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物理の応用問題に対応するには。

クリップ(25) コメント(1)
5/5 21:38
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さあや

高2 群馬県 金沢大学志望

私は物理選択ですが、一番と言っていいほど物理が苦手教科になってしまいました。現在は物理基礎ですが、今後物理になったらもっと難しくなってついていけなくなったらどうしよう、という不安しかありません。 そこで質問なのですが、物理の応用問題への対応はどのようにしたら良いのでしょうか。私の場合、公式を覚え、基礎問題までは辛うじて解けるようにはなりました。しかし、応用問題、発展問題になったとたん文章の意味が分からなくなり、図に表すことも出来ず、どの公式を使えばいいのか。どれをどこに当てはめればいいのか。最終的に何を求めればいいのか。など、解けなくなってしまいます。 どうしたら、物理の難しい問題に対応出来るようになるのでしょうか。宜しければ教えてください。

回答

おはし084

東北大学工学部

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現在高2とのことなので、まだまだ間に合います。物理の学力はなかなか簡単に上がるものではないですから焦らずに頑張りましょう👍 入試に出るような応用問題、発展問題をすらすら解く練習は、受験勉強の後半に集中してやることになるので、今できないことにそこまで焦る必要はありません。むしろ学び始めの段階では後にまわすべきです。 今すると良いのは、基礎的な問題にじっくり取り組むことです。例えば力学で、保存則を使って解いたならその後で運動方程式から保存則を導いてみたり、得られた答が直感と合っているかパラメータを極端な値にしてみて確認したり、問題に問われていないことも考察してみたり、といったことです。こうした経験を積むことで、今までただの勘のようなものだったのが、物理的センスの伴った直感に変わります。導出を行なった経験から公式の適用条件が自然と分かるようになり、「どの公式を使って解いたら良いのかわからない」ということがなくなります。状況ごとに問題を分類して、各々の解き方を覚えるような暗記に頼った勉強法は、次の模試で点が取れても試験場で出てくる初見の問題に対処できません。今はまだ基本を固める時期です。焦らず進みましょう (プロフィールに載せてあるTwitterアカウントでは、具体的な問題や上述の詳しい方法についての質問も受け付けております、よかったら利用してください)

おはし084

東北大学工学部

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コメント(1)

さあやのプロフィール画像
さあや
5/5 23:33
詳しくありがとうございます! 参考にさせて頂き、物理頑張りたいと思います!Twitterの方も見させていただきたいと思います!

