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古文助動詞の覚え方

クリップ(3) コメント(1)
3/20 21:23
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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いぬ

高2 千葉県 早稲田大学教育学部(65)志望

今年の春から高3になる者です。 古文の助動詞について質問させていただきます。 自分は去年夏頃に古文が全然得点できず、焦りを感じて単語帳、問題集を本格的にやり始めました。以前に比べ、得点出来るようにはなりましたが、助動詞の意味を見た瞬間さっと引き出すことが苦手です。見た瞬間出てこないと読解の時に支障をきたすと思い、、、でも表を眺めているだけではいつまで経っても覚えられず、なにか方法がないか悩んでいます。 (ちなみに接続の意味や係り結びなどの用法はわかります。) 助動詞表や、助動詞の問題を間違えて解説を読んでいたりして気づく事なのですが、例えば「れ」について、 完了・存続の「り」の已然、命令形 自発受身尊敬可能の「る」の未然、連用形に当てはまります。 ほかにも一つで複数の助動詞や助詞に当てはまるものも、複数あり、さっと引き出してくることができません。 助動詞の整理の仕方にコツがあれば教えて頂けないでしょうか?

回答

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reo

東北大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
とにかく例文に触れることが1番です。 しかし、持っている参考書だけでは例文が1つだけで足りないのではないでしょうか。 かなりレベルを落として、基礎中の基礎レベルの市販の参考書をやりこんで、演習を積みましょう。 とにかく、見る回数を増やすのです。 また、学校の教科書で扱われている文章も基本的な助動詞の活用が含まれており非常に有効です。しかし、答えや解説が授業でしか実施されず、全ての例文を扱うわけでもないので、やはり参考書を購入してとにかく見る回数を増やすべきだど思います。 私は通塾していたので塾の参考書を使っており、参考書のオススメはできませんが、質問者さんと同じちょうどこの時期に本腰を入れ始め、春休み中には自信を持って基礎が完成したと言えるレベルにはなりました。 参考書をやれば、助動詞だけでなく、頻出の助詞や動詞の活用も覚えられると思います。自分が思っている以上にレベルの低い参考書の方が効果的かと思います。 参考にしてください!
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reo

東北大学文学部

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2年間オールE判定からの逆転合格(過去最高65%→本番78%) 受験実体験だけでなく、塾講師経験にも基づき、どんな逆境からでも合格に導くアドバイスができるので、あなたのその些細な悩みを僕に投げかけて欲しいです! お役に立てればクリップやコメント、ファンになって頂けると幸いです。

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コメント(1)

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いの
3/21 10:33
目の前のことで焦ってしまっていた自分が居ました💦 本当に基礎的な参考書を使うことは考えていませんでした。参考にして、頑張ってみます! アドバイスありがとうございました。

