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勉強の仕方

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6/10 1:31
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

Natsuki

高3 大阪府 立命館大学食マネジメント学部(56)志望

勉強の仕方が分かりません。 塾に行ってないのですがやはり行くべきでしょうか。 自分一人じゃできないので個別にしようと思ってます。 特に英語は全然分からなくて定期テストでも赤点ギリギリだったりして模試ではずっとE判定です。 志望校に合格するために頑張りたいので 英語のおすすめの勉強の仕方を教えていただきたいです!!

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こうしん

京都大学理学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは! こうしんと申します! 本気で書いたので非常に長くなりましたが、ぜひお付き合いください! 英語は攻略すべき課題が大きく二つあります。 一つは、暗記が必要なもの。もう一つは、技術的に体得が必要なもの。 例えば、前者は文法問題、後者は長文問題の和訳や内容説明などに該当します。 まず、暗記が必要なものについて 文法、語法、単語、熟語がこれに該当します。 これらの攻略方法としては、問題集のやり込みが手っ取り早いです。 オススメするやり方は、はじめに解答を参照しながら、問題と解答との対応を成立させるような考え方をインプットしていきます。足りない知識は、文法の参考書をもとに保管していってください。 次に、解答を見ずに問題集を周回していきます。到達目標は、解答が瞬時に出てくるところまでです。インプットした内容を完璧に覚えており、理解していたら絶対にできるはずです!こうしたアウトプットにより、問題と解答の対応が分かり、実戦でも力が出しやすくなります! また、インプットしている過程でがっつり暗記物が出てくると思います。この攻略のために、一つ場所法という方法を紹介しますね。以下、僕の回答からのコピペです。 場所法(記憶の宮殿) 人の記憶は位置と結びつき易いです!例えば、道順をすぐ覚えてしまうのはこのためですね。この性質を利用して暗記をします。
手順 1、部屋を作る。 2、部屋に象徴的なものを置く。 3、象徴的なものと暗記したいものを結びつける。 4、部屋を数度巡回して思い出せるか確かめる。 5、いつでも部屋に来れば思い出すことができます。 特徴 ・巡回するため順番があるものを覚えやすい。 ・概念的なものを覚えづらい。 ・形があれば覚えやすい。(部屋にそれを置くだけ) ・ストーリーを作ると更に覚えやすい。(結びつける際に便利) ・部屋を作るのに時間がかかる。 ・部屋を作れば簡単に覚えられる。 ・一つの象徴物に一つの暗記事項。詰め込むと暗記精度が落ちる。 ・慣れれば、部屋はいくらでも大きくできる。 ・部屋は仮想的なものでも可。(現実的なものが覚え易い) また、単語熟語に関しては、問題形式で暗記していくと効果的です。(科学的な根拠があります) そして、暗記する際には発音するようにしてください。発音アクセント、リスニングの対策になるだけではなく、暗記の効率化にも一助します。 参考書はなんでも良いです。一つの単語帳を完璧にすることを目指してください! 次に、技術的な体得が必要なものについて 長文問題、英作文がこれに該当します。 まず長文問題について 長文問題は、長文という大きな題材を扱う以上、「どれだけ長文が読めているのか」を問題で問いてきます。その理解度を測るために和訳問題、内容説明問題が多数を占めるわけです。そのため、ここでは長文をどうすれば読めるようになるのかを解説していきます!
英語の長文は、スキミングとスキャニングを用いて把握していきます。 スキミングとは、文章をマクロに読む視点のことです。「文章の流れを掴む」とはこの手法を用いてできることです。 スキャニングとは、「想定した情報を求めて」ミクロに読む視点のことです。「想定した情報を求めて」という部分が大事で、読み取る部分の内容がわかっていないと正確に読み取ることが難しいです。 そのため、スキミングがメインで、適宜問題に合わせてスキャニングをしていく必要があります。 では両者のコツについて言及していきましょう。 スキミングの手順は3ステップです。 ①キーワードを読み取る。 ②文章の展開を読み取る。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 個別に解説していきますね。 ①キーワードを読み取る。 キーワードは、その文章を表す単語のことです。いわば、主題と言っても良いくらいです。そのため、筆者はこのキーワードを多用します(当たり前ですが)。 だから、繰り返し使う単語には注意してください!例えば、繰り返し使う単語はもちろん、指示語代名詞で指されている言葉、言い換え表現が使われている言葉ですね。これらが主題になりやすいので、積極的に探していきましょう! ②文章の展開を読み取る。 文章の展開(流れ)には、パターンがあります。このパターンに当てはまる文章を見つけたら、その後の展開が予想できるので、非常に読解がしやすくなります。
また、展開パターンの発見には目印があって、これをディスコースマーカーと呼びます。そのため、このディスコースマーカーに気づくことが②の重要な目標になります。 では具体的な展開パターンとそれに対応するマーカーを紹介していきます。 ・抽象→具体 もっとも典型的なパターンです。まず抽象的なことをいった後に、具体例などを用いてその抽象的なことを説明していきます。筆者の主張を表す展開パターン2通りのうちの一つです。 例えば、「人間は多様的な動物である。例えば、科学的な物事を深く追求する人もいれば、文学を深く追求する人もいる。こうした考え方に人それぞれ異なっている点でも、その多様性が伺える。」といった文章があれば、一文目の「多様的」を二文目以降で説明していますね。 では、それを表すディスコースマーカーは、example, such as, instanceといった「例えば」を表す言葉ですね。 ・譲歩→逆説→主張 コレは日本語の文章でもよく見ますね。「もちろん、君の考え方もある意味では正しい。だが、私の考えは〜だ。」といった文章を、一般化したものです。これは、英語の文章でも非常によく見られ、上のパターンと合わせて筆者の主張を表す展開パターンの2つのうち一つです。 ディスコースマーカーは、譲歩、逆説、主張、それぞれに存在します。
譲歩のマーカーは、though, even if, nevertheless, despite, of courseなどです。 逆接のマーカーは、but, yet, however, still, insteadなどです。 主張のマーカーは、should, must, had better, I think, It is importantなどです。 ・対比、言い換え 英語の文章では非常によく見る展開です。なぜなら英語圏では日本語よりも対比を意識しており、文章の主題にしていることが多いです。例えば、「科学と哲学」の対比は京大系の文章でよく見られて有名ですね。 また、対比、言い換えは見つけると大きい利点があります。それは文章の展開が非常に予測しやすくなるという点です。AとBの対比であれば、Aの説明の後にはBの説明が来ると予測できるからです! よく見られる展開パターンかつ利点が多い「対比、言い換え」は特に注意(意識)して探してください。 ディスコースマーカーは、対比、言い換えに分けて列挙していきます。 対比のマーカーは、while, whereas, on the other hand, by contrast, differentなどですね。 言い換えのマーカーは、In other wordsとコロン、セミコロンなどですね。
