取る勉強と時間内で点数をできるだけ伸ばす勉強をどちらもやるのが良いと思います!
頑張ってください📣
neguse
ご丁寧にありがとうございます😭
前半、後半にわけるという発想はなかったです!速読力を磨きつつ、時間内にどれだけ効率よく取れるかを考えて解いてみます!本当にありがとうございました!!