よく一緒に読まれている人気の回答

言語文化の勉強法
私は古文漢文が得意だったのでお答えします! 単語はめちゃくちゃ大切です!でもまずは助動詞を覚えましょう!!助動詞が分からないと文脈がとれません。(否定を肯定で取ったり、使役を尊敬で取ったりしてしまうと意味がわからなくなる) 助動詞を覚えるメリットはたくさんあります。 主語が特定しやすくなる、文脈を掴みやすくなる、共テの文法問題が解けるようになる、品詞分解ができるようになる!!逆に言えば助動詞が分からないと何も分からないということです。 私はブツブツ助動詞を唱えて覚えました。帰り道に「る、らる、す、さす、しむ、ず、じ、む、むず、まし、まほし……」(未然形接続の助動詞すべて)とかつぶやいてました笑 YouTubeにも覚え方を解説した動画があるのでぜひ 私は助動詞を覚えてから品詞分解をするのが大好きになりました笑 【私の古文漢文参考書ルート】 *古文 スタサプ古文文法(岡本梨奈)→Z会古文上達(基礎)→共テ演習、過去問演習(単語は日々コツコツ) *漢文 早覚え速答法→共テ演習、過去問演習(句形は日々コツコツ) 古文漢文の魅力は「少しの文法と単語を覚えれば、昔の人と同じ気持ちを共有できる」ことです!!昔の人も「小さいものはかわいい」って思ってたんだ!私と同じ!みたいなそういう発見をしながら勉強していくのが良いと思います。 質問があればお答えします!
東北大学教育学部 84
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古典が読めない
こんにちは。 まず、古典は助動詞と古単暗記にかかっていると言って過言ではありません。 助動詞については 助動詞の表を一通り自分で書けるレベルにまでする。大袈裟だと思われるかもしれませんが、これができないとブランド校以上は太刀打ちできません。表を作成し、活用形と意味を完璧に覚えてしまいましょう。 古単については ①テキストを準備する(学校から配布されていると思います。私は315を使っていました。) ②見出し単語の意味を覚えて行く。ゴロ合わせなども沢山あるので積極的に参考にしましょう。 ③慣れて来たら、例文ごと意味を覚えて行く。(これをすることで古文のリズムに慣れることができます。) 古文単語とは英単語と同様に、覚えることを習慣づけ、定期的に確認テストをしましょう。一般常識は参考書後ろの付録で眺めて覚えましょう。 また、助詞は文の意味を把握するために大事な要素ですが、助動詞と古文単語の次でいいと思います。古単の例文や学校の授業で感覚的に覚えることも良いと思います。 古典は暗記と点数が面白いように比例する科目なので、今から頑張れば大丈夫だと思います。 何かわからないことがありましたら遠慮なくいってください、応援しています!
早稲田大学文化構想学部 ぬい
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文法と単語は出来るのに
古文の全体的な流れですが、 助動詞・動詞の活用及び用法の全暗記 ⇩ 助詞、その他単語帳を使った単語の暗記 ⇩ 基礎レベルからの演習 ⇩ 演習・単語の継続 です。ただ、他のどの教科よりもフィーリングや個人の感覚に委ねられる部分が大きいような気もしています。苦手意識を無くすことは時間をかけるだけでも解決しますが、安定して得点を取れるようにするためには上記の流れを固める必要があるでしょう。 読解で意識するべきは、まずは単語の暗記、特に動詞の敬語の意味や主語・目的関係の暗記です。これが出来ていないと、得点は絶対に取れません。 次に大切なのは、1度解いた問題をとにかく復習することです。 問題を解ききり、丸付けをするだけで終えていないでしょうか? 1度解いた問題は、まずは知らなかった単語を全てピックアップし、それらを覚えます。 次に、現代語訳と見比べ、自分が誤って解釈してしまった文章に印をつけ、その文章をとにかく正しく解釈出来るまで調べ上げます。 そもそも単語を知らなかったのか、活用や動詞などの意味を誤ったのか、目的や対象を誤ったのか、誤読の原因をとにかく分析するのです。 その後、2~3回読み返しましょう。ここまでやって、復習したと言えるのです。 個人的な見解ですが、単語は実際に文章内で使われている場面を見ない限りは覚えにくいと思います。また、共通テストレベルの問題は非常に難しく、初期段階で触れるには早すぎだと思います。まずはかなりレベルを落とした参考書や私立大の過去問を参照しましょう。(私は大東亜レベル⇒日東駒専レベル⇒GMARCH・センター⇒共通レベル⇒二次試験レベルとレベルを上げつつ演習しました。) 参考にしてください
東北大学文学部 reo
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古文・漢文
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古典 覚え方
