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勉強方法がわからない

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7/26 10:07
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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かんちゃん

高1 兵庫県 京都大学志望

古文についてです。 今まで、古文は文章を全部書いて、横に品詞と訳を書いていく、という勉強をしています。 他に良い勉強方法はありますか?

回答

塩林檎

京都大学農学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
古文読解に必要なものは、①文法知識②古文単語③時代背景の理解の3つです。 ①について。品詞分解が出来るなら基本事項は全て勉強しているのだと思います。品詞分解をする時、動詞、形容詞、形容動詞については活用系、助動詞については意味を書いていくといいと思います。動詞は敬語についても書いていきます。 例↓ 原文 いとやんごとなききはにはあらぬが、すぐれてときめきたまふありける。 品詞分解 いと| やんごとなき| きは| に| は| 副詞 形 ク活用 の連用形 名 断定 連用形 係助詞 あら| ぬ| が| 動 ラ変 未 打消し 連体形 格助詞 すぐれ| て| ラ下二 連用形 接続助詞 ときめき| たまふ| あり| ける|。 カ四 連用 尊敬 ハ四 連体 ラ変 連用 過去 助動 終止形 ちょっと面倒ですが、問題集を解く時も全てこのように分解をしていました。 ②について。単語帳は自分に合うものでいいので2~3冊くらいやればいいと思います。出来れば例文、語源付きがおすすめです。例文は、いつか問題文で出てくる可能性が高いので、覚えずとも軽く読むくらいはしておくといいと思います。 ③について。時代背景、というかその時代やテーマにありがちな文章をなんとなく感覚で知っておくと楽だと思います。平安で歌ものだったら、和歌の力で恋が成就しがちだし、無常観とかすぐ出家するとか、大まかに知っておくと、あーはいはいと思いながら文章が読めます。古文読解で出てくる文章はパターンがあります。問題集を解いていってパターンをつかむのと、平安時代については、マンガのあさきゆめみしをみるのがおすすめです。(2巻まで読めば人物の見分けがつくようになるはず)

塩林檎

京都大学農学部

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プロフィール

京都大学農学部です。 努力を重ねギリギリで大学に入ったので、勉強方法、メンタル面などアドバイスできると思います。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)

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かんちゃん
7/26 17:44
丁寧なご回答ありがとうございます! あさきゆめみしは、学校の先生にも進められたので、早速読んでみようと思います。 古文は苦手なので、この夏休み中に頑張ってみようと思います!

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古文漢文の復習方法
こんにちは! 古文も漢文も、問題を解き終わった長文は音読練習をするのが良いと思います! 【古文編】 問題を解き終わったら、品詞分解と現代語訳をできるだけ自分でやってみましょう。 できるだけすべての単語について、品詞と活用の種類や活用形を判別できるようにすると強いと思います。文法の参考書もこまめに参照しましょう。 品詞分解は、いちいち「形容詞」「サ行四段活用」などと書いていると面倒なので、 僕は動詞は赤、助動詞は青などと色を決めて単語に線を引いていました! また重要な単語は、辞書や単語帳で確認しておきましょう。 ここまででなんとなく自分で現代語訳ができると思います。 それが終わったら解答解説を見て正しい現代語訳を確認し、 最後に長文を音読します! 品詞分解や単語調べのメモを見ながら音読すると、色々なことが一気に覚えられます! 【漢文編】 漢文の教材は、 出てきた句法と重要な文字(用字)を確認します。 参考書などで確認しながら、 句法(句形)が使われている箇所をチェックして、訳し方などをメモしておきましょう。 用字も使い方を確認しましょう。 そのあとは古文編とほぼ同じですが、 自分で現代語訳してみて、 解説で確認してから、 メモを見つつの音読の練習です! 漢文の場合は、白文(訓点のない漢字だけの文)でも読めるくらい読み込みましょう! 古文も漢文も暗記してしまうくらい読んでおけば、文法や語彙などさまざまなことが一気に覚えられ、読むスピードも速くすることができます! 応援しています! またいつでもご相談ください!
