過去問の復習の仕方
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1/28 14:59
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lee614chul
高3 青森県 上智大学総合グローバル学部(66)志望
私は上智志望なので複数の学部の過去問をやっています。これからは毎日2〜3科目こなす予定なのですが、解き散らかすようなことにならないか心配です。世界史は間違えたところをノートに書き留めているのですが、英語と国語に関しては英語の音読くらいしかできていません。もう一回解く方がいいのかもしれませんが、手をつける過去問が多いため時間がかかってしまいます。先輩方は過去問の復習をどうやってやっていましたか?
回答
Canary
慶應義塾大学経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
過去問がやりっ放しにならないようにするのは大切なことです!その意識があるのは良いことです👍
まずはざっくりとしたお話です。
過去問の復習の目的は、最初解いた時に解けなかった問題や怪しかった問題を解けるようにすることです。
ここで重要なのが、
⑴できるorできないの仕分け
⑵できない原因分析
⑶原因への対処
この3つがセットなことです。
よく、演習で覚えていなかった知識をノートにまとめている人がいますが、ノートにまとめたものを覚えなければ、原因への対処が完了しているとは言えません。また、数学などで、計算を間違えた問題を、計算ミスと流す人もいますが、それは原因の分析が甘いと言えます。計算を間違えるような原因が何かあるはずです。(今までの計算量が足りない、計算の工夫ができていない、など)
では具体的に各科目に関して見ていきます!
【英語】
根拠を持って選べたものが「できる」問題になります。根拠を持って選べなかったものや間違えたものは全て復習の対象です。
以上で⑴仕分けが完了です。
次が⑵原因分析です。
私の場合は演習ノートを作っていました。
この演習ノートに問題の原因になることを書いていました。(知識が足りなかった場合は知識、指示語や接続詞に注目できなかったならそのことを…など)
⑶対処
まずは、このノートを毎日に近く見返すようにしていました。自分が間違えやすいもの、つまりは、対策するべきものの集合になるので、最優先で覚えていくべきノートになります。また、間違えやすい傾向もわかってくるので、見逃しやすいものは意識してこれからの問題演習を行うようにしましょう。
【国語】
2科目目なので手短に…
⑴できなかった問題に関して、⑵解答根拠が見つけられなかった理由を考えます。
センター形式の問題であれば、傍線部にある指示語や接続詞、その周辺の文など、どこに注目すれば解けたのかを考えます。そして、接続詞に注目し忘れがち…などがわかれば、それ以降接続詞には意識して読むように⑶対処していきましょう。
次、類題に出会った時に解けるようにするにはどうすればいいかという視点を持って復習するようにするといいと思います!
また、夜寝る前に復習ノートを見返す…とかもいいと思います!
コメント(3)
lee614chul
1/29 11:13
ありがとうございます🙇
試験まであと一週間ほどなのですが、既に1度解いた過去問(英語)を解くか、ほとんど問題の傾向が同じ他の学部の過去問を解くのではどちらがいいでしょうか?
Canary
1/31 9:56
過去問の復習をしたものがどれだけ定着しているのかを確認したければ2周目を、
新しくできないものを発見したいのであれば他の学部のものを解くと良いと思います😁
復習がしっかりできていそうであれば、他学部のものでいいと思いますよ!
lee614chul
2/1 11:28
とても参考になりました🙇ありがとうございました!