・追加、列挙 追加列挙は、同族の単語たちを並列して挙げていくことです。これに関しては、日本語の文章でもよく見ますし作文でも使いますよね。 例えば、「第一に〜」とあれば、「第二」が必ずある、「また」がくれば、同じような内容の文章が来ると予想できますね。 追加、列挙のマーカーは、上の日本語の具体例に対応したものばかりです。なのでここでは軽く挙げますね。まず「第一に」等を表す、firet, in the first place、「また」を表すalso, besides, moreover等ですね。 ・因果関係 最後の展開パターンです。対比、抽象→具体に続き大事な展開です。 日本語では、「だから」「そうなると」に対応します。あまり意識はしませんが、英語の長文という読むだけで苦労する文章では、意識すると文章がつかみやすいです。 ではマーカーを紹介していきます。因果関係は、次に「理由、原因」が来るものと、「結果、結論」が来るのと2通りのパターンがあります。 前者は、because, since, result from, on account ofなどですね。 後者は、so, therefor, thus, hence, then, cause, result inなどですね。 以上が展開パターンの全てです。
③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 これは①と②が分かれば、自然と分かります。 『「どういった主題で」(①)「どういった流れで」(②)で説明しているのか』把握することが目標ですね。①と②を組み合わせて、文章化していきましょう。 この時、各段落の主張を把握することができますが、長い長い英語の文章の中では度々、これを忘れてしまうという事態が発生しがちです。その対策として、段落ごとに上の『』で括られた情報をメモすることをオススメします! 以上がスキミングのコツですね。 次にスキャニングです。 スキャニングは、上のスキミングで文脈を把握している必要があります。なぜなら、スキャニングは和訳するときのように、文章の細かな表現を逐一チェックしていく必要があるからです。この表現は、この文脈構造に必ず従います。そこから自分が間違っていないかのチェックになるのです。 スキャニングのやり方ですが、これは特にカッチリとしたやり方が決まっているわけではありません。それは問題によって異なるからです。なので、今は代表的な問題である和訳と内容説明に共通したやり方を紹介していきますね。 和訳と内容説明は、指定した部分の内容を「正確に」読み取ることが目標です。そのため、以下の3ステップを踏んでいくのが良いです。 ①文章構造を把握する。 ②直訳する。 ③意訳する。 ①文章構造を把握する。 正確に読み取る第一関門です。これはコツとかなく、とにかく訓練あるのみですね。オススメ参考書として、ポレポレがあり、他にも優秀な参考書ばかりなのでとにかく練習を積みましょう! ②直訳する。 ここで、複数ある単語の意味から、正確な意味を答えることが求められます。多義語が狙われるので要注意です。 直訳は、簡単にで大丈夫です。頭の中でも、少しメモする程度で構いません。要は、単語の意味決定だけが上手く行われていれば大丈夫です! ③意訳する。 正確に読み取る第二関門です。ここで文脈を使います。単語というものは、文脈次第で様々な意味に変化しますし、同じ意味でも形が異なります。②で選択した意味から離れず、その文章に最適な言葉選びをしてください。 イメージとしては、単語帳に書いている意味を中心とした枠があり、その枠の範囲内から単語帳に書いている意味に似た、文脈に合うものを選んでいく感じです。 以上が技術的なことです。 これが意識できれば、あとは演習あるのみです。 頑張ってください!
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こうしん

京都大学理学部

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プロフィール

駿台で一浪して合格しました! よろしくお願いします! 自分の経験が何かの役に立てれば幸いです! 現在、京都大学で物理専門で勉強しています〜 ついでに、登山 キャンプもしています! 質問でも雑談でも気軽にどうぞー! 10月〜また動きます、よろしくお願いします! ホームに過去記事のフィードバックをたまにするので、過去記事見るのが面倒な方は参考にどうぞ!

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

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コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(2)

Natsuki
6/11 7:54
長文で細かく説明してくださり、ありがとうございます!! 少しずつ実践していこうと思います! ありがとうございました!
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こうしん
6/11 17:48
少しずつで大丈夫です! コツコツやることが確かな実力につながります!頑張ってください!

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こんにちは! こうしんと申します! 色々全般勉強法とか分からないみたいなので 英語の勉強法→センター英語のコツ という流れで話します! 英語勉強法 英語は攻略すべき課題が大きく二つあります。 一つは、暗記が必要なもの。もう一つは、技術的に体得が必要なもの。 例えば、前者は文法問題、後者は長文問題の和訳や内容説明などに該当します。 まず、暗記が必要なものについて 文法、語法、単語、熟語がこれに該当します。 これらの攻略方法としては、問題集のやり込みが手っ取り早いです。参考書はセンターのものなら大丈夫です。とにかくやり込みです。 オススメするやり方は、はじめに解答を参照しながら、問題と解答との対応を成立させるような考え方をインプットしていきます。足りない知識は、文法の参考書をもとに保管していってください。 次に、解答を見ずに問題集を周回していきます。到達目標は、解答が瞬時に出てくるところまでです。インプットした内容を完璧に覚えており、理解していたら絶対にできるはずです!こうしたアウトプットにより、問題と解答の対応が分かり、実戦でも力が出しやすくなります! また、インプットしている過程でがっつり暗記物が出てくると思います。この攻略のために、一つ場所法という方法を紹介しますね。以下、僕の回答からのコピペです。 場所法(記憶の宮殿) 人の記憶は位置と結びつき易いです!例えば、道順をすぐ覚えてしまうのはこのためですね。この性質を利用して暗記をします。 手順 1、部屋を作る。 2、部屋に象徴的なものを置く。 3、象徴的なものと暗記したいものを結びつける。 4、部屋を数度巡回して思い出せるか確かめる。 5、いつでも部屋に来れば思い出すことができます。 特徴 ・巡回するため順番があるものを覚えやすい。 ・概念的なものを覚えづらい。 ・形があれば覚えやすい。(部屋にそれを置くだけ) ・ストーリーを作ると更に覚えやすい。(結びつける際に便利) ・部屋を作るのに時間がかかる。 ・部屋を作れば簡単に覚えられる。 ・一つの象徴物に一つの暗記事項。詰め込むと暗記精度が落ちる。 ・慣れれば、部屋はいくらでも大きくできる。 ・部屋は仮想的なものでも可。(現実的なものが覚え易い) また、単語熟語に関しては、問題形式で暗記していくと効果的です。(科学的な根拠があります) そして、暗記する際には発音するようにしてください。発音アクセント、リスニングの対策になるだけではなく、暗記の効率化にも一助します。 参考書はなんでも良いです。一つの単語帳を完璧にすることを目指してください! 次に、技術的な体得が必要なものについて 長文問題、英作文がこれに該当します。 まず長文問題について 長文問題は、長文という大きな題材を扱う以上、「どれだけ長文が読めているのか」を問題で問いてきます。その理解度を測るために和訳問題、内容説明問題が多数を占めるわけです。そのため、ここでは長文をどうすれば読めるようになるのかを解説していきます! 英語の長文は、スキミングとスキャニングを用いて把握していきます。 スキミングとは、文章をマクロに読む視点のことです。