ポレポレ?透視図?
こんにちは!日々の勉強おつかれさまです。
慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。
①ポレポレと透視図の良い点、悪い点 ②ぼくの結論とオススメの勉強法について書いていきたいと思います。
まず①に関して
〈ポレポレの良い点〉
・早慶レベルの英文を読み解くのに必要なエッセンスが凝縮されている。
・例題が50題と少ないため、繰り返し学習しやすい。
・解説に無駄がなく、どのように英文を読んでいくのかという読解のプロセスが追いやすい。
〈ポレポレの悪い点〉
・解説がコンパクトなため、基礎が固まっていないと解説が理解できない場合がある。
〈透視図の良い点〉
・最難関レベルの英文を解釈するのに必要な技術が詳しく解説されている。
・これを仕上げれば、読めない英文は基本的になくなる。
〈透視図の悪い点〉
・かなりレベルが高いため、基礎が固まっていないと効果が薄くなってしまう。
・志望校によっては、オーバーワークになってしまう場合がある。
次に②について
・ぼくは、ポレポレをやることをオススメします。
・ポレポレも透視図も良書ですが、基礎100からの移行を考えると、ポレポレの方が良いと思います。
・ポレポレをしっかりやると、早慶レベルの英文でも問題なく読めるようになります。
・透視図は、ポレポレを終えて余裕があれば、取り組むといいです。
・1つ注意点として、基礎100がしっかり仕上がったらポレポレを始めていただきたいです。
・というのも、基礎100のことがしっかり身についていないと、ポレポレの学習効果が下がってしまうためです。
・完成の目安は、全ての例題で和訳に至るまでのプロセスを説明(解説を自力で再現)でき、英文は前から読んで意味がとれる状態です。
・最後に、ぼくのオススメの英文解釈の勉強法を書いておきますので、よかったら参考になさってください。
《英文解釈の学習法》
①例文を自力で和訳〈実際に書く〉
②「自分の読み方が正しかったか」という視点で解説を熟読し、自分の和訳を修正。
③書き込みのない英文を使い、口頭で解説を再現する。
→正しい英文の読み方を頭に染み込ませる
→これをやると、解説がしっかり理解できたかがわかり、わかったつもりを防げる。
④例文をスラッシュ訳する。(3回)
→スラッシュ訳とは、英文を数語のまとまりごとに英語の語順で訳していくこと。
例 The president announced a concrete plan to carry out the welfare reform.
大統領は発表した/具体的な計画を/実行するための/福祉改革を
⑤文構造とスラッシュ訳を意識して音読(7〜10回)
⑥これを全ての例題について行い、2周目に入る。
*2周目以降は、解説の口頭再現→例文のスラッシュ訳+音読でやると効率がよい。
⑦全ての例題で解説を自力で再現でき、英文を英語の語順で理解できる状態まで学習する。
少し長くなってしまいましたが、以上になります。少しでも参考になれば嬉しいです。コロナ禍で不安も多く、大変だと思いますが、自分をしっかり持って頑張ってください!