早稲田大学文化構想学部 はねるくじら
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古文・漢文
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やってて意味あるのか
その気持ちめっちゃ分かります😭‼︎ 古文は読解に入ってすぐの段階では、知識としては頭に入っていても文章を読むうえで使える知識に変換されていないと読めないという事態が発生することが多いと思います。 個人的にこの問題を解消する方法としては、3つあるかなと思います。 ①古文解釈→音読の流れで一文を正確に読めるようにする。 3つのなかで一番解決に近づくのはこの勉強を試してみることだと思います。古文は昔の日本語で今の日本語とは別物だからこそ、外国語(英語)と同じように、単語→文法→解釈→音読・読解問題の流れに載せて勉強すると良いかもしれません。 古文でいう解釈は主語の補充と品詞分解にあたります。主語の補充と品詞分解の勉強を経て読解に進むと、暗記した単語や文法を読解につかえる知識に変換できるので、読解にも入っていきやすくなると思います。 古文解釈の参考書のおすすめとしては、 ・コブタン 56の例文で効率的に身につく古文単語329 ・みんなのゴロゴ 古文読解 の2冊です。特にコブタンは例文56本ですので、今からはじめても1か月もあれば十分に終わる分量で完璧にもしやすい分量だと思うので、こちらぜひ試してみていただきたいです。 ②背景知識やよくあるパターンをあらかじめ勉強しておく。 読解でよくある話のパターンを押さえておくのも手だと思います。落窪物語のようなシンデレラストーリーのパターンもあれば、説話集のように仏さまのご利益からのSF展開になるもの、文章の最後オチが来てこの人こんなに面白い人orすごい人のパターンなど、古文にもよくあるテンプレみたいなものがあるので、それらを頭に入れたうえで読むと読みやすくなるのではないかと思います。 参考書としては ・マドンナ古文常識217 ・みんなのゴロゴ 古文出典 ・高校古文じっくりこういう話 あたりがおすすめです。 特にゴロゴ古文出典は出る順、じっくりこういう話はマンガで、それぞれ名作のあらすじを把握できるので、いずれか合っている方をやっておくと読みやすくなると思います😊‼︎ ③そもそもの単語や文法の覚え方を工夫する。 単語や文法の知識があやふやで読んだときにスパッと意味が頭に浮かぶくらいまでの感じになっていないというのも読めない原因になると思います。 特に古文の場合は重要でよく出る単語ほど意味が複数あるケースが多いです。例えば『あやし』を『貧しい』の意味しか押さえていなかったりした場合、文章の内容を誤解してしまう可能性がありますし、助動詞の意味を間違えたりすると、一気によく分からなくなってしまうことがあると思います。 こうした事態を避けるのにおすすめしたいのが、 ・古文単語→漢字でなるべく覚えるようにする ・古文文法→理解で丸暗記を減らす という方法です。 古文単語を漢字で覚える、というところについても、 あやしを例にすると、 ★怪し・奇し 不思議だ→奇怪 珍しい、おかしい→奇策(珍しい作戦)、奇抜(おかしい) ★賎し→貧しい という感じで柔軟に捉えられるようになるので、文脈判断がしやすくなると思います。 古文文法については例えば助動詞を挙げてみると、 下記は覚え歌になりますが、 https://youtu.be/Ly3kCYO20Gw?si=6R2eOmIn_0iUVRzV 『むはすいかかえて、じはその打消』 『べしはすいかとめて、まじはその打消』 という歌詞が出てきます。 これは ・むとじ、べしとまじはそれぞれ反対の意味の単語で、むの意味を逆にしたのがじ、べしの意味を逆にしたのがまじ。 というのを押さえておけば、複数ある意味をスマートに押さえられる、ということを伝えるための歌詞になっているのではないかと思います🤗 このような感じで、なるべく理解をして覚えることで、勉強の負担も減らせて読解でも使える古文の知識が増えてくるのではないかと思いますよ👍 以上の3点を踏まえながら、勉強方法改善していっていただければと思います。 古文を克服して早稲田合格に近づいていただけたら幸いです🙇 応援しています📣‼️
早稲田大学教育学部 小林拓海
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古文漢文の勉強法