「文章の流れを掴む」とはこの手法を用いてできることです。 スキャニングとは、「想定した情報を求めて」ミクロに読む視点のことです。「想定した情報を求めて」という部分が大事で、読み取る部分の内容がわかっていないと正確に読み取ることが難しいです。 そのため、スキミングがメインで、適宜問題に合わせてスキャニングをしていく必要があります。 では両者のコツについて言及していきましょう。 スキミングの手順は3ステップです。 ①キーワードを読み取る。 ②文章の展開を読み取る。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 個別に解説していきますね。 ①キーワードを読み取る。 キーワードは、その文章を表す単語のことです。いわば、主題と言っても良いくらいです。そのため、筆者はこのキーワードを多用します(当たり前ですが)。 だから、繰り返し使う単語には注意してください!例えば、繰り返し使う単語はもちろん、指示語代名詞で指されている言葉、言い換え表現が使われている言葉ですね。これらが主題になりやすいので、積極的に探していきましょう! ②文章の展開を読み取る。 文章の展開(流れ)には、パターンがあります。このパターンに当てはまる文章を見つけたら、その後の展開が予想できるので、非常に読解がしやすくなります。 また、展開パターンの発見には目印があって、これをディスコースマーカーと呼びます。そのため、このディスコースマーカーに気づくことが②の重要な目標になります。 では具体的な展開パターンとそれに対応するマーカーを紹介していきます。 ・抽象→具体 もっとも典型的なパターンです。まず抽象的なことをいった後に、具体例などを用いてその抽象的なことを説明していきます。筆者の主張を表す展開パターン2通りのうちの一つです。 例えば、「人間は多様的な動物である。例えば、科学的な物事を深く追求する人もいれば、文学を深く追求する人もいる。こうした考え方に人それぞれ異なっている点でも、その多様性が伺える。」といった文章があれば、一文目の「多様的」を二文目以降で説明していますね。 では、それを表すディスコースマーカーは、example, such as, instanceといった「例えば」を表す言葉ですね。 ・譲歩→逆説→主張 コレは日本語の文章でもよく見ますね。「もちろん、君の考え方もある意味では正しい。だが、私の考えは〜だ。」といった文章を、一般化したものです。これは、英語の文章でも非常によく見られ、上のパターンと合わせて筆者の主張を表す展開パターンの2つのうち一つです。 ディスコースマーカーは、譲歩、逆説、主張、それぞれに存在します。 譲歩のマーカーは、though, even if, nevertheless, despite, of courseなどです。 逆接のマーカーは、but, yet, however, still, insteadなどです。 主張のマーカーは、should, must, had better, I think, It is importantなどです。 ・対比、言い換え 英語の文章では非常によく見る展開です。なぜなら英語圏では日本語よりも対比を意識しており、文章の主題にしていることが多いです。例えば、「科学と哲学」の対比は京大系の文章でよく見られて有名ですね。 また、対比、言い換えは見つけると大きい利点があります。それは文章の展開が非常に予測しやすくなるという点です。AとBの対比であれば、Aの説明の後にはBの説明が来ると予測できるからです! よく見られる展開パターンかつ利点が多い「対比、言い換え」は特に注意(意識)して探してください。 ディスコースマーカーは、対比、言い換えに分けて列挙していきます。 対比のマーカーは、while, whereas, on the other hand, by contrast, differentなどですね。 言い換えのマーカーは、In other wordsとコロン、セミコロンなどですね。 ・追加、列挙 追加列挙は、同族の単語たちを並列して挙げていくことです。これに関しては、日本語の文章でもよく見ますし作文でも使いますよね。 例えば、「第一に〜」とあれば、「第二」が必ずある、「また」がくれば、同じような内容の文章が来ると予想できますね。 追加、列挙のマーカーは、上の日本語の具体例に対応したものばかりです。なのでここでは軽く挙げますね。まず「第一に」等を表す、firet, in the first place、「また」を表すalso, besides, moreover等ですね。 ・因果関係 最後の展開パターンです。対比、抽象→具体に続き大事な展開です。 日本語では、「だから」「そうなると」に対応します。あまり意識はしませんが、英語の長文という読むだけで苦労する文章では、意識すると文章がつかみやすいです。 ではマーカーを紹介していきます。因果関係は、次に「理由、原因」が来るものと、「結果、結論」が来るのと2通りのパターンがあります。 前者は、because, since, result from, on account ofなどですね。 後者は、so, therefor, thus, hence, then, cause, result inなどですね。 以上が展開パターンの全てです。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 これは①と②が分かれば、自然と分かります。 『「どういった主題で」(①)「どういった流れで」(②)で説明しているのか』把握することが目標ですね。①と②を組み合わせて、文章化していきましょう。 この時、各段落の主張を把握することができますが、長い長い英語の文章の中では度々、これを忘れてしまうという事態が発生しがちです。その対策として、段落ごとに上の『』で括られた情報をメモすることをオススメします! 以上がスキミングのコツですね。 次にスキャニングです。 スキャニングは、上のスキミングで文脈を把握している必要があります。なぜなら、スキャニングは和訳するときのように、文章の細かな表現を逐一チェックしていく必要があるからです。この表現は、この文脈構造に必ず従います。そこから自分が間違っていないかのチェックになるのです。 スキャニングのやり方ですが、これは特にカッチリとしたやり方が決まっているわけではありません。それは問題によって異なるからです。なので、今は代表的な問題である和訳と内容説明に共通したやり方を紹介していきますね。 和訳と内容説明は、指定した部分の内容を「正確に」読み取ることが目標です。そのため、以下の3ステップを踏んでいくのが良いです。 ①文章構造を把握する。 ②直訳する。 ③意訳する。 ①文章構造を把握する。 正確に読み取る第一関門です。これはコツとかなく、とにかく訓練あるのみですね。オススメ参考書として、ポレポレがあり、他にも優秀な参考書ばかりなのでとにかく練習を積みましょう! ②直訳する。 ここで、複数ある単語の意味から、正確な意味を答えることが求められます。多義語が狙われるので要注意です。 直訳は、簡単にで大丈夫です。頭の中でも、少しメモする程度で構いません。要は、単語の意味決定だけが上手く行われていれば大丈夫です! ③意訳する。 正確に読み取る第二関門です。ここで文脈を使います。単語というものは、文脈次第で様々な意味に変化しますし、同じ意味でも形が異なります。②で選択した意味から離れず、その文章に最適な言葉選びをしてください。 イメージとしては、単語帳に書いている意味を中心とした枠があり、その枠の範囲内から単語帳に書いている意味に似た、文脈に合うものを選んでいく感じです。 以上が技術的なことです。 これが意識できれば、あとは演習あるのみです。 ではセンター英語のコツを話していきますね。 センター英語の解き方 ①発音アクセント アクセント…「アクセント名詞は前動詞形容詞は後ろ」→例外を覚える 発音…一つずつ覚える ※市販の参考書が適当です。 ②文法 ・「よく出るwritingの使い方が問われる!」 (知らないものは選ばない!) ・「意味より、品詞の確認!」 ・語句整序はとにかく意味を考える! (意味によって目的語や主語を特定する) ③除文選択 ・「1つのパラグラフには1つのアイディア(主張)」 ・パラグラフ内の主張パターンを見極める (主張→具体化/譲歩But主張←明確な対立) ・代名詞の数の関係に注目! ・±の関係把握 ④文章読解 ・基本的には、上記の構造を読み取り、パラグラフ毎の主張をメモしながら読む (メモを参照して選択肢を消す) ・図問題→図から先に見る! 図を見て分かれば図の特徴を本文で参照 ・基本的に、全部読んでから解答! (全体像から解く問題への対策) ・「ん?」と思う選択肢がだいたい正解! →「消去法」で正解へたどり着く! ・主張と具体を分ける!(選択肢も)