慶應の経済学部の者です。 まず、単語の覚え方から。 英単語と同じで反復が命です!何度も何度も触れましょう! 助動詞の覚え方にも繋がる話ですが、ゴロで覚えると覚えやすいです。だから僕のオススメの古文単語張は『古文単語565』です。 この単語帳はゴロで古文単語を覚えるというものですが、非常に覚えやすいのでオススメです! 次に助動詞。 古文における助動詞って死ぬほど重要どすよね。だから特別にいい覚え方を教えちゃいます。 助動詞にとって重要なことは3つあります。 ❶接続 ❷意味 ❸活用 ❷に関してはもう慣れで覚えるしかありません。 ❸も声に出して、リズムで覚えてしまいましょう。 僕が教えるとっておきの方法は❶について。さっきの単語と同じですが、ゴロで覚えます。 以下のゴロを声に出してよんで覚えちゃってください! ▶︎未然形接続 らますむさるまじしずむ ▶︎連用形接続 たけきっ(つ)たぬけ ▶︎終止形接続 なまべららむめい ▶︎連体形接続 なりたりごとし段段比的 ▶︎已然形接続 さみしいりか 各ゴロについて解説していくと、 未然〜終止形のゴロはその形に接続する助動詞の頭文字がならんで文(笑?)を成しています。声に出して何度も読むと頭に残ります!(各文字がなんの助動詞を指しているかは自分で調べてください) 連体形接続はそのまんまです笑! なり、たり、ごとし、は全て連体形接続で、それぞれ断定、断定、比況の意味を表します。 已然形接続は『さみ』が『サ変変格活用の未然形』を指し、『しい』が四段活用動詞の已然形』を指していて、『り』が完了の助動詞『り』を、『か』は完了の『か』を表しています。 どうですか?覚えれそうですか? 僕もこの方法で覚えて受験を乗り切ったので、是非これで覚えてもらいたいです! え?文字が被ってて、接続が紛らわしいやつはどうすればいいかって? 文字が被っているのは『またなら(また奈良)』で個々で覚えましょう。これぐらいなら覚えられるはずです! 僕が紹介できる方法はこんな感じです! 古文の勉強の一助になればと思います!^ ^ 勉強頑張ってください!応援しています!
慶應義塾大学経済学部 kp
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古文・漢文
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古典文法について
助詞も古文を読む上で大変重要です。 接続詞「ば」は一文字で3通りも意味がありますし、文意を大きく左右するものです。 終助詞「なむ」と助動詞の組み合わせの「なむ」などは識別で頻出ですね。 必ず取り組んでください! 本来ならば10月には過去問に取り組み始めていただきたいのですが、古典文法、長文読解を残り数日で完成させて早稲田レベルまで持っていくのは難しいです。 なので、英語、日本史優先で過去問演習を始め、遅くとも11月には早稲田レベルに挑戦できるように計画を立てましょう。 古文を学習する上で最も重要なのは、品詞分解の正確さです。 単語と助動詞の文法には自信があるようなので、解いた文章を一単語ずつ、全て意味、活用などを当てはめてください。 古文の問題集には必ず品詞分解の模範回答も載っているはずですから、それを見ながら答え合わせしてください(逆に、現代語訳だけしか載っていない問題集は不親切なので選ぶべきではありません)。 私は古文が得意だったので、毎回の品詞分解の正答率は99〜100%くらいでした。 このような作業をすること、他の科目とのバランスを考えて、締め切りと、それを達成するため逆算した日割りのノルマを着実にこなしていけば、短期間で古文を得意科目にできるはずです。 頑張って・:* .\(( °ω° ))/.:
慶應義塾大学文学部 おゆゆ
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古文・漢文
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古文やばすぎ
古文が苦手な方は文理問わず多いと思うので、少し頑張れば大きく差をつけることができます。 そして、古文はちゃんとした勉強をしていれば2~3か月ほどで得意科目にすることができます。 古文の勉強法について順を追って説明させていただきます。 古文の勉強は日常生活で使わない言語を読み解くという点で、英語の勉強と類似しているところがあります。最初に取り組むべき勉強も英語と似ています。 ずばり、最初に取り組むべき古文の勉強は”単語と文法”です。 単語と文法が分からなければ文章を読めないのは英語と同じです。そして、多くの古文が苦手な受験生はこの二つがほとんど出来ていません。 軽くテストをしてみましょう。まずは、単語からです。 「ながむ」「にほふ」「あく」「おくる」の意味をすべて答えることができますか? また、敬語表現の「たてまつる」「のたまふ」「めす」「奏す」の意味とそれぞれの敬語の種類(尊敬語、謙譲語、丁寧語)を答えることができますか? 次に文法編です。 係り結びの法則を説明することはできますか? 未然形接続、連用形接続、終止形接続の助動詞を言えるでしょうか? とりあえず、このテストにすらすら答えることができなかった場合には、単語・文法が出来ていないということにします。