よく一緒に読まれている人気の回答

物理の応用問題を解けるようになるためには?
物理って、簡単な問題と難しい問題でかなり難易度に開きがありますよね。 ですが結局、難しい問題も簡単な問題の延長線上にあります。 簡単な問題でも、細かい基本的なことをやっていくようにしましょう。 例えば力学であれば、きちんと図を描き、力の矢印を書き入れます。そして、運動方程式を立てます。ノートに解くときは、本番のようにきちんと説明の言葉を入れるようにしましょう。 難しい問題でも、このようなことを一つずつやっていけば、解けるようになっています。きちんと情報を整理して、順序立てて解いていくことにより、解けるはずです。 これは入試での記述の練習にもなります。 どうせ練習だからと手を抜かずにやっていくことで、物理の思考回路ができ、応用がきくようになってくると思います。
東北大学医学部 つねとも
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物理
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物理が全くわからない状態
慶應義塾大学経済学部 kp様の過去回答記録より、 「物理のセンスのいい人などは、公式の導出の際に本質を理解して、いろいろな問題に応用して問題が解けます。 しかし、普通の人は一発目から本質はわかないので、公式を暗記して、それを使って問題を解きながら徐々に本質を理解していくのがいいと思います。 オススメはまず教科書をじっくり読んで公式を理解し、良問の風や名門の森をやって問題や公式に慣れていき、自分で公式の導出ができるまで練習するのが良いと思います。」 東京工業大学第三類 たかゆー様の過去回答記録より、 「物理ができない理由としては ①イメージがつかめていない ②単純に演習量が足りない ③応用力がない といった感じだと僕は考えています。 ①に関しては、物理を学ぶ上で最も難しい部分です。そこで僕がオススメするのが秘伝の物理という参考書です。この参考書は、かなり分厚いですが内容がすんなり入ってくることに加え、イラストや動画解説もあるのでかなりイメージがつかめます。秘伝の物理でイメージがつかめたら問題演習に入っていきましょう。 ②に関しては、物理のエッセンスでひたすら演習を積んでいきましょう。同じ問題は3回解くをモットーに頑張りましょう。 ③に関しては、名門の森という参考書を解いていけば身につきます。名門の森をマスターできれば入試物理で解けない問題はほとんどなくなるかと思います。まあ捨て問は別ですが笑 (質問者さんがどこでつまずいているのかはわかりませんが、おそらくイメージがつかめていないのと、演習量が足りないのではないかなぁと思います。) 問題を読んだ瞬間にあ〜こうすれば解けるなぁって思えるようになりましょう笑」 「エッセンス、体系物理がある程度完成しているとの事なので、過去問に入っても問題ない状況ではありますが物理で高得点を狙うためにはもう少し演習が必要です。 一応分野別物理以外の参考書は解いた経験があるので、実際に使って見た感想を交えながらおすすめしていこうと思います。 まず、一番おすすめなのは標準問題精講です。 この参考書は、簡単に言うと難系をぎゅっと圧縮してわかりやすくした感じです。 難系を解かないと高得点が取れない時代は終わりつつあるので、難系を使わないで標準問題精講を利用しましょう。 また、電磁気分野に関しては名門の森が一番いいので、時間があれば電磁気のみ名門を使っていくのがいいかと思います。 もし仮に、それでも時間に余裕があるのならば新物理入門の力学分野を一通り読んで理解しておくと、物理で九割は下回らないようになってきます。」 京都大学農学部 剛様の過去回答記録より、 「物理に限らず公式は暗記して理解するのではなく、理解しようと頑張ったら自然と暗記していたという順番が好ましいです。 例えば、運動方程式F=maですが単にこの形を覚えてしまえばつかえることは使えます。しかし、力Fが同じ状況下で質量mが大きければ大きいほど加速度は小さくなる、すなわち重いものは動き始めが遅いという実際に経験できる通りの理論だと分かります。 これはこう覚える、ということをする時も私自信ありましたが、京大物理を見据えて、どうしてそうなるのかを追求することが入試の得点に繋がります。学校のテストに言及すれば公式を覚えているのに点が取れないのは単に問題演習量が足りない可能性があります。使っている問題集のテスト範囲の問題は分かるまで何度も解いて、解説を読み込む作業を繰り返しましょう。」 虎の威を借る狐の如く、このような形でしか力になってあげられないことについて、大変なる不甲斐なさと申し訳なさを感じます。こんなことしか言えませんが、ぜひとも頑張ってください。
北海道大学法学部 たけなわ
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物理