京都大学理学部 こうしん
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英語
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長文の効率的な読み進め方
はじめまして! 英語長文の読み方と解き方の2点解説しますね。 かなーり長くなるので時間ある時や休憩の時に読んでください! 〈長文の読み方〉 予備校で受験生の質問に答える機会が多々あるのですが、速読や返り読みしない方法は本当に音読しかありません。なかなか継続してやってくれないのですが、、笑 最短でも効果がでるまでには3ヶ月は必要だと言われます。ですので、1日30分音読を欠かさずやってください。まだまだ時間はあります。本当にやってくださいね! 構文が難しくてたまに返り読みしてしまうのはしょうがないと思うのであまり気にしなくて大丈夫です。 音読をやっている前提で次からは話しますね。 ・実際の読み方について まず最初にTOEICなどの参考書でたまにあるスキャニング(拾い読み)はやめましょう。そんなことをしなくても読み終わるように音読してますし、実際読み終わります。 また、音読によってスラスラ読めるようになっても、流し読みになっては筆者の主張を掴めません。 これを訓練するためには読解の時に意識すべきことがあります。 最初にディスコースマーカーです。 ディスコースマーカーはやはり読む上で重要になってきます。最低限の知識は入れておきましょう。 ex) ・否定文の後の肯定文は重要 ・assume、It is said that〜、Many peopleなどは一般論が来やすい ・IfやWhenは具体例になることがある など オススメの参考書は ・パラグラフリーディングのストラテジー ・サバイバル英文読解 ↑この2つは、どのレベルの大学を目指す人にもオススメ ・ディスコースマーカー英文読解 ↑これは難しいものもあるので早慶や国公立の人にオススメ 要約もあるから私立志望は要旨を掴む練習になるだけでなく、実際に要約が出る国公立にもオススメ ディスコースマーカーだけでなく読解公式が載っているのは、 ・難関大英語長文の実況中継 ↑これはマーチ以上の難関大向けです。本当に読み方変わるのでオススメです。国公立verもあるので見てみてください。 あまり参考書では見ないのですが、英文には強い文と弱い文というものが存在します。 ex) ・強い文 疑問文とその答え、譲歩逆説の逆説、「〜だから」「〜の結果として」などの論理的帰結、強調構文、倒置、二重否定、最上級相当表現など ・弱い文 例、比喩、類似など 上記のような知識を持っているのと持っていないのでは大きな差が生まれます。 参考書や予備校の授業でこのような知識をインプットしましょう。 そして、時間をはからなくて良いので、学校の長文や問題集の長文で逐一アウトプットしてください。 僕は時間をはかって問題を解いた後、上記の知識をその時間内に全部アウトプットできていたか一文ずつチェックしていました。 時間をはかっていると意識できていなかった事項はマークをして音読で意識していました。 読んでいる時にメモをするのは普通の英文(〜800wordくらい)ではいらないと思います。(要約などがある場合は別) 超長文ではありだと思います。ただし、長々とメモをするのではなく、"記号"を使うと良いと思います。僕がやっていた方法を書いておくので参考にしてください。 ex) 女性の社会進出が高まっていると書いてあるパラグラフの場合、余白に「女性の社会進出が高まっている」と書くのではなく、「f↑」(fはfemale、womenのwでも構いませんが)のように書いていました。 ちなみに英文にスラッシュ/はいれる必要ありません。 〈長文の解き方〉 次に解き方を説明します。 必ず意識しないといけないことは、 "本文3回・選択肢1回"です。 これは本当に3回読めというわけではなく、それだけ本文重視、つまり本文に戻らなければいけないという意味です。 設問を読んで曖昧なまま選択肢にいかずに、必ず本文に戻り、もう1回読んで頭の中に入れてください。 そんな時間はないと思うかもしれません。だから、大半の受験生は設問を読んでから曖昧なのにすぐに選択肢を見て、選択肢で迷ってしまいます。 本文に戻って該当範囲を読むのはせいぜい10〜20秒なので選択肢で迷ってる暇があったら本文に戻った方が良いことはわかりますよね。本文にしか答えはないのですから。 あとは選択肢は一撃で解く訓練を普段からしてください。 それでも特に早慶では迷う選択肢があると思います。その場合はまた本文に戻れば良いんです。 ただとにかく選択肢は一撃で仕留めてるように心がけてください。なんなら間違えるときも一撃で間違えてください。笑 結局は効率良いですよ。 1番まずいのは迷って迷って迷って間違えること。 本当に時間の無駄ですが最初はよくやりますよね笑 こんな偉そうにベラベラしゃべってますが、自分も慶應法の2020の入試を受けてわからない問題ありましたが適当にマークしてさっさと次に行きました。そのくらいの強引さと潔さが必要です。 具体的な解く順番は ①出典確認 →話の内容、方向を一瞬で確認 背景知識があれば有利になることも。 ②単語の注をさっと見る →5秒くらいでこれまた内容が分かります。 ex)osteoporosis 骨粗鬆症 とあれば医療関係の話かな など推測できますよね。(ちなみにosteoporosisとtuberculosis 結核 は注はほぼ必ずつきますがよくでるので難関大志望者、医療系志望者は覚えておくと良いです) ③設問を読む この時選択肢は見ない! どんなところに注意して本文を読むのかや、パラグラフごとに問題が出ているかなどわかります。過去問と同じかどうかもチェックしてくださいね。 あと一つテクニック臭いですが、異なるものを選ぶnot問題は先に選択肢を見ましょう。4つのうち3つは正解だからです。 まあ他にもたくさん書きたいことはあるのですが、質問があればまた答えようと思います! 長々とすみません🙏 参考になれば嬉しいです わからないことがあればなんでも聞いてください! 頑張ってください
慶應義塾大学法学部 りー
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英語
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長文読解について
