英語を今よりできるようにするには
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
まちゃ
現在高校2年の慶應 経済学部志望です。
11月の進研模試では英語の偏差値が64.7でした。
非常に焦りを感じているのですが、イマイチ勉強方法を確立することが出来ず悩んでいます。単語帳は入学時に学校で購入したEG4500というものを使っており、現在2週目に取りかかっているところです。文法書はvintageを使っています。
英語を今よりできるようにするために、おすすめの勉強法を教えて頂けると嬉しいです。
回答
パンジャ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
慶應経済を第一志望とするのであれば、例文暗記をオススメします。
具体的には学校で使用している普通の文法テキストに掲載されている例文を日本語訳を見て導き出せるようにするといった感じです。
これは文法事項の定着化だけでなく、英作文で高得点を狙える学習方法でもあります。
慶應経済の英語では、長文3題・和文英訳・自由英作文の構成になっています。前半部分の長文3題で足切りが行われた後に、英作2題を採点されるといった流れです。
合格するためには、配点比重の大きい英作を乗り切ることがマストとなります。
よって上記の例文暗記学習法は慶應経済合格に向けてかなり効率的な学習方法だと思います。
単語に関しては、2,3周してください。そして長文演習で単語帳に記載された単語と遭遇したことを自覚できる状態にしてください。単語は単語帳のみで覚えるのではなく、単語帳で1度インプットしたものを演習を通じてアウトプットする、この繰り返しで覚えていきます。単語帳での学習はインプット作業なので、アウトプットの作業(長文演習)も頻繁にいれていってください。
そして意外と軽視されがちな熟語についても学習を始めていいと思います。オススメの熟語帳は解体英熟語ですね。速読英熟語と解体英熟語両方を使いましたが、熟語帳としての質は個人的には解体の方が勝ってると感じました。やり方は単語の要領と変わらないですが、単語に比べて多義で覚えづらいので、アウトプットを特に大切にしてください。そして何周も何周もしてください。
構文についても重要です。各文の主語・動詞・目的格・名詞句などを的確に分析できるようにするための学習です。これは精読・速読に必須なので要対策です。ただ自分は高3夏にポレポレという参考書で初めて学習を初めました。なのでこの時期に使える参考書については正直あんまり分からないです。自分で書店にて、構文解釈の参考書をいくつか見てみて決めるのもいいと思います。
次に最重要事項ですが、読解力の向上も目指していきたいです。
具体的には音読学習が効果的です。演習問題として扱った文章を使うと楽に出来ますよ。
まず文章の単語・熟語・文法・構文などが全て分かる状態にしておく(発音も含めて)。その後、英語を読みながら内容を何となく理解できるようになるまで音読をするといった感じです。
構文解釈が既になされている参考書(東進のやつやポラリスetc)はすごいスムーズにことが進むのでおすすめです。
とりあえず大まかにはこんな感じですね。それぞれの分野で細かい事項については、学習を進めていく中で徐々に改善させていくということでいいと思いますよ。
まずは上記の各項目が必要だという事実を再認識してもらって、そこから具体的に方針を立てていってください。
高3は意外とあっという間に終わるので、今から危機感を持ってら高いモチベーションを維持させようとしながら頑張ってください。
そして再来年度に慶應に入学できるよう、応援しています!
コメント(1)
まちゃ
ご丁寧な回答ありがとうございます!参考にさせていただきます!