この先で単語と文法の勉強方法について説明しますので、やってみてください。 (1)古文単語の勉強方法 まずは、古文単語の勉強方法についてです。 参考書は何を使っても構いません。基本的には学校で配られたものを使ってください。どうしてもやる気が出ない場合には新しく買うのもモチベーションアップにつながるので良いと思います。 古文単語はどの参考書でも300~350くらいに収まっていると思います。逆に新しく買う場合には、単語の数がこの範囲に収まっているものをおすすめします。今回は使用する単語帳を330単語だと仮定して進めます。これを一か月で完成させます。 一か月で330単語を覚えるにはどうすればいいでしょうか。よくあるのは、一日11単語覚えると30日で330単語覚えられるというものですが、人間の脳はそんなに都合よく出来ていません。全部終わるころには、最初の11単語なんて完全に忘れてしまいます。もっと間隔を短くして、回数をこなすことが大切です。 66個/日×5日で一周してください。 つまり、一日で66単語やります。番号順に1~66番まで取り組んでください。二日目は67からです。5日後に330番まで到達したら、6日目からはまた同じように1番から取り組みます。 5日で1セットの周回を6回繰り返します。5日×6周で30日(一か月)で完成します。5日という間隔と6回という回数が大切なので、必ず毎日取り組むようにしてください。 (2)古文文法の勉強方法 次に古文文法についてです。 古文の文法で一番重要なのは助動詞です。助動詞→敬語→助詞→和歌→(文学史)の順番で取り組むのが良いと思います。 助動詞については、最初のテストの問題にも出したように、未然形接続、連用形接続、終止形接続の助動詞を覚えることから始めてください。語呂合わせでもなんでも構いません。助動詞を言われたら接続をすぐに答えることができる状態にはしておいてください。それがすべて覚え終わったら個々の助動詞の意味と用法について覚えていってください。 敬語については、敬語の種類について理解することが大切です。尊敬語・謙譲語・丁寧語も現代語と意味が異なるので注意して取り組んでみてください。 助詞は副助詞と係助詞についてはすべて覚えてください。「だに・すら・さえ・し・のみ・ばかり・など・まで」と「ぞ・なむ・か・や・こそ・は・も」はすらすら出てくるようにしておいてください。 ここまでやれば、古文の基礎的な文法は他の受験生と大きく差をつけられるはずです。 文法は少し大変だと思いますが、参考書や映像授業(スタサプなど)を活用して進めてみてください。ちなみに私は「岡本梨奈の一冊読むだけで~」のシリーズを使っていました。すらすら読めるので、おすすめです。 これらが、古文を得意科目にするための勉強方法です。ペース良くやれば、すべて2~3ヶ月ほどで終わると思います。試してみる価値は十分にあると思うので、頑張ってください。
京都大学法学部 高田 葵
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古文・漢文
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動詞の語法の覚え方
はじめまして! 動詞の語法ですが、最終的に頭にさえ入ればいいので絶対こうしないといけないというのはないです。むしろ人それぞれ合うやり方があるので色々試してみるといいかと思います。それが分からないから質問している!と思うかもしれませんが、「覚え方」よりも先に「覚える内容」について少し言及させてください。 語法を覚えたいとのことですが、恐らく知らない単語がたくさん…と言うより知ってる単語に新たに知識を紐づけることに苦戦しているのかと思います。ただ全く新しい内容よりかはそういえば見た事・聞いた事あるような語法も割とあるかと思います。そういう時は新しく覚えるというより今まで見てきたものを整理する意識が大切です。 結論から言うと、文型を意識するとかなりスッキリすると思います。 例えば第四文型や第五文型をとる動詞はそこまで多くないので、まとめて覚えておく(調べれば色々出てくると思います)。 第一文型(自動詞)と第三文型(他動詞)の両方をとる動詞もありますが、それも頻出分はまとめて覚えておく。また、自動詞の活用とと他動詞の活用で意味を分けて見るそれぞれで通ずるところが多いことがあります。 最も大変なのが前置詞を伴う活用かと思います。 多くの動詞には相性がいい前置詞があります。なので前置詞ごとではなく、各動詞が相性のいい前置詞を抑えておく方が効率的です。意外とそういうのは単語帳の隅に記載されてることが多いので、そういう所を中心にもう一周するのも手です。 ここで覚え方ですが、色々整理してみるとそこまで多くないと思います。書いた方が覚えられるなら書けばいいし、毎日目を通すだけで十分ならそれでいいと思います。僕自身ただ一覧リストを渡されると「どう覚えたらいいんだ?」とパニックになりますが、覚えるべきことが分かってからは早かったです。しきさんもまずはそれを意識してみると色々やり方が自ずと見えてくるかと思います。 以上です。 私なりの解釈で回答したので、聞きたいことと違う!と思った場合は申し訳ないです。また追加で質問していただければ対応します。 それでは勉強頑張ってください!
