日本史の勉強の予定の立て方
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あおし
僕は早稲田大学の文化構想学部に入りたいのですが、日本史を勉強するにあたって、どの位のペースでどこまで終わらせて、復習はどこでどの程度行うのか等の細かい予定が立てられません。どうすれば良いでしょうか。
回答
現役浪人生
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こんにちは!
現役浪人生です。
早稲田を目指される場合でも、特に勉強する範囲は変わらないと思うので、僕が受験生の時にやっていたことを元にアドバイスさせてもらいますね。
まず夏休みの間に、「江戸時代まで」は文化史を含めどんな大学の問題でも常に7〜8割得点できるように勉強をして下さい。
文化構想の場合であれば、かなり広い範囲が出題されるので、夏休みの後に江戸時代より前のことでわからないということがなるべく無いようにするといいです。
欲を言えば明治の歴代内閣の首相やその時に起こった事をザッとテキストや教科書などで見ておくと良いですが、他の科目もあると思うので、ここは余裕があればで結構です。
勉強する際は普段塾などで扱っているテキストがあれば、その復習をしたり、復習用として山川や東進の一問一答を1冊やるのもありだと思います。
僕自身は夏の時点で日本史が65〜70程度の偏差値だったので、テキストの復習や一問一答と並行して「実力をつける日本史100題」もやったりしましたが、結局夏が終わると明治の重い内容の復習に費やしたので、そんなに買ってまでやる必要はないかな、と。
復習は模試や塾での小テストなどのアウトプットの際に間違えた内容をその周辺知識を交えてノートなどにまとめて日本史のやり直しノート的なのを作るのも良いのかなと。
例えば、縄文時代の大規模集落遺跡である「三内丸山遺跡」を間違えたのであれば、ほかに有名な縄文時代の遺跡として知られる、日本最大級の貝塚「加曽利貝塚」、環状列石を持つ「大湯遺跡」、水田跡があった「板付遺跡・菜畑遺跡」なども同じ直しの部分にこうした関連知識もまとめて書き出しておくことで、少しずつ力がつくと思いますよ!
10月以降明治時代を学んだ後は、バリバリ過去問や問題集を使ってアウトプットに重点を置くようにして、よく出題される範囲を完璧するといいと思います。
夏休みの間はとりあえず自分が行きたい学部の過去問の傾向や設問を見て、どんな問題に答えなくてはいけないのかを明確にしておくと勉強の質も上がると思いますよ!
少し長くなってしまったのでまとめると、夏までに江戸時代までを完璧にする。そのために、テキストや教科書と並行し、一問一答や日本史100題などのアウトプットもしながら効率よく進める。
夏休み前後で明治時代を塾や学校で学んでいくので、江戸までの復習をしながら、明治時代の範囲も内閣などを中心に学んでいく。
加えて、夏休みのうちに受験する学部の問題傾向を一通り調べ、重複している部分は特に重点を置く。
復習は模試などのテストで間違えた問題の直しをノートなどに書き、その際にその周辺知識や背景知識(なぜその事象が起こったのか)も書いてまとめると知識の定着もしやすいのかなと思います。
こんな感じですかね!
もしわからないことがあれば適宜質問してもらえればと思います!
文化構想は自分も受験しましたが、その年は国語の問二が漢文体でそこの得点率で合否が別れたので、ぜひ国語の配点にも注意して夏休みのうちに傾向などは見ておいて下さいね!
それでは。
コメント(2)
あおし
貴重なご回答ありがとうございます。とても参考になりました。この通りにまず自分で予定を立てて実行してみます。
現役浪人生
いえいえ、お役に立てたなら何よりです😊
また何かあればぜひ気軽に聞いてくださいね!