内容一致が本当にできない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ゆえ
早稲田文化構想志望の高3です。
タイトル通り内容一致問題が本当に出来ません。
文化構想の英語は大問3の文挿入がやっと満点取れるようになってきたんですが、大問2の内容一致が本当に酷くいつも40%しかできません。
先日、早慶オープンも受けたのですが、読むのが遅いのか探すのが下手なのか内容一致問題がボロボロでした。
いつも長文になると時間がなく、長文のレベルが高くなるほど
本文の瑣末な一致部分を探すのが面倒になってしまいます。
なので最終的に本文に書いていない『それっぽい』選択肢を『読後のふわっとした感想だけで』急いで選んで間違える、ということを連発しています…。
(根拠不明なものを自ら選んでいるという自覚はしっかりあります…)
私の疑問としては、バカすぎて恥ずかしいのですが
①解けない原因が 読みが浅く焦って大雑把に読んでいるからなのは分かっているが、
全てを細かく精読し、問題の選択肢と照らし合わせて…と解いていたら時間が無くなるのでは?
②大事なところとそうでないところで緩急をつけて読むといい』とよく言うが、
内容一致で問われる部分がどこかは分からないのに、
緩急の基準は何で決めればいいのか?
本文の全てが問われる可能性がある以上、全て大事な部分ではないのか?
③『このような内容は書いていない』という解答根拠を持つ選択肢に対して、
こんな内容書いてなかった!と自分で思って切った時は『実は本文の最後にすこーしだけ書いてありました』
みたいな見逃しがあって、
「もしかしたら書いてあったかもしれない…」と思って必死に細かく読んで探したときほど、本当に書いてなかったりする
(これが長い段落だったりするとなお悲惨なタイムロスを生む)
これは精読をスピードを持ってできるようにしなければいけないということなのか?
また、残り3ヶ月でどういった練習をすればいいか?
という感じです。
質問ができない人間の嘆きになっているのはお恥ずかしいのですが、正直な感想がこれしか浮かばないため、良ければアドバイスお願いいたします…。😭
回答
やかやかさん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
①恐らく、文章の構造を意識せずに読んでいることが原因だと思います。
これは現代文にも言えることですが、
筆者の主張
↓
具体例
↓
反論に対する筆者の意見
↓
結論
といったように論理展開がなされています。(一例です)
このような論理の展開を意識し、把握して読めば、いちいち本文に戻って確認する必要が少なくなります。
なぜなら、内容一致の設問の意図は「ここまでの文章を正しく読み取れているか?」なので、その大まかな論理展開が正しく把握できていれば、解けることが多いためです。(勿論、中には瑣末な事項があることは否定できませんが多くないと思います。)
②↑のような論理展開を把握するとわかりますが、具体例の部分はあまり重要ではありません。なぜなら、主張の部分を分かりやすく噛み砕いたのが具体例だからです。つまり、主張の部分で理解できれば、あまり具体例を深く読み込む必要はないわけです。
これが「読み飛ばして良い所」が存在する理由です。
例えば、早稲田だと具体的の部分に何かしらの実験の話をして、主張に根拠を添える場合がありますが、これは実験の概要と結果を抑えておけば十分です。
③これも文章の論理展開を把握すれば、おおかた解決すると思います。本文全体の趣旨を問う問題では、誤答の例として、
⑴本文とは逆の内容
⑵言い過ぎ
⑶本文には記載がない
といった誤答パターンが用意されています。少なくとも⑴と⑵は論理の展開を把握できていれば、何度も読み直すことなく見つけられますし、⑶に関してもあまりに瑣末な事項は問われないと思います。なぜなら、①で書いた通り、設問の意図は「ちゃんと文章を理解できているか?」だからです。その意図の上でどうでもいいこと(例えば筆者は50代ではなく、60代でした。など)を聞いても意味がないです。本文に記載がないといっても、文章の肝要な部分との関連がある記述のはずです。
・①〜③を纏めて
しかし、あまりに瑣末な事項を問う問題が無いとも言い切れません。ですが、これも論理展開が把握できていれば大丈夫です。というのも、その話のあるorなしが分からなくても、「大体2個目の具体例の所あたりの話だな」というように大体どこら辺に書いてあったかを特定できるはずだからです。それだけで大幅な時間短縮になると思います。
・最後に
上記を意識しつつ、時間を測らずに解いてみて正答率を出しましょう。それで正答率が上がるのであれば、論理の展開を把握する力はあるので、後は過去問でそれを素早く解く訓練をするだけです。
仮に正答率が上がらない場合は、論理展開を把握する力が十分ではないので、あまりスピードに捉われずゆっくりでいいので論理展開を把握する訓練を過去問などでやりましょう。
以上です。不明点あれば追加でください!
コメント(5)
ゆえ
迅速なご回答ありがとうございます!!
やかやかさんのアドバイスがいつも本当に的確で分かりやすいので助かっています(;;)
文章構造の把握や論理的に読むことから正直自分は逃げていたことに気づけました…すぐに試してみます!
やかやかさん
大変恐縮です🙇♂️🙇♂️
他にも疑問等あれば、遠慮なくくださいね!
やかやかさん
あ、あと大事なこと忘れてました。
設問の回答は本文にある表現の言い換えになってることが多いです。
ex.the decease has never returned(at least not yet)
↓
the decease might come in the future.
(慶應文の過去問から)
なので、言い換えには要注意です。
やかやかさん
やべ、スペルミスりました笑。diseaseですw
ゆえ
ご丁寧に例までありがとうございます😭
意識して解いてみたら、時間はかかるものの前より根拠のあるなし等が目に見えて分かるようになりました…!意識して続けて速度を上げていきます!