・古文を勉強する際に意識すべきこと ①助動詞、古文単語等の暗記物は抜かりなく →これらが曖昧だと読めるようになりません ②敬語をしっかり理解すること →主語が省略されがちな古文において敬語を理解することで主語が把握でき、正確な読解に繋がります。 ③英語だと思った方が良い →これは主観的ではありますが、古文は現代語とは全く異なるものです。なので、日本語ではなく別の言語だと思った方がやりやすいと思います。例えば、「已然形+「ば」はbecause的なもの」「反実仮想のましかは仮定法のifみたいなもの」といった理解をしていました。 ④重要なのは品詞分解 →全文訳をするよりは、品詞分解をした方がいいと思います。 食は/ばや/ ハ行四段活用の「食ふ」/未然形接続の終助詞ばや といった形です。打ち消しの「ぬ」と完了の「ぬ」ってありますよね?これらが文章でごっちゃになると、どっちだか分からなくなってしまいます。このように判別が難しい単語や助動詞をしっかりと区別するために品詞分解が重要になります(読解上も大切です)。英文解釈が重要なのと同じ要領ですね。 ・漢文を勉強する際に意識すべきこと ①ある程度の古文の基礎力が前提 →故にある程度古文をやってから漢文の勉強を始めるといいと思います。 ②大事なのは句形暗記 →古文で助動詞が大切ならば、漢文の核は句形です。抜かりなく覚えましょう。 ③漢字と意味の暗記 →「苟」や「況」といったように漢文独特の漢字が割とありますので、それらの意味も抑えましょう。古文単語みたいなものです。 おすすめの参考書の流れは ・古典文法基礎ドリル(河合塾のオレンジのやつ) ↓ ・古文上達基礎45 ↓ ・漢文早覚え即答法 です。 頑張ってください!
早稲田大学商学部 やかやかさん
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古文・漢文
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古文の勉強法
こんばんは!日々の勉強おつかれさまです。 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 よろしくお願いします。 今回は、①古文の勉強手順の確認 ②具体的な勉強法 について書いていきたいと思います。 ぼくも質問者さんと同じく、古文が全くできませんでした。しかし、受験直前の12月に早稲田を受けることを決意し、約2か月の勉強で古文を仕上げ、早稲田レベルまで実力を引き上げることに成功しました。この経験も踏まえながらアドバイスされていただきたいと思います。 まず①について ・古文の勉強の大きな流れとしては、基礎知識の習得→読み方の習得→演習+文化史 になります。意外とシンプルです。 ・基礎知識の習得とは、古文単語および文法のことです。まずこの2つをしっかり習得しなければ、古文を解釈することはできません。 ・読み方の習得、これが最も重要です。単語と文法を駆使して、どのように古文を読んでいくか、解釈していくかを学習します。 ・基礎知識と読み方を習得したら、後は演習していくだけです。 ・文学史は、高3の秋〜冬からやれば間に合います。(ぼくは1月から始めました。)早稲田などで出題されますが、配点はそこまで高くないので、あまり時間をかけない方がいいと思います。基礎知識と読み方を習得することに重点を置くべきです。 次に②について ・ここから、参考書等を紹介しながら、各手順の勉強の詳細をお伝えします。 ◎単語 ・単語帳は、桐原書店の見て読んで覚える古文単語315をおすすめします。暗記の助けになるイラストや語源解説が各所に散りばめられていますので、飽きずに学習できると思います。 ・ぼくは、単語帳にある315の単語+40の慣用句を古文単語→現代語訳の順で音読しながら、7周ほどやって覚えました。 ・古文単語は、1つの語に対して意味が複数ある場合が多いので、音読しながら覚えることをおすすめします。 ・この単語帳にある見出し語を覚えれば、基本的にどの古文でも読めるようになります。早稲田でも困りませんでした。 ◎文法 ・文法は、河合塾の古典文法ステップアップドリルを使い習得すると良いと思います。 ・特に後半の敬語と助動詞・助詞の識別は大事です。繰り返し取り組み、自分のものにしましょう。 ・ぼくは、動詞や形容詞、助動詞の活用表は繰り返し音読し、身体に染み込ませ、演習問題は問題を1問やる→答え合わせ→次の問題→答え合わせという要領で、答えは紙に書かず、目で解きました。時間がなかったので。 ・全体を3周し、助動詞・助詞の識別と敬語の部分はさらに2周しました。 ・経験からの話になりますが、文法は完璧を目指しすぎない方が良いです。というのも、ある程度覚えた後は、問題に取り組む中で慣れていった方が定着が早いためです。 ◎読み方・解釈 ・ここが古文の肝です。ぼくはこれが受験直前の12月まで全く分からず、勉強が捗りませんでしたし、やる気も出ませんでした。しかし、これが分かってからは信じられないほど、古文が読めるようになりました。 ・そこでおすすめなのが、駿台文庫から出ている古文解釈の方法という参考書です。 ・単語と文法という基礎知識を使い、どのように読んでいけば良いかが詳しく説明されていて、「あ、こうやって読めばいいのか!」というのがズバリわかる一冊。 ・たまに、感覚で古文が読めると言う強者がいますが、ぼくはいつもなんで感覚で読めるの?と思っていました。ただ、この参考書は、基礎知識を利用した論理的な読み方を指南してくれているので、すごく納得できましたし、どんな問題でも通用する読み方が身につけられます。 ◎演習 ・基礎知識と読み方・解釈の方法がわかれば、後はそれを問題演習で自力で使えるように練習を積むのみです。 ・ぼくが1冊目の問題集として使用したのが、駿台のセンター試験短期攻略古文です。センターレベルの良問が10題掲載されているもので、解説が丁寧で、問題数もそう多くないので、時間がなかった自分にとっては最適な一冊でした。 ・今年から、センター試験は共通テストへと変わるため、この参考書は共通テスト短期攻略古文などと変わっていると思いますが、それでもおすすめできる1冊です。 ・これは、問題→答えまでのプロセスを意識して、3周ほどしました。 ・問題演習で大切なのは、丁寧な復習。古文に限らず、読解系のものには、問題→解答の手がかりを探す→解答根拠の発見と決定→解答という、正しい論理にもとづいた一連のプロセスがあります。これを常に意識すると、読解系は上達します。 ・後は、通っていた河合塾の冬期講習、および直前講習を受講し、その教材を丁寧に復習しました。これで早稲田の過去問でも7割程(合格点レベル)取れるようになりました。 ・ぼくの場合、古文を勉強した期間は2か月と非常に短いです。(なんとか間に合いましたが、時の運にも恵まれたので、早くからしっかり勉強してください。笑)なので、問題集はあまり薦められませんが、河合塾の中堅私大古文演習等の予備校から出されている問題集は、比較的解説も詳しくおすすめです。 ・自分の周りの早慶に受かった人は、Z会の古文上達や先程挙げた河合塾の中堅私大古文演習などがおすすめと言っていましたので、そのあたりの問題集の中から自分の肌に合うものを選ぶといいと思います。あまり細かいアドバイスができず、すみません… ◎文学史 ・文学史は、早稲田やマーチの一部で出題されます。配点はあまり高くありませんが、短期間で対策可能なので、直前で良いので対策しておきましょう。入試では、1、2点が合否を左右することも少なくないので。 ・ぼくは、先ほど紹介した古文単語315の巻末にある文学史の年表を使い対策しました。 ・文学史で押さえるべきは、ジャンル(勅撰和歌集や軍記物語など)、作品と作者、年代です。これが1度に押さえられるのが年表です。単語帳の巻末の年表で上記の項目を押さえれば、大概の問題は対応できます。 ・単語帳の巻末の年表の代わりとしては、学校等で配布される国語便覧の文学史年表等が使えます。 ◎お詫び ぼくは、スタディーサプリについては詳しくないので、活用方法をアドバイスできません。この場をお借りしてお詫びします。申し訳ございません。 かなり長くなってしまいましたが、以上になります。少しでもお役に立てれば嬉しいです。古文で大切なのは、単語・文法、そして読み方です。これをしっかり身につけられれば、必ずできるようになります。頑張って! それでは失礼いたします。
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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古文・漢文
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古文やばすぎ