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物理の勉強の仕方
物理の勉強法についてですね。少しでもお力になれたらと思います。 まず物理は理解に一番時間がかかる科目であると僕は思います。逆に理解してしまえばひとつの線のように繋がって次々と問題が解けるようになり楽しい科目に変わるという面もあると思います。つまり、物理は早々に挫折しがちなもので多くの人が苦しめられるのです。しかしそこでめげずに続けていくことが大切だということです。 初めに、物理基礎からやり直す方がいいと仰っていましたがそもそも物理の中に物理基礎が含まれているので学校から貰った参考書があるならそれを丸々やればいいということです。物理で大切なのは他の科目と同じ基礎固めです。そのためにはやはり学校から配られるレベルの問題集をまずは完璧にする勢いでやるしかないかと思います。分野的には力学、電磁気学が最優先です。このふたつ(特に力学)が高校物理の根幹をなす分野となるからです。もちろんその他の分野も絶対に手を抜いてはいけません。しかし力学、電磁気学の2分野の理解がまずは大切でありかつ躓きやすいポイントなのです。 学校で配られた参考書を解くにあたってできるだけ答えを見て理解した気持ちになるだけなのはやめましょう。教科書を片手に分からないことはとことん調べて間違えた問題は解きなおしてまずは一冊極めてみてください。これだけでかなり視点が変わってくると思います。どうしても分からないところはその都度やはり物理のできる先生やそれこそ大学生にでもいいのでとことん質問するのがいいと思います。参考書としては「漆原の物理が面白いほどわかる本」シリーズが基本中の基本は分かりやすく解説していると思います。これを教科書代わりにして基礎を固めるのも良いでしょう。 一冊を完璧にすると実はそれだけでかなり実力がついているので入試問題にもある程度手が出るかと思います。目指している大学のレベルにもよるのですがレベルの高めの大学なのであればここでいきなり過去問に行くのではなく、もうワンランク上の参考書をやってみるのが妥当でしょう。僕は学校の参考書(僕の学校ではセミナー物理というやつでした)を完璧にした後は物理の重要問題集という本で(これは一応色々な大学の過去問の中で勉強になるだろう問題が集められたものです)本番レベルの問題に挑戦して分からないことがあればその都度1歩戻って教科書や簡単な問題を復習していました。 物理を学んでいると薄々分かってくる事なのですが、物理とは微分積分学を元に成り立つ学問です。よって、実は微分積分を用いて理解をすることができれば一部のよく分からんけど覚えるしかない、で済ましてきた公式は完全に数式として理解することができ、また導くことができるので多くの問題が微分積分を用いて解決できるようになります。もちろん中には大学レベルの微分積分をら用いなくてはならず難しすぎるために公式暗記となってしまうものもあるのですが難関大学を目指す際には重要問題集に手が出せるレベルになったら微分積分を用いた考え方(といってもこちらが本当の物理なのですが)を学び、理解することが出来れば急速に力はつくと思います。この時の教科書としては駿台文庫の「新物理入門」がとてつもなく細かく分かりやすく書いてあるのでオススメです。 ここまでつらつらと物理の進め方の1例を示してきましたがあくまでこれは僕の考えでありもっと自分のやりたいやり方や自分に合ったやり方があるならぜひそちらを優先してみてください。困った時の参考としてアドバイスは考えていただけると幸いです。また、微分積分を用いて物理の問題を解くと力学、電磁気学をまとめて理解して同じような方法で解けるようになってくるのですが、これは確かにレベルの高いことですので余裕が無いならあまり気を取られない方がいいかもしれません。中途半端が何よりもダメなのでそこだけにはくれぐれも気をつけてください。これからまずは簡単な問題集を完璧にしよう!という意気込みを持ってやっていっても何回も何回も理解できないことや挫折しそうになることがあるかと思います。(実際僕はそうでした笑)ですが、それはあなただけじゃないので安心してください。僕だってほかの受験生だってみんな悩んで悩んで進んでいくんです。分からなくてもちょっと休憩して教科書に戻ってやり直しましょう。少しづつでいいんです。質問者さんの物理の勉強が進むことを陰ながら応援しています。またいつでも質問してくださいね。
京都大学工学部 KS
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物理
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物理のわからないを解決するには