京都大学農学部 31
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英語
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古文の勉強法
こんばんは!日々の勉強おつかれさまです。 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 よろしくお願いします。 今回は、①古文の勉強手順の確認 ②具体的な勉強法 について書いていきたいと思います。 ぼくも質問者さんと同じく、古文が全くできませんでした。しかし、受験直前の12月に早稲田を受けることを決意し、約2か月の勉強で古文を仕上げ、早稲田レベルまで実力を引き上げることに成功しました。この経験も踏まえながらアドバイスされていただきたいと思います。 まず①について ・古文の勉強の大きな流れとしては、基礎知識の習得→読み方の習得→演習+文化史 になります。意外とシンプルです。 ・基礎知識の習得とは、古文単語および文法のことです。まずこの2つをしっかり習得しなければ、古文を解釈することはできません。 ・読み方の習得、これが最も重要です。単語と文法を駆使して、どのように古文を読んでいくか、解釈していくかを学習します。 ・基礎知識と読み方を習得したら、後は演習していくだけです。 ・文学史は、高3の秋〜冬からやれば間に合います。(ぼくは1月から始めました。)早稲田などで出題されますが、配点はそこまで高くないので、あまり時間をかけない方がいいと思います。基礎知識と読み方を習得することに重点を置くべきです。 次に②について ・ここから、参考書等を紹介しながら、各手順の勉強の詳細をお伝えします。 ◎単語 ・単語帳は、桐原書店の見て読んで覚える古文単語315をおすすめします。暗記の助けになるイラストや語源解説が各所に散りばめられていますので、飽きずに学習できると思います。 ・ぼくは、単語帳にある315の単語+40の慣用句を古文単語→現代語訳の順で音読しながら、7周ほどやって覚えました。 ・古文単語は、1つの語に対して意味が複数ある場合が多いので、音読しながら覚えることをおすすめします。 ・この単語帳にある見出し語を覚えれば、基本的にどの古文でも読めるようになります。早稲田でも困りませんでした。 ◎文法 ・文法は、河合塾の古典文法ステップアップドリルを使い習得すると良いと思います。 ・特に後半の敬語と助動詞・助詞の識別は大事です。繰り返し取り組み、自分のものにしましょう。 ・ぼくは、動詞や形容詞、助動詞の活用表は繰り返し音読し、身体に染み込ませ、演習問題は問題を1問やる→答え合わせ→次の問題→答え合わせという要領で、答えは紙に書かず、目で解きました。時間がなかったので。 ・全体を3周し、助動詞・助詞の識別と敬語の部分はさらに2周しました。 ・経験からの話になりますが、文法は完璧を目指しすぎない方が良いです。というのも、ある程度覚えた後は、問題に取り組む中で慣れていった方が定着が早いためです。 ◎読み方・解釈 ・ここが古文の肝です。ぼくはこれが受験直前の12月まで全く分からず、勉強が捗りませんでしたし、やる気も出ませんでした。しかし、これが分かってからは信じられないほど、古文が読めるようになりました。 ・そこでおすすめなのが、駿台文庫から出ている古文解釈の方法という参考書です。 ・単語と文法という基礎知識を使い、どのように読んでいけば良いかが詳しく説明されていて、「あ、こうやって読めばいいのか!」というのがズバリわかる一冊。 ・たまに、感覚で古文が読めると言う強者がいますが、ぼくはいつもなんで感覚で読めるの?と思っていました。ただ、この参考書は、基礎知識を利用した論理的な読み方を指南してくれているので、すごく納得できましたし、どんな問題でも通用する読み方が身につけられます。 ◎演習 ・基礎知識と読み方・解釈の方法がわかれば、後はそれを問題演習で自力で使えるように練習を積むのみです。 ・ぼくが1冊目の問題集として使用したのが、駿台のセンター試験短期攻略古文です。センターレベルの良問が10題掲載されているもので、解説が丁寧で、問題数もそう多くないので、時間がなかった自分にとっては最適な一冊でした。 ・今年から、センター試験は共通テストへと変わるため、この参考書は共通テスト短期攻略古文などと変わっていると思いますが、それでもおすすめできる1冊です。 ・これは、問題→答えまでのプロセスを意識して、3周ほどしました。 ・問題演習で大切なのは、丁寧な復習。古文に限らず、読解系のものには、問題→解答の手がかりを探す→解答根拠の発見と決定→解答という、正しい論理にもとづいた一連のプロセスがあります。これを常に意識すると、読解系は上達します。 ・後は、通っていた河合塾の冬期講習、および直前講習を受講し、その教材を丁寧に復習しました。これで早稲田の過去問でも7割程(合格点レベル)取れるようになりました。 ・ぼくの場合、古文を勉強した期間は2か月と非常に短いです。(なんとか間に合いましたが、時の運にも恵まれたので、早くからしっかり勉強してください。笑)なので、問題集はあまり薦められませんが、河合塾の中堅私大古文演習等の予備校から出されている問題集は、比較的解説も詳しくおすすめです。 ・自分の周りの早慶に受かった人は、Z会の古文上達や先程挙げた河合塾の中堅私大古文演習などがおすすめと言っていましたので、そのあたりの問題集の中から自分の肌に合うものを選ぶといいと思います。あまり細かいアドバイスができず、すみません… ◎文学史 ・文学史は、早稲田やマーチの一部で出題されます。配点はあまり高くありませんが、短期間で対策可能なので、直前で良いので対策しておきましょう。入試では、1、2点が合否を左右することも少なくないので。 ・ぼくは、先ほど紹介した古文単語315の巻末にある文学史の年表を使い対策しました。 ・文学史で押さえるべきは、ジャンル(勅撰和歌集や軍記物語など)、作品と作者、年代です。これが1度に押さえられるのが年表です。単語帳の巻末の年表で上記の項目を押さえれば、大概の問題は対応できます。 ・単語帳の巻末の年表の代わりとしては、学校等で配布される国語便覧の文学史年表等が使えます。 ◎お詫び ぼくは、スタディーサプリについては詳しくないので、活用方法をアドバイスできません。この場をお借りしてお詫びします。申し訳ございません。 かなり長くなってしまいましたが、以上になります。少しでもお役に立てれば嬉しいです。古文で大切なのは、単語・文法、そして読み方です。これをしっかり身につけられれば、必ずできるようになります。頑張って! それでは失礼いたします。
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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古文 助詞
古文は文法と単語が命です。 高2生であれば文法を極めてから文章読解に進んだ方が良いです。文法と単語が固まっていれば文章読解はスムーズに進めることができます。 そこで助詞ですが、助詞は助動詞と比べて軽視されやすいですが文章読解においては助詞も助動詞と同じかそれ以上にポイントになってくることが多いです。そのため助詞がまだ全然入っていないのであれば助動詞と同じように講義系の参考書から入って、覚えてきたようであれば助動詞と並行して文法の演習系の参考書を繰り返しやって1秒ででてくるレベルまでやり込むことが大切です。また、助詞と助動詞はかなり忘れやすいので今覚えていても受験までその知識を定着し続けなければならないので、演習系の参考書をやると共に講義系の参考書を復習することも大切です。 敬語ですがこれも読解の時に多きなポイントとなります。敬語は文章を読みながらではないと学びにくい部分もありますが、読解に進むまでに意味と敬意の対象をそれぞれ覚えておくことが重要です。 優先順位としては 単語→助動詞と助詞→敬語法→読解→古典常識や文学史や和歌のルール という感じです。 古文は普段の生活で接することが英語とかと比べてほぼないので最初は慣れず難しいかも知れませんが、古文と言っても日本語なので文法と単語をしっかりとやれば英語よりかなりやりやすくなるので得意科目にでき、他の勉強に時間を回せることもできます。そのため高2の今の時期からコツコツとやり、3年になった時に古文にそこまで時間をかけなくてすむようにすると良いと思います。頑張ってください!
早稲田大学文学部 じゅーん
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夏までの勉強
音読のメリットは、助動詞の接続や活用を覚えられることだと思います。例えば問題で助動詞の活用について聞かれたとき、普段から音読していると「すんなりといく活用(つまり正しい活用)」がわかると思います。ただ、助動詞の活用に自信があれば音読する必要はないと思います。自分もやってませんでした。 識別については、単語はやはりゴロで覚えてました。ゴロなどがないものは覚えにくいので、単語帳を何周もして頭に叩き込みました。文法は文法書に書かれてるような問題を解いてそのあと問題集を解いてみたりしていました。ただ入試で文法についてそのまま問われることは少ないです。現代語訳や読解の問題などに含まれていることが多いです。 漢文はとにかく文法なので文法書や参考書で覚えてください。 自分はあまり古漢に時間を割かなかったんですが、直前になって語彙不足で長文が読めないことに気づき、直前期はひたすら単語やってたたんですが、とても焦りました。きちんと前々から単語は覚えておいて欲しいです。頑張って👍
早稲田大学商学部 フィラデルフィア
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