古文が苦手な方は文理問わず多いと思うので、少し頑張れば大きく差をつけることができます。 そして、古文はちゃんとした勉強をしていれば2~3か月ほどで得意科目にすることができます。 古文の勉強法について順を追って説明させていただきます。 古文の勉強は日常生活で使わない言語を読み解くという点で、英語の勉強と類似しているところがあります。最初に取り組むべき勉強も英語と似ています。 ずばり、最初に取り組むべき古文の勉強は”単語と文法”です。 単語と文法が分からなければ文章を読めないのは英語と同じです。そして、多くの古文が苦手な受験生はこの二つがほとんど出来ていません。 軽くテストをしてみましょう。まずは、単語からです。 「ながむ」「にほふ」「あく」「おくる」の意味をすべて答えることができますか? また、敬語表現の「たてまつる」「のたまふ」「めす」「奏す」の意味とそれぞれの敬語の種類(尊敬語、謙譲語、丁寧語)を答えることができますか? 次に文法編です。 係り結びの法則を説明することはできますか? 未然形接続、連用形接続、終止形接続の助動詞を言えるでしょうか? とりあえず、このテストにすらすら答えることができなかった場合には、単語・文法が出来ていないということにします。この先で単語と文法の勉強方法について説明しますので、やってみてください。 (1)古文単語の勉強方法 まずは、古文単語の勉強方法についてです。 参考書は何を使っても構いません。基本的には学校で配られたものを使ってください。どうしてもやる気が出ない場合には新しく買うのもモチベーションアップにつながるので良いと思います。 古文単語はどの参考書でも300~350くらいに収まっていると思います。逆に新しく買う場合には、単語の数がこの範囲に収まっているものをおすすめします。今回は使用する単語帳を330単語だと仮定して進めます。これを一か月で完成させます。 一か月で330単語を覚えるにはどうすればいいでしょうか。よくあるのは、一日11単語覚えると30日で330単語覚えられるというものですが、人間の脳はそんなに都合よく出来ていません。全部終わるころには、最初の11単語なんて完全に忘れてしまいます。もっと間隔を短くして、回数をこなすことが大切です。 66個/日×5日で一周してください。 つまり、一日で66単語やります。番号順に1~66番まで取り組んでください。二日目は67からです。5日後に330番まで到達したら、6日目からはまた同じように1番から取り組みます。 5日で1セットの周回を6回繰り返します。5日×6周で30日(一か月)で完成します。5日という間隔と6回という回数が大切なので、必ず毎日取り組むようにしてください。 (2)古文文法の勉強方法 次に古文文法についてです。 古文の文法で一番重要なのは助動詞です。助動詞→敬語→助詞→和歌→(文学史)の順番で取り組むのが良いと思います。 助動詞については、最初のテストの問題にも出したように、未然形接続、連用形接続、終止形接続の助動詞を覚えることから始めてください。語呂合わせでもなんでも構いません。助動詞を言われたら接続をすぐに答えることができる状態にはしておいてください。それがすべて覚え終わったら個々の助動詞の意味と用法について覚えていってください。 敬語については、敬語の種類について理解することが大切です。尊敬語・謙譲語・丁寧語も現代語と意味が異なるので注意して取り組んでみてください。 助詞は副助詞と係助詞についてはすべて覚えてください。「だに・すら・さえ・し・のみ・ばかり・など・まで」と「ぞ・なむ・か・や・こそ・は・も」はすらすら出てくるようにしておいてください。 ここまでやれば、古文の基礎的な文法は他の受験生と大きく差をつけられるはずです。 文法は少し大変だと思いますが、参考書や映像授業(スタサプなど)を活用して進めてみてください。ちなみに私は「岡本梨奈の一冊読むだけで~」のシリーズを使っていました。すらすら読めるので、おすすめです。 これらが、古文を得意科目にするための勉強方法です。ペース良くやれば、すべて2~3ヶ月ほどで終わると思います。試してみる価値は十分にあると思うので、頑張ってください。
京都大学法学部 高田 葵
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古文・漢文
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古文文法