高2で焦りを感じられるのは素晴らしいです。 物理に限らず公式は暗記して理解するのではなく、理解しようと頑張ったら自然と暗記していたという順番が好ましいです。 例えば、運動方程式F=maですが単にこの形を覚えてしまえばつかえることは使えます。しかし、力Fが同じ状況下で質量mが大きければ大きいほど加速度は小さくなる、すなわち重いものは動き始めが遅いという実際に経験できる通りの理論だと分かります。 これはこう覚える、ということをする時も私自信ありましたが、京大物理を見据えて、どうしてそうなるのかを追求することが入試の得点に繋がります。学校のテストに言及すれば公式を覚えているのに点が取れないのは単に問題演習量が足りない可能性があります。使っている問題集のテスト範囲の問題は分かるまで何度も解いて、解説を読み込む作業を繰り返しましょう。
京都大学農学部
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物理
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物理を完全理解するには
物理というのは基本的に難しい学問ですから、最初のうち多少出来なくても心配することないですよ 実際僕も高2のとき物理で赤点をとりました 流石にまずいと思って勉強し始めました 意識したことは、そんなに色々な問題集なりに手を出すのではなく、一問一問を吟味することです 物理は条件が変わるだけで一気に解法が変わるものです(慣性系なのか静止系なのかなど)なので、そんなに問題集を解く必要ないです 一問一問に多くの情報が詰まっています 物理って暗記量1割程度ですから 少なくとも3回はといたほうがいいかもしれません あとはアウトプットの量ですかね 料理のレシピを理解したつもりでも実際に料理すると分からなくなってしまう、というような感じで物理も実際に手を動かすことがとても大事です。ワークの答えを見て分かった気になっていませんか?分かることとできることは別ですよ まあなんだかんだといってきましたが、結局は物理を楽しむことでしょうかね。僕の周りの凄い物理できる奴は心の底から物理を楽しんでいたように感じました。変に勉強、って思うより、ゲーム感覚みたいな感じで タイムマシンとか興味ないですか?アイザックニュートンやアインシュタインの相対性理論、重力波などについて一度ご自身で調べてみて下さい 当然、理解できないでしょう。しかしその意味のわからなさがある意味物理の魅力であります 科学誌のニュートンなども読んでみることをお勧めします 好きこそものの上手なれ、ですよ
慶應義塾大学理工学部 gaku60
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物理
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物理ができない
公式の理解を大事にしようという姿勢はとてもいいと思います。ですが赤点をとってしまうほど忘れていくのは少し理解しようとする方法がよくないのかもしれません。 公式の理解をするために具体的に何をされていますか?教科書をただ目で追っているだけではあまり頭に残らない気がします。 物理には、真に基本となる公式(導出できない 例:運動方程式)と、それから導出される公式(例:エネルギー保存則)があります。 僕は、実際に問題を公式を使って解き(公式の使い方)、その後導出できる公式は導出してみるということを繰り返していました。また、学び始めのころはある解き方を用いたら、別の、はじめに選択しなかった解き方も試したり、一題にじっくり時間をかけていました。大事なのはこの学び始めの時は簡単な問題を解く、ということです。 演習量は比較的少ない方だったかもしれません。しかし、導出の経験などを通して公式そのものや、その公式の使える条件を「実際に導かなくとも経験的に分かる」ようになり、どの公式を使えば良いのか…ということがなくなってきました。 大事なのは自分の手を動かしてみることだと思います。参考にしてみてください。(プロフィールにあるTwitter垢のDMではより具体的な質問も受け付けております)
東北大学工学部 おはし084
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学校の授業についていけない