 長文は英語に必要なスキルの集積ですので、まずはそのスキルを分解してみましょう!   以下のように分解されると思います。   ①単語  ②熟語  ③文法  ④英文解釈(構文など)  これらのスキルが十分であるか、下の詳細に従って、考えてみてください。 ①単語→  長文を読むのに必要な単語は押さえられていますか?難関私立であっても、基本的にはシステム英単語やターゲットなどのレベルの単語帳を一つ完璧にすれば、十分ですこ。こでいう完璧の定義は「単語を見て瞬間的に、意味が浮かぶ」という程度です。何周もして、復習も兼ねて直前まで何度も確認しましょう。また、覚えていない単語をチェックして、効率的に周回しましょう。  一つ単語帳を完璧にしてもわからない単語は、新たな単語帳で覚えるのは非効率的です。見つける度に、ノートなどにまとめて、自分の単語帳を作りましょう。 ②熟語→  長文を読むのに必要な熟語は押さえられていますか?熟語の対策の必要性は、志望校の問題に熟語の問題が出るかによりますが、いずれにしろ長文を読むのに必要最低限の熟語は覚える必要があります。「システム英熟語」や「ターゲット」などレベル別に分けられているものをお勧めします。 ③文法→  文法は点数が取れるということで、素晴らしいですね!文法は単語や熟語の使い方です。  勉強法をインプット、アウトプットで分けて考えてみましょう。インプットとしては、学校の授業やスタディサプリなどの授業形式がお勧めです。参考書では、本質的な理解は難しく、暗記などの網羅的に覚えてしまいがちです。まずは、スタディサプリでインプットしてみて下さい。アウトプットでは、スタディサプリ準拠として「ポラリス英文法」がお勧めです。インプットした形に沿って、アウトプットできるので、スムーズに定着すると思います。レベル別に分かれているので、実際に手にとってみて、自分より少しレベルの高いものからやってみましょう。 ④英文解釈→  多くの受験生がこのステップを欠いており、長文を感覚で読んでしまい、正確に意味が取れていなかったり、時間内に解き終わらないという弊害が生じています。  英文解釈とは、英文を分解することです。品詞を区別し、節でくくり、SVOCを正確に取れるようになることです。そのためには、構文を覚えて、実際に英文を分解する練習をしなければなりません。これができるようになると、①和訳の問題で単語を頭の中で繋げるのではなく、正確に意味が取れ、確実に満点を取れる。②長文を読んでて、副詞節が抜き出せるので、読む必要な部分を飛ばせてスピードアップできる。などのメリットがあります。  勉強法としては、必要な構文を覚えるために、「英文熟考上・下」「肘井学の読解のための英文法」をやりましょう。構文をインプットしつつ、参考書内の英文を徹底的に(品詞、節、SVOC、修飾語と被修飾語など)分解して下さい。  以上のスキルが揃って、初めて長文読解に必要なスキルが揃います。あとは、長文の実践問題集を解きましょう。問題集としては、「the rules」がお勧めです。まずは、時間がかかっても良いので、徹底的に分解して下さい。the rulesの解説部分に大まかな構文の分解があるので、そちらを使って、分解があっていたか確認して下さい。  一度、分解と丸つけが終わったら、音読です。CDが付いているので、シャドーイングを行なって下さい。最初は、構文を目で追いながら、目と耳、口を使って、英文と構文をセットで頭の中に叩き込んでください。10、20回聞いてるうちに、自然と英文のみでも、構文が浮かんでくるようになります。さらに何回も聞いていると、音声を聞いてるだけで、文字と構文が頭の中に浮かんできます。このように繰り返すことで、長文の読解の速度、さらにはリスニングの練習にもなります。  the rulesのすべて上記のように解き終わった頃には、初見の文章でも分解できるようになっているはずです。そしたら、共通テストや志望校のレベルの実践問題集に手を出しましょう。ここでも、最低限の分解は行いながら解いていきましょう。    リスニングは長文練習の音読で音声が聞き取りやすくなるので、あとは共通テストなどの実践問題で演習を行なって下さい。
慶應義塾大学法学部 ひろ
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長文が読めない
こんにちは! こうしんと申します! めちゃくちゃ気持ちわかります(笑)僕も英語が本当に苦手で最後まで足を引っ張りました(笑) 英語の長文が読める一つのコツは、「この先何が書いてあるのか予測すること」です!そんなことができるのか?と思いますよね。でもよく考えてみてください。「僕の考えはAだ。確かに君の考えBもわかる。でもなー」という文章があったとしたら、ーの部分には、どんな文章がくると思いますか?もちろん、Bを否定する内容ですよね?こういう日本語でもよくあることが英語でも頻繁に起きます!それを導く手がかりをディスコースマーカーと呼びます。 では、具体的な学習の指針としては、まず直近に学習すべきなのはディスコースマーカーの役割等をしっかり把握することです!そうすると、文章を読んでいってなんとなく「流れ」(どこでどういう話題なのか?)を掴むようになっているはずです。できないときは、段落ごとに小さなメモを取ってみると良いと思います! 次に、それを早くしていく練習です。これは本当に練習あるのみです。いい練習問題としては、センター英語の問題が最適ですね。文章を一つだけ消す問題と、第6問の論説文です。これを10年分くらいすれば、自然と読むスピードが上がっているはずです。そうしてから、二次試験の問題に移りましょう!阪大の問題で大丈夫なので、とにかく数を当たることが重要ですね。それもやれば、桜井先生の参考書がオススメです!やりきったら是非調べてみてください! あと、簡単な問題ですけど、同時に単語の暗記も頑張ってください。割と読むスピードに関係してきます… 以上がアドバイスです!頑張ってください!
京都大学理学部 こうしん
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英語
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英語長文 読み方解き方
私の個人的な感想も混じっているので、 究極的には質問者さんによりますが、参考までに。 少し長くなると思うので簡単に回答だけまとめます。 ①その先生のおっしゃるとおりだと思います。すごく良い読み方です。 ②いちいち日本語訳を考えるなということだと思います。 ③この辺よくわからん、ってなったら前後の文脈から推測します。 ④河合塾の先生のおっしゃる通りに、ラフに読む→詳しく読むを心がけると良いです。 【①英文の読み方について】 これは英語に限らず、現代文や古文漢文などあらゆる長文に共通して使えるテクニックです。 タイトルがあるものはタイトルも読むと良いでしょう。 その他脚注や出典など、メタ情報を使うと効率よく理解できます。 例えば「Fiji's sinking islands」のようなタイトル文章があれば、 地球温暖化で海面が上昇して…的な話だとわかります。 ここからは読書量などが関係するのですが、 テーマが判れば 「今こんな状況です→原因は〇〇です→解決するには〇〇をしないといけません」 のような簡単な流れが想像できると思います。 また、出典や脚注に知っている単語があれば 話の流れや内容を推測することができるでしょう。 その後は各段落の最初をskim readします。 ここでの目的は、文章全体の流れを理解することです。 第1段落の内容は導入、第3段落で問題の説明に入って、第6段落で解決策に入る のように、タイトルや脚注から推測した内容も参考にしながら どこにどのような内容が書かれているか(書かれていそうか)を把握します。 話の流れを理解することで、実際に問題を解くときにどこを読めば良いのかがすぐに分かります。 「原因はなにか」と問われているのだったら原因が書かれたここらへんを読めば良いな、というようにです。 時間に余裕があるのなら、このあと全文を読んでも良いのですが、 時間に追われているようでしたら私はこのまま問題に進んでしまっても良いと思います。 基本的に問題の順番は文章に出てくる順番と同じなので、 順番通りに問題を解いていれば必要な情報は前の問題を解いているときに目にすることがおおいからです。 いずれにせよ、 ・タイトルや脚注からメタ情報を確保して、できることなら自分の知識と結びつける ・段落の最初を読んでその段落の内容を把握する ・どこらへんに何が書かれているのか、文章の流れを把握する ということを心がけることで、文章を理解するスピードが上がるのではないでしょうか。 【②英語を英語のまま理解する】 どのような意味で放たれた言葉なのかわかりませんが、 私としては「わざわざ日本語に訳さずともイメージが取れる」ということだと思います。 例えば「Apple」という単語を見て何を思い浮かべますか? おそらく🍎のイメージが浮かんだことと思います。 日本語で「りんごだなぁ」と考えるより、🍎そのものが先に浮かんできたのではないでしょうか。 (私の場合はそうなのですが、他の方はわかりません。🍎が浮かんでこなかったらすみません。) では「psychology」はどうでしょうか。 これは一度「心理学」と日本語に訳してから考えるかと思います。 よく見知った単語はパッとイメージが浮かぶと思いますが、 なかなか慣れていない単語はイメージが浮かびにくいと思います。 