✅古文の勉強方法。基礎から。 古文に関してはとりあえず単語と文法。古文の単語、文法に関してはまじ重要。他の科目よりも単語と文法の重要度の比率が大きく感じます。 まず単語に関しては単語帳一冊を完璧にすれば大丈夫だと思います。ただ古文単語に関してはすぐに忘れてしまうので夏休み中に完璧にして2学期以降にもしっかりと触れていきたいです。覚え方としては、とにかく見る回数を増やす!単純ですが本当に大事です。1回1回覚えるつもりがなくても見る回数を増やしていけば自然と覚えていきます。もしくは音声学習も有効的です。CD付きの単語帳、もしくは自分のスマートフォンにその単語の意味を吹き込んでCD代わりにするなどの方法もあります。古文単語は高32学期以降もしっかりと取り組んでいきたい。なんせ単語がわからないと文脈が全く掴めない。単語は定期的に目を通しておきましょう。 次に文法に関しては一冊文法の参考書をやるので充分。自分は参考までに河合塾出版のステップアップノートを使っていました。(灰色)私大、センター含めて難しい文法問題はそこまで出ない印象です。だからこそできないと差がついてしまいます。最低限はやっておくようにしましょう。文法は差がつかない分できないと終わります。なので最低限はしっかりと。尊敬語の部分はより力を入れたいですね。主語判定で1番大事になってくるので。 最後に長文。長文読解には単語と文法以外にも背景知識が必要です。有名な作品(源氏物語や落窪物語)に関しては漫画を買って背景知識を入れていました。その他にも宮中の作りや武士のしきたりなど意外と重要ではないかと思われる背景知識が直接問われはしないものの読解においてキーワードになる場合があります。しっかりと背景知識は入れておきましょう。背景知識をしっかりと入れておくと文中の主語が誰なのかが一層分かるようになります。古文は文中の主語が誰なのかがとても重要ですので自分で長文読解の演出に取り組む際にも意識してほしいです。おすすめの問題集は旺文社出版の全レベル問題集③.④です。この問題集は解説が素晴らしいと言うか癖がないです。なのでオススメ。教わっている先生に癖があろうともこの問題はオススメできますね。 🔷おすすめの参考書。🔷 単語👉古文単語帳 ex古文単語315 古文単語フォーミュラ600 文法👉ステップアップノート(灰色) 長文👉旺文社全レベル問題集②〜④ 古文常識👉源氏でわかる古文常識(漫画) 速読古文常識 過去問👉早稲田の国語
早稲田大学社会科学部 クリ
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古文勉強法
まずは、単語と同時に文法が必須です! 特に助動詞を必ず網羅してください。 英語のように量は多くないので全て暗記が手っ取り早いので暗記してください。 活用、接続、意味は全て言えるまで復習しましょう! そのあとは過去問、問題集で繰り返し解くのはもちろん、全ての文を現代語訳できるようにしてください! 漢文に関してですが、一番範囲が少なく、量も少ない範囲になります。 そこまで重点を置く必要はありませんが、よく出る言い回しを覚え、一二点などの使い方はミスがないようにしましょう。 置き字などの漢字も覚えるだけで大丈夫です! 苦手な人が多い教科なので点数取れるとかなり有利でもあります! 参考になれば嬉しいです! Where there is a will, there is a way.
慶應義塾大学経済学部 tetuji
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言語文化の勉強法
私は古文漢文が得意だったのでお答えします! 単語はめちゃくちゃ大切です!でもまずは助動詞を覚えましょう!!助動詞が分からないと文脈がとれません。(否定を肯定で取ったり、使役を尊敬で取ったりしてしまうと意味がわからなくなる) 助動詞を覚えるメリットはたくさんあります。 主語が特定しやすくなる、文脈を掴みやすくなる、共テの文法問題が解けるようになる、品詞分解ができるようになる!!逆に言えば助動詞が分からないと何も分からないということです。 私はブツブツ助動詞を唱えて覚えました。帰り道に「る、らる、す、さす、しむ、ず、じ、む、むず、まし、まほし……」(未然形接続の助動詞すべて)とかつぶやいてました笑 YouTubeにも覚え方を解説した動画があるのでぜひ 私は助動詞を覚えてから品詞分解をするのが大好きになりました笑 【私の古文漢文参考書ルート】 *古文 スタサプ古文文法(岡本梨奈)→Z会古文上達(基礎)→共テ演習、過去問演習(単語は日々コツコツ) *漢文 早覚え速答法→共テ演習、過去問演習(句形は日々コツコツ) 古文漢文の魅力は「少しの文法と単語を覚えれば、昔の人と同じ気持ちを共有できる」ことです!!昔の人も「小さいものはかわいい」って思ってたんだ!私と同じ!みたいなそういう発見をしながら勉強していくのが良いと思います。 質問があればお答えします!