物理苦手なんですね、その気持ちとてもよくわかります。 高2の時に僕も点数が一向に上がらず苦しんでいた時期がありました。 しかし、物理は他の理科科目と比べても覚えることが少なくやり方さえ覚えてしまえば飛躍的に点数は伸びます。 そんな、僕が救われた参考書は[漆原晃の物理基礎物理が面白いほどわかる本]です。もう持っていたらすいません。(YouTubeで活躍されているはなおさんも紹介している有名なやつ。) この本の何がいいかというと優しい語り口調で進めてくれて、公式を当てはめて解くのではなく、解法のアプローチを示してくれているというところです。 何からすればいいかわからないというのであれば、必ず力学から始めてください。力学ば物理を考える土台となるものですし、どこの入試にも出ます。 順番は学校の授業と同じように進めることが望ましいと思います。苦手であれば予習はあまりおすすめしません。 東北大は力学 電磁気が毎年出るので特に力を入れて頑張ってください また、参考書は上記で紹介しましたがあくまで一例です。自分でこれにきめた!というものがあるなら浮気せずに何度も何周もやってください 健闘を祈ります
北海道大学水産学部 ゴーヤのツナ炒め
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微積物理は難しい?
すいさん、こんばんは。 確かに物理を学ぶ際に微積を使って学んだ方が良いのではないかと疑問を持つことがありますよね。僕にもありました。しかし、高校では物理の公式を暗記して解くように言われます。ではどうすればいいのでしょう。僕の意見をこれから述べますね。(そもそも微積物理の対比としてのものは公式物理(?)なのかな…) まず、大学入試で出る物理の問題はどの大学でも必ず微積を使わないでも解けるように作られています。なぜなら全ての高校生が物理を学ぶ際に微積を使うとは限らないからです。ですので、微積物理を習うことは必要不可欠というわけではないのです。 ですが、物理という学問を語る上では数学(微分積分ベクトル指数対数三角関数etc…)は切っても切れない関係にあります。大学に行けば物理は必ず数学とセットでやります。つまり、物理の“本質”を理解するためには数学を使って物理を学ぶ必要があります。 物理が苦手な人の多くは、実際に起こる現象を理解していないのだと思います。物理の問題を解く上でどういう現象が起きるのかわからない状態では、まず問題は解けません。物理という学問は現象ありきの理論です。現象を理論で理由づけするのです。 つまり、物理を得意科目にするためには、あらゆる現象の根本的な原理を理解する必要があります。微積物理といっても、「三角関数の微分積分」「合成関数の微分」「置換積分」「ベクトル」などを理解していれば、大学受験で使う微積物理で躓くことはないはずです。 物理が苦手な人に微積物理は厳しいのではないです。物理が苦手な人こそ微積物理を使って根本的なことを理解することに努めるべきです。高校2年生の冬からでも十分間に合います。 ただ、どの問題も微積を使って解くことはしなくて大丈夫です。大学受験は決まった時間内でどれだけより多くの点数を稼げるかで合否が決まります。微積物理で1から解くよりも公式を使った方が早いときもありますので、どちらを使うかはケースバイケースです。たくさんの演習をして経験を積んでください。 頑張ってくださいね。 応援しています📣
東京工業大学工学院 数学物理好き
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北大 宅浪 物理の勉強法
こんにちは。 北大を目指しているとの事で、嬉しくおもいます。 私は物理重点で受験していました。 北大の物理は基礎が理解できているかが問われます。故に簡単だと言う人も多いのですが、式変形や符号の正負を間違えるとそれ以降の点数を全て落とす事もあるので、個人的には怖かったです。苦手なうちは基礎問題を解くのは間違えていないと思います! ただし、どの様な知識が必要か把握するために、北大物理の過去問を幾つか解いておくのも大切ですね。 まずは解けるかどうかより、解説を読んで傾向を掴むことを重視すると良いと思います。 しかし、単元ごとにまとまっていれば解ける、と言うことは解き方や公式は「覚えている」のだと思います。物理は「覚えている」だけでなく「理解する」ことも大事だと思います。 バネでも投射でも、初期の状態と現在の状態を比べて減っている分の位置エネルギーが運動エネルギーなどに変わっているはずです。そうでなければ途中で何らかの力が加えられています。このように、物理には問題が変わっても共通する決まり事があります。 また、力に逆らって物を動かす「仕事」の問題では、荷物持ち上げる問題も、電場に逆らって電子を動かす問題も、根底の考え方は同じです。 地球の公転運動も、電子が原子核の周りを回る式も、形が似ていたりしますよね。 公式を覚えるのは勿論とても大切なのですが、個人的には感覚的に理解できないと辛いかなと思います。 問題文を読んだ時、その系にどの様な力がどの方向に存在していて、何を動かすのか、想像してみてください。心持ち大きめに図を描いて、力を矢印でどんどんメモしてください。 振り子の問題が出たらブランコに乗った時のことを思い出してみるように、かかる力を感覚的にとらえると良いと思います。 勿論、数式だけで理解できるタイプのひとも沢山いるのだとおもいますし、質問者様がどの様なタイプなのかはわかりません。感覚で理解するタイプの人間の一意見として捉えていただきたいです。的外れな助言でしたら、申し訳ありません。 最後に、不真面目受験生だった私は、どうしても苦手だった化学の第3問をハナから切り捨てていた事をお伝えします。今はまだ時間があるので是非克服してほしいですが、受験直前になってもどうしても苦手なら、最初の簡単な設問だけ答えるのもアリだとおもいます。折角の重点制度ですから、当日は得意教科で勝つんだ!というプラス思考で挑んでください。