多くの英語に触れ「よく見知った単語」を増やしていくことで、 日本語を経由しなくても英単語を見るだけでその意味をイメージできれば完璧です。 日本語の単語は「翻訳」という行為を経ることなく意味を理解できますよね。 これはその言葉のイメージが私たちの中に確立されているからです。 同じような現象を英語でもやろうぜ、ということなのだと思います。 相当な慣れが必要ですので、とにかく時間がかかると思います。 (私も難しい単語は日本語に訳してしまいます。) 【③わからん部分が出てきたとき】 わからないのが英単語なのか、そもそもの内容なのかによりますが、 ・単語がわからないなら推測 ・内容がわからないなら前後を見る です。(基本的には) 単語がわからなければ、似ている単語を探します。 また、prefix(単語の先頭につく言葉)やsuffix(単語のおしりにつく言葉)を参考に推測することもできます。 再登場になりますが、例えば「psychology」なら 「psycho」+「logy」と分解でき、 「心(psycho)」の「学問(logy)」と意味が取れます。 もちろん、これらを知っていれば問題ないのですが、 常にこれを考えられるわけではありません。 もしも本当にわからない単語が出たら、positiveかnegativeかだけでも判断しましょう。 これは前後の文脈から判断できるはずです。 一度その単語を無視して読み、 きっとこういう意味だったんだろうな、知らんけど、 割り切ってしまいましょう。 単語はわかるのに内容がわからない場合は、 前後の文脈からこれまたpositiveかnegativeかを判断します。 きっと肯定(否定)ということが判れば、理解の助けになります。 大事なのはわからないものに時間を取られないことです。 考えても分からないなら「知らん」と割り切ってしまい、 (テキトーではなく)適当に推測してしまいましょう。 【④どんな文章だったか忘れる】 これは①の回答と被る部分がありますが、 全文を読む前に内容を把握することが大切です。 細かい部分ではなく大局的な流れを抑えると 文章の内容が頭から抜けてしまうということはなくなるはずです。 どこに何が書かれているのか、 どこを読めば筆者の考えがわかるか、 文章のキーポイントはどこに書かれているか、 段落のはじめを読むことでこれらを把握し、 最悪忘れてもすぐに読み返せるようにするのが良いのではないでしょうか。 ーーー 以上、非常に長くなってしまいましたが、 参考になれば幸いです。
東京大学理科一類 さら
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英語
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マーク模試
こんにちは! こうしんと申します! まずは基本的な現代文の勉強法を書いておきます。その次にこれをどうセンター試験に適応するのか説明しますね! 現代文の勉強法 現代文を解く解き方は、大きく分けて、内容で解く方法と、表現で解く方法があります。 内容で解く方法 現代文の内容を理解して解く方法で、現在のところ大多数派の考え方です。駿台では、関東を中心に広まっています。 現代文には多くの場合、対比を用いて説明していると言う特徴があります。その対比を見つけて理解すれば、問題の本質がその部分を突いているので、解答ができるという考え方です。 この方法は、考え方が自然でとっつきやすく勉強しやすい、また多くの問題に一つの考え方で対処できるという利点がありますが、一方で対比を見つけるのが難しい(先天的な国語力が大きく左右する)、解答を自力で組み上げる力がいるという欠点があります。 良くも悪くも得意な人向けな印象ですね。 表現で解く方法 現代文に散らばっている表現技法を理解して、重要な部分を素早く見つけようとする考え方です。駿台では関西中心に広まっています。 現代文を書く筆者さんは、読者になにかを伝えたいと言う思いで執筆しています。そのため、読者に自分の主張である重要部分を示す必要があります。その部分を強調しているのが、表現技法です。そのため、こちらが表現技法を理解して現代文を読めば、必ず重要部分がわかり、その部分を問いている問題にも対応できるという考え方です。 この方法は、表現技法を勉強するのと、それを見つけるやり方に慣れる必要があります。そのため、勉強に関しては少し難しいという欠点はありますが、一度習得すれば間違いなく現代文で高得点を取れます。僕はこちらの方法で勉強したのですが、国語が劇的に上がりました!個人的にはオススメです。 ・オススメ参考書 いずれの考え方も著名な先生がいらっしゃり、その先生の参考書を買って勉強するといいと思います! 内容で解く…駿台 霜先生 表現で解く…駿台 中野先生 ・現代文をとくコツ(表現重視) まず現代文の読み方ですが、即効性のある注意点として、「言い換え」「主張表明」「重要視」「問題提示」「断定」「対比」「譲歩」のある表現に注意してください! 例えば、 「言い換え」なら、つまり、言い換えれば、要するに、まとめると、という言葉をチェックです。 「主張表明」なら、〜と思う、〜と考える、〜と言える、〜ではないだろうか、という言葉をチェックです。 「重要視」なら、〜が重要だ、大事だ、大切だ、必要だ、という言葉をチェックです。 「問題提示」なら、〜だろうか?という問いと、答えはーである、という答えをセットにしてチェックです。 「断定」なら、〜だ、〜である、の言葉にチェックです。 「対比」は、日本語文の場合明示されることが少ないです。なので、文章中の内容を大まかで読み取り対比を探しましょう! 「譲歩」は譲歩→否定→主張の順で話が展開します。この主張部分チェックです。 チェックした文章が、筆者の主張を表しています。これらの主張が解答の根拠になってくるので、その内容に十分気をつけてください。(必ずしも理解する必要はありません) 次に、解答です。解答は大きく二つに分類されます!「何故か」と「どういうことを言っているのか」です。 前者は、「SがVするのは何故か」という形で問われるので、「Sは、Mだから、Vする」と考えて、Mの部分を探します。このMは主張である場合が多いです。何故なら、問題作成者が受験生に問いたいのは「筆者の主張は正しく読み取れているかどうか」ですから。また、Mの部分は主語がSであることが多く、少なくともSと関係する場所にあります。ここまでくれば、ほぼ絞り込まれているので、あとは探した主張を日本語に注意してMにぶち込んでやれば「SはMだから」という解答が完成します。 後者は、もっと単純で「SがVだ、というのはどういうことを言っているのか」という形で問われるので、SとVを本文中のチェックした部分から、より具体的な言い換え表現をチェックした部分から取ってくればオッケーです。 以上が解答の大まかな構成で、加えて追加要素を入れていきます。注意する点は、「指示語、代名詞」と「主語」と「比喩」です。これらを、本文中の具体的な内容に変換していきます。 こうして解答が完成します。必ずしも理解する必要はないと言ったのは、解答は代入作業で済んでしまうからです。なんとなく理解していれば大丈夫です。 以上のことを踏まえてセンター試験現代文を見ると、非常に上の勉強法に合った内容を問いていることが分かります。 というのは、選択肢がチェックした内容があるかどうか、間違ってはいないかどうかで答えが決まっているわけです! つまり、記述問題を解く過程でポイントになっているところが、センター試験では選択肢を絞るポイントになるのです! では基礎は上に述べた通りなので、次はセンター試験で通用する簡単なコツを。 これは簡単なことなのですが、各問題が解ける範囲が特定できるというものです。 具体的には、問題とそれに対応する傍線部があれば、次の問題の傍線部までの範囲が、その問題が解ける範囲です。 例えば、問い1で傍線部Aを聞いてきたとします。問い2はもちろん傍線部Bを問います。この時問い1を解くためには、傍線部Bまでの文章を読めば問い1は絶対に解ける、というものです。 これはセンター試験現代文に代々受け継がれてきた風習のようなものですね。だから、途中途中で解くことができるのでオススメです! この基礎+コツを使えば、点数上がります!演習してぜひ身につけてください!
