数学の分からない問題の勉強方法
クリップ(14) コメント(1)
3/12 0:03
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ほさか
高3 山梨県 神戸大学医学部(61)志望
数学の問題を解いている時に問題文を読んでも手も足も出ない場合、すぐに答えを見てしまいます
しかし、「数学ですぐに答えを見る勉強をしていると伸びない」と言われました
では、手も足も出ない場合どうしたらいいですか?
回答
Na
名古屋大学経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ほさかさんの質問に答える前に、少し遠回りをさせてください!!
私は数学の実力をつけるために
①解法暗記
②複数の解法を組み合わせる、複数の解法から一つに絞る力をつける(数学的思考力をつける)
ことが大切だと考えています。
①では「すぐ答えを見ること」は正しいですが、②では逆に長考することが推奨されます。
手も足も出ない問題とは方針がまるっきり立たない問題だと推測します。
方針が立たない場合、そもそも解法を知らないパターンと、どの解法が使えるのかわからないパターンがあります。前者は①に、後者は②に対応します。
①
解法暗記をすべき問題は青チャートの例題が特にそうですし、京大でもそうカテゴライズされるべき問題はあります。(京大理系2022大問3のユークリッドの互除法など)
例えば青チャートを終えたとしても、発展問題の演習の中で出てきた新しい解法を知識として蓄えることは重要なんです。
それと一応説明すると、解法暗記とはある問題のパターンに対してどのような解法が合致するのか覚えるということです。数学の性質を根拠に基づいて解法を覚えるべきことです。(部分的には高度な内容もあるで、初学〜中級者の方はパスしても構わない場合もあると思います)
②
目新しい条件が設定されていたりして、どんな解法が使えるかすらわからない時や、一見典型問題に見えていつも通りな解法が通じない時があります。そのような問題に対処するためにはとにかく時間をかけていろいろ試す他ありません。値を代入したり、より簡単な条件で考えてみるなどの実験から着想を得て既知の解法に帰着することや、別の分野から問題を考えてみる(たとえば、微積の問題だけど、ベクトル、三角関数、図形の性質の分野の解法を使う)ことなど色々試すパターンがあります。どんなパターンがあるかを多くの問題を解く中で経験していくことが重要です。
Na
名古屋大学経済学部
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プロフィール
共通テストリサーチE判定から二次試験で逆転合格をしました。 自称進学校出身です。 数学と英語が得意です! 受験生のころの自分が知りたかったことを伝えられたらと思っています!
メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。
メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)
ほさか
3/13 16:01
ありがとうございます!
自分が疑問に思っていたことが鮮明になりました!