北海道大学工学部 かんな
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公式の成り立ちを知っても、問題が解けない
 ご相談の文章から推測できる原因としては二つ考えられます。ぜひこれを参考にご自身の勉強法を見直してみてください。  一つ目はそもそも物理法則や原理などを十分に体得しきれていないことです。たとえそれらを授業や参考書などで理解したとしてもそれはただ「説明を理解しただけ」で、体得できていない可能性があります。そのため、まずは教科書に載っている物理法則や原理を何も見ない状態で他人に説明できるくらいの状態になっているか確認してください。  例えば  ・力学的エネルギー保存則とは?  ・保存力とは?  ・仕事とエネルギーの関係は?  ・動摩擦力は保存力ですか?それはなぜですか? などを何も見ない状態で説明できるようにする必要があります。特に鈴木さんの志望している阪大ででは、それらの基礎が抜けていると命取りになります。  ただし、電磁気や原子分野に特に多いように思われますが、高校物理の知識だけでは原理や法則の体得が難しいことがあります。その場合は無理に式の導出などをする必要はなく、式とその式の意味を体得できていれれば十分ですが、それらは大抵教科書にも式の導出などは記載されていないことが多いので、とりあえず難しいことは考えず教科書の内容を他人に説明できるくらいに理解できているかを確認し、できていない場合はそこからやり直すことをお勧めします。  二つ目は、上記のことはできているがそれらの使い方を理解できていないことです。  入試物理で求められているのは物理法則や原理の理解だけでなくそれらを使って世の中の様々な現象を論理的に説明する力です。そのため、原理や法則を理解しただけでは問題が解けないのも当然の話です。したがって、原理や法則の体得ができているのであれば、それらの使い方がわかっていないのかもしれません。そこで必要なのが問題演習です。しかし、問題演習といってもただ問題を解けばいいわけではありません。初めは「良問の風」などの典型問題を多く載せた問題集をお勧めしますが、基本レベルの問題集で原理や法則の基本的な使い方を学ぶ必要があります。最初はあまり解けないかもしれませんが問題ありません。大切なのはそのあとです。解説をしっかり読み、なぜその原理や法則を使うのか考えてください。例えば、  ・なぜこの問題では運動方程式ではなく力学的エネルギー保存則を使ったのだろうか  →運動方程式を用いて解く場合には質点の位置の時間変化の情報が必要だけど運動を始めた時と終えた瞬間についての情報しかない  →力学的エネルギー保存則が成り立つ条件では最初と最後の情報さえあれば解けるからこの解法になったのか! といったように復習することが必要です。もちろん、最後の文章にある「力学的エネルギー保存則が成り立つ条件」というのは教科書の内容を理解できていれば説明できると思いますし、できなければ教科書に戻って該当分野の復習をする必要があります。  一つ注意してほしいのは、教科書の内容の体得も、問題演習を通した基本的な解法の体得も、「教科書・問題集を〇〇周すればよい」というのはやめるべきです。極端なことを言えば、一周しただけですべて身についてしまえば復習の時以外に解く必要はありませんし、五周しても身についていないのであれば該当部分を中心に六周する必要があります。  どちらかに当てはまっていないか確認してみてください。  参考までに、次のステップについても少し述べておきたいと思います。  「名門の森」や「重要問題集」、「阪大の過去問(青本をお勧めします)」などを使ってより複雑な問題に対する原理・法則の使い方を身に着けてください。ただし、過去問はこれらに加えて問題の傾向や難易度の分析も忘れずに行ってください。  浪人中に実際にこの勉強法を実践したからこそ、とても大変な要求であることは誰よりもわかっているつもりですが、少しでも参考になると思っていただければ嬉しいです。長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。受験勉強頑張ってください!応援しています!
東北大学工学部 カズ
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