京都大学理学部 こうしん
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現代文
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長文の読み方
こんにちは!日々の勉強おつかれさまです。 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 よろしくお願いします。 今回は、①早慶の英語長文の解き方 ②早慶の英語長文の攻略のヒント について、自分の経験を踏まえながら書いていきたいと思います。回答がいつものように長くなってしまうと思いますが、ご容赦ください。 まず①について ・初めに、長文の解き方の全体像を示した上で、それぞれの段階についての詳細を説明していきます。 ◎英語長文の解き方 (1)設問に目を通し、解き方の戦略を立てるとともに、本文の主題を把握する。 (2)本文を読み進めていく。同時に、読みながら解ける設問を解く。設問はどんな形式であれ、設問の要求(何を答えればよいか)を把握→下線や空欄などの周辺から手がかりを探す→解答根拠の決定→解答という手順で解く。 (3)時間がかかりそうだとあたりをつけた問題や解答に自信が持てない問題、全体を読まないと解答できない問題等を解く。 ・ご覧の通り、解き方は至って単純です。早慶の英語長文だからといって、何か特別な解き方が必要になるわけではありません。基本的には、解き方は問題に関係なくすべて同じです。 ○(1)について ・早慶の英語長文の難しさは、解答に至るまでのプロセスがそう単純ではないところにあります。解答根拠に難解な語が含まれていたり、解答根拠の箇所が見つかっても、選択肢ではかなり言い換えもしくは意訳がなされていていたりと。 ・そのため、1問あたりにかかる時間がどうしても長くなってしまいます。ある程度考えないと、答えにたどり着かないので。 ・こうしたことを考慮すれば、早慶の英語長文では、いかに読むべき箇所を絞り込み、問題を論理的に解ける時間を確保するかという点が大切になってきます。 ・そのためにとても大切なのが、設問を利用した事前準備です。これをやることで、本文を読む際に生じる時間ロスを減らすことができます。 ・やるべきことは2つ。1つ目は、設問を(a)本文を読むながら解く設問(b)本文を読み終えた後に解く設問 の2つに分ける設問分類。2つ目は、内容一致問題や全体の主旨を問う設問を利用した主題把握です。 ・設問分類は、本文を読む前に設問のタイプに応じて、上記のaとbに設問を分ける作業です。空欄補充や下線部意味解釈、段落要旨、英文和訳、内容一致等はa、タイトル選択や並べ換え、本文要旨等はbに分類します。 ・ただ、これはだいたいでOK。例えば、内容一致でも本文全体を踏まえないと解けない問題もありますし、並べ換えでもすぐにわかるものもあります。なので、分類は最初は軽くやっておいて、本文を読みながら解いていく中で修正していくといいです。 ・aの設問には○、bの設問には▲などと、設問番号の横に印をつけておくと、後でわかりやすいです。 ・あと、最初はaに分類したが、すぐに答えがでないという設問はbに修正しましょう。解ける設問を先に解いて、後で解くようにした方が時間ロスが少ないので。また、時間がかかりそうな問題もbに分類しましょう。 ・主題把握は、内容一致問題や全体の主旨を問う問題の選択肢に目を通すことで、本文のテーマや論点を把握する作業です。 ・ただし、こうした問題の中には間違いの選択肢もあるわけで、すべてが本文を読み進める上で手がかりとなるわけではないことに注意です。 ・これをやると、内容が薄っすらわかっている状態になるため、本文が読みやすくなります。 ・また、内容一致問題の選択肢に目を通す際は、キーワードに印をつけておくとよいです。というのも、そのキーワードが本文に出てきたら、すぐに選択肢と照合できるため、本文を読み終えてから該当箇所を探すのに比べ、圧倒的に短い時間で問題が解けるためです。 ・以上のように、本文を読む前の事前準備は、短い時間で確実に問題を解く上で、非常に重要です。 ○(2)について ・事前準備を終えたら、設問分類で(a)に分類した設問を本文を読みながら解いていきます。 ・ここで大切なのは、英文の論理展開とディスコースマーカー(結果、要約、追加、例示、逆接等の文の論理関係を規定する接続詞や副詞)を意識し、設問を解く手順通りに論理的に解いていくこと。 ・英文の論理展開とは、英語で文章を書く際に従うべき規則のこと。入試で出題される英文のほとんどは、原則としてこの規則に沿って書かれています。 ◎英文の論理展開 ・冒頭に主題・トピックセンテンスを書く →パラグラフを通じて、最も伝えたいことを冒頭におく。 ・論の流れは抽象→具体 →パラグラフで最も伝えたいこと(=抽象)を述べ、次にその根拠(=具体)を例を交えながら述べる。 ・1つのパラグラフにトピックは1つ →1つのパラグラフに対し、論点・トピックは1つ。 ・論旨の展開はディスコースマーカーや指示語を用い明確に ・複数のパラグラフから構成される場合、序論→本論→結論の3部構成で書く ・この論理展開を考慮するとわかることがあります。それは設問の多くが、主題・トピックセンテンス=抽象の部分について問うていることです。 ・そのことがわかれば、自ずと読む箇所が決まってきます。抽象部分を重点的に読めばよいわけです。 ・ただ早慶の場合、その抽象部分が難しい場合が多いです。わかりにくいときは、具体例を使い論理的に推測しましょう。また、結果や要約のディスコースマーカーの後に注目すると、わからない部分が易しい単語に言い換えられていて、解釈できる場合も少なくないです。 ・このように、論理展開やディスコースマーカーを活用することで、難しい文でも論理的に読むことができます。 ○(3)について ・(a)に分類した設問をひと通り解いたら、(b)に分類した設問を解いていきます。 ・ここも(2)の中で説明した通り、論理的に解いていきましょう。ただ、早慶の問題ではそれでも解けない問題が存在します。こうした設問は深追いしてはいけません。 ・このような問題はみんな解けないので、解けなくても受かります。なので、満点は取る必要ない。できる問題が解ければ合格と思い、捨てることも大切な戦略です。 次に②について ・早慶の英語長文の攻略のヒントとして、ぼくからは2つのことを示したいと思います。 ・1つ目は、取り組んだ英語長文を丁寧に復習することです。英語長文の復習で大切なのは、設問の復習と本文の復習。 ・設問の復習は、間違えた設問や解答根拠が曖昧だった設問を中心に、「どこに着眼し、どこを根拠に答えを導き出したか」という視点で、解説を熟読し、自力で論理的に答えが導き出せるように復習することです。 ・本文の復習は、本文を繰り返し音読することで、英文を英語の語順で理解しスラスラ読める状態にする復習です。 ・この2つの復習をやることで、早慶入試で必要な設問を論理的に解く力と速読力が身につけられるので、結果として、早慶の英語長文の攻略に近づきます。 ・2つ目は、自分の受験しない早慶上智の過去問を学部に関係なく解くことで、早慶特有の頭の使い方に慣れることです。 ・様々な学部の問題を解くと、早慶レベルに慣れることができる上、多様な形式の問題に触れられるので、英語の総合力も上げられます。 ・過去問を解いた後は、1つ目のヒントの中で示したように、丁寧に復習しましょう。丁寧に復習することで、早慶特有の設問に対する頭の使い方がわかるようになります。 ・早慶の英語は、正直なところ慣れも必要だと思います。過去問を活用することで、場数を踏むましょう。つまり、早慶英語の攻略に必要なのは、実力+慣れということです。 かなり長くなってしまいましたが、以上です。ここにぼくが持つ早慶英語のノウハウを全て書いたつもりです。少しでもお役に立てれば嬉しいです。ここから受験も正念場。自分ができる最善の準備をし、悔いのない受験にしてください。がんばれ! それでは失礼いたします。
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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京大理学部志望 長文読解が上達しない原因と対策