東北大学教育学部 84
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読めない!
古文の勉強の仕方は、 古文常識→古文単語→文法→長文の順でやります。 古文は日本の昔の話ですが、現在の常識とは違うことがあるので、それを例えばマドンナ古文常識とかが、オススメなのですか、参考書を何回か読んでイメージを持つのが第一段階です。 そのあとの古文単語ですが、色々な意味があるのでイラストなどがある参考書でまずイメージで単語を覚えます。できなかったものにはチェックをつけ、二週目はチェックつけたところ、三週目はそれでもできなかったところという風にやって行きます。このとき、古文常識で読んだことをイメージしながら単語も覚えると覚えやすいです。 古文文法も同様にやって行きます。長文の読み方がわからない場合は、古文解釈の参考書からやるのがいいと思います。 長文の演習は過去問でもできるので、心配しなくても大丈夫です。
早稲田大学国際教養学部 チュナ
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壊滅的、、、。
こんにちは。質問ありがとうございます。 古文漢文の勉強は、難しいですよね。 私もしばらく感覚で解いてしまっていて、急に読めなくなった時期がありました。 私の経験を中心に古文漢文が安定的にとれるようになるまでの勉強法等をお話ししますね! 《古文》 大まかに勉強のプロセスをまとめると、  単語・文法・古文常識→基本的な読み方の確認→センター演習→二次・共通テスト演習 です。 〇単語・文法・古文常識 学校でこのような事項を学習する教材が配られていれば、それでおそらく十分です。 そうでない場合の参考として、私が使っていた参考書を紹介すると、  単語:古文単語マスター333  文法:マドンナ古文・完全マスター古典文法  古文常識:古文読解をはじめからていねいに です。 古典文法については、前者は講義形式で書かれているので文法の導入に、後者は項目別に書かれているので読解の際理解を深めるために使用しました。 他にもたくさんあると思うので書店で自分に合ったものを選ぶことをお勧めします。 〇基本な読み方の確認 私は、前に挙げた「古文読解をはじめからていねいに」と「古文上達 読解と演習」を併用しました。「古文上達」に掲載されている文章はどれも長くはないので、読解に慣れるまでは問題を解くより全訳をすることをお勧めします。その際に、自分の感覚は使わず「はじめからていねいに」などに書かれた方法を使って主語や状況等を把握するようにしましょう。例えば、敬語の違いから主語を判断したり助動詞の違いから回想シーンなのかどうかを判断したりする、などです。 ここではあくまで分析的に古文を読解する力を養うことが目的ですから、解答の記述の仕方等はさほど気にする必要はありません。 〇センター演習 もうすでにセンター試験は終わってしまいましたが、センターの過去問には良問が多くあります。 ここで共通テストの問題を解くと癖のある問題に対処しなくてはならなくなるので、読解にフォーカスすることが難しくなってしまいます。 センターの過去問で読解の問題の間違いがなくなれば、古文の読解能力としては十分だと思います。 そうなったら、実際に受ける試験の過去問等にチャレンジしてみてください。 《漢文》 こちらも大まかにまとめると、  重要漢字・句法の学習→センター演習→二次・共通テスト演習 です。 〇重要漢字・句法の確認 共通テストやそのレベルの文章の読解であれば、「漢文早覚え速答法」を一冊やれば十分です。 さらに上のレベルの文章を解く場合は、もう少し詳しい句法・語彙が必要となってきます。 私が使用していたのは「漢文必携」ですが、このような網羅的参考書は学校で配られる場合も多いのでわざわざ買いなおす必要もないと思います。 古文と同様、これらの基礎はしっかりと固めていきましょう。 演習等については古文と同様なので割愛します。 感覚で解かず、自分の持っている基礎的な知識をフル活用して解く練習をしたのち、過去問に取り組みましょう。 いかがでしたでしょうか。 一例にすぎませんが、私はこれで古典の得点が安定するようになりました。 読解にはやはり慣れも必要であるため、すぐにできるようになるものではありませんが、辛抱強くコツコツと進めていけば力はついていくはずです。 これからも受験勉強頑張ってください。
早稲田大学政治経済学部 ふるかわ
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