こんにちは、回答させて頂きます。 まず、5文型や品詞の役割の様な構文上の基本は完璧でしょうか?分からない単語が無い文なら時間が無限にある場合は完璧に読解出来ますか?語と句の修飾関係や指示関係を間違いなく書き出せますか? 英文読解はこの動作をどれだけ速く正確に行えるかにかかってきます。まずは時間を気にせず長文を丁寧に構文的に分解して理解し、設問をといてみましょう。それで間違いが発生したのであればそこが弱点です。解説と照らし合わせて構文理解のミスを見つけ出し、修正しましょう。これを繰り返し、共通テストならば時間があれば間違いなく満点が取れる状態を目指します。ここから更に英文読解を速くするには、返り読みを止めること、熟語や論理関係を表す単語を意識することが重要です。 まず返り読みについて、返り読みとは英文を一回読んで単語や句を頭で日本語にして、その繋がりを確認する為にもう一度英文を読んでしまうことです。例えば、Children were playing at the park. という文があった時にまず、 子供達 遊んでいた 公園で と順番通りに和訳し、英文を読み直して照らし合わせて、『子供達が公園で遊んでいた』だ!と理解するという感じです。この程度の文ならさほど変わりませんが、指示語や関係詞などが絡んでくると一文に凄まじい時間がかかり、その上で間違えます。英語を日本語という全く違う言語を基準に理解しようとするからです。この癖が治らないと単純に英文処理に倍時間がかかり、個別の文の理解に頭を取られて段落や文全体での意味の繋がりを見落としやすくなります。 解決する為には英語の語順で情報を処理することに慣れるほかありません。英単語を日本語に訳して理解するだけでなく、イメージをつかむことが大事です。buildという単語を見たら「建設する」という日本語ではなく、大工のおじさんがハンマーを振っている様子がイメージできるような感じです。といってもまた一から単語帳をやるわけにはいきません。 ここで有効なのが音読です。まず先程書いた通り丁寧に長文を解きます。この時不明語には必ず分かるようにマークをつけてください。解き終わったらまず不明語調べてとりあえず覚えます。その後解説と照らし合わせて意味を理解しながら全文を精読してください。多くの長文テキストにはリスニング用の音声が何かしらの形でついていますから、本文を目で追いながら音声を聞いてください。この時に語や句の英語としての意味の繋がりを意識して聞き、読み上げと同じペースで本文を理解できるようにします。 次は自分で、英文の意味を意識しながら音声と同じペースを目指して音読します。出来るようになったら本文を読まずに音声だけを聞きます。音声だけで何の話をされているか分かる様になればokです。900語程度の文章ならここまででおそらく5〜10回程度音読することになります。長いと感じるかもしれませんがここまでやればその文の中の表現が自然と頭に入ります。「大学入試 全レベル問題集 英語長文」( ‎旺文社) がおすすめです。高三の時に使ってました。細かくレベル分けされているので自分のレベルに合ったものから国公立レベルまでやり込むと良いと思います。大体自分はレベル5で1日分が1時間程度で終わりました。そのあたりから探ってみると良いと思います。 次は慣用句や熟語について、これはほぼ単語とやることは同じですし、前述の長文演習の中で意識することという認識でいいと思います。例えば、not only A but also B は、『Aだけでなく Bも』という意味の慣用句ですね、この慣用句を知っていれば、not onlyを読んだ時点で、「but alsoが来るな?Aを引き合いに出して Bについて何か言いたいのかな?」と予想することが出来ます。予想出来るようになると英文処理の速さと正確さが大きく変わりますから意識してみて下さい。 他にも、段落や文全体の論理の流れを示すものとしてbecause, for example, therefore などがあります。多くの場合、for exampleに続く具体例は要旨を分かりやすくする為の例に過ぎません。それによって説明させる抽象部こそが理解しなければならない部分です。この様に、シグナルになる接続詞等を意識すると本文全体の主旨の理解の大きな助けになります。 シャーロックホームズについてですが、この手の英文教材は、もう既に高いレベルで英文を読める人が、ネイティブレベルを目指して利用するものという認識です。英文があまり頭に入らない状態で英語本を読むことはあまり効率的ではないと思います。 長文すみません。志望校合格をお祈りしています。
早稲田大学社会科学部 HYUMA
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模試での英語長文の解き方
こんにちは。 私理系ですが英語は比較的得意な方だったので自分が意識していたことをお伝えしたいと思います。 「文法や単語が完璧になればすらすら長文がよめるようになるものですか。」 個人的には半分正解で半分間違っていると思います。おっしゃる通り英語の問題を解く上で重要となってくるのは単語や文法です。まず単語が読めないとそもそも長文を読むことができません。大前提として機械的な翻訳すらままならないということですね。他の力が養われているのであれば多少カバー出来るのかもしれないですが(前後の文脈で単語の意味を推測しろ!とおっしゃる某大手塾講師の方もいらっしゃいますが)はっきり言ってそんな簡単に推測される単語や文法を早稲田文系が出すわけがありません。単語の勉強に関しては際限ないので受験最後まで続けるといいと思います。私も試験直前まで自分が知らない単語をメモしたノートで勉強していました。 では、どのようにしたらスラスラ読めるのかということですが個人的に重要だと思っていたのは英文の構造、スキーマ、英語のまま読む の3点です。 まず1点目の英文の構造ですが、これは英文法ということではなく、もっとマクロな視点での構造を指しています。例えば段落構成やキーセンテンスの位置、introduction・body・conclusionのつながりなのです。英論文は大抵、というよりほとんどの場合構造が決まりきっていて、筆者が最も伝えたいことがこの位置にある!というのがすぐわかるようになっています。(具体的には各パラグラフの最初or最後)もちろん例外もあるので100%とは言い切れませんがぶっちゃけ中間は具体例や筆者の主張の補足などが書かれているのでもし要点のみを掴みたいのであれば最初最後読みで事足りることが多いです。全体像を効率よく把握したいときは意識してみてください。 2点目のスキーマについて、これはかなり運要素が強いのですが、英文を読んでいた時に「これ知ってる内容だ!」となってめちゃめちゃ読みやすくなることってないですか?英文の内容が知識としてすでに備わっている場合、内容があらかじめ雑破にわかっているのでものすごく読みやすくなるのです。スキーマを増やすには日頃からさまざまな情報源に触れて雑学的な知識を増やしていくと良いでしょう。 冒頭で運要素が大きいと言いましたが実はある程度ジャンルは絞ることができて、早稲田の過去問を見たときにどういう類のテーマが扱われやすいのかを知ることでその分野に絞って知識を増やすことができます。一番不確実性が大きいですが(当たらないときは当たらないので)一番強力なスキルになります。 最後に、英語のまま読むという技術です。結構レベルは高めになるのですが、長文を読む時にいちいち日本語で訳していると時間が足りなくなってしまうがために英文のままイメージを掴み内容を読み取るというものです。例えば「car」と言われて「車」と日本語で文字化してから車のイメージを想像するのではなく、「car」と言われてすぐに車のイメージを想像するような方法です。精読しなければならないところはきちんと日本語に翻訳して是非を考える必要がありますがその他の部分に関してはその必要がないので英語のまま読めると時短になります。日常会話に英語入れてくる人居るじゃないですか。あんなイメージです。 単語、文法は英文を読む上でとても重要になる分野ですがそれだけではスラスラ読めるようにはならないと思います。植物で例えるなら単語、文法はいわゆる茎に相当して上述した技術は葉に相当すると思います。長文をスラスラ読めるようになるまではかなり時間がかかると思いますが、ぜひ多くの英文に触れ技術を磨いて行って英語を得点源にしてください!!
大阪大学医学部 山葵(わさび)
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英語長文 設問別質問
勉強お疲れ様です。 すべての質問に共通して言えることなのですが、受験に頻繁に出る長文のテーマは決まっています。なので!! その頻出テーマをおさえると結構文章が読みやすくなります。 最近だと、環境問題、移民、宇宙関連など それに伴って、各テーマで頻出する英単語を覚えると効率よく問題が解けると思います!! わからない単語が文章で何回も出てくると気が滅入りますよね… そこで!! 先程も申し上げたようにテーマごとの頻出単語を抑え、よく出題されそうなトピックを抑えることであらかじめ内容を予想することができます。 具体と抽象に関しては、まず具体例かどうかを判断できることが大切だと思われます。具体例がわかれば、全体の内容を問われるときはそこを無視して問題を解くことができますし、そこを問われればそこに焦点を当てればよいので明確になるとおもいます。 さらに、具体例のあとは大体そのまとめがきます。話の内容がいまいち掴めなくても具体例を読めばなんとなくわかる場合も少なくないですし、逆に具体例がいまいちであれば、全体のまとめから類推しても良いでしょう!! 緩急をつけながら読むことで英文を読むスピードも上がりますし、点数も自然とあがるでしょう!!あと、自然にたくさん問題をこなせばどこらへんが重要になってくるかは自分でも把握できるようになるはずです!!! 辛い期間もあると思いますが、合格したあとの楽しいことを想像して頑張ってください! 応援しています!
慶應義塾大学法学部 すん
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